ジャズ@クリッパーズ

そういえばNAWが試合に出ているのですが、平均7.9分なのでどんなローテなんだろ。このNAWオフェンスが全く形になっていないの苦しいのですが、そもそも誰もゲームメイクなんてしてないもんな。クラークソンの1on1からの3Pで組み立てています。つまりNAWはシンプルに3Pがないから組み立てに行って、プレーメイク能力のなさを示してしまっています。

それをまたもウォールがワンパン速攻で4人の間を抜けて決めますが、ジャンプシュートはちゃんとエアボールします。ザッツ・ジョン・ウォール。今度はパウエルがトランジションアタックしてリードを得ます。なお、ハーフコートはどうにもならん。

ジャズは今度はルディ・ゲイの1on1からオフェンスを作ります。ウソだろ。全くうまくいきませんが、この接戦でもNAWやゲイからやるんだから、それも強さの秘密かもね。

で、またウォールが1人で速攻。全盛期ウォールじゃん。エグイ。

なんかもうプレーオフになったら48分のうち36分はポール・ジョージとレナードを並べて、残りの12分は全てウォールに託してもいいんじゃないかってくらいの凄み。それってウエストブルックにもいえるんだけどね。

さて、タイムアウトのジャズはスターターを戻します。さすがにね。するとコンリーがドライブからフローター&ワン。こっちのオジサンも頑張ります。

ディフェンスではセクストンがウォールに密着デートするのですが、それあまり意味ないよ。意味なくても「ボールを持たせたくない」ってことなんだろけどさ。

逆にクリッパーズはポール・ジョージを戻したので、リバウンドからボールプッシュし、そのまま1on1するポール・ジョージなのでウォールの意味がなくなっていきます。ウエストブルックとウォールの同じ悩み。

そしてビーズリーのドライブファールドローで残り5分同点に。ウォールを出したら逆転して、その勢いのままポール・ジョージと並べたら追いつかれたクリッパーズ。ウォールをコーナーに置いて、ポール・ジョージのハンドラーアタックって何の意味があるんだ?

今度はパウエルが突然のプルアップ3Pをミス。その間にビーズリーの3Pでジャズが5点リードになります。個人技は多いジャズオフェンスだけど、パスアウトは徹底するし、何よりみんなシュート上手い選手だから、組み合わせも自由。そんなところがクリッパーズと違うのか。クリッパーズっていうか殆どのチームと違うんだけど。

タイムアウトのクリッパーズは結局、ポール・ジョージの個人技アタックですが、上手くカットしてきたマンのダンク。しかし、どうもディフェンスローテが悪いクリッパーズなので、今度はセクストンがドライブ&ワン。

で、ポール・ジョージの1on1からキックアウトしてウォールの3Pです。マルカネンがリバウンドファールしてくれて助かったけど、逆でしょ逆。

その後も1on1からの3Pを外すポール・ジョージ。続いてトランジションのチャンスだったけどズバッツがウォールじゃなくてポール・ジョージにパスしたからプルアップ3Pになってミス。

ちょっとあれだね。デュラントにばかりパスを出すネッツのガード陣を思い出すね。サムナーもカム・トーマスも自分で行くのが仕事なのに、デュラントにパスする事ばかり考えてたやつ。今はもっとウォールに出せばいいだけなのに、みんながポール・ジョージを見過ぎです。

ジャズが6点リードの残り2分。リバウンドをとったポール・ジョージ。前に3人走って速攻のチャンス。。。だけど、オリニクがポール・ジョージの顔を叩いてファールで止めます。でた!ダーティープレーでチームを救うオリニク。

タイムアウトを挟んでのクリッパーズは、またもポール・ジョージのアタックからキックアウトして・・・ウォールのコーナー3Pです。バカじゃないの。

で、その後も3Pを外すポール・ジョージでゲームオーバーでした。ジャズを見に来た試合なのに、クリッパーズのいかれた采配で決まったのでした。でも、その采配を生み出したのは、ウォールの素晴らしいプレーっていう皮肉。

〇ウォール
12点
2P6/11
3P0/4
6アシスト

3Q残り3分から4Q開始2分までの5分間で10点を奪ったウォール。しかし、残り7分でレイアップを決めたのを最後に沈黙しました。沈黙したウォールが悪いのか、コーナーシューターにしたルーが悪いのか。

ポール・ジョージがハンドラーし過ぎることも含めて、何してんのか意味わからない終盤のクリッパーズでした。

そんな風にプレーが凝り固まっていたクリッパーズに対して、違う選手で勝負していったジャズ。4Qのマルカネンなんか特に何もしてなかったもんな。ザ・バランスアタックでした。

3P6/9決めたクラークソンが23点、あとはバランス。そんな感じで、また勝ってしまいました。なんだろう。ジャズが良いのか、周りが悪いのか。

いや、ジャズは「良い」んだけど、それにしてもクリッパーズが悪い試合でした。逆転して勝ちゲームに持って行ったと思ったら、ひたすらのポール・ジョージアタックで自滅。

〇4Qのポール・ジョージ
3点
FG0/5
3アシスト

でも、まぁプレーオフだとそんなもんか。問題はこっちなのか。

〇4Qの3P0/11

なお、このうち5本がポール・ジョージなので、やっぱりエースの不調が響いたというか、守り切ったジャズの勝利でした。

オフェンスよりもディフェンスの集中力だったり、崩れない体制の方が目につきました。優れたディフェンダーはいないんだけど、個人個人のファイトとローテのスピード。なんだかゴベアとの対比が強すぎて何が問題だったかを示されているようでもあります。あとセルツらしいぜハーディ。

ジャズについてはもう少し見ていくので次回に持ち越しましょう。でも、戦術には特別感はなく、4Qになってもバランスアタックで高い集中力があったって感じです。うーん、去年のセルツっぽいなー。

ジャズ@クリッパーズ” への2件のフィードバック

  1. 開幕から割とシュートが入れば強い、という感じのジャズだったので落ち始めてからどうなるかですね

    対策は特に無さげな気もしますが…

  2. シュートがなぜか決まる器用なオリニク
    パスも出せ能力の高さを示すルーキーケスラー
    1試合に1本は3pを決めてくるハッスル担当ヴァンダービルト

    おいアズブーキー!席がなくなるぞ!

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