やっとマルカネンを押し込んだズバッツがゴール下を押し込むと、モリスもパワープレーで&ワン。これでクリッパーズが同点にした3Q序盤です。ここでポール・ジョージにマルカネンを当ててくると見事にオフェンスファールしちまった。
今度はモリスとの1on1になったマルカネンがターンオーバーを誘発。モリスが勝手にミスしただけですが、どうもオーラがあるマルカネン。さらにポール・ジョージのドライブもミスショットにしたぞ。
ジャズはコンリーがモリスのスキをついて奪い取れば、オリニクは3Pでリードを取り戻します。さらにケスラーのプットバックでクリッパーズがタイムアウト。
ここの指示が明確で、モリスのマッチアップがビーズリーやセクストンになるので、ひたすらハイポストからモリスの1on1にします。ビーズリーはハードに頑張るのですがねじ込まれねじ込まれ。
追い上げたクリッパーズはトランジションのウォールのパスから、逆転を狙ったモリスの3Pが外れ、逆にケスラーのダンクで突き放されてしまうと、ポール・ジョージも3Pをミスし、カウンターされてしまいます。
ところでジャズも3Pを外してはいるのですが、ほぼカウンターは食らわないし、ロングリバウンドを抑えることも多いです。しかし、クリッパーズが3Pミスするとカウンターが増えます。なんででしょ。
わかりやすい面としてジャズのリバウンドはロングリバウンドを抑えるように広めにゾーニングされており、マイボールになってからも走りやすいです。逆にクリッパーズはゴール下に寄りすぎているので、リングから遠くに落ちるとキープできないし、走り出すのも遅い。
ということで両方が3Pを外していると、段々とジャズの得点が増えます。これはゴベアがリバウンドを取って、スローダウンしかなかった昨シーズンまでとは大きな違いです。
しかし、クリッパーズで唯一、速攻を生み出す男ウォールがスピードで抜け出してのレイアップに、マルカネンのパスを奪って速攻。さらにディフェンスリバウンドから3人いるところに飛び込む高速アタックで残り1分に逆転を作ります。
ってことで、ジャズだけが走っていたのを、急にカットインしてきたウォール。2分くらいで4つくらいトランジションしていたぞ。モリスの1on1だらけの後に、ウォールのトランジションだらけは対応できないわな。
しかし、またクラークソンの3Pです。1on1からの3Pだからチームオフェンスもクソもないんだけどさ。それをウィールが高速レイアップで返し、3Qが終わります。
ということで最後に勝ったウォールが偉い。そんな3Qでした。同じことやってたらジャズが常に先手だったのを、1人でトランジション作って変化をつけてしまったよ。
開幕から割とシュートが入れば強い、という感じのジャズだったので落ち始めてからどうなるかですね
対策は特に無さげな気もしますが…
シュートがなぜか決まる器用なオリニク
パスも出せ能力の高さを示すルーキーケスラー
1試合に1本は3pを決めてくるハッスル担当ヴァンダービルト
おいアズブーキー!席がなくなるぞ!