サンズ@クリッパーズ

2022/10/23

なんとなく各チームの感想を「雑感」でまとめたいと思っているのですが、この両チームはそういうわけにもいきません。なんでかっていると、既に大枠は昨シーズンまでに出来上がっていて、開幕したからって劇的に変化したと書くような内容に乏しいからです。ってことで、ゲームレポートで同時に処理しましょう。

◎変化を求めるサンズ

サンズといえばクリス・ポール&エイトンのツーメンゲームから展開し、オフボールで動くブッカーが外から中から、空いたスペースでミカルって感じですが、試合序盤にツーメンゲームが少ないなーと思ったブレイザーズ戦から、本日のクリッパーズ戦も殆どやりません。

代わりにブッカーの個人技の仕掛けや、エイトンがちょっとだけ難しめのシュートを打って行きます。そしてスターターがクラウダーではなく、カム・ジョンソンになったので、より動き回ってシューターポジションをとっていきます。あまり動かないのはクリス・ポールくらいで、全体的に人が動くようになり、オープンスペースを個人技で仕掛けていく感じ。

カム・ジョンソンとクラウダーを比較すると、オフェンスではカムの方がかなり上です。シュート力あるし、オフボールでのカッティングが上手ければ、ドライブもあるぜ。だからスターター変更でチーム全体の動きは増えたけど、だからといって改善するわけじゃないのが面白い所。だって、所詮は5人目の選手なのだから、動いてバランスが崩れるよりも、他の選手が動くためにスペーシングしていれば十分だったりするじゃん。

そんなこともあってか、前からクリス・ポールとカム・ジョンソンは相性が悪そうで、ワンポゼッションがゆっくりしているPGと動き回るウイングが噛み合っていなかったです。ちなみに試合終盤になるとダミアン・リーが起用されたり、後半のスタートがクレイグになったりと、モンティもかみ合わせが悪いと考えていそうです。

とはいえ慣れ親しんだメンバーなので、スターターはプレーチョイスが異なるくらいで、通常通りの連携があります。一方でベンチはランドールをセンターにするので、従来とは大きく異なります。エイトンの控えにマギーやビヨンボを使っていたのに比べると、ランドールは繋ぎの役割を果たしてくれるもんね。

そこでペインのスピードドライブが活かされ、リーのアウトサイドも加われば面白い感じ(なのかなー)がセカンドユニットです。「なのかなー」程度であり、まだそこまで素晴らしい要素が出ているわけではありません。まぁそんな感じ。

試合はブッカーの個人技アタックが決まりまくり、1Qだけで14点を取りました。これで大きくリードしたサンズですが、そこからは一進一退。つまりリードを保って行きました。試合の感想部分が少ないな。あっ!あとエイトンが歩いているシーンが3つくらいあったから、点差が離れるって危険な要素もあるよね。

そして本日はクレイグの3Pもしっかり決まるし、カム・ジョンソンはコーナーから連打。中を固めているクリッパーズにエイトンは苦戦するものの、アウトサイドが好調でアドバンテージを得続ける前半でした。

クリッパーズの変化 ⇒ ⇒

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