ラウンド8 ギリシャvsドイツ

予選を見た中で「優勝候補は?」という質問に「ギリシャ」と答えた管理人。セルビアは偉大なるヨキッチはいるけど、全体的にディフェンス力が足りていなかったのに対して、ギリシャはヤニスによる1人ディフェンス戦術があるので、全体的にオフェンス優勢なユーロの中では優位に働くんじゃないかと。

そんなことを言ってたら、見事にイタリアに負けたセルビア。ヨキッチのスタッツは偉大だったし、イタリアはヨキッチ止められていなかったけど、点を取り返せばOKだったよね。ユーロ全体がそんな印象あるしさ。

◎外から外から

しかし、ドイツは見事に戦術ヤニスを消します。外からばかり決めまくる序盤。そんなに外から打ってて決まり続けたら苦労しないぜ!っていうくらい打ってるけど、苦労しないんだから凄いな。

基本はヤニスを外してのアウトサイドですが、たまにフランツ君がヤニス相手のステップバック決めたのが偉大。さらにギリシャのディフェンスがアンダーで守るもんだからシュルーダーもプルアップ3P。早々に22-11と二桁リードにしました。

この時点で5分も経っておらず、ギリシャのオフェンスは普通なのに、ドイツが当たりすぎた。当たりすぎたけど、ギリシャの守り方も悪かった。ヤニスをインサイドに置いて、アウトサイドくらいは追い掛け回せよ。

一方のドイツはマンツーにみえるゾーンでインサイドのヤニス封じです。そりゃそうだ。なのでドルシーが3P決めていってマブスファンを喜ばせるシューティングですが、シューティングだけで評価することは出来ないぜ。

こうなるとヤニスの悪い部分も出てきて、エアボールのプルアップ3Pを打つわ、押し込まずにフェイダウェイのターンシュート打つわ。ところが、これは決まった上で&ワンでした。フリースローは外れたけど、リバウンドがギリシャにでてヤニスがミドル。ってなわけでギリシャも追い上げます。

3P8/10のスタートになったドイツ。それで5点リードはアンフェアだよね。

散々3P打ったから、タイスを裏のスペースに走らせるも、これをカットしたギリシャは、ヤニスがインチキトランジションで&ワン。ズルいよヤニスさん。そんなヤニスさんがベンチに下がって試合は落ち着き始めます。

ドイツはドイツで、ヤニスがいなくなったからインサイドを攻めたいのですが、今度はタナシスに苦戦します。なんだか動きが鈍いヤニスに比べて、タナシスの方がハッスルハッスルでカバー範囲が広いです。

1Qはドイツが4点リードしますが、内容を考えたら「4点しかリードしていないなんて・・・」って感じでした。3P決めすぎ。

◎守れんな

2Qはちょっとだけヤニスの前に出てしまった瞬間に、カレイテスからヤニスへのアリウープが決まります。どこにアリウープチャンスがあったのかってプレーですが、カレイテスのパスも上手いんだよね。

しかし、問題はカレイテスのディフェンス。ドイツはローがカレイテスのところから簡単に崩していきます。オフボールで動いてスクリーン使えばついてこれないし、ハンドラー1on1でも簡単にファールドロー。カレイテスがいないとギリシャのオフェンスは「ヤニスの活用」が怪しくなるけど、カレイテスがいると守れない。

そんでもってフランツ君が止められない。オフェンスファールでミスしてくれることはあったけど、基本的にフランツがボールを持つとギリシャは困ってしまいます。だったら、ヤニスがマッチアップすればいいのにね。

そのフランツが仕掛けると近くにいたヤニスがスティールしてトランジションに行こうとしますが、その瞬間にティマンが奪い返し、奪い返された瞬間にファールしたヤニスがアンスポ。さすがにアンスポは可哀そうだけど、これってNBAもアンスポにルール変更されるんだよね。

そんなわけで、さすがに3Pは決まらなくなってきたドイツですが、カレイテスを攻めるか、フランツが攻めるかしておけば、意外と問題が起きません。さすがにちょっとビックリ。

ドイツはヤニスをPGとのマッチアップになるようにスイッチさせて、インサイドを攻めるという形もハマっています。そんな簡単にスイッチするなよ。

っていうか、やっぱりヤニスの動きが悪いような。普段なら自分のマークを捨ててでもヘルプに飛んでくるけど、ジャンプシュートが多いユーロバスケに馴染めていないのか。結局、ドイツはヤニスを相手にしているとは思えないほど、インサイドを攻めていく2Qになりました。

ある意味では、この時点で管理人の予想は外れているわけです。戦術ヤニスが機能していないぞ。

苦しいギリシャでしたが、ヤニスがパスアウトするとしっかりと3Pを沈めて食い下がると、トランジションで持って行ったヤニスを3人で見てしまうドイツなので、パスを出したらきれいなリバースレイアップ。パスだ、パスをするんだヤニス。

残り3分で逆転するギリシャ。ドイツもあんまり守れないね。ピック&ロールからシンプルにヤニスのダンクになっているので、連動して守ることが出来ていません。ヤニスを止めるに人数をかけてしまうのはわかるけど、そうでなくても怪しい。

ところが逆転されてから再びドイツの3Pがオンファイア。偉大なシューター・オブストのオフボールムーブについていくのは難しい。良かったときのダンカン・ロビンソンみたいな感じ。わかっているのについていけない。誰かKCP呼んできて!!

そしてシュルーダーの動きに全くついていけないカレイテスが、やっと上手くチェックに行けたと思ったらファールコールされて3つ目。なお、これでカレイテスが下がったからか、残り1分半で何故かヤニスもベンチへ。

なお、ドイツもドルシーのバックドアカットにオブストがついていけずに&ワン。さすがに、ゴール下ガラガラの時にバックドアされるのはマズすぎるでしょ。

そんな選手たちに比べると、スピードでバックチップしてスティールしたり、ドルシーが倒れた瞬間に追い詰めてジャンプボールにしたりとシュルーダーは守れているぜ。「守れている」が正しいかはわからないけど、ディフェンスで仕事をしている。でもトラベリングもしている。

そしてドルシーのドライブレイアップはタイスがスーパーブロック・・・したけど、テンディングらしい。スローでみたらテンディングっぽかったけど、ほぼレイアップに行ったところで叩き落していたのにね。

そして前半の終わりにはギリシャはスロウカスがハーフコートショットを決めてギリシャが4点リードになって終わります。なんと61-57です。どっちも守れていないぜ。守れていないなら、ヤニスがいなくてもギリシャに大きな違いはなかったっていう皮肉な終わり方でした。

後半 ⇒ ⇒ ⇒

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA