ジェイレン・ブラウンはトレードするべきか

◎どこが向いているのか

ブラウンの特徴を考えた時に、もっともフィットする戦い方をしているのはクリッパーズです。それはポール・ジョージとレナードというウイング2枚を中心に考えているからなわけでして、テイタム&ブラウンのセルツと似ているんだよね。

ただ、違いは極端なスモールロスターをしているクリッパーズに対して、ビッグ気味のセルツということ。前者がオールラウンダーを揃えることを重視し、後者は役割分担のチームです。何でもやらせるならばオールラウンダーのチームが好ましいよね。失敗する可能性もあるけど。

もしも、噂通りにスマートと共にネッツに行くと、そのままデュラントの役割を任されるので、より多様な仕事が待っていそうです。得点は下がるかもしれませんが、総合的には大きな変化が待っていそう。デュラント仕事が出来るとは思えないけどさ。

他にもトランジション中心のチームになれば、アンストラクチャーでの強みが発揮されます。チームUSAではポポビッチによってセンターをやっていたように、インサイドでの強みもあるわけだし、それも面白そうだ。っていうか、スパーズはマレー他でブラウンを狙えば良かったのね。

ブラウンが22歳だったら「このままセルツで成長しろ」といったし

ブラウンが28歳だったら「このままセルツで自己犠牲をはらってでも優勝しろ」といったけど

25歳というのは個人として成長すべき年齢だし、かといって同じ環境では変化が起きない気もするしさ。チームのエースがテイタムってのはいいけれど、もっと「戦術の中心」として活用されて欲しいところです。

しかし、新シーズンもセルツのユニフォームを着て試合に出るでしょう。ブログドンがやってきたのでガードが増え、ブラウンの役割も少し変化するでしょう。キャッチ&3Pが向上し、アシストが減り、リバウンドが増えるかもしれません。シンプルに考えればボールを持つ機会が減るのでオフェンスは苦しそうですが、ディフェンスはより多様な仕事になる期待はあります。

チームとしては戦力アップに成功した中で、ジェイレン・ブラウンに劇的な変化が起こるのかどうか。それはチャンピオンリングへのキーポイントになる気がするのでした。

ジェイレン・ブラウンはトレードするべきか” への4件のフィードバック

  1. タイトルと内容が合ってないですよ
    これなら「JBは移籍するべきか」が正しいタイトルです

    1. いいえ、これで合ってますよ
      この記事はKDトレード案が話の前提にあるからです

    2. C’sファンです。JBにとって、もっと役割増やせばやれるのは分かっている一方で、昨年はゲーム後半にアタックして纏まった点を取る役割を任されて、着実にステップアップしていると認識しているので、その辺りはスタッツと印象に乖離がある気はします。もっとやれるっているのはその通りなので、可能性という意味ではファンにとっては頭が痛いところですね。

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