ペリカンズvsマジック

2022/3/9

レイカーズが勝率を落としてくれる中、CJマカラム加入でプレーオフが見えてきたペリカンズ。そこまで変えるかね、ってくらい変えてくれてしますが、実はグラハムがコートにいても戦えていたので、それがマカラムになったさらに強烈になったことと、ベンチが厚くなったことが関係していそうだね。

対するはマジック。サンダーに続いて「さようならマジック」にしようかとも思ったけど、まだフルツをちゃんとみていないので、そこを楽しみにしましょう。

◎ワンビッグ

ペリカンズは謎の変更点がいくつかあって、1つがハーブ・ジョーンズをPGにしていること。ハンドラーはマカラムとイングラムがいるからPGっていうか「繋ぎ」の役割だけどね。ただし、本日はイングラムが不在なので、ハーブの役割は増えているぜ。

さらにバランチューナスとヘイズを並べてきます。これがオフェンス的には何も機能していない気がするけど、そこはヘイズの成長を促したいのか何なのか。しかも今日はイングラムのところにスネルだから、さらにオフェンスが苦しく、マカラムの3Pが1本決まっただけで3ー10の立ち上がりです。

上手くいっていないけど、このチャレンジが出来るのもマカラムがいるからだよね。プレーメーカータイプじゃないマカラムだけど、それでも、やっぱりイングラムよりはベテランの味があって、スクリナーだったり、カットプレーだったりを使ってあげるので、こんなユニットでもそれぞれに役割があり、困ったら外から打てる。

タイムアウトをとっても、そこまで改善しないオフェンスですが、代わりにディフェンスを頑張れるメンツだよね。あっさりとワグナーに裏を取られることもあるから、チームディフェンスが構築されているわけじゃないけど、固いは固い。ジリジリと試合のテンポが落ちていくので、マジックが圧倒している匂いが消えてきます。

そうこうしているとヘイズ⇒グラハムで正常化させてみると、バランチューナス1人になったインサイドでWCJに連続でアリウープダンクを食らい、収縮したところでワグナーにコーナー3Pを食らい、コール・アンソニーにも外からやられ、わかりやすく失敗してしまいました。

これがね単に「グラハムが守れない」ならいいんだけど、どっちかというと「バランチューナスでは守り切れない」匂いの方が強いんだよね。だからヘイズと並べたいんだろうけど、ウイング陣がカバーリングするシステムになっていないから、ワンビッグが苦しい。言い換えれば、これが解決すれば攻守のバランスを取れるのに。ザイオンが解決してくれる・・・のかなぁ?

バランチューナス⇒エルナンゴメスになって、WCJのドライブについて行けずファール。続いてコール・アンソニーのドライブレイアップ。うーん、ワンビッグは厳しいな。

マカラム⇒アルバラド(?)になったらゾーン。こんどはオキキに3Pを食らいます。マーフィーが連続でコーナーからの合わせを決めて反撃はしたものの、ワグナー兄にも押し込まれて、なかなか散々なディフェンスの1Qでした。見方を変えれば、オフェンスが苦しいスターターユニットだったけど、それはそれで間違いではないのか。イングラムかザイオンさえいれば、、、両方いたら困りそうだけど。

30-17で13点リードのマジック。こっちはバンバとWCJ並べてOKなんだから、ちょっと不公平な気もしちゃうね。

◎PG争い

最近は若手でスターターを組むようになり、ベンチからハリスとロスが出てくるマジック。それはいいけどフルツが欠場だよ。それじゃ面白くないのにな。

さて、インサイドはワグナー兄のみとなり、アドバンテージを得られなそうだったのに&ワンで点差が開いていきます。ただし、今日はロスが外れの日みたいで20点差には届かず。マカラムの個人技にぶった切られて点差が縮まっていきます。ハリスはマカラムを守るのが苦手。

サッグスが見事なパスアウトからワイドオープンを作るも決まらず。サッグスはポストアップからファールドロー。さらに3人の間を強引にドライブに行ったら止められてジャンプボールに。うん、なんか積極的だねサッグス。かなり遠慮しているように見えていたシーズン前半から、立ち位置が変わってきたみたい。

これまであまり見られなかったので、興味深い変化ではあるものの、基本的に個人突破になっており、あまりセンターとPGが絡まないマジックらしさにもなっています。なんとなく、これだとサッグスはセカンドガードでオフボールしていた方が良かったかもね。こういうのムズカシイネ。

そんな時間もあっという間に終わり、スターターが全員戻ってくると、良い意味でバランスアタックなのですが、悪い意味でシュートミスからのトランジションの戦いが増えてしまい、せっかくのリードなのに試合がふらふらし始めます。つまりPGなら、もうちょっとスローダウンを考えるべきだった時間帯。

するとハーブ・ジョーンズにトランジションを決められれば、マカラムのキックアウトから3P。ちょっと急いでしまったぜ。なんて時にコール・アンソニーがプルアップ3Pで止め、ボール運びでのファールドローでフリースローをゲット。エースな仕事をしてしまいました。これがあると差を見せつけられた感じでサッグスはポジションを奪えないね。

そして最後もコール・アンソニーのパスからワグナーがコンタクトしてのレイアップを決め、56-41と15点リードにして前半が終わります。最後のコール・アンソニーのラッシュが大きかった2Q。26点のうち7点が残り1分くらいからのプレーだったもんね。

フルツがいないのは残念な試合だったけど、ガード陣の競争が激しいことは十分にわかる前半でした。

◎マカラム

マカラムがタフミドルを決めると、そのマカラムのパスでハーブが走ってファールドロー。さらにバランチューナスのミドルで点差が一けたになると、ハーブと交代したグラハムもプルアップミドルでマジックがタイムアウトです。

前半同様にツービッグのペリカンズはオフェンスについてはマカラム頼み。続いてグラハムも来たから2人のハンドラーに託すに近いのですが、その2人からちゃんと展開されるので、周囲も絡んでいます。

一方のディフェンスはサッグスのドライブに横から手を出したバランチューナスがスティールするなど、中を固めるのが上手くいっています。といっても、ビッグマンが引き出されもするので、スピードについていけるわけじゃない。マジックはシンプルに外から狙う形をするべきでしたが、若かったサッグスがドライブを選択してしまった。こういうところはイングラムとマカラムの選択に差があるのに近いね。

そしてタイムアウトで準備してきたであろうオフェンスに対して、ゾーンにして無効化したペリカンズ。今シーズンはこのパターンが本当に多いね。プレーオフになったら「あいつらタイムアウトあけはディフェンス変えて来るぞ」も読むのだろうけど、シーズン中にはそうもいかないだろうな。

ってことで困りそうなところで、またもコール・アンソニー。ドライブからショートレンジを決めると、オフェンスリバウンドのWCJからパスを受けて3P。大事なところで決めることでサッグスとの差が・・・。続いて3Pで広がったところでワグナーがドライブからのスピーンムーブ。今度はワグナーの3Pフェイクからアンソニーにドライブさせてファールドロー。

いやいや、気が付いたらこの2人の同居も上手くいきそうなのか。マジでサッグスだけが蚊帳の外にいる気がしてくるね。WCJとバンバがいてもバランス取れて、アンソニーとワグナーが中外で点を取れる。なお、サッグスはベンチでハンプトンが出ています。

再び二桁に広げたマジックでしたが、バランチューナスが取り返します。グラハム、マカラムときてのバラチューナスは止められない。お互いに複数のオプションを活用するようになったので、なかなか止めきれない状態に。前半に沈黙していたのがウソのように点を決めていくペリカンズ。何とか取り返すアンソニーとワグナー。

しかし、こうなるとマカラムが止められない。マジックはWCJもバンバもアウトサイドまで追いかけるタイプだからスイッチするけど、そこでイージーに決めていくマカラム。止まらん。止まらん。止まらん。で3Pをヒットさせ残り2分半同点に。

〇3Qのマカラム
14点
FG6/8
3アシスト

バランチューナスも10点でグラハムの5点と合わせて3人で29点を奪い猛反撃したペリカンズでした。しかし、ここからオキキがドライブファールドロー。オキキも積極的になってきたね。WCJはスピンからのフェイダウェイをヒット。誰もが点を取れる良さが出てきたマジックが81-73と8点リードに戻して3Qが終わります。

◎センター対決

ナジ・マーシャルのハードチェイスに苦しむロス。 アルバラド(?) がドライブを決めれば、ワグナー兄からボールを奪ってヘイズのダンクをアシスト。でもロスのパスからダンクで返すワグナー兄。4Qは互角の展開で始まります。

そうなると負けているペリカンズから動きます。マカラム投入で一気にリズムを作るとバランチューナスもダンク。気分は追い上げているんだけど、マーシャルを下げたらロスがタフショットを決め始めてしまって10点差が変わりません。ハーブはシュートを落とさせる守り方で、マーシャルはボールを持たせない守り方なのかな。

タイムアウトのペリカンズですが、その後でワグナー兄のパスからロスが360ダンク。これで14点差と逆に開いてしまいます。マジックはワグナー兄でバランチューナスを外に引き出しており、どうしてもディフェンスの安定感がなくなる例のやつ。

残り4分。バランチューナスはオフェンスで取り返します。ショートレンジを決めると、さらにドライブ&ワン。フロップしすぎウィザーズな癖が出ているワグナー兄。それでもコーナーからドライブしたハンプトンに、逆サイドの3Pラインの外から合わせてファールドロー。センターの見えない攻防がキーになっているぞ。

3Pラインの外でパスを狙うバランチューナスにプレッシャーをかけて、余計なファールとフリースローを与えるワグナー兄。なんだこの攻防は。さらにフリースロー後のスローインで誰もいないところにパスを出しターンオーバー。残り3分切っているので交代させればいいのに、若干の負けたい気持ちがジャマをしているのか、このユニットが良いと感じているのか、交代させません。

残り2分で9点ビハインドのペリカンズは当然マカラムに渡すのですが、これが決まらない。一方で決まらなくても時間を使うロスとハンプトン。負けるなら、その選択はないので、ニャンとも言えない。言えない中で残り1分12秒に再びワグナー兄がスピンからのファールドローで8点リードとなり試合が決まったのでした。

いやー、何考えていたんだろうね。確かにセカンドユニットの方が良かったから、そのまま使い続けたのもわかる。でも、ワグナー兄だけは足を引っ張っていたので、交代させるべきだったし、交代させないってのは「負けたい」ってことだろうね。ところが、そのワグナー兄が頑張って勝利をもぎっとったような展開でした。

◎プレーインで波乱を

裏の試合でレイカーズがロケッツに負けてくれたので、9位との差は1.5ゲームのまま。後ろにいる11位ブレイザーズは勝つ気がゼロになっており、勝率4割だけどプレーインは見えてきたぜ。なんじゃそりゃ。ウエストはプレーイン不要だよねぇ。プレーインの有無は順位じゃなくて勝率でもいい気がします。8位から3ゲーム差までが参加できるトーナメントとか。

イングラムがいないので何とも言えませんが、どうしてもバランスをとることができないペリカンズ。ただ、この試合を見てもなんだかんだとツービッグでディフェンス固めて、イングラムとマカラムの得点力を頼りにするのが王道っぽいね。

ただ、ずっとそれは出来ないのでハーブ、スネル、マーシャルあたりを有効活用したい。ロンゾ&ブレッドソーもだけど、ディフェンダー自体はいるんだ。ただ昨シーズンはザイオンの難しさがディフェンスを強化できなかった面もあったね。

いずれにしてもシーズン後半になって調子を上げてきたのは確かだし、戦い方をいろいろと工夫しようとしている。バランチューナスが機能すればオフェンスはそれなりになるので、どうすれば安定して機能させられるかと、ディフェンスのデメリットとどうやって天秤にかけるのかだね。

マジックはフルツを見れなかったのが残念。それ以外は「さようなら」で書きたいことは大体きまっています。結局、期待していたサッグス&WCJは失敗に終わりそうだし、来シーズンも継続してやらせるほどの魅力はないよねぇ。

オキキがディフェンスの人ではなくなり、ワグナーやサッグスの積極性もあって、期待していた要素は出てこなくてもネガティブには見ていません。タレントが多過ぎるのですが、ロスやハリスはいなくなるだろうし、ヤングユニットの競争要素が強まるのかな。

ペリカンズvsマジック” への1件のフィードバック

  1. ORLは見極めつつタンクと言えばそうなんでしょうけど、なんかガチャガチャし続けてますね。このままコールアンソニーを軸にいくのほんとか?と思わなくもなく。

    NOPはイングラムが出ている試合は勝率5割なので、案外順調と言えなくもないですが、ここ数年の一巡目が軒並み怪しいのが気になるところ。ハーブがいるからいいか。

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