ショートショート
普段ならTwitterで書いてしまうことをブログで短く書いてみようのコーナーです。
モラント、フォックス、ラメロ、SGAの誰が初めてのオールスターに選ばれるのか?
①モラント
まぁ大本命はモラント。既にオールスターに選ばれていると思って記事にしちゃったこともあるし。プレーインでのあの活躍を見れば「本当にオールスターに相応しいのは誰だ?」といえばモラントなのさ。ザイオンよりもね。
チーム力積み上げているグリズリーズは大崩れしないだろうし、このまま行けば新シーズンも8位以内には入ってくるでしょ。個人としてはいうことないので、純粋にチームが勝てればオールスターです。
②フォックス
それはフォックスも同じ。ただキングスがグリズリーズよりも勝率で上回るっていう想像がつかないだけ。トリプル・ポイントガード・システムが機能して躍進すればあるのかな。
オールスターの場合は1月くらいまでの成績次第だからスロースターター気味のグリズリーズと、先行逃げ切り(逃げ切れない)型のキングスなので、シーズン序盤ならキングスが上回るかもね。
③SGA
もっと読めないのはサンダーの成績か。普通に考えれば最下位を独走するんだけど、そうはならないのがサンダーの凄み。ホーフォードがいなくなったと思ったらフェイバーズが来てしまったから、本気でやれば勝てるよね。
23.7点、FG51%、3P42%。これで選ばれないってのはウソだよな。SGAは常に選ばれて良さそうな成績のところにいるのに、その重要性をわかっていない投票者が多過ぎる印象もあります。
シーズン通じて35試合しか出ていなかったので、現時点ではマイナススタートだな。それを覆すほどサンダーが勝ちまくるってのは・・・サンダーの本望じゃないだろうしなぁ。
④ラメロ
ラメロは逆に過大評価というか、チームでの重要性以上に高く評価されていそうなので、オールスターのチャンスがあるようにも見えますが、実際にはヘイワード、ロジアーに次ぐサードオプションみたいなもんなので、難しいでしょ。
少なくともヘイワードは選ばれないと変だから「ホーネッツから2人選出」なんて自体が起きるのかどうか。ただイーストって欠場も多いイメージだし、なによりヘイワードが故障しまくるし、リーグが選ぶ代替え選手としては「注目を集めそう」ってことで指名される匂いはするよね。
ウエストはラスが戻ってきてしまったので、ガードが再び激戦になってきました。偉いのは若手で激戦になっている事なんだよな。カリー、リラードを除けばドンチッチ、ドノバン、ブッカーがワンランク上にいて、実はディアンジェロもいるし、ジェイレン・グリーンが食い込めるかも面白そう。
イーストはヤングを除けば若手で食い込む感じの選手がおらず、既定路線みたいな選出だから、その意味ではラメロってのは選びたくもなるよね。
◎マルカネン
注目の移籍先が決まらない選手だったマルカネンですが、まさかのキャブス行きです。どうなってんだ。
これでマルカネンはMIP候補の1人となりました。「絶対に活躍するぜ」ではなく「ひょっとしたらハマって点を取りまくるかもね」ということです。0か100かとは言わないけど、それに近い要素がある。
キャブスはこれまで「ウイングが死ぬ」チームでしたし、ルビオが加わった以外はこれといって変化も出てこなそうなので、マルカネンも同じく死んでしまう可能性があります。ナンスが活躍していたといっても、主としてディフェンスの話であり、31分で9.3点しかとっていません。さすがにマルカネンはもう少し上積みするでしょうが、少なくとも「ウイングが活きる」はずはない。
この要因はガードに自由にやらせるチームオフェンスに問題があり、基本的に「自分で突破しろ」が大前提。セクストンの良し悪しではない部分でも使われないので苦しいです。だから7割がた上手くはいかない。
一方でキャブスの良かったところはガーランドとセクストンの個人技頼みに近いけど、一旦キックアウトが出てくるとボールムーブするところであり、同時に「ウイングは均等に死ぬ」ってことでした。要するに目立てはしないけど、パスはそこそこ出てきます。ここにルビオが加わり、より「マルカネンのシュート力を使うぞ」という意識が高まったら成功する可能性もあるわけです。
「ウイングが死ぬ」とはいったものの、そもそも『エース格になれるウイングなんていなかった』の方が正しいし、加えてドラモンドがいたからセンターもボールを持ちたがった。マルカネンは動かないラブとは全く話が違うじゃん。
もしも積極的にマルカネンを使う意識を持った時に、周りを見回すとアグレッシブなスコアラーはセクストンしかいないこともプラスです。ガーランドとルビオはパスを出すべき相手に出来るし、ピック&ポップも使いまくれる。ゴール下はアレンがいて、体格のウイングにはオコロがいるから、ハードワークは任せられる。
そんなわけでキャブスの陣容を見るとマルカネンがエースになってもおかしくないので、ここでハマる可能性も2割くらいありそう。
問題はモブリーだな。マルカネン、アレンと3人でローテするなどを考えれば、そんなに否定的には見ていないけど、この時の大前提は「モブリーはセンターも出来る」ってことであり、ルーキーにとってはユニットによって役割が変わっていくのは厳しいかもね。
さて、このトレードは相変わらずブレイザーズの不思議さを示すものでもありました。昨オフにキラーディフェンダーとしてチームの中心に位置づけたデリック・ジョーンズを早々に諦め、そこに何故かナンスです。しかも1巡目指名権を放出していますが、そこまでナンスに価値があったのか?
ナンスについては肯定的なんだけど、ヌルキッチとコビントンのインサイドに控えとしてナンスが加わります。結局はパウエルと高額契約したことが柔軟性を失わせているんだよな。パウエルがいなければ「コビントンをSFにしてインサイドディフェンス強化」なら理解できるけどさ。あのサラリーだと・・・。
コビントンに1巡目を2つ、ナンスに1巡目を1つ。同じPFに3つも使っているんだ。ザック・コリンズにも2つ使ったし、リトルもいるし、なんでPFに投資しまくって外しているんだろ・・・
なお、ブレイザーズはマルカネンを手に入れたかったようで、ブルズがトレードに納得しなかったからキャブスが加わったとか。それで「ナンスでOK」になるのも意味わからん。
ブルズはデリック・ジョーンズを加えたのは良いトレードです。ディフェンダー増であり、しかもマルチポジションなので、ちょっとポジションに偏りのあるブルズにはマッチしそう。ガード相手のディフェンスに不安があるチームだけど、ロンゾとのコンビでプレッシャーをかければ。
しかも1巡目と2巡目を手に入れたので、マルカネンの対価としては十分でしょ
キャブスがそこまで「マルカネンが欲しい」のか
ブレイザーズがそこまで「ナンスが欲しい」のか
どっちもわからないけど、ブルズだけは得をした(損キリ成功)ようなトレードでした。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
キャブスは
セクストン、ガーランド、オコロ、マルカネン、モブリー、アレンと個人的には楽しみです。ガードはどうにかしたいですけどね…
HCをなんとかしたいです・・・
何かラブが残り2年バイアウトに全く興味ないんだとかで、CLEのインサイド事情は混迷を極めそうです。SFマルカネンという珍戦術もあるんじゃないかと思い始めました…
ナンスもやっていたし、やりそう。
ラブはバイアウトしないのはいいけど、悪影響のあるプレーをするのでちょっとね。
純粋に勝てればモラントはオールスターですよね。今のグリズリーズをPOチームにしているのはモラントとタイラージェンキンスですし!!単純な能力としては、フォックスやSGAに勝っているかは微妙な気がしますが・・・
ずっと決まらなかったマルカネンが、ビック飽和気味のキャブスに行くとは・・・選手たちはそれほど悪いとは思いませんが、キャブスが整理できる気がしません。ま、ルビオが上手いことやってくれるのかなー
ルビオさん、苦しそうな事を言ってましたね。
マルカネンみたいなユーロ系を集めた方が上手くいく気がするのですが。
グリズリーズは動きまくったけど、ちゃんと結果を出せるのか。