ホークスのオフを妄想しよう

本気で「さようなら」を忘れていたホークス。でも、本当に書くことないというか「よく頑張りました。来年も頑張りましょう」なんだよね。この感覚ってすごく難しいですが、良かったことはいっぱいあったし、問題もいろいろあるんだけど、でも、そんなこと全てを乗り越えるくらいに結果を残したじゃん。

例えばハーターなんかは、ちょっと物足りない部分が多かったシーズンなんだよね。もっとシューターとして独り立ちし、プレーメイクも伸ばさないといけなかったけど、微妙に伸びないシーズンでした。でも、それを覆すプレーオフがやってきたんだ。それもハーターはチームがあそこまで勝ち進んだから脱皮できたわけで、ヤングやコリンズほど素直に喜んでいいのかわからない。

かといってヤングは誉めても仕方ないでしょ。まぁロイド・ピアースからマクミランへの変化については、いろんな要素があったので、そこはドラマがあったぜ。ってことで、マクミラン体制で考えるべきことも含めて、さようなら半分、妄想半分だよ。

◎ピアースとマクミラン

マクミランで勝ちまくった理由が、単に「主力が揃う時に交代した」ってことなのですが、それはフロントがピアースをクビにしたかったってことです。現在、チームUSAのタイムアウト時にはポポビッチではなくピアースがオフェンスの指示を出していますが、オフェンシブなコーチだったピアースから、ディフェンスコーチのマクミランへの変化なので、狙いもわかりやすかったです。

この変化はしっかりと結果に結びつきました。ホークスは守れないチームから、急激にディフェンスのチームに変貌し、それが好成績に繋がっています。

〇ディフェンスレーティング
ピアース時  112.5
マクミラン時 111.8

プレーオフ  110.5

〇オフェンスレーティング
ピアース時  112.6
マクミラン時 116.0

プレーオフ  108.8

あれっ!?意外とそうでもなかったな

終わってみれば、ほぼほぼ同じレベルに収束し、逆にオフェンスの良さが目立ちますが、このオフェンス面はちょっと難しくて、単純にケガ人が戻ってきたのも大きいんだよね。そしてプレーオフでは大きく落ちています。ただ、マクミランになってからの違いで言うと

接戦を制することが増えた

これが非常に大きかったです。だからスタッツよりもディフェンスが良くなっている気がしたのか何なのか。プレーオフでもレーティングではマイナスながら、カンファレンスファイナルまで進んでおり、勝ち切れるチームとして機能しました。とにもかくにも、これがホークスにとって最も大きな変化になったので、やっぱりピアースからマクミランになって正解なのでした。

◎選手構成

しかし、プレーオフはラッキーな側面もあったし、相手の弱みを使い切ったともいえます。それはマクミランの成果だな。ただ、明確に問題もあって「ウイングのフィジカル不足」に悩みました。最後にレディッシュが戻ってきて、3Pを決められるフィジカルな選手の良さを感じさせてくれましたが、まさにあのポジションが足りなかった。レディッシュやハンターがいれば、バックス相手でも勝機を掴めた気もするし、シクサーズに負けていた気もする。

でも「足りなかった」はウソです。だって、ソロモン・ヒルもスネルもいたじゃん。層の厚いホークスだ。マクミラン就任当初に重用されていたスネルですが、次第にプレータイムをなくしていきました。ソロモン・ヒルもシモンズ対応でスターターになったけど、結局はベンチへ。なんだかんだと、マクミランらしくない采配で

ディフェンダーよりもオフェンス問題の解決

という部分に積極的だった気がします。試合の最後はガリナリを使えばOKだったので、大きな違いにはなっていませんが、これらのことはオフにおいては重要です。

でも、マクミランといえばペイサーズ時代の「選手層を使い切った」のが印象的だから、ホークスのこの体制の方が本当は適しているんだろうね。あと、ペイサーズ時代といえばジョン・コリンズがサディアス・ヤングの進化系みたいになっていたのも印象出来でした。

プレーオフではディフェンスの良さが目立ったコリンズですが、センター起用は少なくPFだからこそカバー要員だったり、エースキラーだったりで使い勝手の良さがありました。そうね。一番マクミランらしかったのはコリンズだった気もします。

そんなわけで来シーズンに向けて、プレーオフを長く戦ったことでマクミランの考え方にも変化があったし、求められる選手構成もちょっと変化したかもしれません。

①コリンズは残したい
②ディフェンスは大事だが、オフェンスはもっと大事
③選手層がある方がマクミランの良さが出る

大きく分けて、この3点を重視してオフについて考えましょう。

◎コリンズとの再契約

「マックス?仕方ないな。マッチするよ」

結論はこれなのですが、出来ればマックスにしたくないのも事実です。他のチームが砲撃を浴びせてくるか次第ですが、いずれにしてもホークスはマッチします。ちなみにコリンズが微妙だったのは3年目に比べてスタッツが落ちた事です。

〇コリンズの変化
得点 21.6→17.6
FG 58.3%→55.6%
3P 40.1%→39.9%
リバウンド 10.1→7.4
ブロック 1.6→1.0

軒並み数字が下がっています。得点の減り方は問題なのですが、FG%はそこまで酷い下がり方をしていません。シュート機会が減ったのは層が厚いロスターになったからで、リバウンド数の減少はカペラが加わってセンターをやらなくなったからです。総じて層の厚さがコリンズのスタッツを下げました

もしもプレーオフに進んでいなければ、マックスではない額で再契約していたかもしれませんが、明確にヤングに次ぐキーマンになっていた以上は、ここで再契約を渋れば来シーズンの戦力ダウンは必至。それは出来ないでしょ。

そしてヤングはマックス確定なので、再来年から2人のマックスプレイヤーがいる前提で考えなければいけません。これに加えてハーターがいるし、未来計画はかなり大変なんだ。

若手たちのサラリーは上がっていくが、層の厚さはキープしたい

これがホークスがやらなければいけない事なので、大事なことは選手を的確に整理していく事と、コスパの良い選手を連れてくる事です。ドラフトも大事になりそうだ。

ガリナリ+ボグダノビッチ+カペラで23年まで58Mくらいあるので、ここに2人のマックスとハーターの増加分が乗っかると、ほぼほぼキャップスペースが埋まります。言い換えれば、翌年から始まるハンターとレディッシュの更新時には空いているので、ギリギリ耐えられるといえば耐えられる。

【ルーキー契約の残り期間】
ヤング  1年
コリンズ
ハーター 1年
レディッシュ 2年
ハンター   2年
オコング   3年

まぁこの6人をコアにしていけばOKなので、ここには手をつけない想定です。特にレディッシュとハーターはトレードの話も出てくるかもしれませんが、それで高いサラリーの選手を掴むわけにもいかないので、難しいんだ。例えばね。

【ホークス】
ベン・シモンズ

【シクサーズ】
ボグダノビッチ
ハーター
レディッシュ

こんな事を持ち掛けられた時に、戦力的な側面よりもサラリーが問題になってしまうのよ。まぁ負けたチームが持ち掛けたら顰蹙だけどね。

ってことで、ホークスが持つ最大の武器は「ルーキー契約でサラリーの安い選手」なので、ここは絶対に手放したくはないのです。今回コリンズを手放すかどうかはポイントでしたが、あの活躍ではマックスでも受け入れるので、その前提で行きましょう。

◎ガリナリ、ボグダノビッチ、カペラ

さて、次にこの3人について考える必要があります。ここは戦力としては必要だけど、サラリーを考えると放出するべきか検討したい3人です。1人でも減らせば補強がスムーズになります。逆に減らさないと補強がしにくいのも事実です。

まず結論が出ているのは「ガリナリは手放せない」ってこと。このチームで最も安定した得点方法を持っているし、プレーオフではガリナリのアイソにお任せパターンが頻繁に出てきたので、放出するわけにはいきません。

またコリンズの控えがガリナリしかいないし、コリンズをセンターにするのもガリナリが必要です。いろいろ含めてガリナリだけは手放すわけにいかない。

次にカペラも同じく重要な存在なのですが、プレーオフでオコングがみるみる成長してきました。どうもロケッツの最終年からカペラはペリメーターディフェンスが怪しくなってきたので、より動けるオコングにバトンタッチしたくなります。

ただ、難しいのは「1年早い」気がすることであり、だからといって「プレータイムを与えないと伸びない」ということも見えている事です。だからカペラは残したい気もするし、思い切ってオコングにしたい気もする。間を取ってトレードでサラリーの安いビッグマンに切り替える手段はあります。

【ブレイザーズ】カペラ
【ホークス】 ヌルキッチ

例えばこういうこと。もしもブレイザーズがヌルキッチタイプを不要にするなら、カペラで成立するかもね。まぁこれはないな。ないけど、例示としてね。とはいえ、そこまで大きなサラリー削減にはならない事もあって、オフというよりはデッドラインの補強の際に考えれば十分かなーって気がします。

あぁそういえばタイスをFAで獲得してカペラを出すってのはアリかもね。3Pを打つセンターはコリンズになるわけだし、少なくともディフェンスで働く選手なら成立するはず。難しいのはヤニスとエンビードが強さを発揮していたので、やっぱりカペラから質を落としたくない事かな。

そしてオコングが手術したそうで復帰まで6カ月はかかるとか。これでカペラ放出路線はかなり難しくなりました。

最後にボグダノビッチですが、プレーオフのスタッツを考えると、売り時な気もしてきます。

〇プレーオフのボギー
33.2分
14.1点
FG39%
3P33%
2.9アシスト
1.5ターンオーバー

このスタッツはFGに難はあれど「しっかり活躍した」と評価できます。これ増せと違いプレーオフという場面で結果を残したことは他のチームから見てもプラスに働くはず。実際にホークスとしてもボグダノビッチは欠かせない選手でした。

ただ、プレーメイカーとしてはどうなのか。ちょっとセカンドプレーメイカーにしてはアシストが少ないのが気になります。ホークスにはレディッシュとハンターがいるので、2人のケガさえなければボグダノビッチは不要だった気もします。

ここの問題は実際に来シーズンに2人にボグダノビッチが押し出されると、トレードの価値が下がってしまう事。だから「売り時」な気もするし、でもケガは起こりがちだから「まだ残したい」気もしてきます

「売るならボグダノビッチ」というのが結論です。それを前提においてください。なんせホークスは契約切れの選手も多いので、ある程度の資金が必要になる可能性があります。別にボグダノビッチを売らなくてもいいのですが、そうなると来オフがとても苦しくなるかもしれないので。

【契約切れ】
ソロモン・ヒル
スネル
ルー・ウィリアムス
ダン(プレイヤーオプション)
グッドウィン

これらの選手がいなくなることを含めて、FAを考えていきましょう。

◎プレーメイカー

最大の問題はプレーメイカー不足です。PGの控えとしてルーがいなくなるのも困るので、色々考えなければいけませんが、とりあえずルーの再契約は優先事項です。まぁルーは他のチームに行きたくないので、残るのでしょう。そもそもサラリーも激安なんだけど、これも似たような額で終わりそう。高くて3年30Mくらい。

唯一ライバルになるのがレイカーズ。で、欲しそうだよねレイカーズも。適度なサラリーで契約してくれるPGでありアタッカー。LAに戻りたそうな気もするし、レイカーズが手を出して来たら、結構つらそうなホークス。ウエストブルックのトレードが成立すればいいのに!と思ってそう。

仮にルーがいなくなったことを考えると、ダンはプレイヤーオプションですが、プレーメイカーとしてはイマイチ。
ハンターはプレーメイクって感じじゃないので、頼るとしたらハーターとレディッシュの2人です。うーん、結構つらいんだ。

そんなわけでルーの再契約に失敗するケースを想定しておく必要があります。PGはコスパの良い選手か、サラリーの高い選手の2択になりがちなので、ここはドラフトで補っておきましょう。ホークスの指名順位は20位なので、控えPGが欲しいとなれば、そこそこ期待できます。

NCAAチャンピオンのベイラーのスコアリングガードであるジャレッド・バトラー。正直、もうこれで決まりです。理由は「所詮はヤングの控え」であることと「1年目からプレーオフで結果を出せる選手」が欲しいこと。

オールアメリカン
NCAAチャンピオン
3年生
ファイナル4MOP

なによりも最後ですね。NCAAのファイナルMVPを手にした勝負強さがあれば、プレーオフでの活躍も期待できます。ちなみに実際にはMOP取った選手はNBAではあまり活躍していません。最近だとこんな選手達です。

カイル・ガイ
ディヴィチェンゾ
ジョエル・ベリー
アーチディアカノ
タイアス・ジョーンズ

そんな前例はあれど、シュート力が高く、ディフェンス力もあるバトラーなので、ヤングの控えに置くには適した選手の気がします。ドラフトはバトラーで。

他に上級生でPGっていうと、どんな選手がいるのかな。ベイラーにファイナルで負けたゴンザガのSGも候補になります。より洗練されている感じがするのと自分の仕事をわかっているからNBAだとこっちの方が活躍しそう。本質的にPGじゃないんだけど、それはバトラーも同じか。

イリノイの3年生はヤングとはタイプが違い、ウイングスパンがあってディフェンスで手を出せる選手はなかなか興味深いよね。ちょっとプレーが右ばかりだけど。ヤングにはない特徴で構築してくれるなら、併用も頭に入れられるし。

最後はフロリダの2年生。これを見るだけだと、上記の選手よりも優先してとるほどじゃないかな。ついついプラスアルファを期待したくなるし、それがあるなら欲しいんだけど、どうなんだろ。

いずれにしてもヤングの控えはずっと気になるポイントであり続けるし、ヤングの能力が高いからこそ、ベンチに下がったときに、しっかりとコントロールして欲しくなります。理想はディフェンスが良い選手であること。ヤングに問題があるので、ここの使い分けはマクミランもしたいだろうし。

ってことで、せっかくの指名権なのでPGの控えに使いましょ。各ポジションに若手が揃っている中で、次に長い目戦で見ても必要になるポイントを抑えることにしたのでした。ルーとの再契約の前にドラフトだしね。

◎ディフェンダー

ハンターが戻ってくる想定があるとはいえ、これまでスネル、ソロモン・ヒル、そしてダンとエースキラー役のディフェンダーが揃っていただけに手厚くしておく必要があります。そのうえでオフェンス面でもしっかりと決めきってくれる選手が良いわけですが、それってザ・スネルじゃん。

スネルのサラリーは12Mありました。今シーズンも例によってスネルな成績を残したので、これを評価するチームは欲しがると思います。

〇スネル
5.3点
FG51.5%
3P56.9%
FT100%
2.4リバウンド
1.3アシスト
0.4ターンオーバー

今シーズンもフリースローを外さなかったスネル。その本数は年々下がってきていて、遂に11本しか打ちませんでした。そして3Pは驚異の57%です。金丸が46%だから何だってんだ。スネルは57%だぞ。フリースローと違って109本も打っているんだぞ。

「シュートが下手で打たない」のがシモンズなら
「シュートが上手くて打たない」のがスネル

それがザ・スネルな成績。まぁスネルの話はいいや。マクミランがそんなに起用しなかっただけに、サラリー払ってまで残す意味はないんじゃないかな。タイプ的には残して良さそうなんだけど。レディッシュとハンターに賄ってもらうからOKみたいな。

ダニー・グリーン

うーん、優勝へのラストピースとしては適任な気がします。フィラデルフィアからは大ブーイングされるでしょうが、既にされているホークスからしたら関係ないし。問題はサラリーなのですが、1年契約なら問題がなく、2年以上ならボグダノビッチを売りましょう。来てくれるかな?来てくれるなら、ディフェンダーとしてコーナーシューターとしてフル活用されそう。

スターリン・ブラウン

ロケッツでエネルギッシュなプレーを見せたフィジカルなディフェンダー。3Pが40%を超えた事もあって、ホークスが望む安くてシュート能力のあるディフェンダーに当てはまりそう。プレーメイキング能力はないけど、ボグダノビッチを放出する必要がゼロなので問題なし。

ギャレット・テンプル

もう少し高くなるけど、ネッツ時代はPGやらされていたし、信用できるベテランはダニー・グリーン的なポジション。でも優勝経験がないからサラリーは半分くらいで済みそう。ホークスの足りないディフェンスと控えPGというかマルチポジションなので、最大のおすすめ案件です。3Pがそこそこなのが悩ましい。

アブドゥル・ネイダー

もっとプレーメイキング寄りにするならネイダー。ケガもあってファイナルの出番は少ないけど、勝てるチームにいたぞ。人気案件になるのかも不明な選手だけど、フィットすれば長く起用できるし、ベテランに拘らないなら良さげ。

グレン・ロビンソン3世

なんか常に不遇なグレン・ロビンソン。キングスでは3P36%決めており、フィジカルなファイターという点では悪くないスイングマン。思いっきりレディッシュやハンターの控えになるし、違う使い方が出来るタイプのディフェンダーではないから、ちょっと苦しいか。ただ、逆に3ウイングにするならこういうタイプを取っておきたい。

そんなわけでダニーグリーンといいたいけど、ありがちで嫌な事もあってテンプルでMLEつかって1年7Mだな。次点でネイダー。っていうか両方欲しい。ネイダーはとれそうにないけど、2年10Mで取れることにしておこう。

◎トレード

では、ここまでのロスターを見てみましょう。

【ハンドラー】
ヤング   8M
バトラー  2M
ダン    5M

ボグダノビッチ18M
ハーター   4M
ネイダー   5M

【ウイング】
ハンター   8M
レディッシュ 5M
テンプル   7M
ガリナリ  20M

【ビッグ】
コリンズ  30M
カペラ   19M
オコング   6M
フェルナンド 2M

これでロスター枠14が埋まり、140Mくらいになります。ルーが残らない想定でこの額なので、やっぱり厳しいものがあります。来オフの事も考えると理想はルーを残してボグダノビッチを売ることです。

しかし、売るにしてもすでにロスターは埋めてしまいました。サラリーを減らしたいので、タダ同然というか、指名権との交換が好ましいわけです。どんな事が考えられるのか

【セルティックス】スマート

これは理想も理想。スマートにして少しサラリーを削りつつ、ディフェンス力の高い控えPGを獲得です。これが成立するなら、ホークス側が指名権を出してもいいくらいだ。セルティックスはボグダノビッチを欲しそうなのですが、スマートを出してまでは欲しくないだろうな。

【マブス】ブロンソン、ジョシュ・リチャードソン

Jリッチがオプションをチョイスしたら、セカンドプレーメイカーが欲しいマブスと交換しましょう。ブロンソンでも可。1年限りではあるもののサラリーを減らし、ディフェンス力強化です。Jリッチとのトレードはお互いにとってメリットがありそう。これだとネイダーは契約せずに、ルーに出せるだけ提示しましょう。

【レイカーズ】クズマ

PG欲しそうなレイカーズにボグダノビッチを渡し、代わりにクズマをゲット。契約期間が3年残っているのでレイカーズ的には悪くない気もします。でもクズマを出してまで欲しいかな。あっちはFAで格安を捉まえてくるだろうから、それ次第だ。

っていうか、そもそもルーをレイカーズに取られる想定だったから、レイカーズはボグダノビッチ不要だった。残念。

【ペリカンズ】NAW

ペリカンズにロンゾが残らなかった場合を考慮して、ボグダノビッチを渡してNAWかカイラ・ルイスをゲットしよう。これは割と理想的。ロンゾが残らなかった場合、もう少しガードをバージョンアップしたいんじゃないかな。

PG欲しそうなチームはあるし、ボグダノビッチはそんなに高くもないので処理できる気がします。やはり戦力層を確保するためにも、ボグダノビッチは売って、ルーと再契約したいなぁ。ということで、このオフの最大の課題がここになりそうです。

◎さようならホークス

ホークスは素晴らしいプレーオフを過ごした若手チームだけに「基本的に変えたくない」し「来年も頑張ろう」になるわけですが、バックスにはヤニス抜きで負けており、優勝したければステップアップが必要です。その80%は個人の成長なのですが、残りの20%を考えると補強はしたいし、そのためにはボグダノビッチを動かしたいな。

ついでに未来の指名権をゲットしておけば、将来的な補強にも繋げられます。ルーと再契約できれば、そこまで大きく補強が必要なポイントもなく、あとはレディッシュとハンターが元気に過ごしてプレーオフでも活躍してくれれば似たような結果を得られるでしょう。

プレーオフのことを言えば
・相手がセルティックスだったら?
・相手がヒートだったら?
・相手がネッツだったら?
こんな疑問符もつくのは事実だったので、比較的やりやすい相手との対戦になったのはラッキーでした。でもどこのチームにも運は必要で、その運を引き寄せて、それでいて勝ち切ることが出来るかどうか。少なくとも「シクサーズならやりやすい」だけであって、「シクサーズなら勝てる」ではなかったわけだし。

若いチームという事もあって、来シーズンは「シーズンで勝つこと」も大事です。まだまだプレーオフの経験値が高いわけじゃないし、しっかりと長いシーズンで「いろんな出来事がある中でも勝ち切れるチーム」に成長しましょう。プレーオフでは逆に「運が悪くて負ける」なんてこともあるかもしれないし。

来シーズンの目標:55勝以上

勝率にして.670以上ですが、ここ5年のイーストで見ると

16-17シーズン なし
17-18シーズン ラプターズ、セルティックス
18-19シーズン バックス、ラプターズ
19-20シーズン バックス、ラプターズ
20-21シーズン シクサーズ

こうみると55勝すればイースト2位にはなれそうです。だからここが目標ポイント。しっかりと上位シードを確保してプレーオフに出て、ファーストラウンドは難なく突破しましょう。そういうのがとても大事なチームになると思います。

そう考えるとやっぱり選手層は欠かせないし、若手の成長も欠かせないし。ヤングのスーパーな活躍に頼ることなく、地に足をつけた成長をしましょう。地に足をつけないと大変なことになるぜ。

大変よくできた今シーズンだっただけに、次に手に入れるべきは「安定した好成績」だと思います。一瞬のダッシュ力じゃなくて、経験を力に変えていこうぜ!ってね。

ホークスのオフを妄想しよう” への2件のフィードバック

  1. ホークスは大体の選手が有用な活躍したことが強かった理由ですかね?その中じゃ確かにボギーが一番微妙。スネル干してたのがマクミランらしいなと思いましたが、何なんですかね?現役時代はマックスウェルとか3&D系とやってたのに、器用なタイプを好みますよね。ペイサーズでブログドンのタスクが増えたのもそんな感じ。キャップ空けるならペイサーズでお気に入りだったラムとボギー交換したらどうでしょう?半額くらいだし。ヤングの横ならラムの方がいいんじゃないかなと。ボギーはもっとハーフコートで持ちたい人なんでペイサーズ向き。クラッチですし。

    1. ラムとの交換は良さげですね。そのまま当てはまってサラリーだけ下がる。

      ただボグダノビッチは「それなりに売れそう」なので、ちょっと勿体ないかな。指名権の方がまだ。
      あとペイサーズもルバート加わって、FAのためにサラリー減らしたい側っぽいんですよね。

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