ファイナル’21② サンズvsバックス

ゲーム1はサンズの快勝。試合後の雰囲気だと「バックスのディフェンスが対処できていない」という論調でしたが、そもそもバックスには対処なんて無理。クリス・ポールの1on1が決まりすぎなので、そこをもっと止めろよってくらいかな。例のブルックのパチュリア案件だって、一番の問題は「抜かれていいから3Pを止めろ」をしなかったことです。ドライブされてもそんなに怖くないじゃん。

むしろサンズのディフェンスが良かった印象です。それは具体的に何かが良かったというのではなく、バックスの1人1人が何をしてくるのかを知っている対応でした。スティールの上手さが光りまくったわけですが、同じことをゲーム2でも出来るのか。バックスが個人として改善すればOKなので、見えにくい違いになると思います。

◎リアクションオフェンス

サンズはクラウダーとミカルの3P。逆にクリス・ポールはヤニスが後ろからブロックするなど、ハンドラーアタックを止められています。それは明らかにゲーム1からの反省だよね。まずはハンドラーを止めろ。ただし、スイッチ対応は変わらないし、イージーでありシンプル。3本目もミカルの3Pなので、とにかくキックアウト3Pは決まるし、それしか決まらないともいう。

ブッカーも3Pを連続でミスしたので先手はバックス。ディフェンスが機能したというか、考えた通りになったので後はオフェンスですが、今日も謎が多いホリデーが決めます。決めたり外したり忙しい選手だ。ただ、それはサンズに読み取られていた中途半端さが出ないという事。迷うくらいなら自分で打ち切るって感じで、パスよりも個人アタックです。

そしてキーになりそうな「エイトンのファールトラブル」は、そもそもヤニスアタックに手を出さないエイトン。だから決めていくヤニスです。うーん、マジでこれって凄い話で「お前がヤニス担当だ!頼むぞ!」ならば、序盤だし、もうちょっとチャレンジするよね。チャレンジしないエイトン。性格出てるな。みんなが不満を持っていたエイトンの性格が、こうしてプレーオフで花開くとかウケる。

タイムアウトは何故かバックス。3連発3Pが気になった様子ですが、それって変な話だよね。どうみてもハンドラーを止めに行って、それが成功しているのに「3Pをどうするか」を考えているのか?

オフェンスはホリデーが自分で打ち切っただけでなく、ミドルトンのパスアウトからタッカーが3P。こちらはハンドラーもコーナー3Pも成功しているんだから、このまま進めばいいじゃんか。なんて時にクラウダーによる5本目の3Pです。初めの15点が全て3Pのサンズ。それはサンズの狙いじゃなくてバックスの狙いだよね。リアクションオフェンスが出来ているサンズ。

6本目はカム・ジョンソン。相手の狙いの中でプレーできるチームは強いわ。それはジャズも同じだし、クリッパーズもスモールの時はゴベアの動き見ての3Pだったよ。マジで今シーズンのイーストには存在しない「リアクションオフェンス」でバックスが困っていきます。

サンズはゾーンにします。なんだかんだいってサンズの方もディフェンスは機能していないからね。でも落ち着いているのもサンズなんだけどさ。「ゾーンってインサイドを固めるもの」も日本バスケのウソですが、これについてはボトムレベルの話だな。でも、サンズがゾーンにした理由は、まさにインサイドを固めたいから。ヤニスにやられるのを防いで3Pは打たせてもいいや。

だから、両チームが「3Pは許容する」守り方になっているのだけど、もちろん100%OKじゃなくて出来る限りは止めるよね。スポットシューターが多いバックスはコーナーから動かないので、サンズとしてもチェイスしやすいし、バックスのボールムーブ問題もあって3Pになりません。

そしてブッカーが見事な3Pを沈めて1点差。さらにミドルトンが押し込むプレーを選択するも、それがアイソだから逆サイドに4人もいて3Pにはならないのを理解し、カム・ジョンソンがヘルプからスティールすると、クレイグの3Pで逆転です。

やっとハイポストのヤニスからコーナーのカナートンにキックアウトがでて3P。それをどのタイミング出来るかが両チームの戦術力の差だよね。続いてヤニスはティーグにもキックアウトするんだけど、これはパスが少しずれたのでサンズが間に合ってミスショットに。でもリバウンドをポーティスが押し込んで、バックスが29ー26と再逆転して終わります。

〇1Qのサンズ
3P8/14
2P1/9

完全に3Pで攻略されたバックスですが、でも勝っているんだし、これでいいじゃん。2Pをしっかり止めているし、それはクリス・ポールもエイトンも両方をカバーしているって事だ。どうせ上手く守りたくても守れないんだから、これでOKにしときなよ。そんな不満げな顔しないでさ。サンズだって3Pが外れ始めたらヤバいんだし。

〇ペイント内
サンズ 0
バックス 20

これでいいじゃん。でもゲーム1はペイント内で失敗したからな。

◎乱れていくバックス

しかし、ファーストプレーがペインのドライブレイアップ。何してんだよバックス。そしてスピードのあるペインの特徴かな。それとノービッグであること。サンズはサリッチが絶望になったので、カミンスキーを起用するかどうかが注目でしたが、スモールを選びました。

これでむしろインサイド重視で守るサンズ。ヤニスがいるしね。それをフォーブスが3Pで崩しに行きます。逆にクリス・ポールはドライブで決めきったので、通常のイメージとは逆になっている。これはあるあるだよね。自分たちの良さを考えるんじゃなくて、相手の良さからプレーを選択するんだ。ここで3P選べたの判断の良さか、それとも単なるフォーブスか。

プレーオフになってから「自分でやりすぎ」は変わらないけど、「キックアウト徹底」はしているヤニス。出来れば起点じゃなくてフィニッシュ専門になって欲しいんだけど、起点はやりたがる。でもパスは出す。だからヤニスからは良い感じにパスが出ているのが救いです。

しかし、このサンズのディフェンスに困ったのは、むしろホリデー。自分で行くんだけどレイアップミスが続きます。パスもシュートも選択肢に入れていたらサンズディフェンスにハマったゲーム1。打ち切ることにしたらレイアップをポロポロ落とすゲーム2。

ミドルトンからスティールしたサンズはブッカーの速攻。これをホリデーがチェイスダウンブロックで救うのですが、戻ってきたのがフォーブスしかいないバックスと、カム・ジョンソンとエイトンが走っていたサンズなので、リバウンドをエイトンに出してダンク。タイムアウトのバックスはヤニスが力強くチームメイトに激を飛ばします。このプレーに納得いかなかったんだろうね。

ホリデーがブッカーにプレッシャーに行くも指が目にはいります。うーんアンネセサリーだよ。タッカーがハーデンの目つきをしたことといい、バックスは心が乱れがち。ハッスルしようとして余計なことをしてしまう。ホリデーってそういう選手じゃなかったのに、ニックスでタックルしているブルロックとかもいるしな。

ブルックがオフェンスリバウンドを押し込んだり、インサイドで優勢なバックスですが、困ったらヤニスにファールする手段があるサンズ。あとタッカーにリバウンドをとられてもゴール下ミスるのも変わらない。だからサンズが逆転します。カナートンが3Pで同点にしたらブッカーが3Pで突き放す。

そしてブッカーのスクリーンにホリデーがコンタクトすると、何故かホリデーのファールに。いや、それファールコールされたらスクリーンってなんだよ。こうしてフランストレーションを溜めていくバックスは、ヤニスが強引に行くし、3P打つしで点差が8点に広がります。あとミドルトンが全然決まらん。バックスは本当によくわからん。

タイムアウトのバックスですが、またミドルトンが3Pをミス。ヤニスがレイアップを決めるのですが、ノーファール徹底のエイトン。そのエイトンがダンクに行ったところをホリデーがブロック。サンズファンもそろそろ久しぶりにエイトンの弱さを嘆いたらどうかな?

それでもミカルが3P。徹底してここで打ち切っているサンズ。コーナーを捨てているバックス。ブッカーがヤニスの上からハイアーチミドルで再び8点差人すると、またホリデーがレイアップをミスし、3Pもミス。バックスはよくわからん。よくぞ、これで勝ってきたと思うし、突然決め始めるからな。ドライブしたらターンオーバーのホリデー。

要するにサンズはヤニスに決められるシーンでも、ノーファールで過ごしてしまうエイトンのような動じない心があり、同じようにコーナー3Pに繋げていく冷静さがあります。一方のバックスは揺れまくり。心がぶれっぶれ。だから爆発するときもあるけど、ぶれっぶれ。

エンドラインでパスを受けたエイトンがダンクに。そこまでパスで振られまくり、動かされまくった後なので、ブロックできるわけがないタッカーなのに遅れて飛んで&ワンに。マジでどうしようもないくらいブレるぜ。タッカーってそんな選手だったっけ?って思うからチームカラーに染まるもんなのかな。半年しかいないけど。

前半は56-45でサンズが11点リードです。試合序盤の内容を続けていれば良かったのに、心がブレてレイアップやゴール下をミスしまくったバックス。ペイント内で決めきれないと、そりゃあ3Pには勝てないって。

〇2Qのペイント内得点
サンズ 14
バックス 6

で、逆にペイント内で決められているしさ。1Qの内容を徹底しておけばよかったのに、3P止めたくなって、インサイドに侵入されて、遅れてブロックに飛んで&ワンは悲惨。そんな前半でした。

以前なら「ヤニスが・・・」なのに、今シーズンはヤニスよりも周囲の方がアップダウンが激しい。一方で若手だらけなのに落ち着きすぎのサンズ。エイトンが諦めまくるのはNBAプレイヤーらしくないけど、無事にノーファールの前半でした。

〇前半のFG
ホリデー 2/14
ミドルトン 2/10

これもプレーオフになってから書き飽きたわ。なんで2人同時に決まらなくなるのかね?

◎ヤニスとブッカー

3Pを決めるホリデーですが、ミドルはバックボードの横に当たります。そして止めるべきブッカーを外してしまいミドルに3Pで点差を広げられるスタート。止めたと思ったらミカルのダンク。

ところでさ。U19の山崎イブをみて「ミカル・ブリッジスを目指して欲しい」と思ったのですが、ミカルは本当に良い選手だよね。最大の仕事であるPGエースキラーが出来ないシリーズが続いていますが、それでもしっかりと自分のポジションをとっての3Pだけでなく、ドライブフローターに、ダンクも決める。相手をよく見ている動きが際立ちますが、どうやったらこういう選手が作れるんだろうね?日本じゃ、ムリっぽ

苦しいバックスをヤニスが1人で何とかします。出てこないエイトンに対して3Pも決める個人技アタックを繰り返すと、ホリデーへのパスモーションからダンクに行って反応できなかったクラウダーがファール。ちなみにヤニスのフリースローは12~13秒くらいかかっていましたが、ゲーム1から10秒になりました。ちょっと修正してきているんだ。なお、ヤニスがアタックしてのフローターもやっぱりエイトンはファールしない。

ヤニス、ヤニス、ヤニスで何とかするヤニス。これに対してサンズはクリス・ポールがホリデーにコンタクトしておいてのジャンプシュートに3P。1on1が強いのはホリデーのはずが、シュート精度が違いすぎてクリス・ポールが圧勝しているな。ただし、エイトンにロブパスを出すも、これはブルックがブロック。「ハンドラーが決めろ!」状態になっていきます。

ここまで4点だったミドルトンがやっと3Pを決めると5点差。ヤニス様様だな。それを3Pで切り返すクリス・ポール。これもホリデーがヘルプに行って捨てすぎたことで空いた形。

ブッカーのミドルで再び10点差になるとホリデーのミドルはミス。ヤニスはクリス・ポールをブロックし、パスアウトでカナートンの3Pをアシストするので良いプレーが続いているけどなぁ。フリー・スローきまんないし。ってところで、ブッカーがプルアップ3Pです。わお!ヤニスに負けていないぜ!

タイムアウトから、決まらないミドルトンを尻目に、ブッカーのミドルが外れるとボールは再びブッカーに落ちてきてフローター。一桁点差に持っていけるヤニスと追いつかせないブッカーと。そんな時に働かないホリデー&ミドルトンって感じかな。ビッグ3ってなんだよ。

ミドルトンのディフェンスでスティールしたバックスはヤニスがそのまま持っていくのですが、サンズが4人戻ってきたのに、バックスで走ったのはミドルトンのみ。この人数差でペインがうまくスティールします。これも見逃せないよね。明らかにサンズの方が走っている。走れるウイングを分厚くしているし。

そしてその走れるウイングのうち、バックスが捨てたクレイグが3P。なんていうかさ。捨てた事よりも「なんでクレイグを獲得したの」なんだよね。いかにもオンボールプレーしか見ていない感じのバックスなのに、クルッツもユーロに戻っちゃったしな。

3Q最後にヤニスを休ませると、ティーグ、カナートン、ホリデー、ミドルトン、タッカーのスモールにしてサンズに合わせてきたブーデン。カナートンのハッスルが目立つ中、ブッカーがドライブ時にカナートンのクビあたりにエルボー。3割くらいはフロップ。これでブッカーを止めると、再びヤニス投入。しかし、今度はクレイグがヤニスからチャージドロー。パーフェクト。

なんでクレイグを重用しなかったのか問われる内容の3Qでした。ただ、クレイグはこのプレーでひざを痛めてしまいます。サリッチ離脱でスモールにしたのに、コアになっていたクレイグまでいなくなるという不運のモンティ。今日はエイトン出し続ければ済みそうだけどさ・・・。

88-78とオフェンスはなんとかなったバックスですが、ディフェンスはどうにもならなかった。ヤニスを止められないサンズと、ブッカーを止められないバックス。前半のリアクションオフェンスのように上手くはいかなかったけど、必要な時に決めきったエースでした。

◎疲労かな

ティーグを長く使えているバックス。それはディフェンスのデメリットがないからですが、クリス・ポールの&ワンから始まります。ティーグは良く守っていたけど、守り切れるほどじゃなかった。でも同じ形からの2本目はミス。逆にクリス・ポールを狙ったホリデーのポストアップはファールドロー。ヤニスの3Pミスをカナートンが押し込み、ティーグもドライブフローターでベンチメンバーが奮闘します。

サンズはブッカーが3P。ちょっと面白いのは、エイトンがスクリーンに行くと、珍しくホリデーとブルックがオフボールスイッチして、クリス・ポールのカバーにホリデーが向かいます。うーん、珍しいな。で、これがブッカーvsブルックになるわけです。何の意味もないじゃん。なんでそこのオフボールスイッチなんだよ。

ミカルをブロックしたヤニスで7点差になりますが、このプレーで足を痛めてベンチへ。そしてまたもブッカーエイトンのスクリーンからプルアップ3Pです。今度はスイッチなしで打たれた。

タイムアウトから、クリス・ポールにスクリーンに行ったエイトン。ここをスイッチしたヤニスが追いかけるわけですが、それにブッカーがスクリーンに行くと、タッカーがスイッチだと思って動き、ブッカーがフリーに。何してんだこいつら。ブッカーの3Pで13点差。

クリス・ポールをブロックしたヤニスで速攻に行ったホリデーがここはレイアップを決めて&ワン。早めにファールで止めに行ったのにコールしてもらえず、最悪の&ワンになったブッカー。さらにホリデーもクリス・ポールをブロックし、速攻に行くのですが、ここも走ってこないバックス。ボールを回してカナートンに出ると逆サイドにパスを出すも、戻ってきたエイトンがカット。その後ろにいたミドルトンが走っていればなぁ。

一桁には出来るけど、5点差にしたいプレーでミスが出ているバックス
広いスペースのアウトサイドならバックスのミスをつけるけど、ドライブしてしまうと運動能力に負けているサンズ

タイムアウトからサンズはシュートミスになるも、セカンドチャンスが繋がりコーナーのクリス・ポールが3P。さらにミドルトンをエイトンがブロックすると、ミカルがドライブからステップインで決めきって、再び11点差。うーん、タイムアウトで決められるサンズだな。

再びクリス・ポールが3Pに行くもカナートンがブロック。ドライブされてもカバーもあって止められるので良いプレッシャーでしたが、ヘルプ後にクラウダーをタッカーが追い切れずにあいてミドル。これで残り2分になります。勝負所で集中力が乱れたバックス。

カナートンが3Pで試合を終わらせませんが、そのカナートンがミカルのフローターに遅れて後ろから頭を叩いてファール。諦める所を諦めきれずにミスになっているのは前半もあったしな。このフリースローをしっかり沈めたミカルでサンズが連勝スタートとなったのでした。

〇ミカル・ブリッジス
27点
FG8/15
7リバウンド

〇クリス・ミドルトン
11点
FG5/16
7アシスト
6リバウンド

ここの差が響いたね。アシストはしているけど、シュートを決めきれなかったミドルトンと、自分に出てきたパスを決めていったミカル。ミカルが外していたら、バックスは守り方も変えなかっただろうしな。

そしてこれはタフなミドルトンがスタミナ負けしたような気もしました。走れなかったバックスですがベンチメンバーは走っているので、疲労も疲労。動き回るウイングたちに抗えなかったバックス。

〇ブッカー
31点
FG12/25
3P 7/12
6アシスト

〇ヤニス
42点
FG15/22
12リバウンド
FT11/18

エースは互角というか、必要なところでお互いに決めきりました。特にヤニスは周囲が決めてくれない中で孤軍奮闘といった感じ。ただしフリースローは決まらない。エイトンがチャレンジしてこないことも攻めやすかったとは思います。

〇ホリデー
17点
FG7/21
7アシスト

〇クリス・ポール
41.5分
23点
FG10/20
8アシスト

そしてここがね。さすがに得点面でホリデーが負けすぎです。ミドルを決めるクリス・ポールとレイアップを外しまくるホリデー。勝てるわけないって。

◎ゲーム3に向けて

はい。こういう形できたのに、突然きめてくるのがミドルトンとホリデーでもあるので、そこはもうわかりません。しかし、バックスディフェンスは良い部分も悪い部分もありました。

良い部分はドライブさせてしまう事。そうなればインサイドでは強いし、エイトンへのパスコースも塞ぎました。ここはお見事。

悪い部分はドライブ前に自分たちから勝手に乱れる事。これが痛すぎた。ドライブされてコーナー3Pを打たれるのは諦めるしかないんだじゃないのかな。サンズの3P20/40と決まりまくりましたが、ダメだったのはブッカーに12本打たれたことと、クリス・ポールのコーナー3Pでした。その2人に集中しているはずなのにさ。ここさえ止めておけば、あとは祈るのみ。

サンズの方はリアクションオフェンスが上手くいった前半と、苦しくなった後半と。苦しいのはバックスのブロックに対してですが、見事に7つも食らいました。

またゲーム1で成功したスティールは今日も7つですが、内容は全く違ってエイトンが拾った3つも含まれているので「バックスの動きを読んだ」とはいえません。ゲーム1は見事だけど、さすがにバックスも対処してきたよ。ただ、その対処でホリデーが打ち切ってはレイアップ外しているからサンズの勝利です。

ゲーム1ほど内容は開きませんでしたが、それでもサンズのオフェンスを止められなすぎのバックス。でも、たぶんそれはムリだから「どのシュートが外れるのを祈るか」の勝負です。無駄なファールをしているのがダメすぎ。

ガマンして冷静なサンズと、チャレンジしすぎてメロメロなバックス。ただし、ヤニスは強かったぜ。そんなゲーム2でした。

そしてゲーム3はクレイグがどうなるのか。サリッチに続いての離脱だと、なおさらバックスのインサイドが目立つのですが、ティーグとカナートンが活躍し、サンズのハンドラーが止められないから、ポーティスの出番なしでした。噛み合ってないなブーデン。

スモールで合わせるよりもブルック→ポーティスの方がビッグの良さを失わずにスピード対応できて良さげだけどね。どうなるのかなー。

ファイナル’21② サンズvsバックス” への2件のフィードバック

  1. サンズにとっては、毎試合のケガ人発生は、痛いですね。
    弱虫エイトンに任せるよりクレイグに任せとけば、もっと良い結果になったのにと。
    まぁ、後の祭りですね。
    バックスは、徹底的にミドルを潰しに来ましたね。
    ブリッジズもクラウダーもキャメロンジョンソンもクレイグも更にはクリスポールも、我慢強くスリーを決めてくれました。
    ヤニスに対する答えは、出せていないので、ドンドン良くなるヤニスをどう抑えるか?は課題ですね。
    最後まで出ないような気がしますが。
    バックスは、ビッグスリーが揃い踏みしないと撃ち合いでは分が悪いでしょうから、ミドルトン、ホリデイには良い気持ちにさせないことが重要でしょうか?
    バックスは、次はMust win gameでしょう。
    サンズも決して余裕はないですが、ミルウォーキーで一つは取りたいです。

    1. むしろ、これだけヤニスが効いていて、ミドルを防ぐことも出来ていて、なんでバックスが困っているのか不思議な試合でした。
      エイトンがチャレンジせずに結果を残していることも含めて、サンズの方が冷静でした。

      とはいえ、クレイグもね。
      さっくり決まるのか、バックスらしい粘りが出てくるのか。
      アウェイで1つとれれば楽ですね

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