ホークスvsウィザーズ

2021/5/11

プレーイン争いを繰り広げるウィザーズ。ウエストブルックの超人的な活躍にもかかわらず、未だに苦労しているんだから戦力的には苦しいんだけどね。ペイサーズがシクサーズに逆転勝利しており、順位を上げるのはなかなか難しく、一方でブルズに抜かれるってのも考えにくいので、実は早々に10位確定してウエストブルックを休ませた方がいいんじゃないかっていうね。

むしろ順位争いが激しいのはホークス。ニックス、ヒートと勝率で並んでいますが6位になるのと4位になるのでは雲泥の差がある。ヒートに対してはタイブレーカーを持っており、勝った方がデビジョンチャンプなので、実際にはヒートとの争いです。若いチームだし「休養優先」するよりは、ヒリヒリした戦いを1試合でも経験したほうが良さげ。

ところで八村の未来形ってジョン・コリンズとは全く違うだろうけど、「スターの卵ってコリンズみたいな選手だよ」ってのがわかりやすい構図の気もしてきます。どうやったら単なる有望株からスターの卵になれるのか。ちなみに同級生。その八村のドライブで幕を開け、コリンズのポストアップで返されるスタートです。これだけみたら差はわかりにくいけど、コリンズの方が難しいシュートも多いけどFG56%決めていて、八村は47%です。

◎逆になったな

今日も今日とてウエストブルックのパスからシュートチャンスが生まれまくりますが、なかなか決まらないウィザーズ。ここまでお膳立てされている割には、って感じ。珍しく本人が3Pヒットして耐えているけど、アシスト記録されないね。

これに対してホークスはヤングのパスから、、、ってのはカペラくらい。コリンズ、ボグダノビッチ、ヤングがそれぞれ個人の仕掛けから得点していきます。ここがマクミランになってからの変更点でもあるしな。豪華戦力を前提にした得点方法。

2月の頭くらいだと逆の構図だった気がします。ヤングに頼りまくりのホークスと、ラス&ビールだけどオフェンス担当ばかりのラインナップで点を取る感じ。それがホークスはもっとそれぞれの能力を使ったバランスアタックで勝利を増やし、ウィザーズはウエストブルックにおんぶに抱っこにしたことで成功している。

ホークスにはマクミランになったことでディフェンスを強めました。スネルやソロモン・ヒルが登場しウエストブルック番になると、キレイにパスを止めていきます。連戦って事もあって事前準備が出来ているので、アシストさせないことを優先したような守り方。

実は意外とドライブしないウエストブルック。マークマンが前に出すぎないことが大事ですが、離しすぎると好き勝手にパスを通してきます。だから抜かれないレベルでプレッシャーに出る。そしてノーヘルプ。ウィザーズは全体的に動きが悪く、ウエストブルックが怒っている。ロビンのフックも外れるし、アシストが伸びない1Qになっていきました。得点は伸びています。

一方のウィザーズディフェンスは、そんなに良い方法がなく、ミスマッチ誘導されては従うようにミスマッチになり、スピードでも高さでもホークスが使いたい個人技で押されていきます。ベンチメンバーを大量に起用しているけど、勝てるマッチアップで勝負しているだけで8点リードに。

いやー、昨日のウォリアーズがクリス・ポールに対して「スイッチ後を考えて」ドレイモンドをマッチアップさせていたのに比べるとなんとレベルの低いことか。1Qは35ー30でホークスリード。ウエストブルックの3P2本に救われたウィザーズ。

◎予定通りのはずが

既にオフェンストラブルなウィザーズなのですが、またもウエストブルックが3Pを決めて同点。ディフェンスプランが成功しているのに、マクミランはやってられないだろうな。

ウエストブルックを止めるために離して守ることを優先しすぎるチームは、アシストパスに殺されるのですが、むしろウエストブルックへのパスを遮断するくらいにマークを強め、ウィザーズオフェンスを機能不全にしています。そしてキックアウトは恐れず、センター重視のカバーリング。

オフボールで足の動いていないウィザーズの面々なので、予期せぬプレーも少なく、ディフェンスは問題ないホークス。ウエストブルックの強引なアタックには苦労しても、そこは織り込み済みでしょ。ギャフォードへのアリウープは連続で決めきれず、八村へのバウンズパスはキャッチしきれず、連携遮断に成功しています。八村の速攻はコリンズがブロック

しかし、ホークスはオフェンスも上手くいっている割にはシュートが決まらない。十分に許容範囲なくらいだし、常に先手を獲れていますが、明確なリードにならないのは、ちょっと気持ち悪いよね。

良くも悪くもこれといった上下動がないまま、ホークスは上手くいっているのに、リードを広げられないまま延々と2Qが過ぎていきます。書くことないな。ちょっとレンが出てきたら、ゴール下のシュートミスを上手く誘えているくらいかな。

でも最後にまたもウエストブルックに3Pを食らってしまい、逆転されて前半が終わりました。

〇前半のウエストブルック
25点
2P4/8
3P4/6
8アシスト
4リバウンド

ほんとね。ホークスは上手く連携を封じていたのよ。だけど、連携がダメなら自分で点を取りに行き、なぜか3Pを決めまくった理不尽大王。こればかりはホークスからしても仕方がないかな。全部止められるなら苦労しないし。

ウィザーズ的には4つしかないリバウンドも問題で、トランジションアタックになりませんでした。それもまたホークスがハーフコートで個人技で攻め込んだメリットです。セーフティーに備えている。

ホークスは3P29%と振るわず。そしてコリンズがFG1/5と決まらなかったのでした。ちょっとやな感じ。チームとしてギアを上げずに戦えているのは、メンタル面の成長だけど、爆発力は犠牲にしている感は否めない。

◎頑張るチームメイト

後半になっても足が止まりがちのウィザーズですが、ネトがウエストブルックにピック&ロールに行き、そのままインサイドにダイブするとパスが出てきます。・・・いや、全然意味がないんだけどな。ビッグマンに囲まれてタフショットになるネト。でも、これを連続で決めます。なんだそれ。

さらに得意のフロッピングも決め(フロッピングだけど、カペラの手が顔に入っていたので正当なオフェンスファール)ウィザーズが9点リードになります。なんでそうなるのかわからんけど、成功したネト。

タイムアウトのホークスはコリンズがポストアップでvsウエストブルックをねじ込むと、ヤングもドライブフローター。ボグダノビッチは八村のアタックをブロックし、ギアを上げてきたのですが、3Pが決まらない。この時点で22%だよ。

やっとボグダノビッチが決めたと思ったら、ベルタンスに決め返されてしまいます。それでもカペラのアリウープダンク、ヤングのフローター、カペラのドライブと続け4点差にしますが、コリンズの3Pが外れた後で再びベルタンスに決められてしまいました。

ウィザーズにとってベルタンスの3Pがありがたかったのは、点差をキープ出来ただけでなく、ウエストブルックを休ませる決断が出来た事。後半はフル出場するんじゃないかと思ったもんな。しかも、ネトとベルタンスの活躍で得点できたから、動いてもいない。

タイムアウトから今度はイシュがミドルを決めると、ギャフォードへのアリウープも決め、残り3分には11点差にします。ギャフォードもオフェンスリバウンドを奪ってゴール下でねじ込んでいる。ウエストブルックは2点しかとれなかったけど、前半は消えていたチームメイトの活躍が光ったウィザーズ。

一旦はギアを上げたホークスでしたが、連携を消していたディフェンスが個人の突破にやられてしまいました。3Q最後にヤングが3Pを決めて8点差で終わらせたものの、予想外が続く試合になっています。

◎3ガード

久しぶりにウエストブルックが得点すると、さらにギャフォードのダンクをアシスト。イシュもギャフォードのダンクを生み出し、勢いを止められないホークスディフェンス。直近18失点のうち14点がギャフォード。

取り返すしかないって事でルーがファールドロー。そしてドライブからジャンプシュート。オコングもゴール下で踏ん張って、なんとかオフェンスで打ち返してついて行きます。今度はウィザーズ側が内容の割に点差にならない展開。

そうこうしているとウエストブルックとイシュがそれぞれレイアップをミス。シュートの決まらなくなったウィザーズに対して、ボグダノビッチがタフな3Pを決めれば、コリンズも3Pで続いて残り7分で3点差にします。なんか両方とも変な展開になっている試合です。

フリースロー時に両チームがレーンバイオレーションするほど白熱してきましたが、本日はイシュとネトが落ち着いてミドルレンジを決めていきます。どうしたんだろ。これに気をよくしたか、スコット・ブルックスはPGを3人並べます。なんで?

ホークスはインサイドを攻めてコリンズのシュートミスをカペラが&ワンで助けます。これに対してフリースローを2本ともミスするウエストブルック。ヤングがドライブするとネトに後ろから押されフローター&ワンで1点差に。

ヤングは続いてフローターを決めるし、ボグダノビッチの3Pも決まりますが、後半になって外しまくっていたウエストブルックが連続でドライブから得点すると、レンへの合わせでファールドロー。なんとかリードをキープします。

ここからイシュとボグダノビッチがそれぞれ3Pを外し、ウエストブルックもフェイダウェイミドルをミス。ホークスは速攻の縦パスがターンオーバーになるし、時間だけが過ぎていきます。

残り1分ウエストブルックのレイアップが外れるも、ホークスもヤングが3Pをミス。ウエストブルックが再びドライブに行くと、これをカペラがブロックし、カウンターのトランジションに。

ボールを運んだヤングからコーナーで待つコリンズにパスが出ると、値千金の逆転3Pで残り24秒でホークスが2点リードに。

前戦に続き、クラッチが試されることになったウィザーズ。まぁウエストブルックでしょ。と思ったらドライブからコーナーにキックアウト。良い判断だったものの、パスを受けたイシュはブロックに飛んできたソロモン・ヒルをみてエクストラパスを選択しネトへ。ネトもコリンズのチェックに打ち切れないのでドライブフローターへ。これが決まらず。

リバウンドを取ったソロモン・ヒルですが、タイムアウトをコールしたけど認められず、ファールゲームされます。でもちゃんと2本ともフリースローを決めたぞ。残り13秒で3点差。

ウエストブルック→ベルタンス→ウエストブルックと繋いでおいて、動きなおさせたベルタンスに3Pを打たせたウィザーズですが、これが決まらずホークスが連勝したのでした。そしてプレーオフ確定です。

◎決まりかな

敗因って事ではないのですが、イシュとネトを並べた3ガードを展開しながら、3Pを打ち切れなかったこと。そしてベルタンスが3P担当固定なこと。いまいち3ガードの意味がなかった終盤でした。基本がウエストブルックのドライブだから、3P打たないんだったらガード並べた意味は何だろうね。八村も出番なかった。

ホークスはいろいろあった今シーズンですが、マクミランに救われて、しっかりとプレーオフに進むことになりました。しかもビハインドを最後はヤング&コリンズで逆転する出来すぎたストーリー。ちゃんとヤングコアが中核としてプレーしてのプレーオフには価値があります。まぁ昨シーズンの5人ヤングコアではダメだったって事なので、ニックスの件も含めてプレーオフに進みたいチームは若手有望株に偏っちゃダメよ。ウィザーズさん。

51のリバウンドを奪ったウィザーズですが、ウエストブルックは5つ止まり。トリプルダブル出来なかったことよりも、展開を早くすることが出来なかったのが痛かったかもしれません。

マクミランが見事にペイサーズをアシストした形となり、これでウィザーズは10位が濃厚かな。後半はシュートが決まらなくなったことを考えると、少し休ませることを優先した方が良い気がするのでした。

ホークスvsウィザーズ” への2件のフィードバック

  1. ウェストブルックに頼ることで何とか勝ち星を増やしてましたが流石にウェストブルックもお疲れといった感じでしたね。個人的には選手起用の意図がわからない部分が多すぎてスコットブルックスが苦手です。ウエストブルックの応援が上手いこと以外に彼の評価できる点はありますか?

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