開幕までにクリアしておきたかったことを、あまり出来ていないのです。
まぁ順当に考えればウォーリアーズが勝つでしょうね。ウエストブルックとロバーソンの不在は非常に大きいです。
プレシーズンでのウォーリアーズは、何人もの若手達を使い試し悩んでいました。とはいえ、スターター達が出てくれば盤石なのはこれまで通りのため、大きな混乱はないでしょうが、その一方で試合を通してどのようなメンバー構成で戦うかは注目です。
従来はカリー+マギー、トンプソン+ウエストにデュラントを混ぜていく形でしたが、センター陣が若手達に変わり、相性の良さを感じることが非常に少なくなっています。万能なルーニーとディフェンスのベルはいますが、それはバランスは取れているけど、変化を付けることには乏しいのでした。
新加入ではジェレブコの得点力がどう影響するのか。ヤングとウエストの代役みたいな位置づけと予想していますが、プレシーズンでは若手が多かったので効果的にボールが回ってくる場面が少なく、まだちょっとわからないのでした。
総じてビッグマン達に課題が残るウォーリアーズの現状です。
しかし、カリー、デュラント、トンプソンと並べばオフェンス面での心配がありません。ちょっと手を抜いているかのように軽い雰囲気は連覇の余裕とプレーオフに向けて焦らないチーム状況を現しています。
昨シーズンの対戦は2勝2敗。互角に持ち込んだのはこの3人を分断してしまい、個人勝負で互角に戦えるディフェンス力をサンダーが持ち合わせていたからです。ウエストブルックとロバーソンが不在とはいえ、ポール・ジョージを中心にグラントとパターソンのPF陣はカーメロを上回り、センターのアダムスはガード相手でも厭わず追いかけてきます。
そんなわけでサンダーがまずクリアしなければいけないのは、シュルーダー&アブリーネスのディフェンス面。フェルトンともう1人が誰になるのかわかりませんが、ガード陣がどれだけ守れるか接戦に持ち込むための最低条件です。
スイッチする形を問題にしないチームではありますが、まずはスクリーンに止められない連動性をもてるかどうか。インサイドでは有利に立てるだけに、ガード陣が追いかけることが出来るだけで、試合展開は大きく変化します。なお、新ルールもカギを握るのです。
サンダーが昨シーズン勝利した1試合は実質ポール・ジョージ、カーメロ、ロバーソン抜きでした。そんな時にオフェンスオプションで機能したのがアダムスのポストアップ。センターに不安を抱えるウォーリアーズだけに、ルーニー以外が相手の時に有効に使いたいところ。
また新加入のナーレンズ・ノエルも力の示し所でもあります。ディフェンスで穴になりそうなので、得点をとっていかないとベンチメンバーで離されてしまう可能性もあります。少なくともインサイドではイニシアチブをとることも重要です。
アダムスもケガしてるようで、出場できるか微妙なんですよね…。
サンダーが敗けるのはしょうがないとして、ケガなく、次につながる内容であって欲しいです。
ディアロに期待!
アダムスはそれでも出場することが多いタイプですし。
ただ、無理する必要もない開幕戦の気もします。