20180503 ロケッツvsジャズ 第2戦

ジャズはオニールをスターターにいれてきます。ルーキー2人がスターター

 

〇イングルス3連続

ルビオみたいにインサイドに合わせるミッチェルの2連発で始まります。次回の記事になりますが、相手がこうきたらこうみたいな部分がハッキリしているのでルーキーでも合わせてしまうジャズ。それが出来ないと試合にはでれないみたいな。ルビオがいなくても鮮やかです。むしろリバウンドが強い。

ロケッツもいつも通りだけど、オニールのディフェンスにさらされるハーデンよりもクリス・ポールが目立ちます。そこに合わせていくカペラですが、自分で長くドリブルしてパスアウトでタッカーの3Pなんて珍しい場面も。

お互いに得点していく流れはジャズは望んでいないけど、ロケッツだっていつもと違います。最近は守り合う方がありがち。

 

カペラが早々にゴベールへの合わせを読み始め、ブロックにパスカットと守っていきますが、イングルスが3連続で3Pを決めるので、6分で20点に到達したジャズがリードします。ロケッツのディフェンス方法がハッキリし過ぎていること。そしてルビオがいないので早くシュートまで辿り着くので展開が早くなっています。

ロケッツより先に3Pヒットしているジャズ

 

 

〇ジャズの実験

カペラへの合わせ、そしてオフェンスリバウンドの連続から最後はカペラのダンクになりますが、ゴベールへの高いパスで対抗するジャズ。

初めの2試合は試してくる予想でしたが、エクザムを出してハーデンを追わせます。そして見事に追い込んでいくのですが、ディフェンスファールをコールされます。可哀想。クリス・ポールがいない時間にこれをするのはかなり効果的で、ロケッツのオフェンスが止まります。しかし、ジャズもまたインサイドが読まれ始めます。

 

この辺りは面白い両者で簡単に言えば、オフェンスでは明確にイージーチャンスを作ろうとしているので、連続で決まる時もあれば読まれていくと止まります。6分で20点の後で3分で2点だけのジャズ。それでもディフェンスでチャンスを作るカウンター作戦が成功して先手をとり続けます。

あまり観たことがないミッチェル、エクサム、バークスの同時起用。狙うはアウトサイドの機動力確保してのスティールです。実験しているよジャズ。

 

〇クリス・ポールの止め方

クリス・ポールの時間になると停滞し始めます。理由はミドルが決まらないこと。狙い所のひとつだし、決まり始めると手がつけられない。ただ、ウエストブルックよりはプレッシャーをかけやすそうなのでミドルにもしっかりとチェックは飛んできています。なのでメインはキックアウトになりますが、それは理解しているのでアウトサイドにはマークがローテーションで寄ってきます。見事にかわすジェラルド・グリーンだけが決めます。

 

でもクラウダーが3P連続で決めてリードを二桁にするジャズ。

相手がネトになったので、ミドルではなくレイアップまで持って行って決め返すクリス・ポール。これって3Pの後で完璧にインサイドの人数を減らすことに成功しています。普通ならブロックされるけど、全員を引き出しているのでジャズのディフェンスが失敗。狙い通り出来ないこともあるさ。あとネトでは苦しい。

ジャズが8点リードで1Qが終わります。36-28なのでジャズがいかに攻略したかがわかります。

 

 

〇アレック・バークス

2Qになってもバークスのロング2P&ワンが決まり快調というか決まりすぎのジャズ。フェイバーズがブロック、スティールと守ればオニールの3Pも決まって点差を広げていきます。ロケッツがこのレベルで守れないのは久しぶりです。切り裂くのはバークスなので実験は成功しています。

バークスって高い能力をもっていて、ミッチェルと並び立たせる6thマンにするかと思ったら、シーズンが進むにつれて出番を失っていきました。ちょっと凄すぎたミッチェルでもあるけど、能力が高いでは起用しないスナイダーの厳しさ。ジャズにくればルーキーでも活躍できるというのは間違いで、スナイダーについていけないと放出されます。ライルズ。

 

苦しいロケッツはハーデンを戻すと1人で突破していくので、ジャズは溜まらずタイムアウト。タイムアウトあけは修正してゴベールのブロックも決まります。

タイムアウト明けに再びミッチェルとバークスを並べてスピードアップします。早くてしっかりプレー出来る選手を並べてくるチームはないので、苦労するロケッツ。これはなかなか面白くてサンダーには通用しそうになかった並べ方をロケッツ相手だと通用しそうと読んでいるのか、単にルビオ不在というだけなのか。

バークスがベンチに下がってもエクサムが出てきて、スピードでかき乱す形を継続します。ミッチェルの3Pも決まって19点差になります。2Q6分で56点のジャズ。ロケッツらしくないくらいに切り裂かれています。ノールビオでロケッツ対策として有効になるのは予想できない。

 

〇なんとかハーデン

ゴベールを外していくロケッツ。例えばドライブしたときに普通にレイアップいくとブロックされますが、苦しければリバースにいきます。シュートは苦しいので外れますがゴベールが動いているので、逆サイドに落とせばカペラが拾ってくれます。狙っているのか、それとも繰り返してきたら共通理解になったのか。

イングルスからミッチェルへの裏パスを読んだクリス・ポール。カットされるのをみえないミッチェルが衝突して3回目となりベンチに戻ります。それでも再び出てきたバークスのアシストがゴベールに通り、問題なく対抗していきます。

ハーデンの3Pで対抗するロケッツですが、またもイングルスが3Pを返すので一向に追いつきそうになく、全く流れがこないまま前半が終わっていきます。

 

しかし、残り1分からファールを稼ぎに行ったハーデン。上手すぎるハーデン。フリースローだけで点差を縮めていく巧みさで、最後はコーストtoコーストでレイアップを決め64-55の9点差にして前半が終わります。

 

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〇エースのロケッツ、チームのジャズ

素晴らしい前半を過ごすことに成功したジャズ。その内容はジャズのオフェンス編で述べたように、イングルスの3Pで広げつつ、空いたインサイドをゴベールで使っていくものでした。

3Pとインサイド

まるっきりロケッツ状態だし、そのインサイドを使うためにドライブの速いエクサムとバークスを起用していたわけです。理想的に進んでいった状態のジャズ。

 

そしてここで重要なのがジャズが勝つために必要だと思われていたドノバン・ミッチェルは沈黙していることです。ある意味クイン・スナイダーだけでリードを作ったジャズ。見事すぎる内容は記念に保存しておきたいレベル。エースは働いていないけど、完璧だったジャズ。

 

ロケッツは最後にハーデンラッシュでなんとか助かった形。最近は観なかったディフェンスが機能しない形でした。ロケッツプレビューで触れたとおり、今のロケッツは困るとディフェンスを強めていきます。ところがそれが通じなかったので、ハーデンラッシュに助けてもらいました。エースが働いて初めて試合が対抗出来たのも最近は観ない姿。

ロケッツは勝ちすぎた中で少しだけ問題があって、オフボールでのプレーメイクが減ってしまいました。前はもっとセットプレーを取り入れて、ハーデンのいないサイドでもプレーしていました。

前半で困ったのはそんな部分で、クリス・ポールとゴードンが苦労させられるとオフェンスが停滞してしまいました。13点のカペラにかなり救われました。内容的にはFG3/9のクリス・ポールが問題なのですが、そんな意見は認められないだろうな。

基本的にはこれがロケッツのやり方なので問題だとは思っていませんが、シュートが決まらないことで批判するならクリス・ポールが悪い。これはロケッツがハンドラーが決めてくれないと展開しないオフェンスをしている部分が大きいので、ちょっとハーデンがいないと苦しくなっています。

 

外しても打ちまくっていることでオフェンスの流れを失わなかったウエストブルック、珍しく外しまくったけど勝利したレブロン、そしてウルブスに止められたけどチームは大勝したハーデン。実はやっていることはそんな変わらない。エースが突破するから崩していく。機能性は各チームで段違いだけど。

 

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〇逆襲のロケッツ

そんなハーデンのキックアウトからクリス・ポールがコーナー3P、そしてハーデンのドライブとカペラの合わせもあって、後半始まって3回のオフェンスで4点差にします。ジャズもイングルスの3Pが決まっているけど、即タイムアウトで切るスナイダー。

しかし、このタイムアウトで変化したのはロケッツのディフェンスでした。機動力を活かしてパスカットしていきます。ヘルプに出て一瞬フリーの選手が生まれるけど、そこを機動力でカバーしてスティールします。少し危険なようでいて、本当のフリーは作らないギリギリだけど怖いディフェンス。

そこから速攻に繋げて同点に追いつきます。

 

〇ハードワーク

追いつかれたジャズはミッチェルがオフボールでハードにハーデンについて、クリス・ポールをオニールが止めます。こちらもディフェンスで流れを作ろうとします。直ぐに動くスナイダーはバークスとクラウダーをいれて速度勝負に出ます。これが成功したものの、アリーザがドライブ、裏抜け、3Pと違うパターンで得点して攻略します。

トランジションからハーデンとのマッチアップになりそうだったので、ファールで止めるゴベール。しかし、それがハードに叩くものだったのでちょっと揉めます。いらつき感が出ているゴベール。この辺りの性格的な側面はチームの感性に合わない選手の気がするのですが、それでも重用されているのでハードな練習に前向きなのだろうね。フェイバーズと交代。

 

タッカーとミッチェルの激しいルーズボール争いと次第にフィジカルになっていきます。逆転されたジャズなので、ロケッツに対抗するためにはそんな部分も重要です。知力を重視しながらもハードワークする選手達。そこがジャズクオリティ。

そして脈絡のない3Pを決めるミッチェル。エースの出番がやってきます。

 

〇攻めるディフェンスで流れを変える

そう思ったらスピードでバークスがドライブを決めます。本当はエースになるはずだった選手。それを珍しい豪快なダンクで返すハーデン。いつもならレイアップの場面。

またもミッチェル、バークス、エクサムを並べるジャズ。そのエクサムの3Pで再逆転します。さらにハーデンからテイクチャージするエクサム。ほらね、これがジャズの武器だって。ここはプレビュー通りで同じディフェンスだけど粘ってシュートが外れるのを信じるディフェンスだけではジリ貧になります。それはいうなればゴベールを中心とした普段の守り方。

 

ロケッツを相手にしたとき、もっと積極的にボールを奪うような、ハーデンにシュートを打たせないようなディフェンスも必要になってきます。逆転されたこの場面でまさにそんな働きをみせたエクサム。ハーデンにシュートまで行かせ続けるとそのうちどこかで3Pラッシュに繋げられます。

オフェンスでもそんなエクサムからフェイバーズが連続できまって見事に切り返したジャズ。クリス・ポールにシュートすら打たせないエクサムのディフェンス。ちょっとムキになってポストアップして決めるクリス・ポール。結構、気が強い。

 

 

〇オフェンスのジャズ

ジャズはミッチェルのミスが続いたのでベンチに戻して、エクサムとバークスのスピードで振り回していきます。スイッチディフェンスが特徴のロケッツですが、スイッチはそもそもスピードで振り切りやすい一面があります。ただ、並のスピードでは無理。

1人でシュートチャンスを作るバークスに苦労するロケッツ。ここも決まらなくても効果的なオフェンスです。守らせないバークス。リズムが生まれないロケッツ。

ロケッツの波状攻撃に遭いながらも、見事に切り抜けて86-85とリードを保ったジャズでした。

 

ロケッツのターンオーバーはここまで僅かに5つのみ。つまりカウンター作戦はほぼ機能していないのに、ジャズはオフェンスで対抗出来ているのでプレビューと全く違います。それを可能にしたのが、ジェレブコは全く使わず、バークスとエクサムで対抗していく形です。

ハーフコートをしっかり作るのがジャズなのに、やっていることはトランジションを利用してギャップを使い、3Pで広げていく超現代的な内容です。それをダントーニロケッツ相手にやるのだから、奥が深すぎるジャズ。それを支えるのは1人1人の共通理解なのでスナイダー恐るべし。明確なミスマッチを使っているセルティックスとは違い、全員の合わせ方なのでジャズの方が怖いです。

 

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〇ミッチェルよりもジャズが恐ろしい

4Qになってもクリス・ポールの時間が苦しい状況が続きます。ミドルを決めるのですが、それではディフェンスは収縮してくれないので、3Pを楽に打てる形までもっていけません。ウエストブルックに40点とられても対応を変えなかったジャズ。ここでも優先順位を、ゲームプランを変えない強さを感じさせます。

必要以上のヘルプには絶対にいかないという姿勢を徹底しています。これがキックアウトをローテーションで狙ったサンダー戦とは違うわけで。

 

イングルスやバークスが少し難しいシュートを決めることでなんとかリードを守っているジャズ。ちなみにターンオーバーは15となり、ロケッツより10も多い。でも勝っている。合わせが多いチームだから致し方ないし、それが致命的な欠陥にはならないということです。この辺はチームカラー。

しかし、アリーザのスティールからクリス・ポールのトランジションドライブ、キックアウトでハーデンが3回くらい細かいフェイクでディフェンスを引きつけてからゴードンの3Pという鮮やかな連携で再びロケッツが逆転します。

ミッチェルはここまでFG3/12で10点のみ。エースが働かなくても互角のジャズ

 

〇ドノバン・ミッチェルがやってきた

タイムアウト明けにミッチェルのキックアウトから再びエクサムのコーナー3Pで逆転するジャズ。さらにゴードンの不用意なパスをミッチェルがスティールします。悩むロケッツは少しだけハーデン、クリス・ポール、ゴードンを並べましたが苦しいので通常に戻します。それでもスピードを止められずにファールが増えてしまうと、クラウダーの3Pでジャズが4点リードにします。

行くのはハーデン。止めきれずにミッチェルが4つ目のファール。5つ目っぽいディフェンスもしますがノーコールで24秒に。助かったジャズ。全体的にコールはジャズより。

そして自らドライブすると外れますが、またも何故、そこから飛べるのか理解不能なリバウンドダンクを決めます。その次はディフェンスが寄ってきたところでイングルスに3Pを打たせ、働き始めたスーパーエース。

 

ハーデンは好調。しかし、試合を進めていくのはドノバン・ミッチェル。なんだこいつ。決まらないロケッツの3Pを相手に残り5分で105-96とジャズが9点リードになります。

 

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〇クラッチもスナイダー

ジャズはこの時間になってもフェイバズではなくエクサムを使い続けます。そのディフェンスで守ってタッカーにドライブさせ、それは当然決まらず、トランジションからイングルス3Pで12点差に広げます。大成功しているジャズのスモールラインナップ。そして対策を一切変えないので、どうしてもハンドラー以外がドライブしたくなってくるロケッツ。

お得意のCP3タイムも始まりません。1年前のクリス・ポールvsジョー・ジョンソンは凄かったよね。どちらも今はロケッツ。

 

ハーデンが3Pを決めます。しかし次にドライブ後にリバウンドをとろうとしてエクサムを吹っ飛ばしてファールコールされます。何故か、揉めるのはクラウダー。

コントロールしたいジャズは最もミスが少なそうなミッチェルでいきます。シュートが外れるシーンが多いけど、時にむちゃくちゃな決め方をしてくれます。しかし、クリス・ポールに騙されて5回目のファール。残り2分半8点差。

 

ロケッツはFGはほぼ決まらなくてフリースローだけで稼いでいきます。急ぐクリス・ポールはキックアウトで3Pを打たせますが、ファールをもらう方が正解だよ。クリス・ポールの弱みにして戦術クリス・ポールで勝てなかったクリッパーズ感。ハーデンはファールをもらう。

タッカーがスティールから最後はゴードンに3Pを打たせますが決まらず。それでもオフェンスリバウンドを奪うタッカー。それも押し込めず。残り1分20秒で7点ジャズリード。

タッカーに打たせるジャズ。決まらない3P。

時間を使うジャズはマークの苦しいミッチェルではなく、エクサムがドライブからダンクでリードを守ります。なんとかクリス・ポールがねじ込みますが、時間は1分をきって6点差。

 

ミッチェルがレイアップで決めて、クリス・ポールにハンドリングミスをさせて、プレッシャーディフェンスにも負けず、逃げ切るのでした。

 

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◉クイン・スナイダーに賞賛を

 

ジャズはオニールをスターターにしたわけですが、エクサム、バークス、クラウダーを含めて常に個人でスピード負けしない選手を2人はコートにいれて、ロケッツのハンドラーにプレッシャーをかけ続けました。それ自体は通常営業ですが、3ガードにすることも厭わず、スタート以外はほぼ3人を起用し続けました。おそらくルビオがいないことが有利に働いています。

つまりサンダー戦とは全く違う戦い方なのに、素晴らしきチームワークをキープし続けたわけです。ルビオがいなくても、いない良さを100%発揮してきました。バークスもエクサムも「ステップアップした」わけではなく、試合に出れば同じような活躍をしています。それをロケッツ相手に素晴らしく使い切ったわけです。

 

クイン・スナイダーに賞賛を!

まだまだ足りないよ!もっと賞賛を!

 

実験すると思っていた初めの2試合。その2試合で本当に実験しながら1勝1敗にしてしまいました。ロケッツ相手に信じられないことをしたスナイダーとジャズ。

最後に打開するのはドノバン・ミッチェル。予想を超えてくることでジャズに勝利をもたらすと予想していましたが、FG6/21です。それでも勝たせてしまうクイン・スナイダーに賞賛を!

 

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ロケッツの敗因は3P27%とみせかけて、クリス・ポールとゴードンのドライブが低確率だったことです。

〇ロケッツの2PFG

ハーデン 7/12

CP3 6/14

ゴードン 2/10

 

試合開始当初は機能していたカペラへの合わせが封じられたのは、対応を見直す必要がありますが、FG10/15、5オフェンスリバウンドと大活躍だったカペラなので、インサイドでゴベールに負けたと評するのは正しくありません。純粋にインサイド勝負で負けたが故に、有効なボールムーブになりませんでした。

もちろん、それでもハーデンが3P2/10なんて確率でなければ勝てたわけですが、それはまた違う話です。それを封じるために積極的なディフェンスを混ぜています。ウルブスが出来なかったやつ。要はしっかり守って、それでハーデンの3Pが外れるのを待つだけではMVPは決めてきます。しかし、エクサムもミッチェルもとにかくボールを持たせることを、ひたすら阻害していきました。オフボールから苦しめていったジャズ

 

ハーデンが苦しめられても、クリス・ポールがいるのが今シーズンの強みですが、そこと純粋な勝負で勝ちきれるのがロケッツ対策として有効です。ネトがマークしていた時間だけはやられましたが、それ以外は見事に止めていたジャズ。

ウエストブルックの批判なんて出来なくなるでしょ。クリス・ポール相手でもハンドラー勝負を徹底出来てしまうジャズのディフェンスを賞賛すべきです。キックアウトしてもそこには必ずプレッシャーがあります。そういえば前半はかわして打っていたので、後半はジャズが徹底してきたのだろうな。

 

細かく言えば、もっとジェラルド・グリーンを起用すべきでした。ところがそれをさせなかったのは、スピードある選手を並べ続けてディフェンス面の対応を困難にしていた事に関係します。ジェレブコを起用しないで勝ちきるスナイダーの戦略。

上手く行っていたが故にオフェンスの火力勝負への振り切り方を忘れたロケッツ。久しく観ていない火力勝負をみるには良い試合だったのですが、それはジャズが許さなかっただろうな。

 

 

しかし、ロケッツのターンオーバー7って凄いし、それに勝ちきるジャズもまた凄いな。

 

 

20180503 ロケッツvsジャズ 第2戦” への18件のフィードバック

  1. 敵地で1勝をもぎとってしまうとは…恐ろしいジャズ
    普通にやっても勝てないんだから変化をつけて、それをきちんと実行できるチーム力は素晴らしいですね
    リング当てダンクをかましたミッチェルもホームなら総立ちのすごいプレーを見せてくれました。満足です(笑)

    1. サンダー相手とは別のチームでした。
      バークスまで役割を果たせるとは!

  2. 素晴らしい!!スナイダー!!ロケッツ相手に、今季初勝利です。

    第3戦、ダントーニはどんな対応してきますかね。色々考えるとたのしいです。

    1. ディフェンス面の連携を狙われていたっぽいので、そっちの修正をするのか、それともオフェンス中心にするのか。ちょっと楽しみです。

  3. Twitterで誰かが呟いてた事だけど、ドラフトエントリーするよう説得したポールジョージを倒し、今CP3と対戦してるミッチェルの主人公感やばい

  4. エグザムめっちゃ守ってましたね!髭さんの3P、ファール貰わないようにプレッシャーかけるのうまかったな〜
    ミッチェルの無慈悲なダンク凄かった〜
    ホーム楽しみですね!
    ただのジャズファンになってる(笑)

    1. わかります。ジャズには引き込まれる魅力があります。

      ハーデンは守るだけじゃ守れないので、あれくらい積極的にいかないと苦しいですね。

  5. 4Q、5ファールになってもスイッチであっさりハーデンにつくミッチェル!理解不能ですが、チームとしてのプランを変えないということなんでしょうか。MOGはエクサムに一票です。オフボール、ハンドラーに関わらずよくハーデンにプレッシャーかけてたと感じます。このシリーズは単純に楽しめますね。

    1. ミッチェルは実はまともにファールコールされたのは少なかったので自信持って守れてましたね。退場しても問題ないと考えたのかも。

  6. UTAは本当に良く勝ったな~、と思います。最後までHOUのOFFはやりにくそうでした。
    こんな展開こそ、理不尽にタフ3Pを爆発させる(時がある)グリーンの出番と思って見ていたのですが、あんまし出てこなかったですね。残念。
    ダントーニはどう出るのか?
    リングを取りに来ているチームなので、小細工無しでこのまま泥仕合で、打ち勝って欲しいと個人的な願望を持っています。

    1. 最近のロケッツは打ち勝ちにこないので、久しぶりの姿を見てみたいです。

  7. ジャズのスリーガード面白かったですね!
    エグザムはよく守っていたし
    バークスは自信を持ってドライブしてました
    個人的に今日の試合ではオフェンスに振り切って欲しかったので
    タッカーのところをもっとグリーンを起用してもいいと思いました!
    あと難しいところですがカペラはすごい活躍でしたがもう少しネネを起用してネネ経由でパスをさばかして変化をつけても良かったかと思います!
    第3戦のダントーニの采配には注目ですね!
    管理人さんはどう思いますか?

    1. ただタッカーをグリーンだとゴードンの意味があまりないんですよね。カペラ1人でやる勇気があるかどうか。この試合は追いついただけに、張り切るのは難しかったですね。

      ダントーニはダントーニなので、このまま行くと思いますが、プレータイムはベンチに振り分けると思います。

  8. 記事に関係なくてすみません。フィッツデルがニックスのhc就任したことについてどう思います?あとサンズの新hcについてもお願い致しますm(_ _)n

  9. ジャズの4Qはロケッツのようなオフェンスで凄かったですね。名将はここにも居た。あとミッチェルの大エース感がやばい。
    そしてロケッツはRS初期のとにかくフリーになったら3P打ちまくるみたいな、オフェンス爆発が見てみたいですね。

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