◎サラリーと欠場
しかし、どんなに御託を並べても最大の問題はサラリーと欠場数。サラリーについてはサッグス本人に非はないわけで、問題は欠場数なわけです。しかもサッグスの場合は30分もプレーしないのに頻繁に離脱を繰り返します。
そして、この点も前述のポイントでいえば「ゲームコントロールとディフェンス」にエネルギーを集中すれば、ケガのリスクも下がるように見えるし、実際に3年目のシーズンはそれで75試合もでています。
サッグスに限らず、自分がアタックすることで出力が出すぎてケガをする選手は多くいます。自分のストロングポイントがアタックにあるならば行くべきですが、サッグスの場合はディフェンスこそがストロングポイントなわけで、他のプレーを「やりすぎて」苦しむのは違うだろ。
マジックがチームとして戦術面の課題を抱えているのは間違いありませんが、サッグスは自分自身をどう捉えているのか。もしも20点取れる選手ならば、あるいは10アシストできる選手ならば、自分でオフェンスをクリエイトする仕事をすべきですが、この5年間を過ごしてきた中で、少なくともバンケロとフランツがいるマジックにおいては、そんな選手になることは求められていません。もっと主役として輝きたいならば他のチームへトレード志願すべきだし・・・でも、サラリーと欠場数を考えたら、それも難しいし。
チームが勝つために自己犠牲が必要というのはNBAでも頻繁に言われること。サッグスがディフェンスとコントロールの仕事に集中し、欠場しなければマジックは上手く回る気もします。そして、そんなプレーをしていると大事な局面での3Pというオフェンス仕事も回ってきそうなんだよな。
ディフェンス力の高さと大事な局面でもひかないマインドで「勝てるチームの重要なピース」になれるように見えるサッグス。しかし、ザ・主役になりたがって半端なスタッツになっているように見えるサッグス。マジックが上位に浮上するキーマンにも見えてくるのでした。