サッグスの価値は高まるのか

ちょっとサッグスの短い話をしてみましょう。今シーズンのサッグスについては、ものすごく批判的なことを語っています。ただ、本質的にサッグスという選手は素晴らしい選手であり、それ故に「何をしているのか」という疑問が出ているのが今シーズンです。ってことで、良い部分を語っていこう。

・・・というか、言うまでもなくサッグス最大の魅力はディフェンス。エースキラーとしてのサッグスはスピードへの対応も出来れば、フィジカルコンタクトで優位に立つことも出来るし、ハンドチェックで奪い取る能力も高いです。さらにチェイスダウンブロックや速攻での駆け引きなど、ことディフェンスに関しては言う事がないレベルのスーパーなエースキラーです。

このレベルで守れる選手はリーグを見回しても片手で数えるくらいしかいない。そんなレベルなので、サッグスがマッチアップして全力で潰しにいったら、多くのエースが沈黙してしまいます。それでいてスイッチしてのマルチディフェンスもそこそこいけます。マジックでは必要とされてこなかったけど、キャッスルやカルーソみたいにポジションレスに守らせても面白い存在かもしれません。

そのためサッグスのオン/オフのディフェンスは驚異的。
オンコート 107.1
オフコート 115.0
これだけの影響力を与える選手は珍しい。まぁ交代要員がタイアスだったことや、そもそもチーム構成の問題もあるし、ガード1人がチームのレーティングを引き上げるって例外的なものなんだけどね。

というメリットを持っているサッグスですが、主に批判するのはオフェンス面です。個人技アタックしすぎるとか、3P打ちすぎるとか。でも、実は自分で行き過ぎている時のサッグスは守れないっていう特徴が絡んできます。そこにはオフェンスにエネルギーを費やすから守れていないっていう問題もありますが、これは置いといて、違う事情が絡みます。

・ドライブするとトランジションディフェンスが間に合わない
・3Pを打った後にパフォーマンスして戻りが遅い

後者はレアな話ですが、割と調子に乗っていくタイプなので、ノリノリの時のサッグスはルーズになりがちです。ここで問題なのはサッグスだけでなく、マジックがトランジションのピックアップに問題を抱えていること。チーム全体のピックアップも遅いし、マッチアップで迷うシーンが散見されます。

曖昧な表現ではありますが、要するにアタックするよりもPGとしてオフェンスをコントロールする役割に徹し、ディフェンスになった瞬間のチーム全体をリードする仕事に集中して欲しいっていう感じです。マジックが問題を抱えている部分は、ある意味ではサッグスがカッチリと整理すれば解決してしまうんだもん。

特にピックアップの部分では一番の急所をサッグスが抑えればトランジションを防ぐことが出来ます。それくらい強烈に守れる人なんだけど、3Pを決めることにフォーカスしていると切り替えが遅くなるのは当然な気もするんだよね。

カルーソのようなギャンブル味もある人なので、本当はPGさせない方がいいのかもしれません。チームの核となる選手であればギャンブラー気質をガマンして欲しいって感じかもしれない。

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