ペイントを攻めよう

◎極端なグリズリーズ

以前にヒートのディフェンスの話をしたときに、逆のことを書いており
「ヒートのインサイドを攻略できるかどうか」
というのが相手にとっては重要だし、ヒートのディフェンスレーティングは良い試合と悪い試合が極端に分かれていました。ペイントを攻略するってことは、相手のディフェンスがペイントを攻略されるかどうかにもかかっています。

その点で「弱いチームには絶対に負けない」グリズリーズは非常にわかりやすい特徴があります。まぁ直近はウルブズに勝って、ウィザーズとジャズに負けたからなぁ。とはいえ、ウィザーズからもジャズからも点は取れており、負けた理由はディフェンス面にあったので、ちょっと印象は違うけどさ。

グリズリーズの勝ち試合と負け試合では得点が8.5点違いますが、ペイント内得点は9.9点も違います。つまり、グリズリーズにとって勝敗を分けるのはペイントで点が取れるかどうかです。よく「試合なんて3Pが決まったかどうかだろ」という人がいますが、グリズリーズは真逆。そしてペイントを攻略できないってことは3Pアテンプトが増えるので、負け試合の方が3Pを多く決めています(成功率は2%くらい低い)

これを考えるとグリズリーズの弱いチームに着実に勝ち、強いチームには勝てないってのもわかりやすく見えてきます。ペイント内だけでこんなに差が出るチームは殆どなく、相手のディフェンスが機能していてカバーリングやリムプロテクトが強ければ大いに苦しむってことです。

しかも、グリズリーズの場合はディフェンス側でもはっきりと差が付きます。つまり、シンプルにインサイドでの勝負が勝敗に強く関与してくるという事。ただし、こちらはオフェンスと違ってペイント内失点以外のところに大きな差が生まれます。

他にはフリースローで3点ほど失点が増えており、これもペイントで負けていることに関与しそうです。ただ、3Pで10点近い違いもあるので、ペイントを攻略されると外も守れない・・・あるいは逆ってのも関係していきます。まぁ中を守れなければ、外も守れない(逆も同じ)のは非常にわかりやすいし、わかりやすいから弱いチームには勝てて、強いチームには勝てず・・・になるわけです。

なお、ジャズはペイントだけを守って3Pは知らんぷりのディフェンスをします。ウィザーズは単純にサールとバグリーが頑張ってグリズリーズのペイントを止めたのと、グリズリーズがビッグマン不足だったことも上げられます。ウィザーズはインサイドディフェンスをセンター1枚次第にしているので、リーグで5番目に守れないチームなんだけどね。

そしてグリズリーズの場合は、やっぱりモラントの存在が重要に見えます。基本的にビッグが並ぶペイント内得点の上位。このビッグが通用するときは勝てるけど、そうじゃなければ厳しい。ただ、モラントがいれば相手の強いディフェンスでも突破する要素があるのだ。

加えてカワードが検討しています。リバウンド強いし、インサイド向きのウイングはグリズリーズの流れを変えることが出来るのかどうか。外からはスペンサーが異様に決めてくれるしな。

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