ジェイレン・ブラウン、エース修行中

開幕した当初、ブラウンはブラウンでした。ブラウンっぽいプレーを普通にこなしていた感じ。ただしくは従来よりもマークが厳しい中で、同じようなプレーですが。しかし、チームには足りない要素がたくさんあり、特にインサイド側の弱さはどうにかしなければいけない問題でした。

10試合前後が経ったころから、ブラウンの2Pアテンプトが増えてきました。正しくは開幕から増えてはいましたが、より安定して増えてきた。チームにとって必要なプレーということで、クリッパーズ戦では26本、ピストンズ戦でも25本も2Pアテンプトがありました。この点ではプルアップ3Pが多いテイタムとはスタイルが異なります。

テイタムの仕事を、そのままブラウンがやるのではなく、ブラウン仕様に変化させる必要があったという感じなのかな。その内訳をみると、明確にミドルが増えています。

もっとプルアップ3Pが増えてもいいくらいですが、プリチャードもいるので、ブラウンが打ちすぎる意味はないのかな。そして何よりもミドルが劇的に増えています。ゴール下へのアタック回数を増やしたいのは増やしたいけど、それができるなら前からやっているよね。
ブラウンをエースにした形としてミドルゾーンをブラウンが攻略することでセルツのオフェンスは機能し始めました。ただし、そもそもマッズーラといえば3Pオフェンスなので、ミドルが増えることは当初から計画していたとは思えません。

そんなわけでセルツは3Pを減らし、その分だけミドルが増えた感じです。オフェンススタイルとしては「セルツらしさ」が大きく変更されることになるので、結構な改革なんだよね。なお、それでもリーグ3位の43.3本なので、むしろ減ったことくらい大した問題ではなさそうです。

今シーズンもペイント内で点を取っていないセルツですが、それでも昨シーズンよりは2点ほど増えました。ミドルゾーンを攻略するときにペイントに足がかかっていたらペイント内得点なのでね。いずれにしてもブラウン仕様の形が整ってきたわけだ。

ただし、その効果は十分に発揮されているとは言えません。それはミドルゾーンの攻略における目的の1つがキャッチ&3Pを増やす事なのが一般的だし、ブラウンのアシストがもっと増えてこないと、ただ単に1on1をしているだけです。

そして、ここがセルツの伸びしろでもあります。試合をこなす毎にブラウンのアシストは増えているし、それだけミドルゾーンからの展開が形になってきているという事。ここ10試合の3P成功率は41.2%と高確率。3Pアテンプトは減ったけど、チームとしてはより効果的な3Pを打てているってことでもあります。まぁ一時的な話だけど。

遂にエースになったブラウンだけど、エースになるっていうのは、それだけチーム全体も変化が必要って感じがするよね。そして本当の意味でエースにしたいかっていうと・・・ねっ。

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