走れ、ベンチメンバー

◎走るベンチメンバー

では、ディフェンスの平均移動速度をチームの4.28を基準として上回っている主力と、下回っている主力に分けてみましょう。なお、ラプターズの場合はディフェンスで走っている選手は、オフェンスでも走っています。片方だけ極端なのはいません。クイックリーがややオフェンスの方が走っていますが、許容範囲です。

シェッドとクイックリー以外は見事にスターターとベンチに分かれます。プレータイムの短い選手が走りまくって、長い選手がそれなりに走っているのがラプターズの強み。ちなみに30分以上プレーしている選手だとレブロンが最も走っていなくて3.30、ドンチッチ3.43となり、バーンズやバレットは十分に走っている部類です。イングラムだけが走れていないですが、上記の通りエースクラスではかなりまともな方。

ところでイングラムですが、2年前のペリカンズでは3.57でした。ラプターズにきて改善傾向であることは間違いありません。間違いなけど、イングラムがいるとレーティングが悪化する理由も示している数字なのよね。

この運動量を活かして3Pをミスさせているのがラプターズディフェンス。どこかで聞いたような話ですが、こちらはアテンプトも落とさせています。まぁ手長族ばかりだし、DIFFは昨シーズンも上位の数字でした。しっかりとチェイス出来るならば、ミスを誘いやすいはず。

そしてシュートミスだけでなく、しっかりとボールに触り、相手のターンオーバーを促しています。最も多いのはバーンズの3.9ですが、このバーンズを除くとプレータイムの短いベンチメンバーが多く稼いでいます。

突出したディフェンダーがいるというよりも、全員でチェイスしており、その上でベンチメンバーはもう一歩の奮闘を見せている。いわゆるスーパースターのいないグッドチームとしての効力を発揮しています。まぁ「スーパースターがいる」というサラリー構成なのがダメなだけさ。コート上では関係なく進んでいるし。

非常にわかりやすく運動量がベースになっているラプターズ。プレータイムシェアがなかったらどうなるのか、考えただけで怖いし、それこそが昨シーズンとの違いです。

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