◎走るベンチメンバー
では、ディフェンスの平均移動速度をチームの4.28を基準として上回っている主力と、下回っている主力に分けてみましょう。なお、ラプターズの場合はディフェンスで走っている選手は、オフェンスでも走っています。片方だけ極端なのはいません。クイックリーがややオフェンスの方が走っていますが、許容範囲です。
〇走っている選手
アバジ 4.66
ウォルター 4.60
ディック 4.56
マム 4.42
パートル 4.40
CMB 4.38
クイックリー 4.30
〇走っていない選手
バーンズ 4.21
バレット 4.18
シェッド 4.17
イングラム 3.91
シェッドとクイックリー以外は見事にスターターとベンチに分かれます。プレータイムの短い選手が走りまくって、長い選手がそれなりに走っているのがラプターズの強み。ちなみに30分以上プレーしている選手だとレブロンが最も走っていなくて3.30、ドンチッチ3.43となり、バーンズやバレットは十分に走っている部類です。イングラムだけが走れていないですが、上記の通りエースクラスではかなりまともな方。
ところでイングラムですが、2年前のペリカンズでは3.57でした。ラプターズにきて改善傾向であることは間違いありません。間違いなけど、イングラムがいるとレーティングが悪化する理由も示している数字なのよね。
〇被3P
アテンプト 37.2本(16位)
成功率 32.2%(5位)
〇3PDIFF △3.7(5位)
この運動量を活かして3Pをミスさせているのがラプターズディフェンス。どこかで聞いたような話ですが、こちらはアテンプトも落とさせています。まぁ手長族ばかりだし、DIFFは昨シーズンも上位の数字でした。しっかりとチェイス出来るならば、ミスを誘いやすいはず。
〇相手のターンオーバー 16.5(6位)
〇ディフレクション 21.6(6位)
そしてシュートミスだけでなく、しっかりとボールに触り、相手のターンオーバーを促しています。最も多いのはバーンズの3.9ですが、このバーンズを除くとプレータイムの短いベンチメンバーが多く稼いでいます。
〇ディフレクション
CMB 2.4
ウォルター 2.2
ディック 1.9
シェッド 1.8
突出したディフェンダーがいるというよりも、全員でチェイスしており、その上でベンチメンバーはもう一歩の奮闘を見せている。いわゆるスーパースターのいないグッドチームとしての効力を発揮しています。まぁ「スーパースターがいる」というサラリー構成なのがダメなだけさ。コート上では関係なく進んでいるし。
非常にわかりやすく運動量がベースになっているラプターズ。プレータイムシェアがなかったらどうなるのか、考えただけで怖いし、それこそが昨シーズンとの違いです。