〇エリア別アテンプト
ゴール下 6.1 ⇒ 5.3
ペイント 3.8 ⇒ 5.1
ミドル 1.8 ⇒ 3.4
コーナー 0.9 ⇒ 0.4
その他3P 8.3 ⇒ 8.6
マキシーのアテンプトを見てみると、ショートレンジとミドルが大きく増えています。ここが増えると得点は伸びないはずなのですが、単純にアテンプト数が増えたので得点が伸びた形です。ゴール下が減っていますが、フリースローが増えており、単純にファールコールだらけの今シーズンの事情って判断した方が良さげです。
マキシーはゴール下の成功率が低いのですが、ファールコールしてもらえることと、ショートレンジで打ち切るようになったことで、得点を増やしてきました。それぞれ成功率には大差ないです。でも、これも前述のタッチ数関連のことを考えると、
よりシンプルなプレーチョイスをしている
という点に繋がってきます。ドリブルの回数も減ったし、もう一歩の踏み込みよりも、ディフェンスがいないところで打ち切っているのね。そもそもシュートスキルが高い選手なので、ショートレンジ攻略の方が良さげだしさ。
いずれにしても効果的な戦術を作れるとは思ってもいなかったマキシー中心のオフェンスが形になっているシーズン序盤のシクサーズです。明らかに変わったマキシーのスタッツは、個人としての得点王よりも、チームとしてのオフェンス力アップに繋がっていることが大きいよ。
ただし、ここまでシクサーズが勝ったのはセルツ、マジック、ホーネッツ、ウィザーズ、ネッツの5チーム。全部勝率5割以下。まぁイーストなんてそんなもんか。そして大逆転負けを食らったブルズに続き、数少ないイーストのトップチームであるキャブスに大敗しています。つまり、強い相手には通じていない気もする。
ブルズ戦はマキシーが39点を取ったけれど、後半はエンビードと2人でほとんどのFGを打っており、これが止められまくったことでの逆転負けでした。大事なところでセットして得点を取るようなプレーは出来ていないわけで、常にフルスロットルで駆け抜けるのがマキシー中心の形になってしまっています。
ちゃんとディフェンスをするチームが相手になったとき、マキシーのダムダムが増えてしまうのではないか。開幕直後のスモールサンプルに過ぎないのではないか。そんな懸念もある中で、シーズン通してマキシー中心の戦術が固まるのか。それとも元に戻るでおなじみのシクサーズらしさになってしまうのか。
エンビード中心は健康面でもプレー面でもムリそうなだけに、この形が進化できるのかがシクサーズにとって重要であり、マキシーという選手がチームを背負える選手になれるのかという点でも大事に見えるのでした。