さようならジョン・ウォール 後編

ウォールの後編というか、ウォールとウィザーズについて振り返っていきましょう。ドラフト1位を指名したように、当時のウィザーズはドアマットでした。

07-08シーズンに43勝しており、カロン・バトラー、アントワン・ジェイミソンの2人が20点オーバーでチームを引っ張っていた模様。問題児ギルバート・アリーナスもいました。

08ー09シーズンが19勝、バトラーもジェイミソンも20点オーバーなのに、アリーナスは2試合のみ出場、PGブレンダン・ヘイウッドが6試合出場で低迷したそうです。うん、いくらなんでも落ちすぎだろ。エース2人が残っているのにさ。

09-10シーズンが26勝。試合に出るようになったら、銃をロッカーに持ち込んだアリーナス問題が発生。勝てないのでバトラーとジェイミソンも放出して再建へと進んだのでした。それでドラフト1位をあてるなんて、今と違って優れたロッタリー運。

ちなみに09年ドラフトも上位だったはずですが、指名権をトレードしていました。ここでウルブズは5位でルビオを指名しています。この時は7位カリー、9位デローザン、17位ホリデーなのでした。

そして10年ドラフト1位でウォールを指名。シーズンは23勝で終わりますが、次の指名権もトレードしていたのかな。11-12シーズンは20勝(短縮シーズン)でした。そしてドラフト3位でビールを指名します。この時、2位がホーネッツでMKG指名なので助かったようなウィザーズ。ジョーダンに振り回されている両チーム。なお、6位リラード、9位ドラモンドくらいしかいないのでビールで正解。

12-13シーズンは29勝。またも上位指名権を手に入れて3位でオット・ポーターでした。結果論では微妙だよなー。しかし、この年も新人王がMCWという時代。MCWってマイケル・カーター・ウィリアムスだけど、もう略しちゃダメな認知度になった気がしてくる。10位マッカラム、17位シュルーダーなんかは選外でしょうが、12位アダムス、27位ゴベアなのでセンターいっとけばよかった気もします。なお、15位がヤニス。ウォール&ヤニスなんて夢のコンビですが、ヤニスが育たなかっただろうな。

そして13-14シーズンは44勝してプレーオフへ進みます。ウォール4年目、ビール2年目、OPJ1年目です。この年はゴータットがチームに加わったので、そこがデカいのですが、他にはアリーザ、ネネ、ウェブスター、トレバー・ブッカーあたりが主力です。なお、OPJは殆ど試合に出ていません。

そんなわけで、ウォール獲得から実に順調に進んでいったのがウィザーズです。別に全てが上手くいったなんてバカな話はありませんが、大黒柱であり戦術の中核としてのウォールが機能して、着実なステップアップをした形です。

こうして非常に順当にステップアップしているのよ。そして8年目では長期欠場するも終盤に復帰。プレーオフに滑り込むもラプターズに敗戦。翌年からケガ&ケガとなって、ウィザーズとウォールのストーリーは終わりました。うん、2年で諦める必要あったのかね。これだけ順当に来ていたのを、諦めるほどの理由があったとは未だに思えないんだよね。

その後のウィザーズの成績を見ていくと、こんな感じです。

こうみると毎シーズン動いては失敗している感あるよね。一番の問題はウエストブルックでプレーオフへ進めてしまったこと。これがなければ、その時点でビールを放出して再建に振り切れていたのかも。30勝台が続くのはウォール時代との大きな違いになってしまっています。

そんなわけで、実は順調なステップアップをしていたウォール時代と、そのウォールのケガからザ・中途半端な時代へと突入したことがよくわかります。全てを狂わせたウォールのケガ。諦めてしまったウィザーズのジャッジ。そこからの迷走。全てが繋がっている気もするのでした。

さようならジョン・ウォール 後編” への1件のフィードバック

  1. ウォール引退特集おもしろかったです。
    ラプターズファンの自分としては
    2010年にエース(ボッシュ・アリーナス)が離れ、
    10年代はガードコンビのエース(ラウリー&デローザン・ウォール&ビール)でイースト上位チームになり、
    16-17シーズンではともに3位・4位フィニッシュなどもあり、
    ウィザーズは他人とは思えない感情で見ていました。

    それゆえ、他球団ファンながらウォールの怪我&OPJ砲から一気に崩れ落ちたウィザーズに対して「続きが見たかった」という感覚は強く共感しました。

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