さようならジョン・ウォール。稀代のPGはオールスター出場5回、オールNBAチーム1回、オールディフェンシブチーム1回という記録を残し・・・少ないな。こんな少ないのか。これだけの能力を持ちながら、オールスターには4年目の2014年から9年目の2018年までしか選ばれませんでした。選ばれないというか、以降はケガでまともにプレーしていない。
リーグ最速のPGでありながら、3シーズン連続でアシスト2桁。16-17シーズンにはスティール2.0、翌年はブロック1.1。
個人での突破力を持ちながら、パスファーストでゲームをコントロールし、そのフィジカルなディフェンスはリーグトップのチェイスダウンブロッカーでもありました。リーグ最高のPGにすらなれたであろう才能は、ケガに加えてのケガという悲劇から、一気に崩れ落ちました。
今回はウォール個人にフォーカスしてみましょう。ウィザーズのことを絡めると、よくわかんなくなるから、そちらは気が向いたら後編として書きます。
◎ドラフト1位
まずはWikipedia先生をパクリ・・・じゃなかった、引用してみましょう。あらゆるトップ校からスカウトがあったっぽいウォールはケンタッキーを選びました。初めの試合で27得点、9アシストだったり、16アシストだったりと大暴れ。チームも35勝3敗でトーナメントに進んだものの、負けちゃったらしい。
そのトーナメントハイライトを見ると、とんでもなかった。近年のドラフトスカウティングで、このレベルのPGなんて記憶にないぜ。エグイ。やばい。とんでもない。凄まじいポテンシャルをもった身体能力オバケなのに、視野が広く、フリーのチームメイトを見つけてパスを出す感覚が素晴らしい。
いうまでもなく、スピードは周囲と2段階くらい違う。周りが普通に走っていても、ドリブルしながらで、ゆうゆう追い越してしまう。ウォール自身もトランジションではフルパワーで走っていないのに、それでも圧倒的に速いんだもん。
怪物。本当に怪物。そりゃあドラフト1位で指名するさ。ちなみに、この年はケンタッキーから1巡目で5人指名されています。5位でカズンズ。14位パトリック・パターソン、18位ブレッドソー、29位ダニエル・オートン。
このハイライトで先に語ってしまいましょう。なお、対戦相手にマッズーラがいるらしい。ブロック食らった選手だな。
ウォールがとんでもないことの1つが、アウトサイド、インサイドに何でもない感じでアシストパスをしていること。トップで左右に少しドリブルで移動してアングルを作ると、フリーのセンシューを見つけてパスをします。
強烈なドライブ ⇒ キックアウト みたいなイメージがあるけれど、実はそうではなくて、トップの位置から空いた選手を狙う感覚を持っています。ただし、それもディフェンス側がウォールから目を離せないことも関係している。アングルを変えるドリブルをされると、ドライブコースを止めるのにポジションを変えていく。その間にフリーの選手が生まれるんだもん。
最終的にゾーンの相手に苦労して負けたようですが、ウォールを3人くらいで見たいというようなゾーンをされ、シンプルなパスでアシストしています。身体能力に惑わされますが、普通に組み立てるだけでも1流のPGなんだよね。
また、終盤になると強引なアタックをするのですが、目立つのはディフェンス2人の間を切り裂こうとすること。実際に切り裂けて決めるスピードとジャンプ力、パワーがあるから実行していますが、狙いの1つは自分が2人のところにいって、パスを出す事。
これはウォールのキャリアでも共通することだし、ストロングポイントでもウィークポイントでもあります。いずれにしても、ウォールという選手が異次元のスピードに加えて、パワーやジャンプ力も持ちながら、アシスト能力に秀でいたタイプということがわかるハイライトでした。怪物くん。マジで怪物君。
いつも楽しく拝見しております。
いつの時代もスピードスターはキャリア中盤あたりから怪我との戦いになりますね。
私はヒートファンなのですが、他チームの話題でも数字を根拠に深く考察されているので更新が楽しみです。
ウェブサイトについてなのですが、ページ移動が数字一文字のリンクになっているので正確に押しづらく、間違えてとなりの数字を押してしまう事が多々あり毎回慎重に押しています。フォントサイズを少し大きくしていただくか、「次のページ」の様に5文字のリンクになっていると押しやすく助かります。ぜひご検討いただければ幸いです。
リンクは文字を大きく出来ないんです。すみません。
違う形式にすればいいのですが、なかなか全体がシンプルな構成になる形式がなくて、自分でも困ったまま3年くらい放置してます。
ピンチしてめっちゃでっかくしてタップすればオッケーだ!