◎ウォールの課題と完成度
ウォールには3Pという課題が常に付きまとっていきましたが、その一方でアシストは3年連続二桁になるなど、ウォールの形として進化していきました。シュートが下手な割には勝負強く決めるシーンもあり、この点では個人としても順調です。
しかし、ディフェンスに真正面から向かっていき、アシストパスを狙う形が好きなこともあって、インサイドでのフィニッシュプレーの不正確さはウォールの大きな問題でした。
そこにゴータットが来てくれたことで、ドライブコースを空けるスクリーンで助けまくってくれました。ゴータットがいなければウォールがハーフコートで上手く点を取る形は限定されていた気がします。と同時に、いかにウォールの課題がおおきかったか。
あれだけのスピードとフィジカルがあって、インサイドのフィニッシュに苦しむもんかねー。とも思ってしまうぐらい。さて、ケガがなければ、ここも改善したのかどうか・・・王様気質なので、そんな空気がないんだよね。
それはウィザーズ全体に言える事。「若手だから」みたいなプレーが永遠と続きがち。当時で言っても全員が良い感じなのに、完成度が低いというか粗いというか。「ゴータットのような選手を増やせなかったのか」というのも、気が利くプレーと同時に、もっとディティールが正確な選手が欲しかった。
やっぱり王様の周りには、細かいことをやってくれる従者が必要だよね・・・と感じさせるのがウィザーズでした。それもウォールがディティールを改善させていく選手だったら、ウィザーズのカルチャーになった・・・かもしれません。そういう部分がみえないまま終わってしまったことが、残念というか、どうにも評価できないポイントになっているのでした。
ウォール引退特集おもしろかったです。
ラプターズファンの自分としては
2010年にエース(ボッシュ・アリーナス)が離れ、
10年代はガードコンビのエース(ラウリー&デローザン・ウォール&ビール)でイースト上位チームになり、
16-17シーズンではともに3位・4位フィニッシュなどもあり、
ウィザーズは他人とは思えない感情で見ていました。
それゆえ、他球団ファンながらウォールの怪我&OPJ砲から一気に崩れ落ちたウィザーズに対して「続きが見たかった」という感覚は強く共感しました。