◎キャッチ&3P
ビーズリーよりも3Pを打った選手は6人いましたが、82試合でているのはビーズリーだけ。そして3Pの大半がキャッチ&シュートなのもビーズリーだけです。
キャッチ&3Pのトータルは568本。2番目に多かったデリック・ホワイトで457本。400本を超えているのはシャンペニー(スパーズ)、クレイ・トンプソン、キーガン・マレーで、合計5人しかいませんでした。なお、平均だとマルカネンがビーズリーよりも多い7.9本打っています。
2位に100本以上の差をつけて、打ちに打ったキャッチ&3P。これがプルアップ3Pになると192本でデリック・ホワイトよりも30本近く少なくなります。そのプルアップも90本と約半分がワンドリブル。つまり、ディフェンスをずらした程度のドリブルで打ちました。
3Pフィニッシャーに徹しての9.3アテンプト
実は今では結構珍しい形。もちろん、ボールを持ってから2秒以内のアテンプトもリーグトップの650本。こちらも2位はデリック・ホワイトですが511本なのだから圧倒的でした。
ところが、ワイドオープンのアテンプト200本はリーグトップ50にすら入ってきません。ひたすらキャッチ&3Pを打ちまくったビーズリーなのに、その本数にふさわしいほどフリーの状況ではなかったのでした。ホーバスがドラフト1位指名しそうだな。
◎正確なタフショット
〇3Pアテンプト
タフ 2.7本
オープン 3.9本
ワイドオープン 2.4本
〇3P成功率
タフ 36.7%
オープン 42.1%
ワイドオープン 47.0%
オープン+ワイドオープンでは平均6.3本も打っており、かなり多いうえに、確率も非常に高くなっています。このシュートだけ打っていたら3Pタイトルも狙えるくらい。
しかし、ビーズリーの価値はタフな3Pが多く、それを決めまくっていたこと。2.7本は「多すぎる」わけですが、それを36.7%も決めていたならば、何の問題もありません。ちなみにタフ3Pのトータルアテンプト上位5人を並べると、こんな感じ。
〇タフ3Pトータル
ハーデン 314本 30%
テイタム 229本 28%
ビーズリー 221本 37%
ヒーロー 183本 31%
アントマン 178本 32%
これだけの本数を打ちながら30%台後半というのはビーズリーだけ。150本くらいのアテンプトだと、MPJとカリーが35%、デュラントが42%ってのもあるけどね。
リーグトップのタフ3Pメイカー
それがビーズリーの凄みでした。しかも、他の選手がプルアップでのタフショットが多いのに、ビーズリーはほぼキャッチ&3Pなので、ディフェンスからすると「打つと分かっている3P」でもあります。
もはや、ディフェンダーは視界から消していたかのようなビーズリー。調子に乗るタイプでもあるので、本当にディフェンダーは関係ない・・・といいつつ、ちゃんとオープン<ワイドオープンで成功率も上がっているからね。
なお、こんなにタフ3Pがはいるのに、フリースローは70%切っているんだぜ。シュートが上手いのか、上手くないのか。メンタルが強いのか、強くないのか。
お尻ふりふりビーズリー、6thマン候補になるくらいかと驚きましたが、数値で見ると納得ですね。エリートシューターとして素晴らしい確率です。
こう見るとダンカンに求められるのはムービングシューターとしての駆け引きになるのでどちらかというとハーダウェイの代わりであって、ピストンズはビーズリーの代わりを補強できたわけではないのでしょうか。ルバート獲得もあり、来シーズンのピストンズはシューターオフェンスは少し控えめになるのですかね。