サボニスの難しい1年

リーグトップの13.9リバウンドを記録したサボニス。220センチを超えるプレイヤーが増えてきた中で、208センチながらまたもリバウンド王に輝きました。しっかりと身体をはって、自分の手元にボールが落ちてくるスペースを作り、それがとれなくても何度も繰り返す。

確かなスキルと絶え間ないハードワークによって手に入れたリバウンドは、サボニスが個人として記録した数字といっても過言ではありません。しかし、チームの話になると極めて難しい1年でした。

◎フォックスとの関係

フォックスとサボニスの関係は、お互いを補完するような形でした。

オフェンスの中心はサボニス。コートの中央で両サイドへ広く展開しつつ、空けたインサイドのスペースにカッティングさせてのパスもあれば、ハンドオフスクリーンから自分が飛び込むスペースとしても有効活用。キングスのオフェンスはサボニスのハンドオフから始まるといっても過言ではありません。

23-24シーズンはもちろんダントツのリーグトップ。24-25シーズンも得点はリーグトップでしたが、その数字は大きく落ちました。サボニスの特徴はしっかりと出ているけれど、フォックスがいなくなり、サボニス中心のオフェンスになる回数が明らかに減りました。

効果的だったサボニス中心のオフェンスを展開していたフォックス。その一方でフォックスといえばMr.クラッチ。チームオフェンス(サボニス中心)が上手くいってれば、それでよく、上手くいかなくなったところでギアを上げて点を取りに行くのがフォックスの仕事でした。

起点役はサボニスが多く担うけど、あくまでもチームのエースはフォックス。リーグ最速のスピードスターはサボニスが作ったスペースも上手く使ってドライブし、そしてジャンプシュートを多用した形で得点を奪っていくのでした。

そんなフォックスならば、サボニスがいなくてもオフェンスは作れるのですが、それはそれで弱点があります。

27歳になったけど、未だに3Pが決まらないフォックス。37%まで上がってきたと思ったら、再び下がってしまいました。ミドルも含めてジャンプシュートを使うフォックスですが、その効率はイマイチ。なので、試合の中でずっとフォックスオフェンスをしていると、走りあう展開で本当に勝てるのか、疑問も沸いてくるわけです。

サボニス自身はフォックスというよりも、モンクやキーガン・マレー、シューター系の選手との絡みがあるので、フォックスに頼っているわけではなく、もちろんフォックスもサボニスに頼っているわけではない。だけど、お互いの懸念事項を相互に補完しあっているような関係性でした。

サボニスの難しい1年” への1件のフィードバック

  1. サボニス特集嬉しいです!

    デローザンファンからすると、(ブーシェビッチと比べて)上手すぎるスクリーン&ポップして高確率で決めてくれるスリーという意味で、非常に頼もしい存在でしたが、サボニス視点から見るとアンチシナジー気味だったんですね。バスケは難しい…

    サボニスはオールスター前まではロールマン・スタッツでぶっちぎりのリーグナンバーワンでしたが、ラビーン加入後は大幅に成績を落としたので、トレード価値が結構下がっていそうなのが悲しいですね。素晴らしい選手なのでうまいこと評価されるように祈ってます。

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