サボニスの難しい1年

◎デローザンとの関係

サボニスとデローザンの関係性はフォックスよりもモンクに近いものがありました。ちょっとしつこいくらいにドライブしがちなデローザンにとって、ハンドオフをするサボニスと絡むのは、ギブ&ゴーの形も増えるし、やり直しが効くオフェンスになるので、意外な円滑さがありました。

ミドルとポップフェイクが多いデローザンは、ドライブからストップしたときに振り切れていないと「やり直し」を選択しがち。そこで一回オフェンスが止まるような感じね。でも、サボニスだとハンドオフスタートだから止まる回数は減るし、止まってもパスを受けてくれるからスムーズ。

デローザンからのアシストはそこまで多くないですが、ツーメンゲームそのものが好きなデローザンなので、サボニスは頼りになるスクリナーだったでしょう。そうねシンプルにスクリナーとして見ていた気がする。

デローザンから見れば良さそうにみえたサボニスですが、サボニスからみてのデローザンとなると話は変わってきます。やりにくい相手ではなかったけれど、サボニスにとっての平均ラインと比べてどうだったのか。キングスの3番問題です。

サボニスが使うスペースとデローザンが使うスペースは似ていて、ハイポストを中心に3mくらいの範囲を活用します。ゴール下のスペースを空けているサボニスだけど、スピードで切り裂くわけではないデローザンなので、モンクほど活用してくれるわけじゃない。

デローザンからサボニスへのアシストがもっと多ければよかったのですが、コンビプレーとしてサボニスがメリットを享受はしにくかったし、普通のシューターでも同じようなことが出来ていたし。

◎ラビーンとの関係

ギディが加わったブルズにおいて、チーム全体のテンポが良くなり、ハンドラープレーに拘らなくなったラビーン。・・・だと思われたけど、キングスに来ると元に戻ってしまいました。ラビーン自身もキングスにきて数字を落としています。

FG51%、3P45%と確率良く決めまくったのは変わらないのに、得点が減ってしまうというね。TS63.9%はキャリアハイ。74試合に出場と個人スタッツとしては近年にない素晴らしい出来だったラビーン。

でも、サボニスとの関係性は悪かった。ブーチェと同じような感覚だと思ったら・・・ブーチェとの関係性もそんなによくはなかったか。

オフェンスの起点としてボールをもらいたいサボニスと、ブルズでガードオフェンスをしていたラビーンではスタートの感覚が違いました。また、サボニスがスペースを空けておいて飛び込むタイプなのも、スピードのあるドライブからキックアウトというのが通常だったラビーンにとっては不慣れだったかもしれません。

逆にサボニスからラビーンとなれば「ボールを貰う」ことが前提の動きをするラビーンと「囮に使いたい」ことが多いサボニスとの考え方も違ったかもしれません。

ラビーンのオフボールの悪さもありますが、それってフォックスだってあまり動かなかったじゃん。ただ、スペースを作る待ち方をしているフォックスと、貰いに行くラビーンだと違うよね。

フォックスが抜けたので、そもそも、、、ってのもありますが、主力の中で抜きんでてサボニスとの同時起用で問題が発生していました。それってスターターの時間ってことなので、なかなか厳しいものがあります。

そしてラビーンはバランチューナスとのオンコートでは△1.8となります。明らかにサボニスよりもバランチューナスの方がやりやすかったラビーン。

サボニスの難しい1年” への1件のフィードバック

  1. サボニス特集嬉しいです!

    デローザンファンからすると、(ブーシェビッチと比べて)上手すぎるスクリーン&ポップして高確率で決めてくれるスリーという意味で、非常に頼もしい存在でしたが、サボニス視点から見るとアンチシナジー気味だったんですね。バスケは難しい…

    サボニスはオールスター前まではロールマン・スタッツでぶっちぎりのリーグナンバーワンでしたが、ラビーン加入後は大幅に成績を落としたので、トレード価値が結構下がっていそうなのが悲しいですね。素晴らしい選手なのでうまいこと評価されるように祈ってます。

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