TS66.5%のセンターガード

◎インサイドの猛者

198センチのクリスチャンですが、体重は100キロとちょっと重め。同じサイズの選手だとカニングハム、デローザン、ナジ・マーシャルがいます。みんなウイングとガードの間みたいなのが面白い。

ノーチャージエリア内でのアテンプトが5.4本ありますが、これはガードではマキシー、SGAに次いで多く、71.5%の成功率はSGAの69.7%をも上回ります。なお、成功率についてはクリスチャン以上の成功率の選手はいますが、アテンプト数が少ない選手ばかりです。ミカルが3.0本で75.5%なのはすごい。

これがペイント内(ノーチャージエリアを除く)になると1.6本で一気に減りますが、50%は決めています。トップのカニングハムが6.9本、SGAが5.9本とエースクラスの選手はゴール下以外でも点を取っているという事。

ある意味でエースとしての動きではないのに、異常な数のゴール下を打っているといえます。理想的ではあるけれど、そんな理想を達成できるにはどうすればいいのか。

1試合に1回以上のカットプレーを決めていますが、これがアーロン・ゴードンで2.8点なので同じくらいってことです。成功率も同じ。ブーチェビッチやミッシと同じくらいでターナーやシェングンよりも多いというヘンテコなガードスタッツになっています。

もちろん、ヨキッチから大量のパスを貰っており、ヨキッチ様様であることは間違いありません。ヨキッチと一緒で上手くいく典型的なタイプだし、ストレッチ系のセンターを使うチームに増えてきた「センターみたいなガード」の代表格です。

クリスチャンの場合は、単にカットプレーや速攻でイージーフィニッシュで確率が高いだけでなく、身長の割に重たい=フィジカルの強さを活かして、密集地帯されたゴール下でも決めきれるのが強み。ジャンプ力などで圧倒するタイプではないのに、粘り強くゴール下を決めていく。

センターだとサボニスやシェングンといったユーロ系がこのタイプに多いわけですが、身体の幅と強さでねじ込むのをガードがやるのかよ。

ちなみにカットプレーよりもドライブの方が点を取れていません。そんなガード他にいるのかよ。しかもスターターなのにさ。

コンボガードではないので、チームによっては起用されないタイプ。ただし、ディフェンダーであり、センターもどきでもあるから、使いたいチームにとってはものすごくありがたいタイプのガードです。オンボールばかり集めるチームにはよくわからない選手だよな。

それでもアシストは一定数あります。その一方でターンオーバーは30分以上プレーしている選手の中で3番目に少ない。ちなみに1位がキーガン・マレーで次が八村。

同じく30分以上プレーしている選手の中でいえばアシスト/ターンオーバー率は18位と良い水準です。もちろん、上位陣は「アシストが多い」ことで良い数字なので、とにかくミスの少なさがクリスチャンの特徴です。

ファンタスティックなパスは出せないけど、堅実にアシストをしている。

これだけインサイドが強いうえに3Pも40%近く決めています。ただしアテンプトが少なく、もっと打って欲しいという感じ。ちなみにワイドオープンよりもオープンの方が成功率が高く、プルアップの確率は44%あります。もっと打てばいいのにね。

とにかくミスの少ないクリスチャン。ザ・堅実だけど、ちゃんと15点を取っているし、プレーそのものはかなり強気。NCAAとNBAを連覇した5人目の選手なだけあるぜ。

TS66.5%のセンターガード” への1件のフィードバック

  1. クリスチャンは顔に似合わず筋肉系なので、DENだけでなくファンが多そうですよね。
    制限区域内のFG%が71.5%と素晴らしいですが、現状はシュルーダー、プリチャード、デローザンといった、筋肉でもスピードでも優位に立ちやすい選手がマッチアップすることが多いです。

    今後クリスチャンにウイングがマッチアップした際に、どのような成長を見せるかが来季のカギになると思っています。
    ネイル付近でのフローター、筋肉を活かしたファールドロー、クリスチャンがハンドラーの(ヨキッチとの2メンゲーム)等がこなせれば、ぐっと契約金も上がってくると思います。

    26-27のDENは保証分が194M、2ndエプロンは208Mです。チュナス(無保証の10M)を解雇、ナジ(7.5M)を売れれば、クリスチャンに15〜20M払うことが可能です。
    4年60M、3年50Mくらいで契約できれば、2ndエプロン以下に抑えられるので、このくらいの金額が残留と放出のスレッショルドになると思います。

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