◎上がらないFG%
オフェンス面でのバンケロは3年目にしてプレーメイクの意識も高まってきました。オフボールのポジショニングの悪さ、判断の遅さというわかりやすい課題はあれど、それ以上に問題なのはFG成功率の低さです。
〇2P
47,1% ⇒ 49.3% ⇒ 50.9%
〇3P
29.8% ⇒ 33.9% ⇒ 32.0%
〇TS
52.9% ⇒ 54.6% ⇒ 55.1%
ただし、年々少しずつ改善しているし、フリースローの多さがTSの改善にも繋がりました。気になるというか、特に改善しなければいけないのは2Pの成功率の悪さです。もちろん3Pも気になるけれど、バンケロがペイントアタックして展開すればチームメイトが3Pを打てるわけなので、まずはペイントで強さを発揮することがチームのオフェンスアップへと繋がってくるはずです。
エリア別のショットチャートを見てみると前述のハイポストやトップといったセンターラインの成功率が低くなっており、コーナーも苦手です。
バンケロは8フィートくらいの距離のジャンプシュートを好んで使いますが、それがターンシュート系だったり、コンタクトからのジャンプシュートだと確率が落ちてしまいます。ボールをもってリングへ前向きにアタックできると強いのですが、コースを止められてからの対処には課題があるってことです。
そしてインサイドのプレーメイカーながら、ポストアップやスポットアップからのFG成功率が悪いのも特徴です。前を向けば強いけど、向かせてもらえないとフィニッシュ精度が極端さ。
〇ポストアップ
FG39.4%
〇スポットアップ
FG37.3%
バンケロに求められるのは「困ったときに個人で点を取れること」になりますが、それが3P&カウンタードライブだと別にバンケロにやってもらう必要がありません。3Pの改善については(もちろん必要だけど)変にアウトサイドからのプレーばかりになってもダメなので後回しにしても良く、まずはポストムーブからの「止められない」ジャンプシュートが欲しくなります。
ポストアップからのバリエーションを増やすこと
ショートレンジのジャンプシュートの確率アップ
バンケロに求めるのはこういう部分。そしてマジックはチームで見ると3Pがリーグ最低の31.8%であることが問題。バンケロがポストアップで強さを発揮し、キックアウトからの3Pを増やす事が大事になってきます。
もっとダブルチームされる存在でなければいけない
バンケロの課題はここかもしれません。ディフェンスを引き付けることが出来ていない。バンケロが相手ならセンターがカバーリングする準備は必要だけど、チーム全体が過度に中を固める必要がありません。
フランツ&ベインコンビが完璧に機能し、バンケロ兄貴は独力で点を取る力を磨いても、万事解決な感じが。
可能性は無限大。