◎そんなに必要なのか
しかし、再建の難しさは若手が多くいればよいわけではなく、その中の1人か2人がスーパースターになれるのが大事という事。若手軍団で成功しているのはサンダーとマジックくらいで、若手軍団だったグリズリーズは若手を売ってロールプレイヤーを集めるようになってきました。
若手を多くそろえればトレード対価としても使えていいけれど、肝心なのはチームの核となるスーパースターの卵がいるのかどうか。しかもSGAやハリバートンみたいにトレードされてからスーパースターになるタイプもいるから難しいよね。チームのやり方に適した選手なのかどうか。
本当にスターになる選手はいるのか
全員が成長する環境を作れるのか
おそらく本当の問題は「スターは2人で良い」ではなく、「全員が成長する環境」は作れないってことです。主役キャラとしてのプレータイムをシェアしていたら48分じゃ足りな過ぎる。サンダーはギディを諦め、2人のスター以外はロール役としてのプレー精度をあげることで勝てるチームになっていったしね。
ジャズのロスターを見れば「未来は明るい」けれど、プレータイムの考え方や誰を中心に据えるかという「今は暗い」ようにもみえてきます。暗いというか、悩ましすぎて上手くいく気がしない。
〇TS
キヨンテ 53.9%
コリアー 49.4%
コディ 41.9%
フィリポフスキー 59.4%
センサボー 61.2%
ケスラー 66.0%
TSを並べてみるとキヨンテ、コリアー、コディは致命的。ビッグのフィリポフスキー、売られているケスラーのビッグ2人は良い感じだけど、他にはセンサボーくらい。
エースキャラにTS%を求める過ぎることはないとはいえ、いくらなんでもという3人。特にキヨンテは2年間アタッキング役を務めており、3年目で改善しないとちょっと厳しい。コリアーはパサー系なので多少低くてもとは思うものの、さすがに低い。コディは論外。
エース・ベイリーは未知数ではあるものの、この数字が良い選手とは思えないからこそ、指名に迷ってしまう選手でもありました。いずれにしても『成長』は欠かせない要素であり、『誰が中心か』を決め打ちするのも危険にみえてきます。
これまでマルカネンとコリンズが高確率でフィニッシュし、ハンドラーとしてもセクストンがチームの確率を引き上げてくれていました。さらにロールプレイヤーとしてもジョーザンは57%を記録しており、チームではTS56.8%(21位)でした。今の戦術アプローチは間違っていないものの、コリンズ、セクストン、ジョーザンがいなくなり、もしもマルカネンとケスラーも放出すると厳しい現実に直面することになります。
スター候補を決めるよりも今の路線を突き詰めた方がよさそう
そんな風にも見えてくるよね。もっと明確にドラフト上位指名権を求めるべきだったし、そうでないならばマルカネンやケスラーを売りに出さずにチームを作っていくべき。3ウイングビッグの高確率オフェンスは効果的なので迷う事なんて何もない気がするんだけどなー。『マルカネンと仲間たち』を追求すべき。
なお、今オフはヌルキッチにカイル・アンダーソンを獲得しており、3ウイングビッグの良さである中でも外でも流動的にポジションを変更して点を取れる形から、インサイドのプレーメイカーで構築するのかもしれません。ここの路線変更も気になるけど、それはシーズン始まってからでいいや。
ジャズはスーパースターを生み出すには若手有望株が多すぎるし、それも有望株にすぎず完成度に課題がある選手ばかり。来年のドラフトに賭けるのか、それとも全員を引っ張り上げてバランスアタックチームを作るのか。今のNBAの流れから考えると全員を引っ張り上げる路線の方が勝てるチームを作れそうではある。
管理人さん何気にジャズ好きですよね
好きは好きですけど、今のチームは好きではないですね
本題からそれて恐縮ですが、デローザンの2年目はTS% 53%、ウェストブルックの2年目はTS% 49%と考えると、15年前と比較してハンドラーに求められるTS%が大幅に上がっていることを痛感しますね
そうなんですよね。昔の評価基準と大きく異なっているし、全体が上がってきたので「下げられる」ディフェンダーの価値が相対的に向上しているのがここ2年だと思っています。