20171031 ブレイザーズ vs ラプターズ

強いぜ!強いけど勝率には反映されてないぜ!という両チーム。とてもオススメの試合です。
充実した? 夏の補強
新生ラプターズはスパーズとウォーリアーズに負けました。新しいスタイルは通用したけど勝つところまではいきませんでした。
両試合とも最後まで接戦でしたが、締めはやはりラウリー&デローザンでいき、そして散りました。強力なコンビですが、それじゃあ勝てないよ、という事で始めた新スタイルなので失敗を経てレベルアップする事が望まれます。
◯ポエルト
21分 9.0点 8.6リバウンド 1.8ブロック FG66.7%
◯シアカム
15分 10.5点 3.3リバウンド 1.3アシスト FG66.7%
◯ライト
24分 8.0点 2.6アシスト
昨季のパウエルのブレークにより考え方を見直したラプターズフロントは、夏の補強は若手の成長にしました。CJマイルズでベンチポイントを確保しつつ新たな力を信じたわけです。そんな補強はここまで大成功です。
信じてもらえてるのだからライトはもう少し頑張りましょう。



スタイルチェンジとエース
◯3Pアテンプト
24.3(22位)34.6(2位)
◯アシスト
18.5(30位)24.6(4位)
◯パス数
274(27位) 309(8位)
ラプターズが求めたのは現代的なバスケへの変化。それは口で言うほど簡単ではない事なので、見事に実践したケーシーHCと受け入れたラウリー&デローザンに大きな賞賛を送りたいです。
ドライブ頼りだったチームがパスでゲームを組み立てる。それも信用出来るのか不安な若手軍団にパスをするわけです。ポール・ジョージやカーメロにパスをするのとは意味が違います。
◯カイル・ラウリー
得点 22.4 12.4
FG 46.4% 35.5%
◯デマー・デローザン
得点 27.3 23.4
アシスト 3.9 4.6
当然割を喰うのは個人スタッツ。しかし、それ以上にラウリーのシュートリズムが乱れている事がよくわかります。シュート力が突然衰えたって事はないでしょう。
◯ノーマン・パウエル
20分 5.6点 FG29%
さらに高額契約交わしたパウエルが大誤算。まぁパウエルに金払う方も払う方だけど。



◯ペース
97.1 103.8
◯レーティング
オフェンス 109.8 106.7
ディフェンス 104.9 97.4
そんなわけで攻撃的になったと思いきや、試合のペースは早くなったけど攻撃力は落ちています。それをディフェンスで補っているのが今のラプターズです。
勝った相手はブルズ、シクサーズ、レイカーズと抑えやすかったとも言えます。
新しいスタイルで新しい戦力を手に入れる事に成功したけど、元の中心選手がリズムを失っているから、まだまだ改善の余地はあるよ!
それが今のラプターズです。



素晴らしい数字とダメなエース
負けたのはアウェー3連戦の最後にバックスに3点差とグリフィンに劇的にやられたクリッパーズ戦だけ。内容的には苦しい試合でも戦える強さをもっているブレイザーズ。
ただし、勝った試合のうち2つはサンズだよ。
◯レーティング
オフェンス 109.9(3位)
ディフェンス 98.0(6位)
新スタイルで充実したけど強さはまだまだのラプターズに対し、ブレイザーズはスタイルは変わってないけど数字をみたら首位でも良い強さ。レーティング差はクリッパーズに次ぐ2番目です。サンズ。
◯FG 43.4%(23位)
◯3P 43.9%(1位)
たまに1試合のスタッツでは見かけますが、序盤とはいえ、3Pが2Pを上回っています。なお、ブレイザーズの3Pよりもシュートが入らないチームが10チームありまして、グリズリーズやスパーズ、セルティックスも含まれています。
そんなチームの足を引っ張るのはスターター3人
◯FG%
リラード 37.0%
ヌルキッチ 39.4%
ハークレス 36.7%
まぁハークレスはベンチに座らせるので良いのですが、コアの2人が散々な出来。リラードは個人でも3Pの方が確率高いです。
このブログでは登場するたびにダイエットを話題にされるヌルキッチさんは昨季は51%決めています。
◯オフェンスリバウンド 14.2(1位)
リバウンドが強いのか、シュート外しすぎなのか微妙ですが、落としても拾う事でチームは高いオフェンス力を維持しています。



もう1人のエースと全員の努力
リラードもヌルキッチも酷いけど、もう1人がスーパーマンなので助かっています。
◯CJマカラム
24.6点 FG50.6% 3P56.5%
反則みたいなマカラムの成績。シューターのイメージだけど、オフボールスクリーンは11.7%と少な目です。半分以上がブルアップの3P。スーパー。
そんなわけでこちらも中心選手の2人がダメダメなんだけど、1人のスーパーマンとみんなの献身性で勝っています。



◯ディフェンスレーティング
チーム 98.0
リラード 96.4
ヌルキッチ 95.5
アミヌ 91.9
アミヌとヌルキッチを中心にディフェンスで力を発揮しています。まぁ悲しいかなオフェンスが酷すぎて出てない時間の方がチーム成績は上なのですが。
◯ディフェンスリバウンド
チーム 37.5(2位)
アミヌ 6.8
ヌルキッチ 6.3
デイビス 5.2
リーグ2位のディフェンスリバウンドですが、モンスターはいないので全員で奪った結果です。なお、1位はモンスターハワードのいるホーネッツ。
昨季はレーティング107.8と全く守れなかったチームはヌルキッチの宣言通りタフなディフェンスでディフェンスエリートになりました。
リラードとヌルキッチがイージーシュートを決めさえすれば、素晴らしい成績になるはずです。



ラウリー&パウエルがダメなラプターズ
リラード&ヌルキッチがダメなブレイザーズ
デローザンとマカラムは同じくらいの得点
そしてどちらもオフェンスのチームのはずがディフェンスを頑張っています。
「今、自分達は良い感じだ!あとは勝つだけだ!」
そう感じていそうな両チームと、責任を感じていそうな両PGの戦いです。



デローザン・デローザン・デローザン
プレビューをバカにするようにデローザンの雨あられ。初めの15点のうち13点がデローザン。タイムアウトあけもデローザンだけど、ボールが回ってラウリーの3Pが2本とこちらもプレビューと違う傾向に。
おそらく1つにはブレイザーズとの関係性の中でデローザンというよりハンドラーが積極的に行かないといけないから。
もう1つがイバカの不在。そういえば何故かイバカがシューターになっていたのを思い出しました。3P打つけど信用出来るシューターが不調のラウリーで次点がイバカというラプターズの事情。



ブレイザーズは逆に3Pへの高い信用度。マカラムは本当に凄い。今リーグでNo.1のシューターと言えそうです。
ブレイザーズってガードコンビの高い能力をベースにしながらも、かなりチームで崩すのですが、ヌルキッチがいなくなると個人技の比重が高くなります。相変わらず押し負けるけど、重要なヌルキッチ。
そんな感じでお互いに高確率で決めて互角の展開。



少しずつメンバーが変わっていくと、今度はお互いにFG%の悪さが表現されていきます。全く入らないけど3Pを打っていた分、レイアップが多くなったためラプターズがリードを奪います。
両方とも動ける選手を起用している事もあり、よく言えばディフェンスが厳しくなっています。ブレイザーズはアウトサイドまで追いかけるし、ラプターズは収縮が速くてブレイザーズ得意のインサイド合わせを防ぎます。
どちらもオフェンスが簡単にシュート決めて仕舞えばディフェンスも緩くなりそうだけど、決まらないから緩まない感じ。
そんな中で出てきたデローザンが簡単に決めてしまって二桁リードを奪います。ノゲイラの3Pなんてポーナスもあったし。



ラプターズが良いのではなく、ブレイザーズがトラブルという感じ。なんせ1Q29点とったのに、2Qでたったの6点。どうやらブレイザーズ史上ひとつのQで最も少ない得点っぽいです。
リラードとヌルキッチがいない時間に守れなくても得点出来ていたのが、全く得点出来ませんでした。前半は2P32%、3P33%とまぁ3P頼みのチームにはありがちなスタッツ。
ラプターズで良かったのはインサイドディフェンス。ノゲイラがいると強力なリムプロテクターになりますが、ポエルトも体張るし、よく守ります。イバカよりも良い感じ。
オフェンスでもラウリーの3P3/4と決まりました。デローザンはFG8/11と大当たり。



大外れのブレイザーズで退屈な試合になりました。しかし、デローザンが大当たりでラウリーが3P復活した割には、やることなす事上手く行くかというとそんな事は全くない。
新生ラプターズ感はありません。ディフェンス頑張ってラウリー&デローザンで決めて行くという何年も前からあるラプターズの形。
オススメの試合とか言ったことを後悔する前半でした。



何も変わらない
後半になっても特に変わりなく、盛り上がらないアリーナ。
余裕が出てきたのでボールを回す新スタイルに戻したラプターズだけど、20点も差があればそりゃそうだ。という程度の内容です。
パウエルまで決めてしまったので、如何ともし難い。
4Qも出てきたリラードが維持のようにドライブを仕掛け難しいシュートを決めていきます。チェンジオブペースだけで抜いて行くのは流石です。そこにあるのは珍しくインサイドに誰もいない5アウトにしたブレイザーズ。うん、2Qにそれやれば良かったのに。
最後までラプターズのディフェンスはしつこかったです。



オススメとか言ったのが超恥ずかしい試合でした。
ラプターズは時にはこんなデローザン押しも必要かもしれません。時には戦い方に変化をつけるためです。狙ったとしたら非常にハマったタイミングでした。
変な補強するよりもエネルギー溢れた若手達を活用した事でディフェンスの必死さも好印象でした。一方でポエルト以外はオフェンスの合わせもシュート確率もまだまだ。その精度を上げて行くシーズンなので、これで良いのでしょう。
まぁ観たタイミングが悪かった。



ブレイザーズはそれでは済まない出来でした。2Qの最少得点は「どうしようもないくらいシュートが入らない」というよりも、フリーの状況を殆ど作れませんでした。
ちゃんと攻めている割には作れないのですが、目立ったのはリラード&マカラムのドライブの決まらない形。ラプターズディフェンスが良かった点は置いておき、フローターにもならなかったのはシステム的な問題にも思えます。
インサイドのリバウンダー達はあまりクリアスクリーンをしてくれないので、ブロックが間に合うのです。アダムスやゴータットを見習わないと。
ヌルキッチが加入してポストでポジションとるのがドライブスペースを生み出していたのかと思いましたが、そんな場面も訪れず。
要はやっぱりインサイド側のシュート確率の悪さが知れ渡ってきたために、あまりにも警戒されていない気がしました。ドライブ止めるのを優先して、「インサイドにボールが入っても誰かがプレッシャーかければシュートは外れるよ!」みたいな。
プレシーズンからとても良かった印象のブレイザーズですが、時間が経つにつれてこんな変化が起こるのが長いシーズンという事です。



シーズンをかけて攻守の精度とパターンを作っているラプターズ
作り上げたパターンが読まれ始めたブレイザーズ
10月が終わって少しずつ調整が必要な時期になってきました。



ロケッツ vs シクサーズ
勝率ほど内容が良くない感じのロケッツは、内容に勝率が追いついてきてしまった。
多分、勝っていたのは内容が悪くても変わらない自分達を貫く強さがあったから。でも、それでも抗えない程に内容が悪くなっちゃった。カペラのFG73%なんだけど、数字には見えない悪さがある気がした。ヌルキッチの逆です。
クリス・ポールがいなくなると発生するクリッパーズの問題点が何故かロケッツでも発生しているみたいな。バーアムーテにハンドルさせたのはそんな理由な気もします。働けよ!とね。
シクサーズはエンビートのポジションがかなり改善され、シューター3人構成を辞めたので以前よりもかなり改善されました。単にレディックがいないだけかもしれません。
バランスが改善されただけですが、シモンズとエンビートにはそれでも十分なのかな。
FG55%だけど、簡単ではないシュートがなんか決まった印象です。ロケッツの必死さも足りません。さすがにもう少しベンチメンバー使うべきなのでは?
完全に観る試合を間違えた1日でした。

オーランド・マジックに何が起きているのか?

今季1番初めの衝撃はディアンジェロ・ラッセル率いるネッツの充実ぶりでしたが、そんなネッツを追った試合で現れたのはオーランド・マジック。現在、イースト首位。一体何が起きたのか?

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20171029 ヒート vs セルティックス

ヘイワードショックが大きかったセルティックス。メンタルは乗り越えたかもしれないけど、ウイング不足をどうしているのか確認です。
テーマは「アーヴィングはPGしてるのか?」開幕戦はしてなかった気がします。
セルティックスの特徴はこんな感じ
・ボールが周り 325
・アシストが多い 25.2
・FG%は普通 45.4%
・割とオフェンス志向 108.8
5試合終わった段階では
・パスが減り 310
・アシストが減り 22.3
・FG%が悪く 43.3%
・ディフェンスで勝ってきた 100.8
3連勝してますがニックス戦で大きく平均をあげた感じで、他の試合はアシストも少なくFG%も酷かったです。



アーヴィングはどうしているかというと
FG% 47.3% → 41.1%
3PG 40.1% → 34.5%
アシスト 5.8→ 6.2
これではオールスターには出れないよ。ディアンジェロ・ラッセルにも劣るし、ウォールは遥か彼方です。
数字的にはかなりチームの足を引っ張っています。なお、同じく酷いのが28.2%のスマートと40.0%のロジアーなので、ボールハンドラー組が苦戦しています。
アイザイア・トーマスはチームに助けられて得点していた、というのが定説ですがアーヴィングにより逆転するかもしれません。



◯得点
チーム 108.0 → 101.4
トーマス 28.9 → 20.8 アーヴィング
トーマスとアーヴィングの差がほぼ昨季との平均点の差です。しかもFGアテンプトは1本しか変わらないので、ここまでのところ、アーヴィングの頑張りが足りない雰囲気です。
一方でブラッドリーを失いながらもディフェンスで勝っているので、サイズの優位性もありトーマスを上回ります。
ジェイレン・ブラウンとテイタムが33分以上出ているチームとしては立派な数字でしょう。
そんなわけで昨季の自分自身と比べても、トーマスと比べてもスタッツ悪いよアーヴィング。それでもキャブス時代に比べればチームはボールを回すし、アシストが重要な指標だし、だけど何故かアイソレーション増えてるし。何をしているのか?



お初ですヒート。目指すは50勝のエリートと位置づけたけど、そんな事は起こらないとみんな思っています。
特徴は全員が躍動するドライビングオフェンス。そのために必要なのは3Pの確率です。
◯ドライブ 35.1 → 55.8
どうやらスタッツ集計でドライブの捉え方を変えた模様。そこまで英語力ないので中身がわかりません。何れにしても昨季も今季もリーグ2位と上位をキープ。
◯昨季のオールスター明け
FG% 46.1%
3PG 38.3%
◯今季
FG% 46.6%
3PG 35.4%
FG%は安定しています。勝った2試合は3P38%以上なので、やはりドライブからキックアウトされたシュート確率がかなり勝敗に関係してそうです。
◯3P
オリニク 54.5%
ドラギッチ 46.7%
エリントン 44.4%
3人以外は32%以下です。言い換えればディフェンスは的を絞りやすくなっています。ホワイトサイド不在なので尚更決めないといけません。
ドライブには信頼感のあるヒートが3Pをしっかり決められるのか。オープンで打って外している傾向なので、ただそれだけです。



ヒートのドライブは全員が連動しているので、そう簡単には成功率は落ちません。リムプロテクターのいないセルティックスなので尚更です。落ちやすいのは3Pくらい。
FG45%を切らせるのは簡単ではないので、セルティックス側も確率を上げる必要があります。
それはセルティックスのボールハンドラー達の課題なので、アーヴィングがPGやっているのか、自分が決めれば勝てるという計算式もあります。
偶然だけれどもアーヴィングに焦点を当てるには適した相手です。頑張らなきゃヒートが余裕をみせて勝ちそうです。



内容と一致しない点差
ヒートは様々なセットを使ってドライブを仕掛けて行きます。ピックはもちろん、ハンドオフしたり、ポストアップからなんてパターンも。わりとやりたい事をやれていたけど、点数には結びつきません。セルティックスのディフェンスが良かった以外にも理由がありそう。
ホワイトサイドの不在。代役のルーキーアデバヨは動けるし体張るし良い選手なんだけど小さい。1回アリウープ決めたけど、ドライブしながらは視野が狭くなるので、ホワイトサイドに向かって出せる上のパスが使えない。割とドライブで止まって困るシーンが出てきました。
途中でオリニクが出て来ると少し流れが変わります。そもそもインサイドの頑張りなんて期待されない代わりにポップしてのシュートがあるので、ディフェンスを広げることが出来ます。広がればドライブも決まりやすい。
更に1Q終盤からドラギッチが働き始めます。ホワイトサイドへの上のパスが使えないけど、視野の広いドラギッチならドライブしても大きなキックアウトを使えます。
オリニクで広がるディフェンスにドラギッチによるワイドなパスでヒートがリードを奪います。



スマートのFG%が低いわけ
2Qにセルティックスは逆転します。決めたのはスマートの連続3P。低過ぎるFG%のスマートが決めたわけです。しかし、そもそもシュートの下手なスマートが連続で打った理由はなんだったのか?
それはウイング的な使われ方をしていたからです。昨季はガード3人がスマート、トーマス、ブラッドリーがメインでいわゆるPGの役割もこの順でした。つまりスマートは出場中は始めにボールを持ち適切なゲームメイクをする事が求められました。
今季はスマート、アーヴィング、ロジアーになり全員がPG的になってしまったため、そしてヘイワードがいないため、時間によってはスマートがSGになっています。しかし、そもそもシュートの苦手なスマートがオフボールムーブで引き剥がしてフリーでもらう、というのはリズムが合わないでしょう。
それがこの試合ではたまたま連続で決まったのだから、セルティックスがリードを奪えるわけです。慣れても大して入らないから微妙。



これはアーヴィングにも当てはまります。トーマスはボールをもらってからの判断が早い選手でした。それは身体の小さいトーマスには必要で、オフボールムーブとスクリーンで作られたギャップを素早く利用するわけです。
一方のアーヴィングはレブロンによって崩されてボールが来た時はフリーで3Pを、崩される前でパッシングされたなら広いスペースで自分のタイミングでアイソレーションでした。
つまり、セルティックスのオフボールムーブがアーヴィングには役立っていません。もらった瞬間にコースが空いていても、判断が遅くてマークが戻ってから仕掛ける事もありました。
何故か超絶技巧のシュートスキルも封印されていましたが、それが何故なのかはよくわかりませんでした。



そんなわけで、どうやら不慣れなポジションとパターンでFG%を落としているっぽいボールハンドラー2人。ロジアーはそもそもがわかりません。
そんな2人が6/11 で14点をとれたため逆転したのは当然の流れかと思いました。



入らないヒート
2Q 19点に続き、3Q18点とセルティックスよりもオフェンスで問題だったヒート。
1Qは好調な滑り出しだった3Pが全く入らなくなりました。
◯ヒート
2P 27/48 56.3%
3P 7/31 22.6%
プレビューで触れている通り、ドライブによる得点はそう簡単に確率を落としませんが、3Pの問題で得点が伸びませんでした。35%決まれば100点に届いたので、ヒートはセルティックス相手に自分たちのプレーはしたけど、アウトサイドが入らなかったと言えます。
それまで決まっていたオリニク、ドラギッチ、エリントンもイマイチだったので手の施しようもなかったでしょう。
もちろんセルティックスのディフェンスも良かったです。



ウイング強化したい
昨季のセルティックスは接戦に強さをみせました。トーマスの勝負強さが支えていましたが、その部分は今季も継続されています。HCの戦略とディフェンスが支える強さです。
一方でアーヴィングとスマートが決めたのに100点に届かないオフェンス面は不安要素ばかりです。
もっとも良い形の得点はブラウン&テイタムが決めている時です。それは1つの流れが、「ハンドラー&ピックで崩し、ウイングがフィニッシュする」というスティーブンスの特徴です。イージーを外した事もあり、2人の成長が必要です。
それはアーヴィングにも求められます。4Q勝負所になると完全にスマートがPGとなりチームをリードします。突破力とシュート力のあるアーヴィングがウイングに回るのは理にかなっています。
早い判断に慣れて、シュートを決めなければいけません。



◯アーヴィング
24点、3アシスト
アーヴィングがPGしてたかというとNOですが、ボールを散らしたり、起点になったりというのはキャブス時代よりも良かったです。
しかし、求められているのはトーマス仕事なので結局はSG的な仕事になります。
自分のリズムで打っているシュートも外しているので、まだ時間が必要でしょう。



うーん、どっちもちょっと・・・という内容でした。ヒートはホワイトサイドでかなり変わるからその点はポジティブです。しかし、全員が3P決まらないのは、頑張れよ、で済ませて良いのか、オフェンスを変えるべきかで悩みそうです。
セルティックスは4人の慣れと成長待ちなのてわ、手を施す事も出来ない。ここにヘイワードがいたら素晴らしいオフェンスが観れた気もしますが、1人のケガで崩れすぎたともいえます。



ペリカンズ vs キャブス
レブロンシステムを採用したキャブスだけど、どう観てもシューター不足だった。シャンパートなんかスペーシングしないでレブロンの邪魔してました。
レブロン vs デカくて強くて遅いレブロン(カズンズ)の対決。しかし、アンソニー・デイビスが復帰したので対決というほどでもない。
前の試合で酷評したペリカンズのスターター陣ですが、ツインタワーになると輝いていました。カズンズとホリデーがプレーメイカーになり、他の3人は中外問わずフィニッシュを狙います。連動していくノーPGシステム。
これならばネルソンは要りません。ロンドが復帰したらむしろバランス崩れそうです。

20171029 クリッパーズ vs ピストンズ

全勝してるよクリッパーズ。ケガ人がやはり出ましたが、ブレイザーズに競り勝つとは強そうです。スタッツは3試合が大勝のためほぼ役立ちませんが一応。
◯リバウンド 50.3
文字通り最高峰のフロントラインはリバウンドを稼ぎます。3人で33本以上です。
◯FG46.5%
◯アシスト 20.3
◯ターンオーバー 13
3試合も大勝してる首位のチームとしては物足りない数字です。ターンオーバーが少ない以外は特徴はありません。
リバウンドが多い以外は昨季より劣るクリッパーズ。勝利が変化を隠しています。
しかし、そもそも昨季もデータだけならウォーリアーズに次いで強かったクリッパーズ。勝負弱いとも言うし、勝ち負けがハッキリ出やすいとも言います。
グリフィンの決勝シュートでまずは接戦をモノにしましたが、これが続くかどうかは不明です。クリス・ポールからの脱却は実は怪しいところです。



◯リバウンド 41.8
ドラモンド頼み過ぎて怪しいリバウンド
◯FG46.3%
◯アシスト 22.0
◯ターンオーバー 14
あれっ?なんかクリッパーズに似ている。
ドラモンド vs ジョーダン
ハリス vs グリフィン
ブラッドリー vs ベバリー
注目は1番下。守るべき相手がいるベバリーに対し、相手がいなそうなブラッドリー。ガードにエース級がいないけど強いってチームは珍しいか。



15ー16シーズンこそプレーオフに出たピストンズですが、その前は9ー10シーズンまで遡るので長い低迷期にあります。言い換えればドラフト上位指名が何人もいるはず。
しかし、コールドウェル・ポープがいなくなった事で主力のドラフト組はドラモンドくらいしかいません。良い選手だけどスターではないプレーヤーばかりのピストンズ。
今季3勝している要因はPFトバイアス・ハリス。昨季たまたまみた試合ですごく活躍してたと呟いたら、今季は平均23点超え。
◯勝ち試合 27→31→34
◯負け試合 15→11
シーズン序盤らしいわかりやすい結果。まぁつまりは同じくらいのレベルの選手の集まりのチームで、その中でエースとして躍動する選手がいればチームが上手く回る、ということでしょう。
他に15点前後が3人、7点前後が6人います。
そんなわけで注目はグリフィンvsハリス。名前だけならグリフィンの楽勝ですが、そんな簡単な選手ではありません。グリフィンくらい多彩です。身体能力系好きそうだし。
お互いに高いFG%を誇り、18本くらい打ってくるので、シュートタッチを先に掴んだ方が有利になりそうです。



個人技
戦術がなさすぎることをクリス・ポールのせいにしたドグ・リバースHC。では個人技から脱却したかというと、あまり変わらない印象。
しかし、全てがガードスタートだったのが、ガリナリとグリフィンスタートなので大きな違いがありました。
例えばリバースはムチャなドライブやシュートをよく打っていましたが、インサイド2人から始まるオフェンスなので、多少なりともインサイドアウトからのプレーになります。連発した3Pは非常に良いタイミングで打たれた形になりました。
またオフェンスでは何もしないベバリーですが、ジョーダンにスクリーンをかけてミスマッチを作ったり、ブラインドサイドカットしたりコーナーでスペーシングしたりとロケッツらしい動き。
これまではJJレディックにスクリーン以外はチームらしい動きがなかった中で黒子役やりまくるベバリーは効果的です。クロフォードはオフボールでは何もしていませんでしたが、ベバリーは逆です。そしてベバリーの方がチームに貢献しています。
そんなわけで、結局は個人技なのだけど、ガードがゴチャゴチャしていた個人技時代に比べると全体にスペーシングされ、オフボールでの存在感もあるので改善されました。
個人的にはこれをジャマール・クロフォードからの脱却と捉えています。単なるアイソレーションとは違うよね。



速いピストンズ
ウルブズ戦では速攻で圧倒したのを思い出しました。速い速い。アーリーではなくスピーディ。違いをみせたのはドラモンド。ジョーダンのイメージって「デカイけど速くて飛ぶ」だと思いますが、そのジョーダンを走力で置き去りにして速攻のフィニッシュを決めました。
ハーフコートでも簡単なスクリーンやパス交換でシュートまで辿り着きます。トランジションで動かし、速い仕掛けでプレッシャーを与える暇を渡さない感じです。
レジー・ジャクソン頼みだったイメージはそこにはなく、必ず連動して崩すピストンズ。
こう書くとチーム力っぽいのですが、この手のオフェンスは意外と個人能力頼みだったりします。崩しは連動していますが、パス交換して直ぐにシュートなので疲労とともに確率が落ちそうです。個人がどこまで高い集中力と精度を保てるか?という意味のゲームを通した安定感が個人次第です。



お互いに違う意味で個人次第でありつつ、チームでの動きが絡んでいます。しかし、リバースの3Pなど良いプレーがあった割には得点が伸びないクリッパーズ。得意のリバウンドをピストンズがかなり警戒したためです。封じられたのはジョーダン。
一方でリバウンドに絡んでくるため、簡単には速い攻撃に移れないピストンズという構図。そしてベンチメンバーに変わるとピストンズがリードを奪いました。



止まらないグリフィン
個人技のクリッパーズだけど、そのグリフィンが全く止められないピストンズ。止まるわけがありません。止めたら全てディフェンスファールになるから。リバウンドでグリフィンが飛びかかってきて腕を絡めてきたらディフェンスファールなんて酷すぎる。
ウォーリアーズやサンダーへのコールが違いすぎると書きましたが、基準が違いすぎるのであって両チームに不公平は少なかったかなと。でも、この試合は圧倒的にクリッパーズ有利でした。何がそれを生み出しているのかはよくわかりません。
ファールもらうのが上手いスターはいっぱいいて、シュートの瞬間に身体をぶつけにいきますが、グリフィンは天然でドライブの時に何度も身体をぶつけに行って自分が体勢を崩すとコールされます。ちょっと止められない。
同じ事をガリナリがやったらノーファールだったけど。



前半の最後にリバースがまたも3Pを連発してクリッパーズがリードして終わります。どうしたリバース?
ピストンズのオフェンスは変わらずに簡単な連携でシュートまで行けましたが、単純に外していました。ハリスはファールトラブル。
グリフィンが外しているうちに、オフェンスで上回らないと簡単には追いつきません。割と苦しい。そしてブラッドリーがドフリーの速攻ダンクをミスし、拾ったボールでゴール下を打とうとしたら飛んできたベバリー。
ピストンズは速攻が出なくなったのはかなりベバリーのチェイスと献身性が関係していました。これが出ないと後半は厳しそうです。



疲れ始めたグリフィン
3Qになるとグリフィンが大人しくなります。個人技スタートしないでボールを回す。何があるのかと思いましたが、よく考えたらあんなプレーを1試合やり続けるって体力的に難しい。レフリーが、とは触れましたが、身体を張りまくりながらソフトタッチでアウトサイドも決めていくグリフィンは凄いです。
でもボール回した事が効果的でガリナリの3Pを生み出しました。ガリナリはまだまだ連携によって数字を上げる余地がありそうです。個人で強いわけじゃないけど、守り難い選手だから使い方次第です。
で、クリッパーズがリードを奪うけど、ピストンズが走るチャンスをみつけて走って追いつくという展開。なお、走れた理由の1つがボールが回るからコーナーまで広くポジションとったクリッパーズの戻りが遅くなったから。それは戻れなくても仕方ないよね、という感じ。



活躍する代役
◯トバイアス・ハリス
19分 12点 3P2/3
この試合のキーポイントになるはずだったけど、ファールトラブルのハリス。でも何故ハリスの得点が増えると勝てたかは何となく理解できました。ピストンズは主にドラモンドを壁にしてガード陣がミドルレンジでシュートチャンスを作っています。そこを守った先にボールが出てくるのがインサイドからポジションを移すハリス。困った時のハリス。
ハリスが決めれば止められないオフェンスになり、外せばディフェンスが勢いつく形です。ハリスはいなかったけど、その役割を果たしたのがギャロウェイ。単純にアウトサイドでポジションとって待っていただけなのだが、ガード陣が崩しているのでフリーで3Pを連発したギャロウェイ。
更に代役でグリフィンを守っていたトリバーがプットバックダンクにコーナーから3Pと終盤になって活躍し始める。グリフィンをブロックもしたよ。



足が止まるクリッパーズ
終盤になるとベバリーが目立ちます。シャットクロックなくなり難しい3Pを決めたり、スティールしたり、フローターに行ったり。
何でオフェンスで目立つかというと全員の足が止まっているから。
これが起こるのは疲労じゃなくて長年培ってきた戦術クリス・ポールの流れです。個人の打開から始まるオフェンスなのでボールがないと止まる傾向にあります。例外だったのはJJレディックだけど終盤に使われない事も多かったし。
疲れていそうなグリフィン。前半から戦術グリフィンだったので仕方ない。スティール気味のファンブルから攻撃機会を失うなど、急激に存在感をなくしました。



見事な逆転劇でした。
相当苦しい雰囲気だったけど、走れるチャンスを逃さず一気に試合を決めたピストンズは見事でした。
勝負を決めたのは何かと言えば
・ベンチ陣の活躍
・オフボールでの動きの質
この2点になります。それはチームが戦術的に動くからメンバーが変わっても活躍するし、オフボールでの役割もあるという事です。後者はピストンズが良かったというよりクリッパーズが悪かった。
途中、レジー・ジャクソンが暴走しかけたシーンが何度かあったけど、シュート連発を許さないチームの約束を感じました。
◯FG
チーム 36/88 40.9%
ジャクソン 6/15 40.0%
ブラッドリー 4/15 26.7%
チームの確率悪いけど外したのはほぼこの2人。ブラッドリーが外さなければ楽に勝っていたはずです。では簡単なシュートだったかというとそうでもない。チームで崩すけど、打たせるシュートは個人能力次第な感じのピストンズ。ガードが調子悪いと負けそうです。



戦術グリフィン
◯得点
前半 55点
後半 32点
◯グリフィン
前半 14点
後半 5点
FG27.8%
相手の問題はあったけど、これまで高得点してきたクリッパーズは戦術グリフィン感が数字で現れました。リバースは6/8と3Pを決めましたが、後半はアテンプトが2本のみ。グリフィンが決められないなら好調のリバースに渡せないのか?という話なのですが、それが出来ないのはグリフィンが失速した事でオフェンスの起点を失ったからです。
なお、グリフィンが前半よりなのは今季に始まった話ではありません。後半大人しいのか、クリス・ポールが頑張るのか判断し難かっただけです。
考えように寄ってはテオドシッチの不在がもたらした形でもあるので、そこは少し楽観視出来るかもしれません。
クリス・ポールのゲームメイクに全てを委ねていたのがグリフィンに移っただけに見えました。但し、ガードスタートでボールを回すだけにならず、インサイドアウトされるのでバランスは改善されています。
その流れで何かとアイソレーションしていたクロフォードがいなくなり、セカンドユニットはイキイキしているように見えました。それぞれが役割をこなそうとしています。まぁ殆ど昨季と違うメンバーですが。
改善されたバランスと、クリス・ポールの支配力のどちらが重要だったかを試される感じです。



どちらも個人能力がベースにありましたが、より細かくチーム設計されていたのがピストンズという印象です。ガードの控えにイシュ・スミスがいるのでクオリティが落ち難い設計にもなっています。
意外だったのは走り勝つだけでなくドラモンドとジョーダンだと、ドラモンドの方が相当上手いという事。ジョーダンが高いからリバウンドは苦戦していたけど、スクリーンやらせてもハンドリングさせてもシュート打たせても、かなりドラモンドが上でした。昨季の低調ぶりを相当反省したのかもしれません。
◯ドラモンド
15点 17リバウンド 3ブロック
◯ジョーダン
7点 14リバウンド 3ブロック
数字に出ない部分も含めてドラモンドでした。



もう全勝がいなくなった。止めたのがピストンズってのがまた。
ピストンズ、マジック、ペイサーズ、ネッツ。意外と盛り上がるイーストというシーズン序盤。

20171028 ティンバーウルブズ vs サンダー

サンダーvsウルブズのセカンドラウンド。前回の対戦では大量リードしてペースの落ちないウルブズだったけど、本気になったウエストブルックによって計算通りラストプレーで逆転したサンダー。しかもラストはウエストブルックと見せかけてのカーメロなんて最高!!
と、思いきやタイムアウトも残っていない中でウィギンズがまさかの逆転ロングブザービーターを決め、主役の座をウエストブルックから奪い取りました。
しかし、後日リーグからシボドーがタイムアウトを請求していた(テクニカル)と、ジョージに対しタウンズがオフェンスファールしていた事に対して、誤審だったと流れたそうです。
本当はウエストブルック劇場でよかった試合を経て、どうなっているのか?



連敗してますウルブズ
ウルブズはその後連敗。ハイライトしか見ていませんが、ペイサーズ戦は完全なるサンダー惚け。軽いシュートを打ってしまい、ハッスル出来ず、好きなだけ走られました。
◯ウルブズ ー ペイサーズ
FG 48.8% ー 66.7%
リバウンド 27 ー 42
ファール 14 ー 21
ウルブズはちゃんと決めています。ペイサーズの確率は「ペイサーズが良過ぎた」では到底片付けられないとんでもない数字。歴代最高って何%何だろ?
ファールで止めちゃえば済んだ話をファールすらしていません。酷いにも程がある。
◯ウルブズ ー ピストンズ
速攻 0 ー 24
21点差で負けました。再び走られるという惨敗。自分たちは全く走っていません。シボドーHCのディフェンスのどこが優れているのか、どなたか教えて下さい。
しかもこの試合は再び出て来た酷いバランス
◯FG
ウィギンズ 7/12
タウンズ 8/16
ティーグ 8/14
ムハマド 1/9
クロフォード 3/12
結果チームで43.5%でした。全く理解出来ません。好調だったエース2人を差し置いて入らないシュートを打つクロフォード。決めていたティーグですら打ちすぎだと思うのに。
そんなわけでプレビューでも指摘した「何故FG%の低いクロフォードを選んだのか?」は引き続き理解出来ません。
エースが甘ちゃんで負けた昨季からベテランが意味不明で負けた今季になっています。深刻なまでに酷くて、連敗して、不安要素たっぷり。
と言いたい所ですが、相手はサンダーなので超気合いれてくるから参考にならないと思います。意味のないプレビューになると予想。



ハードに守って走るチームに加わったカーメロ
レフリーのミスでウルブズに負けたサンダーはペイサーズに勝ちました。楽勝。目立ったのはカーメロ。
◯カーメロ・アンソニー
28点 10リバウンド 3ブロック
FG9/17 3P3/7
「オレは、オレたちはウエストブルックのために来たんだ!お前を信じて!」みたいな発言も。
管理人の予想に過ぎませんが、ウルブズ戦の脅威の追い上げはカーメロの心を震わせたと思います。ウルブズはしっかりとシュートを決めているのに、それでも脅威的な活躍で13点を試合終了間際に逆転してしまうのは、ニックスでは考えられなかったでしょう。
そんな試合を経てカーメロは驚くほど献身的に守り、リバウンドをとり、ウエストブルックに合わせました。コンディション整っていなかったと思いましたが、モチベーションがコンディションを整えた感じでした。
4試合で最高の28点を取りましたが、FGアテンプトは最小でした。リバウンドはそれまで1→3→2が10なのだから違いは鮮明です。
サンダーの注目はそんなカーメロがたまたまだったのか、本気で心を入れ替えたのか。
えっ?その時のウエストブルック?
いつも通りトリプルダブルしてましたよ。
28点、16アシスト、10リバウンド。



◯速攻 19.4(2位)
ウエストブルックだけではなくカーメロやジョージにアブリーネスまで決めてるサンダーの速攻
それを生み出すのは脅威的なディフェンス。しかし、レフリーに嫌われているのか、酷いくらいにファールコールされます。なお、サボニスとオラディポもファールトラブルになっていたので、サンダーの選手だけ吹かれまくる感じです。
守れども守れどもファールコールでなかった事にされてました。「ここはNBAだぞ!」と解説までクレームする有様。
ちなみに前回のウルブズ戦では、このディフェンスがあるから逆にウィギンズにボールが回っていたかもしれません。みんな攻めたくないし。
◯フリースロー 67.5%(30位)
ロバーソンのイップスも心配だけど、昨季84.5%のウエストブルックすら57.1%なんて酷い数字。なお、管理人はあまりにもレイアップを外しているので、ウエストブルックもまだ調整段階だと考えています。
21.5点、9.5リバウンド、12.8アシストって本調子じゃないですよね?



結論は関係ない
そんなわけでスタッツからみる注目点はこんな感じです。
・FG%低いけどシュート打ってくるウルブズベンチ
→ディフェンス強力でカーメロまでリバウンドとるようになったサンダー
・走られまくったウルブズ
→走りまくるサンダー
・守れない、ファールしないウルブズ
→ファールで止めとけばフリースロー入らないサンダー
まぁどう考えてもサンダー有利ですが、きっとウルブズは「相手はサンダーだ!」と燃えるので何も関係ないと思います。
前回は序盤に失敗したサンダーが、どれだけ先手を取れるのかはカギになります。



無難な立ち上がり
ロバーソンのエアボールとバトラーのロングツーが外れて不安な立ち上がりも、ウルブズはタウンズ、ウィギンズと決め、注目が集まってから空いた選手に回り始めます。無理をするのはタウンズとウィギンズだけ。サンダークオリティ。
逆サイドでウエストブルックがスティールして前を向くと走っていたのはカーメロ。更に早いヘルプでターンオーバーを引き出す。ウエストブルックのドライブからのキックアウトに自分が打てるのにジョージにエクストラパス。本当に変わった感じのカーメロ。
良い感じのサンダーだけど、鉄板のロバーソンフリーを徹底するウルブズ。別に普通に決められるロバーソンなんだけど、どうみてもビビっています。なので早々にアブリーネスと交代。
アブリーネスのディフェンスは驚くほどに良くなっているのだけど、どうしても上でフリーになるので簡単に攻めていくウィギンズ。
マークがバトラーに変わるとちゃんと守れていたアブリーネスなんだけど、レフリーにリスペクトされてないからファールコールされます。アメリカあるある。ちなみにファーガソンもわけわからないファールを3つコールされてました。
またサンダーの空くポジションは知っているよ!とばかりにギブソンに決められました。ヘルプとローテーションを仕掛けているので、わかりやすいかもしれません。
そんなわけで、流れはサンダー。だからと言って離されないウルブズという1Q



壊れていく試合
セカンドユニットの2Qは全く違う形に。出てきたのはクロフォード。1mくらい後ろから3P打ったり、酷いスキップパス出したり、難しいステップバック決めたり。リズムを失うウルブズ
サンダーはファーガソンとヒューステス並べる強気のユニット。サンダーの悩みにアダムスの控えがあります。今はPFのパターソン。
PFである事はサンダーの狙いです。ガードが大きいサンダーなので全員が高いスモールラインナップです。で、パターソンがピック役をするのですが、どうにもその後の3Pが入らない。3P専門家のパターソンなのですがラプターズではコーナーばかりでした。ピック役だとリズムが合わないみたいです。
で、サンダーはそれを辞めてカーメロのアイソレーションを多用します。パターソンはコーナー待ちに。これが初戦と違い効果的になりました。周りも理解してきたし、カーメロも理解してきました。戦術アイソレーションであって自由ではないのさ。
決めまくるカーメロによりリードを奪ったサンダーでした。



それをぶっ壊したのはウエストブルックとレフリー。
まずレフリー。ファーガソンにわけわからないファールを3つコールしたために早々にボーナススローが与えられたウルブズ。攻め手がないのだけど、フリースローで簡単に得点していきます。
ウエストブルックの演技に騙されてティーグにコールすると直後に何でもない当たりをコールしてティーグにフリースローを与える。酷いよ。
そしてウエストブルック。連発する凡ミス。ボールが手についてない。そして気持ちをリセットするためか思い切りよく打つシュートが全く入らない。
前回も感じたけどウエストブルックの間合いが大好物のティーグ。何故か気持ち良くシュートを打ち決めていく。



わけのわからない前半は同点で終わりました。ウルブズは悪くなかったし、ウエストブルックは酷かった。だけど、レフリーにぶち壊された感じの試合。
「いや、それさっきファーガソンにはコールしてたじゃん」みたいなプレーも多ければ、オフボールで演技すると全部騙されてくれる。
会場行って試合観て、ホームチームに有利な判定してくれるのは嬉しいけど、観せられるのはアウェーチームのオフェンスとホームチームのフリースロー。



ため息の3Q
ここまで来ると笑えないレフリーコール。でもシュートファールするサンダーも愚か。もう怒る気持ちも失せてきたようなサンダーの面々。
コールされないウルブズ。まぁファールしてないし。そしてアッサリと決められます。サンダーのミス待ち。ミスりまくるウエストブルック。
代わりに好き勝手シュートを決めるカーメロとジョージ。守らないウルブズ。酷い時はスクリーンもないもないのにマーク誰もいない時もありました。中学生みたいなミス。
ため息しか出ないよ。



3Q後半になるとウルブズのジェンがレフリーの標的になってサンダーもフリースローを与えられ同点に。可哀想なジェンだったけど、最後に苦し紛れのミドルがブザービーターになってウルブズ2点リードで4Qへ。
熱量の足りない戦い
お互いにレフリーコールに呆れたように静かに進み始めたゲーム。1番理解しているのはバトラーで自分からアブリーネスにぶつかっていきファールをもらう。レフリーは「手が前に下がっているからだ。真上ならノーファールだ」と説明してたけど、そもそもバトラーは手には触れてない。
ディフェンスでもスクリーンにきたアダムスに抱きつきオフェンスファールをコールさせるという見事な理解っぷり。
しかし、そんなバトラーに渡さず自分でドライブして外すクロフォード。なので、早々にティーグに戻されてました。この辺の起用法も安定しないよね。
互角のまま4Qも半分が過ぎたよ。熱量の足りない戦い。



タウンズのスーパープレー
流れを変えたのはタウンズのスーパープレー。オフェンスリバウンドからのゴール下をブロックされます。こぼれ球がバトラーに渡るとダッシュでコーナーに行きキックアウトされて3Pを決める。
ちょっとセンターじゃなくてもあり得ないプレー。あの動きとタイミングで3P決めちゃうだけでも難しいのに。
その流れから連発するバトラー。2試合休んでリフレッシュしたのかシュートが入る。それまでFG30%台だったのに。



金返せ!
うーん、酷い試合でした。チケット買ってたら金返せ!と叫びたくなる試合。
2Qの流れからサンダーに不利なコールが多いように感じた文章かもしれませんが、そんな事はありません。ウルブズもかなりクレームしていたように平等に不公平にコールされていました。まぁより守る気持ちの強いサンダーが損をしたというだけです。
◯ウルブズのFG
チーム 42/86
タウンズ 12/24
ウィギンズ 5/15
バトラー 7/10
ティーグ 5/10
ギブソン 8/12
クロフォード 2/7
クロフォードを13分しかプレーさせなかった事で理想的なバランスとなったウルブズ。確率悪いウィギンズだけど3Pは3/7でした。
そんなわけで完全にサンダークオリティで試合をしたウルブズ。予想した通り、プレビューとは全く違う内容になりました。
フリースローを35本も打たせてもらえたことが勝因です。後半はサンダーが手を出すのを辞めたのにこの本数は多過ぎます。



サンダーはレフリーを除いてもウエストブルックが酷過ぎました。敗因はウエストブルック。
◯ウエストブルック
27点 8リバウンド 9アシスト
FG55.6%
冒頭の通り、21.5点、9.5リバウンド、12.8アシストで本調子じゃないので、このスタッツはダメダメ(笑)勝っていたら得点も少なかったはず。
ターンオーバー8
8しか記録されていませんが、ファンブルをフォローしたり、とったはずのリバウンドをこぼしたり、レフリーにファールコールしてもらったり(笑)。多分、倍くらいターンオーバーしています。
パスミスとかドリブルスティールなら従来から多かったですが、この試合は殆どが何もないところでのファンブル。
ボール持ってアーリーオフェンスしようと踏み出した瞬間にコケるなど、単なるミスではないミスが非常に多かったので、調整不足を超えて身体の不調が心配されます。



本人も感じていたのか、後半はかなりカーメロとジョージに任せるプレー選択をしていました。悲しいかな慣れてなさ過ぎて、パスの後に動かなくなっていました。普段は割と動くのですが。
序盤は良かったカーメロは終盤でもシュートは決めたのですが、次第に元の姿に戻って行きました。なんとも難しいバランス。
でも、ペイントの少し外からアイソレーションさせたら未だに最高峰という事も分かりました。頼むから3Pの外からはやらせないでくれ。



いつもよりクオリティが高かったウルブズとエースが酷かったサンダーで3点差なので、サンダーの方が強そうですが、結局両者が試合をするとこんな試合が続いてしまうでしょう。



スパーズvsマジック
ユニフォーム交換したらスパーズだと信じちゃうようなマジック。もうコーチオブザイヤーは当選で良いんじゃない。相手がスパーズという事もあり、感動的なまでに素晴らしかったよ。
結構、個人の力でやっている面も出てくるのがまた難しい。ルーキーのアイザックも素晴らしかったよ。
ちなみにキャブスに続いてスパーズまで倒すチームを「よく知らないから」というふざけた理由で最下位に置いたブログはこちらです。



今日のハワードさん
19点、16リバウンド
フリースロー5/15
ロケッツに57本の3Pを打たれ、カペラをベンチに座らせて5アウト。それでも16とったから簡単には減らさなそう。
なお、ロケッツは勝っているのにファールゲームを繰り出しました。ロバーソンにもやったやつ。1点ずつとられる分には絶対に負けない作戦でした。

20171028 ウォーリアーズ vs ウィザーズ

まさかのレイカーズに連勝を止められたウィザーズ。4Qだけみとけば充分、という雰囲気は続く。
まさかの2勝2敗の五分から抜け出したウォーリアーズ。まぁロケッツとグリズリーズだから意外ではないけど。しかし勝った試合も苦戦だらけ。でもスタッツみると調子悪くないよね。
なお、オープニングはいつも前日に書いています。たまにTwitterに数字とテーマだけかくので、試合前に触れたい方は@whynot_jpを見てください。リンクの貼り方がわかりません。
そして前日の今はウォーリアーズが負ける事を祈って寝ます。理由は3勝3敗なら「ウォーリアーズは弱くなったのか?」というテーマで記事を書けるからです。理由はそれだけ。最大派閥であろうウォーリアーズファンに怒られそうです。



調子良いウォーリアーズ
でもよく考えたら、ここで書いたらネタバレじゃないか?という事に気づいてしまいました。
◯FG% 51.2%(1位)
◯3P% 42.2%(3位)
◯アシスト 29.6(1位)
◯速攻 31.4(1位)
もう良いですよね?
この数字が意味するところは・・・
まぁそういう事なのさ!!
こんなスタッツでも負けてくれ!ウォーリアーズ!



調子良くないウィザーズ
右は昨季の数字です。
◯FG 45.0%(18位) 47.5%
◯3P 28.4%(28位)37.2%
◯リバウンド 43.0(19位) 42.9
◯速攻 13.0(7位) 15.9
ウォール大先生による速攻とシューター達による高確率オフェンスで49勝し、今季は勝つ気満々のウィザーズ。
「3連勝したし調子良いよね!」なんていうのはブログの趣旨に反します。みての通り調子悪いです。
では何故勝ってきたのか?
それは4Qに勝負強さを発揮し、そしてウォール、ビール、ポーター、ウーブレイという優れたディフェンダー達が相手の攻撃をシャットアウトして勝ちました。それが出来なくて負けたのがレイカーズ戦。あれは素直にレイカーズを褒めよう。



そんなわけで勝敗とは違い好調なウォーリアーズと不調なウィザーズの対戦です。ウィザーズ的には余裕で勝てる雰囲気出してたのにレイカーズに負けた事で余裕を持ち過ぎてはいけないと反省したはずです。
優勝を目指すウォール&ウィザーズにとってウォーリアーズとの試合は、単に最強の相手だからではなく勝ちたい理由があります。
スコット・ブルックスHCがやってきて急激にオフェンスにシフトしたウィザーズは見事に勝率をジャンプアップさせました。ディフェンスを頑張ってたチームが犠牲を払ってでも手に入れたスタイルチェンジです。
多分、ウィザーズはウォーリアーズを守れません。でも良いんです、オフェンスで上回れば。それがウィザーズの生きる道でもあります。
そして大袈裟なくらい優勝する、自分がNO.1だとアピールしているウォール。本気で勝てると感じ始めたからです。ウォーリアーズを超えて最強オフェンスチームになる事が、1つのアイデンティティになり、大きな自信に繋がるはずです。



両チームは全く異なるスタイルですが、構成が似ています。なお、コア5で比べます。
◯チームスタイルを形成するPG
ウォール vs カリー
◯シューター
ビール vs トンプソン
◯万能
ポーター vs デュラント
◯ディフェンス&バランス
ウーブレイ vs イグダラ
◯ディフェンス&汚れ役
ゴータット vs グリーン
それぞれやっている事は驚くくらい違いますが、担う役割はよく似ています。多分、PG以外は交換しても上手くいきます。
しかし、ウィザーズが互角に渡り合えるのはガードコンビだけです。2人が勝たないとウィザーズの勝機は見えてきません。
ウォールがカリーを振り回し、ビールがトンプソンよりも高確率でいけるかが勝負のカギです。



らしい立ち上がり
お互いに流れるようにポンポンシュートを打っていく。ブロックがでたり、スティールが生まれたりするのだけれど、それでも何1つ変わらない軽快なオフェンス。オフェンスチーム同士らしい立ち上がり。ウィザーズ不調なんてウソだよ。
しかし、相変わらずウォーリアーズはレフリーからコールされないね。サンダーが可哀想になる。カリーのハンドチェックとかパチュリアのスクリーンとかデュラントのブロックとかサンダーvsウルブズなら確実にコールされてました。別にウィザーズばかり吹かれていた訳ではないです。



差が生まれ始めたのはカリーの3Pが決まらず、ポーターが決めていってから。面白いもので入らないシュートが増えてくるとディフェンスも活性化されてきました。その結果、最後に外がフリーになりそれを決めたウィザーズがリードを奪って1Qを終えました。
ウィザーズはモリスとスミスがいないのでインサイドがゴータットしか働けないのはちょっと厳しい。代わりに両フォワードやるスコットが台頭してきたのとウーブレイが成長してるのは楽しみです。
それにしてもウーブレイはどんな練習してきてスキル上げてきたのだろう。全然違う気がします。



前の試合の関係ならなんやらで見始めたのは2Q途中から。面白いのでそのまま感想を書いてみます。ここまでの1Q部分は最後に書いてました。ここからは見ながら書いた感想です。
ディフェンスを確認したいと思っていたら・・・
ちょっと確認したかったのは互いのディフェンス。ハイライトじゃ全くわからない。ロケッツ戦を見る限りはウォーリアーズのディフェンスはこれまで通り良かったです。でも点を取られている。確認したいのは何か原因があるのか?
ウィザーズはリムプロテクターがいない以外はディフェンスが良いです。ゴータットはポジショニング良いし。でも点は取られています。確認したいのはウォーリアーズにも通じるレベルのディフェンスなのか?



スターターが戻ってくるとどちらも強力なディフェンス力をみせます。ウォーリアーズディフェンスに手を焼くウィザーズだけど、ウォールがスキを見つけてパスを通すし、3Pが立て続けに決まる。シューターチームなので、ウィザーズが良かったとも言えるけど、片側で3Pを外させる事に長けたウォーリアーズの特徴を消されてもいます。チェイスのシーンは少なかったです。
対するウィザーズもやはり素晴らしいディフェンスをします。ウォーリアーズクオリティで三割増しな気もしますが。
特にトランジションが速いため、ウォーリアーズの速攻に対しても戻ってきて自由にしません。なお、速攻自体は出されているので失点はするわけです。
キレキレだったトンプソンですが、この時間は少し手を焼き始めました。機動力を増したウィザーズディフェンスは速さがあるのでチェイスの怖さがありました。



しかし、そんなおり事件が。リバウンド争いからグリーンがビールを押す、ビールが腕を絡ませる、グリーンがビールに突っかかる。
まぁどう考えてもグリーンが仕掛けたはずですが、キレるくらいイラついていたという事でしょう。その前のテクニカルも明らかなチャージングなのにクレームしてたし。両者退場。
グリーンのいないウォーリアーズディフェンスの評価は難しいです。ビールのいないウィザーズは攻守にレベルが落ちます。特にシューターいなくなったのでオフェンスかな。
どちらもディフェンスの評価はし難くなったよ。



デュラントとトンプソンが3Pを決めて追い上げるも、ウォールがブザービーターを沈めて前半はウィザーズ大量リードで終わります。
気になることは初めの軽快さがお互いになくなった事です。



ビールの代わりはスコット。実質的にはポーターが務めますがフリースロー2本落とすなど不安です。正確なシュートが持ち味だったけど今季はイマイチ。3Pは決めまくりましたが。
グリーンの代役はルーニー。カーらしい選択。それにしてもカーの服装なんなんだよ。
時間を追うごとに厳しくなるのはウィザーズのオフェンス。ウォールはシュート安定しないので、ビールがいないと打たされる感じになります。ゴータットがルーニーを攻めるくらいしか打開点がありません。
それでも鍛えてきた合わせとしぶといリバウンドで得点を繋ぎますが、働き出したデュラントに比べると厳しい雰囲気がありありと出てきます。
ウォールとゴータットの合わせって現代版ストックトン&マローンだよね。ウォールばかりが注目されてるけど、ゴータットのキャッチ&フィニッシュは相当難易度高いよ。



ウォーリアーズは得意の華麗なパス回しが出てきません。その理由はウィザーズのディフェンスにありますが、他にも多分、ちょっと簡単にはわからない要素がある気がします。想像の域を出ない内容ばかりなので、負けたらデータを探しましょう。
ボールをもたないイグダラとカットしないカリーが怪しい。
そんなカリーの連続3Pで10点差まで縮めて4Qへ。カリーは素晴らしいけど、こういう個人でしか詰まらない感じも苦戦している理由かもね。



盛り上がるアリーナ
トンプソンとデュラントの連続3Pで4点差にするウォーリアーズ。ウィザーズの弱いベンチはいつも通りだけど、ディフェンスは頑張る。それを嘲笑うかのような外打ちはメンタルに響くよね。
苦しい中でポーターの個人技で返したウィザーズ。その後でデュラントのパスからカスピの3P、トンプソンのミスをウエストが拾ってゴール下で1点差に詰めたウォーリアーズ。
個人的には前者のスターが決めるよりも、後者の脇役のシュートにウォーリアーズらしさを感じます。全員が仕事をしている感じです。
その後もウエストのパスからど真ん中をカットしたトンプソンへ。カスピからウエストへとウォーリアーズらしさが出てきて逆転しました。うーん。カリーいない方が。



闘えオット・ポーター!!
逆転された直後にポーターが難しい3Pを決め返します。そしてデュラントをマークしていたミークスをどかし自分が止めに行きます。しかし、デュラントがロング3Pを決めて見せつけます。
オフェンスになると再度コーナーから難しい3Pを決めたポーター。
タレントとしてポーターはデュラントには遥かに及びませんが、それって10回やったら7回負けるくらいです。3回は勝てるという強さを見せていたポーター。ウィザーズの強さはこんな個人の部分にあります。



試合を決めたもの
ウォーリアーズがリードを奪ったプレーは走りきったルーニーのダンク。
それでも食い下がったウィザーズはミークスが3Pを決めて1点差に。ここでカリーのボールをウーブレイがスティール仕掛けるけどイグダラがフォローしました。
結局はこういう部分がウォーリアーズの強さだと思います。仕事しまくる脇役、といえば簡単だけど他のチームだって脇役は頑張ります。
シンプルかつ効率的に配置された選手だから輝きやすい。スティーブ・カーによってポポビッチ的な要素をダントーニに混ぜ込んだイメージです。



4Qのウィザーズ
またも4Qだけみとけば十分な試合を繰り広げたウィザーズ。最後は決まれば同点のシュートをフリーでウォールに打たせたので、ほぼ完璧なセットは出来ました。ビールの不在が響きました。
グリーンの代役ルーニーが試合を決め、ビールの代わりのウォールは外したよ。
リードされてても追いつく強さも、リードしてても追いつかれる弱さもあるウィザーズ。攻撃型のチームとしてはリードして早く決める試合を作れないと難しいです。



残念ながら「ウォーリアーズは弱くなったのか?」は書けません。次からあっさり連敗したら書けますが。
でも何となく見えてきたものもありました。強いよ、相変わらず。それは間違いないです。けどね・・・何となくウィザーズとの対比から見えてきそうな印象を受けました。



バスケは効率性の戦いでFG%が高いことが重要
と強く主張するFG%至上主義の方がたまにいるのですが、強いってそれだけじゃない気がしています。ロケッツは3P30.2%(26位)で勝っているし、スパーズはFG43.7%(20位)で勝っています。
サッカーのある代表監督が「今のサッカーはゴールの70%は奪ってから15秒以内に決まっている」といってひたすら早く攻める事を説いていたのを思い出しました。その頃に訪れたのはバルサの時代でした。70%かどうかは忘れました。
アナリストなら良いけど、監督としてはダメな発言。まぁ結果出してなかったし。
なんかそんな事を思い出しました。



我ながらかなり酷い感想だな。修正する時間がないので上げてしまいました。

20171027 キングス vs ペリカンズ

31点 12リバウンド 4.5アシスト 3.3ブロックというスタッツモンスターになったカズンズ。チームは勝てないけど、存在感を強めて行きます。
実は1年前も同じようなスタッツ残してましたが、全く注目されませんでした。タウンズと並んでオールNBAチームに選ばれない理由は目立たないチームにいたから。
そんな目立たないキングスへの帰還です。キングスに忠誠を誓っていた期間はムダだった的な発言してますが、チームの成績は同じ様なものです。



そんなカズンズと引き換えに手に入れた若手達で将来有望感を醸し出すキングス。来年のドラフトでPFとれれば完璧!みたいな雰囲気にもなっています。
注目はディアーロン・フォックス。15点5アシスト5リバウンドは立派な新人王候補で騒がれても良いのですが、シーズントリプルダブルしそうなルーキーが2人もいるので目立ちません。レイカーズにいたら大騒ぎされたでしょうね。
バディ・ヒールド
ジャスティン・ジャクソン
スカル・ラビシエラ
ウィリー・コーリー・ステイン
各ポジションにも注目株がいるので、誰が使えそうか確認しましょう。でもきっとわからないけどね。



ツインタワーの相棒をケガで失ったカズンズですが、若手大集合のチームに負けるわけには行きません。しかし、ワンセンターとわかって臨む一戦にレブロン化するのか、それともポストで頑張るのか?
キングスのベテラン陣がどうやって若手達とバランスをとっているのかも注目です。



悪いペリカンズと素晴らしいキングス
カズンズは早速ポストでポジション取ります。ボールが入れるだけで大チャンスな雰囲気を醸し出し始めたカズンズ。しかし、意外と成功率が高くない。その理由は味方が何しているのかよくわからないから。
キングスは寄ってきますが、ペリカンズのアウトサイドはフリーで待っているかというと???な感じ。単にカズンズから見えない位置に立っていないか?
そんなわけで早々にPGにポジション移すカズンズ。ワンセンターなのに、こっちの方が周りはやり易そうなのもどうかと思う。
広がりカットプレーしてマークを引きつけといて、カズンズが自分で行くのが最も得点の気配がするプレーでした。だってパスしても決めてくれないから。



そんなペリカンズを尻目に心地良く得点して行くキングス。まずカズンズをリングから遠ざけるためにランドルフはコーナー方面にポジションとります。
遅いカズンズなので、少し距離をとらせればブロックには飛んできません。そんな状態を作りながらボールを動かし、全員が積極的にアタックしていきます。
面白いほどよく決まって行くキングス。
ペリカンズのオフェンスが停滞しているのでスティールからの速攻も飛び出し、一気に攻め立てます。ペリカンズも悪いけど、キングスも良い。相乗効果で1Qだけで40点を奪いました。



カズンズ以外は何してるのか意味不明なペリカンズ。プレーオフ進出以上が目標のチームとしてはかなり酷いです。
救ったのはまたも新加入のジァミーア・ネルソン。カズンズからPG役を引き取り、プレーメイクしたり3P決めたり。
カズンズとネルソンの両方がプレーメイクしてくるので、キングスディフェンスでは対処出来ません。出だしが悪かった割には27点まで伸ばして13点ビハインドで1Qを終えます。
いや、本当にペリカンズは何をやろうとしてきたのか? ネルソンがあれだけカズンズに合わせられるのに、スターターは何も出来ません。
そして昨日のナゲッツの失敗も頭に残りました。



ベテランズ
2Qになるとネルソン、トニー・アレン、クラークが出てきた事により、正当なリズムを取り戻し始めたペリカンズ。まともなのが新加入ばかり。
カズンズからハンドオフで受け取りドライブしたり、ポストにいれて動き直したりとカズンズを使ったり使われたりしながら、ムリのないプレーでシュートまでたどり着きます。
このままペリカンズが流れを掴むと思われましたが、立ちはだかったのはキングスのベテランズ。ランドルフもカーターもシンプルにボールを繋ぎ動かして行くので、全員がボールに触れ、やはりムリなく打っていくキングス。
シンプルにやりながらも、時として打ってくるのでいやらしさを感じます。そんな中で若手達も躍動します。なお、ボグダノビッチだけは自分勝手にプレーしていて危ない選手でした。最高級サラリーのルーキー。
1番目立ったのは若手でも何でもないテンプル。厳しいジャンプシュートを決めるのでキングスは流れを失いません。なお、アーリーオフェンスで後ろから選手がきていると思って審判にパスしてました。解説が「ヤングチーム」と言ってたけど、そこにいるべきはランドルフだったので走れなかっただけ。



2Qは30点ずつ取り合い、14点差のままハーフタイムへ。お互いにオフェンスでは力を発揮し始めたけど、ディフェンスでは相手が悪くなるのを待つしかありません。それを生み出してるのはベテランがボールを動かし、積極的にアタックするプレーです。
逆に言えば何処かで起爆剤になる働きも欲しいです。キングスにはいるけど、ペリカンズには不足してるよね。



イェーガーの悪癖
そんな若手の筆頭格であるヒールドが連続して決めて後半が始まります。MIP候補のヒールドはキングスにきてシュートが決まるようになりました。
しかし、この後キングスはランドルフの例のポストゴリゴリが始まります。前半は殆どやらなかったのに何故今?
点差に余裕もあるのに?
こういう時こそ若手に積極的にプレーメイクさせるべきでないのかな?
このプレーは確率が低いわけではありませんが、急速にキングスから流れを奪いました。ペリカンズが待っていた自滅を自ら引き起こしたイェーガー。
この前のレビューがちょうどグリズリーズでしたが、何故グリズリーズにはコンリーとガソルしかタレントがいないかというとイェーガーが全く育てられなかったから。
あの時期にスタータークラスを2人くらい育ててただけでも大きく違いました。
ペリカンズのオフェンスが特別良かったわけではありませんが、カズンズがしっかりと決めたこともあり、いつの間にやら点差は半分に。



そうなってから出されたフォックスはちゃんとチームプレーをしますが、誰かは何かアクションをしないといけないのに、回すだけになってしまい苦しいシュートに繋がるキングス。
難しくなってから出される若手に、チームが積極性を失ってもチームプレーをするエース候補、どれもこれも逆にすべきとしか思えません。
なお、タイムアウト後はほぼプレーメイクしてしまったフォックス。スティールからの速攻も決めて流れを渡しませんでした。始めからフォックスにやらせていれば、やられても誰も文句言わないのにね。



キングスの自滅により1点リードで4Qに入れたペリカンズ。怪しいのはカズンズのスタミナだよ。
ワガママになろうぜ!フォックス!
キングスは更に謎のプレーにでます。PGボグダノビッチ。まぁ酷い。この人は戦術を理解していません。それでもチームプレーする意識の高いフォックスはボグダノビッチにボールを渡します。
問題を難しくしたのはボグダノビッチが決めてしまった事です。それまで通り外してたら酷評するのですが、ナイスパスを連続して通し、最後は3Pで反撃しました。何とも言えないね。
なお、ヒルが出てくると当然のようにボグダノビッチには渡さずに自分でプレーメイクしたよ。そしてフォックスに行かせて同点に。
そこからはみんな分かっているよとばかりに、ヒルとフォックスを経由したオフェンスに切り替わります。ボグダノビッチは出ているけど効果的な動きは出来ません。試合後にジャスティン・ジャクソンがカメラに抜かれてましたが、3人目にボグダノビッチを使う意味はないよね。



最後は当然のようにカズンズが締めました。1on1だけでなくピックからのダンクあり、ボールが動いての3Pありと様々な決め方をしたのは、試合開始当初にはないプレーでした。それを生み出したのはネルソンのゲームメイク。
◯ジァミーア・ネルソン
35分 18点 3P4/8
ベンチ出場ながら35分出たネルソン。それはカズンズ頼みだったチームを、「カズンズを活用する」チームに変えました。カズンズサイドでプレーメイクしながら逆サイドへのカットイン。中にパスする流れでの3Pなど、囮としてのカズンズを多く使います。
それはクラークやカズンズがいない場所を攻めるアレンも同じでした。スターター達が出来なかった戦術的なプレーをベテランズがみせました。



◯カズンズ
41点 23リバウンド 6アシスト
FG56% 3P3/5
またもモンスターっぷりを発揮したカズンズ。44分とレブロンもビックリのプレータイム。
しかし、ネルソンに慣れてきたおかげでプレータイムほどの疲労感はないでしょう。自分にディフェンスの意識が向くので、逆サイドで動かずにサボっている事も結構ありました。ショットクロックギリギリでボールがきて3Pを決めるなど、こんな所もレブロン。
ジェントリーHCもカズンズをベンチに座らせる事が出来ない代わりにフリースローのリバウンドから外したり、細かく配慮はしてました。
自分がボールに触らなくてもプレーに参加できることを思い出したようなスクリーンやダミーフェイクはネルソンがもたらしたものです。
そんなわけで新加入のベテランに完全に救われたペリカンズ。デイビスが戻るまではネルソンスタメンでカズンズのワンセンターに切り替えるでしょう。



采配で負けたキングス
◯FG%
ペリカンズ 48.8%
キングス 46.9%
この試合でどちらが良かったかと言えばキングスです。非常に魅力的なプレーを、それもチームプレーを徹底するのはイェーガーHCの良い部分です。47%決めたのだから相手が良すぎたと諦められるスタッツです。
しかし、内容を振り返ればランドルフ押しで流れを失い、難しい時間に積極性を失わせ、ボグダノビッチによる迷走が敗因でした。
まぁボグダノビッチに関しては経験を積ませたで許されます。それ以外については、ベテランを変に使い失敗するという若手育成チームにとっては最悪の負け方です。勝負所で使われなかったジャクソンとヒールド。
イェーガーHCの良い部分と悪癖を味わった前後半でした。

20171027 グリズリーズ vs マブス

ウォーリアーズやロケッツにも勝ってしまい連勝ウハウハだったグリズリーズを止めたのはマブス。マブスにとっては今季初の勝利でした。
何故マブスが勝ったのかをスタッツで検討するに、単純にシュートがよく入っただけじゃないか?という内容。実際、1Qに14点リードしてそれが響いてるし。
FG48.6%は今季リーグ最低だった41.9%とは大きく違います。グリズリーズはスタッツを見る限りはいつも通り。そもそもシュートが入るチームじゃないし。
そんな両チームがホームとアウェイを入れ替えての翌日再戦は珍しい。



グリズリーズはガソルとコンリーがコントロールして、あとはまぁワチャワチャ守って、適当に点とって、最後は2人に締めてもらうチーム。
でも、このワチャワチャが凄くて昨季からフィッツデイルHCになり、積極的にいろんな選手を使います。みんな同じようにシュートを打つので何気にバランスアタック。
正しくプレーしようぜ!正しいってのが何かはコンリーとガソルが教えてくれるさ!
みたいな形。いっぱい出てくるからディフェンスのクオリティがスタミナで落ちないのも特徴。ファール数24.3は4番目に多い。
ちゃんと守れるけど、オフェンスの武器は乏しいので大量リードされると結構キツイ。どんな相手にも負ける要素を持っています。



マブスはまぁカーライルHCがちゃんとしているから、ちゃんとした事をやるはず。足りないのは選手のクオリティ。
FG34%のバーンズがエースはつらいぜ。だからデニス・スミスjrに経験積ませながらタレントを育てる作戦。
多分それ以外にも狙いはあると思うので確認しようという試合。



コンリーとガソル
コンリーを観るといつも「なんでこんなにアシストが少ないのか?」と疑問になります。全てのオフェンスの起点としてゲームメイクするけど、スタッツにはならない。
それは起点は起点に過ぎないよ!というまでに、ボールがフロア全体を動くグリズリーズ。ゴリゴリインサイドは既に1年前に決別して、5アウトでギャップを作っていく現代的なオフェンスです。
現代的なんだけど、そんな気が全くしてこないのは、個人が高い身体能力で抜いていくようなアスリートチックな動きがないから。ボールは動くけど人は動きません。
ボール回すからフリーなら強気で打っていけ、フリーじゃなければフリーになるまで仕掛けるぞ! みたいなグリズリーズ



昨季から異様に3Pを増やしたガソル。兄は確率NO.1だし、弟も上手いんだこれが。ちなみにテクニカルの時のフリースローも担当します。センターではなかなかいません。
フリーなら1つ目のパスでも躊躇いなく打っていくガソル。フリーなら強気で打て、を実践する。
凄いのはガソルが3Pのフェイクをするとディフェンスはチェックに飛んできます。それくらい市民権を得ています。フェイクからのドライブという至極簡単なプレーで崩せてしまうガソルは脅威です。
ボール回してミスマッチになったらすかさずポストアップなので、ビッグマンが担当せざる得ないし。



基本はそんな強気で狙って、フェイクからドライブを全員が繰り返してシュートチャンスを作って行きます。機会均等オフェンス。
それだけ回していくとたまに相手の穴にぶち当たります。マブスならばノビツキー。ノビツキーとのマッチアップになると周りは離れてアイソレーションします。
そんなグリズリーズ。自分達の都合よりも相手の都合に合わせて攻めていきます。その中でシュート力も突破力もアシスト力も高いコンリーが少し目立ち、中外両方で相手の都合に合わせられるガソルがもう少し目立ちます。
スター2人を中心に考えるのではなくて、チームシステムがあって、システムの中でより違いを生み出すのがスター2人というグリズリーズ。



PGゲームメイクするよマブス
対象的にスクリーンを使い、パッシングし、ドライブしとPGがゲームメイクして全てが始まるマブス。現代的ではない。
ただし、マブスはPGを増やしました。セルティックスが採用しているシステムに近いです。
デニス・スミスjr
ヨギ・ファレル
JJバレア
セス・カリー(ケガ)
スミスjr以外は苦労してきたイメージの選手ばかり。彼らは自分が主役ではなくて周りを活かしていきます。でも自分も強気で攻めなきゃダメなのをわかっている感じの選手達。
ちゃんと作る意識が高いので、変なシュートはあまり打ちません。しかしメイクされたプレーで失敗を重ねるマブス。タレント不足感満載です。
グリズリーズのカバー意識が高いこともあり、なかなか上手くいきません。
前日の試合では決まっていたと思われるので、グリズリーズ側の修正と、安定しないマブスが導き出した結果と思われます。



◯前半のFG%
グリズリーズ 40.5%
マブス 27.1%
速攻が出るわけではないので何1つ爆発した感はないグリズリーズだけど、機会均等で強気なシュートは一定の確率を残し、その上でマブスの弱い部分を攻めるので堅実に得点を積み上げていきました。
大してシュートが決まらなかったマブスなので、徐々に確実に点差が開き、前半で19点差となりました。
FG27%って酷いな。得てして後半になるとシュートが入り出すものですが、なんかもう知りたいことも知れたし、19点も離れたので、前半でこの試合は離脱したいと思います。



追いついてた
気持ちよくなってきてうたた寝して、起きたらマブスが追いついてました。
後半のマブスは56点、グリズリーズはファールゲームもあったのに42点という事で、最大の原因はグリズリーズの失速にあります。グリズリーズの前後半を比べてみます。
◯3P
7/21
3/13
確率も問題ですが、本数の差が響きます。コンリーとエバンスで8本打っており、全員が積極的に満遍なく打っていた前半とは大きく異なります。
機会均等なのにバランスを崩し、個人の突破力不足でアウトサイドを消すと停滞するわけです。
◯FG
前半 17/42
後半 13/31
確率はあまり変わりませんが、アテンプトが急激に落ちています。マブスは46本打っているので、一方的にグリズリーズがシュート数を減らしました。
尚且つ、ガソル、コンリー、エバンスで20本打っていて、やはりバランス悪いです。この3人が打ちすぎなのではなく、他が打たな過ぎです。
◯オフェンスリバウンド
前半 4
後半 5
◯ターンオーバー
前半 7
後半 11
目立つのはターンオーバーの増加。しかもこちらは満遍なく全員がやっています。つまりマブスはメインの3人は止められないけど、他の選手をしっかりと止めにきました。バランスアタックのチームからバランスを奪い取ることに成功したわけです。



マブスは良くなったのか?
前半が酷過ぎたマブス。でもやっている事が間違っているわけではない。
◯FG
後半 19/46
◯3P
後半 9/21
FG41%と別に大した事ありません。正しくプレーしていたのだから、それなりに決めたレベルです。グリズリーズのディフェンスを責めるには厳しい数字です。
◯アシスト
チーム 13
スミスjr 6
前半は7しかなかったアシストが倍増します。特にスミスjrが稼ぎました。マブスはPGから始まるオフェンスなので機能性が出てきたと言えます。
マブスは弱いし、タレント不足だけど、やるべき事をキチンとやってPGが違いを生み出そうとしてるから、良いチームだと思います。ルーキーのスミスjrと2年目のファレルだから伸びるだろうし。
後半のマブスはディフェンス面の改善とオフェンスの調整で息を吹き返した形です。



グリズリーズだってタレント不足
ある意味マブスがもう少し成長したのがグリズリーズ。結局はコンリーとガソルしかタレントはいないし、2人とも「チームの危機だ、40点取るぞ!」なんて事は出来ません。そりゃあロスター比べで順位予想したら低い順位になります。
でも、脇役たちも積極性を忘れず、やるべき事をこなしていれば上手く行くのが前半。積極性を忘れたのが後半。そんな試合でした。
チャルマーズはキレキレだったけど、若手たちは「確かに良い選手だけど、何か感じるかと言えばそれほどには感じない」選手ばかりでした。前半は強気だったから印象良かったけど。



ディフェンスの強さはいろいろあるけど、最終的にはヘルプの収縮の速さだと思っています。とにかく全体が早いグリズリーズは、選手の評価をそれで決めてるのかと思うくらいです。
後半ダメだったグリズリーズだけど、ディフェンスでもたせた試合でした。見てる(起きてる)限りはそこまでダーティーじゃなかったので、ある意味マブスは的を絞りにくいバスケをしていたという事です。



なんだかんだで勝負を分けたのは、コンリー&ガソルに対してのスミスjr&バーンズのエースの差です。スタッツではなく支配力の差とも言います。
これは簡単には埋まらないけど、個人が成長すればグリズリーズくらいまでは上がってこれるでしょう。信じて戦うしかありません。