ゲーム3
ホームでの2試合を制したニックスがリードして迎えるゲーム3。インディアナに帰ってきての試合なので普通に連勝すればOKなペイサーズではあります。お互いにとって重要なのは単に勝つことではなく、勝つことで強くなること。ぶっちゃけウエストとは大きな差があるぜ。
ブランソンにはニスミス。ここさえ止めておけばOKなんだけど、そういう時に限って周囲を止めきれないからエースも止められなくなるんだよね。それがビラノバ・コネクションの脅威だ。アヌノビー不在でスターターにはアチュワが並ぶことになりましたが、アデバヨがファーストラウンドで消えてアチュワがセカンドラウンドでスターターなのNBAっぽいね。
しっかりとカバーに来たネムハードがブランソンからチャージドローするなど、序盤からエースを止める形は出来ている。でも、しっかりとディヴィチェンゾ、ハート、アチュワに繋がっていきます。
それはよかったんだけど、ツービッグになったことでシアカムにドライブ突破を食らうし、ペリメーターのチェイスミスでハリバートンに3Pくらうしで、ディフェンスでのアヌノビー不在が強く出てしまったニックス。先手はペイサーズになりました。
これでシアカムが役割を果たせばペイサーズが余裕で勝てそうなのですが、アチュワにオフェンスリバウンドに飛び込まれ、スピード差を生かしたフィニッシュも続かず。ラプターズのチームメイトというか序列がハッキリしていたのに、こうしてマッチアップすると大差ないのもNBAっぽいね。
コンタクトプレーがあったブランソンが口を押えてベンチに下がり、さらにトラブルとなるニックス。そのアドバンテージがあってもハリバートンvsアチュワが決めきれないので、思うような点差にはならないペイサーズ。こういうのはシューティングだから仕方ないし、主力がいなくなったからって簡単に負けるチームはセカンドラウンドに来てはいけないって感じ。
ってことでシュートミスからカウンターに走られたペイサーズ。金銀飛車角落ちのニックス相手だったけど、2つ目のタイムアウトはペイサーズがコールしました。ブランソンも無事に戻ってきたので飛車落ちからはリターンしたしね。
1Qのニックスオフェンスはダメダメでした。ブランソンいない時間が長かったからね。序盤はハードワークで取り返すシーンはあったけど、形にならなくなったからハードワークもクソもない。20点に留まりました。
しかし、酷いオフェンスをしたのはペイサーズも同じ。トランジションに走れないペイサーズだとそんなもんかもしれない。ここがペイサーズにとってニックスが相性の悪い相手って感じです。相手が弱体化しても、自分たちの長所を抑え込んでくるので、アドバンテージを取れなかったぜ。28点はとれたけど、ニックスの状況を考えると15点くらいリードしたかった。
突然ディスられるバトラーで爆笑しました。
バトラーをディスったわけじゃなく、メンタリティで勝ち上がってきた数年だったけど、他の選手に並ばれてるぜ!って意味です。
INDファンです。
1,2試合目は
マッコネル 9 10
トッピン 4 9
ジャクソン 5 11
とシェパードも含めてひどい先発陣をカバーしました。3試合とも先発陣と正反対ですね。
このプラスマイナスを呑んでの総攻撃だと思っています。カーライル変えてこないと思っています。
ブロンソン、超クタクタじゃないですが。演技でなく本気でこけしのように倒れてしまうのだと諦めています。
ニックスはみんなクタクタなんですけどね。
なのに戦えちゃうっていう怖さ
ブログの本筋からそれますが、
「サンダー・マブスやナゲッツ・ウルブズはみているんだけど、4チームともしっかりとミッションをこなしたうえで、どう転ぶかの勝負をしている」
本当に共感です。
「強くなるには継続性もったチーム作りが必要」を早期敗退した選手からよく聞く昨今ですが、
「各人が攻守ともミッションをハードにこなす」という大前提を強く感じます。
ルカ、KAT、カイリーすら変わったので、来年上述のコメントしたプレイヤーがどう変わるか楽しみです。