サンダーvsサンズ

20240304

サンズは12月の時点で「勝てないだろ」って感じだったので、よくて5割前後だと思っていましたが、5位まで上げてきたんだよね。びっくりだ。ただ、ここからのスケジュールが
サンダー
ナゲッツ
ラプターズ
セルツ
キャブス
セルツ
という東西のトップだらけ。1勝5敗ならばプレーイン争いまで下がってしまいます。2勝4敗でも7位に落ちそうだしな。本日はブッカー不在でオニールがスターターに並びました。このオニール以外の新加入はロディが6分プレーしたくらいでもありましてね。

試合は序盤にデュラントとオニールがコンビプレーの良さを見せて先手を取ります。トランジションでボールプッシュして真ん中を走るオニールからデュラントのフィニッシュや、2人がパス交換してオニールがコーナーでワイドオープンになるなど、プレーメイクするわけじゃないけど、中継役としてプレーメイクに参加するオニールっぽさが出ていました。

加えてチームとしてもフロアバランスが良くなっています。これはシーズン前半からフロアバランスには気を付けていたんだけど、主役が増えると上手くいかないという現象でもあったので、ビールとデュラントしかハンドラータイプがいないことが最大の理由に見えます。

ってことでパスを繋ぐウイングが加わり、フロアバランスも良いのだからオフェンスは上手くいくよね。3Pが決まりさえすれば・・・ワタナビーよ。。。

でも、もう1つの問題もあって広くスペーシング出来ているなら、ディフェンスも広がるわけですが、そこでペイント内で力強く決められないと意味はありません。サンダー側の弱さもあってスターターはヌルキッチが決めきりましたが、あとはデュラントやビールがアタックするしかないよ。でも得意ってわけじゃない2人なんだよね。

そんな事情もあってベンチメンバーが増えてくると得点が止まり、サンダーが取り返す1Qになりました。サンズの課題は選手層の薄さですが、それがバッチリでてしまったわけだ。最近はボルボルのプレータイムが増えてきたけど、理由はここにありそう。スペーシングが出来るなら誰かにペイントを攻めて欲しい。可能性があるのはボルボルなのかな。

試合開始直後はデュラントゲームになりそうなくらいに軽快だったのに、セカンドユニットに混ざったデュラントは苦しさのみでした。史上最高のオフェンスマシーンではあるけれど、それは「得点」という点であり、突破力が欲しくて仕方がないサンズって感じ。今日だけで言えばウォールでもよかったかもしれない。今日だけで言えばね。

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