キングスvsヒート

ケイレブが40分プレーしており、ヒートも点差ほど楽な戦いをしたわけではありません。離脱者ばかりの中でどうにかやりくりしたような試合。良かった部分はラブを有効活用し、キングスのフィジカルな弱さを活用したことと、PG不在の中でアデバヨ、ケイレブ、ダンカンで人とボールが動いて解決したことでした。なんとダンカンが11アシスト!

そういや昨日のコディのPG仕事と、本日のケイレブのPG仕事は似ていたね。ダムダムして何かしらのチャンスを作るわけではないけど、上手く散らしていく。コディの方がPG仕事ならうまいな。

要するに毎試合ラインナップが違う中で、本職PGがいようがいまいが、それなりに組み立てられてしまうのがヒートです。あとさ、PGにデロン・ライトをいれているんだけど、殆どハンドルしていなかったもんな。それもまた面白い話だ。

スモール相手にポストアップを有効活用するのは今に始まった話ではありませんが、これだけ戦力不足で武器が少ない中で、ピンポイントでミスマッチを使えたのはヒートの強みだったし、ラブだけでなく、ハケスもポストアップからのねじ込みが出来るんだよね。これを出来ない選手が増えているので、なおさらポストアップ能力の必要性が光った試合でした。ヨビッチにも教えてやれ。

キングスはヒートの戦い方に対抗する必要はありませんが、オフェンスパターンとして新たな武器を準備していかないといけない気はしました。ちょっとワンパターンというか、ドライブあり、3Pあり、インサイドのプレーメイカーもいて、カッティングも出来るので、万能なのですが、全体の流れは1つで派生するパターンが多いんだけど、そもそも起点から異分子的なプレーが欲しいというかさ。

4Qになると「このままじゃ終われない」とばかりにプレッシャーを強め、キーガンが3Pを連打して追い上げていますが、それはハッスルプレーと運動量で予想外の動きをしたキーガンって感じでもありました。そうか「パターンを増やす」ではなくて、異分子としてムチャクチャでもいいからエネルギッシュに動き回る担当が欲しいのかもしれません。みんながスマートにやれているからさ。

ハンドラー相手のディフェンスで奮闘しながらヘルプにも動き回るキーガンは残り6分でタフな3Pをヒット。急激に違いを作り始めたキーガンに続けとばかりに、ダンカンのレイアップをブロックしたフォックスはドライブも決め、あれよあれよと6点差にしてしまいます。わお!

で、これをベンチメンバーにやって欲しいよね。それってやっぱりダビオンの仕事の気がする。戦術とかガン無視していいから、スーパーハイプレッシャーディフェンスで相手を追い込み、メチャクチャにする担当。

ってことで、このまま終わると思った試合は残り5分で108-104になりました。見事な追い上げのキングスですが、それをスターターのハッスルで実現しており、健康なのは良いことだけど、スターターだって長いシーズンでは疲れちゃうんじゃないのかっていう疑問も出てきてしまいます。まぁ勝利が最良の薬だから、勝てば関係ないさ。

キングスvsヒート” への2件のフィードバック

  1. ダンロビとハケスの並びを見ると、ヒーローいる?って感じますがマイアミフロントはヒーローの潜在能力を高く評価しているらしいです。
    もうすぐ5年目も終わりですが…。

    1. まぁハケスは後付けなので、そこを言っても意味はないし
      ヒーローかダンカンのどっちかでいいんだろうなー、でも売れないし。
      致し方ない悩みではありますね。

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