キングスｖｓヒート

アデバヨがベンチに下がった２Ｑのヒートは急速に苦しくなります。ハケスがハーターとのサイズ差を使ってペイント内を攻めようとしますが、他には何も攻め手がなく、収縮もクソもなくなってしまったよ。そういやラブってポストアップしなくなったのかな。

そんなことを思っていたらアフタータイムアウトでラブにポストアップさせました。続いてラブがゴール下で押し込み。どうやらスポルストラと同じ感想を抱いていた管理人らしい。ひとまずペイントにボールを落とすことを重視した解決法は、続いてハケスのポストアップにダンカンがカッティングし、外に開いたラブに対してハイスミスがカッティング。非常にクレバーだぜ。

その間に３Ｐを外していったキングス。こちらはフォックスとサボニスをベンチに下げてしまったデメリットが出ていました。バーンズにでもポストアップさせればよかったんだけど、プレーメイクが怪しいガード陣だからなぁ。

先にポイントセンターを戻したのはキングス。ハイポストで左右にパスフェイクしてディフェンスを散らしたサボニスは自分で決めきると、今度はキーガンにパスアウトして３Ｐをお膳立て。ハーターの３Ｐも続いたので１０点リードに広げます。あっという間だったぜ。

アデバヨが戻ってくると、アデバヨは関係なく、ケイレブがドライブ＆ワンに３Ｐであっさりと追い上げます。ダンカンもドライブで続くと、アデバヨが１ｏｎ１からのゴール下で同点に。ヒートの方が主役を囮にしているなー。ということでバランスアタックになったので、止められなくなったキングス。

前半は６５－６２。このスコアはオフェンスのチームであるキングスにとって悪い結果ではありません。いつも通りに守れなかっただけであり、少しだけシュートミスが多かったくらい。ヒートにとっては、本日のメンバーの割に点が取れたというポジティブさとディフェンスが通用していないというネガティブさと。勝っているんだからポジティブが上回るけどね。

やっぱり「もう少し守れないと」と思わせるキングスでした。天秤をディフェンス側に少しだけ寄せれば十分なんだけど、その術が足りないかのような前半です。ダビオンがステップアップするのが一番なんだろうなー