デッドライン’24 イースト編

イーストのデッドラインは奇妙な出来事がありました。6位ペイサーズが5位シクサーズにヒールドを放出して強化を手助けし、その5位シクサーズは3位バックスにベバリーを送り強化を手助けしました。直接のライバルを助けるなんて普通じゃないぜ。特にシクサーズはバックスとの対戦になったら後悔しそう。後悔するほど困りはしないっていうことかもしれんが。

首位セルツは不安要素であるビッグの層を確保しに行きました。ホーフォードへの純粋な不安とポルの欠場リスク。シンプルにセンターの控えがコーネットであることも含めて、ティルマンで補うのは的確な補強に見えます。気になる部分を細かく埋めていくのは近年の流れだね。

しかし、そもそもシーズン前に補強した選手を使ってこなかったのがマッズーラじゃん。なんでコーネット、ハウザー、プリチャードにこだわるのか不明なんじゃ。ベンチメンバーの使い分けもできていないわけだしさ。

ってことで、そもそもさ、バントン、スティーブンス、ブリセットと各役割で使い分けを実行したうえでカバー要員が欲しいならわかるけれど、大した使い分けが出来ない中での補強って意味あるのかな。まぁさすがにティルマンは起用するか。

ガードディフェンスが弱すぎるのでベバリーを補強したバックス。この補強は短期的視点では評価できるものですが、同時にバックスの迷走を明確にするものでもあり、非常にまずい補強に見えます。

いい加減、ジジイ揃いのエネルギー不足をヤニス1人でどうにかする体制を修正しなければいけません。だからこそボーチャンプやアンドレ・ジャクソンを起用して改善を図っていたのに、またもジジイに戻るわけです。弱点を短期的な補強で埋めに行くことで、今シーズンにやろうとしていた改革を元に戻すんだぜ。

リバースがHCになってからジジイばかりを起用するようになり、点は取れない、守れない状況になりましたが、リバースは自分が信じるベテランばかりを起用します。さらにベバリーを連れてきたんだから、過去の栄光(?)に縋りつく感じがビンビン出ているわけです。もう優勝した時とは違うんだぜ。それを理解できていない。

そしてベバリーのディフェンスだって劣化している。最近はそんなに守れていないぞ。ベンチにいるリビングストンが素晴らしいディフェンスをしているのを見ましたが、たぶん1on1ならベバリーと同格か、よりよいディフェンダーです。そういうのを信じて育てることで進化するのに、やる気ないよね。この「進化」へのやる気のなさがバックスの問題なんだよな。マジ卍。

キャブスは補強なしです。ってかキャブスは2位になってんじゃん。リバースになったことで急降下しているバックスと絶好調キャブス。

デッドライン’24 イースト編” への2件のフィードバック

  1. ニックスファンですがグライムスは痛いものの使ってない選手たちでバークス ボグダノビッチを取れたのはまぁ良いと思うんですがフォーニエとボグダノビッチってそこまで決定的な差があるのかぁ?とは思ってしまいます
    結局ティブスってワンオンワンが上手いガードかサイズがあって身体能力の高いディフェンダーが好みであって上手いシューターって嫌いなんだと思うんですよね
    契約が今期で切れるからとかベンチで腐ってたグライムスとフォーニエの処分がしたかった 頭数を減らしてバイアウトで出てくる選手に声かけてみるとかその辺が大きい理由だったのかな?と思います

  2. 今年こそはセルティックスにファイナルぐらいには出てほしいものです。バイアウト市場に目ぼしい選手がいればいいんですけどね。
    仮想ヨキッチ、仮想キャブスのデカいインサイド対策みたいなのがいればいいのでしょうか。

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