ブレイザーズvsバックス

後半が始まると、全く止められる気配がないヤニスのインサイドアタックに、リラードのステップバック3Pでブレイザーズが逆転します。さらにヤニスがミドル、ドライブと決めていくぜ。

今シーズン成長を見せているジャバリ・ウォーカーには大きな期待をしているのですが、あまりにもヤニスにやられすぎて評価が落ちる試合になりました。やられるにしても高さとパワーで負けるならわかるけど、左右のドリブルフェイクの時点で負けているのが非常に苦しく、抜かれることで下がっての対応が増え、下がりすぎたことでヤニスが好きにプレーしています。

バックスのベンチには、かつてヤニス担当をしていたクラウダーがいますが、ヤニスには出来るだけ「前を向かせない」のも大事です。勇気をもって距離を詰めないとさ。ってことでボッコボコですが、リラードがパスミスしてカウンターを食らうなど、バックスもリードをキープできません。

ところでバックスって、こんなに個人技だったっけ?
殆どがヤニスとリラードのアタックになっています。でも、まぁ、この2人はそもそもこんなもんだった気がしますが、そこにミドルトンの1on1が頻繁に混ざるようになったのは今シーズンは少なかった形に見えます。HC交代なのか、単にミドルトンのコンディションアップなのか。

3Qはリラード、ヤニス、ミドルトンが中央でプレーメイクする形が増え、その終着点がミドルトン勝負になっていきました。それはHCの狙ってプレーコールを変更しているように見えます。あるいは選手がよっぽどグリフィンのやり方が嫌だったか。なお、イェーガーらしさは欠片もないぜ。

ワイドにパスを展開しての3Pというシーンは出てきますが、小気味よくパスが繋がることはなくなった3Qのバックス。そして残り4分、何故かリラードとヤニスの両方がベンチへ下がります。いろいろと謎だな。

これでミドルトンだらけになるかっていうと、そうではないんだ。ブルックのハイポストジャンパーや、ポーティスのドライブとそれまで消えていたサポートキャストがボールをもって仕掛けることが増えていく。ちなみにリラードいないのに起用されたサイブルも迷子になるっていうね。

残り40秒。タイムアウトがコールされるとヤニスとリラード両方が戻ってきます。どういう選手起用だったんだろ。ということでオフェンスに偏りが出てしまったバックスの得点が前半ほど伸びず、96-91とブレイザーズが5点リードで終わります。ビラップスよりリバースの采配の方がわからんかったな。

ブレイザーズvsバックス” への1件のフィードバック

  1. 今年は20年ぶり位でNBAの試合をちゃんと観ていません。楽天も法外な金額だし、PORも観る価値のないチームになってしまいました。それでも結果は確認して、ハイライトだけは観ているので試合内容は理解しているつもりです。

    再建モードになったのか?開幕当初は中途半端でしたし、HCがまともなら8-10位程度は狙えるラインナップだと思っていましたが、始まってみるとHCは相変わらずの大馬鹿だし、ウイリアムⅢの今シーズン絶望、エース期待のシャープも怪我が多く遂に手術で戦線離脱、鳴り物入りで入団したスクートは全くの期待外れで、散々な結果です。エイトンも怪我が多くてやる気ないしね。

    それでも、ブログドン、サイブル、グラント、ジャバリ、エイトンをスターターにして、サイモンズを6THマン起用、控えでスクート、カマラ辺りを上手く起用すれば試合になるのでしょうが、HCが馬鹿なので無理。

    シャープは手術だし、サイモンズ、グラントをトレードして完全再建モードにして、ドラフト指名権でも増やし、3年後位にスクートがTOとファールを今の半分に減らし、FG%を15%位上げてくれれば、シャープとスクートを中心にチーム再建出来ると思うのですが、やらないでしょうね。GMも駄目だからね。トレードデッドラインまで僅かですが、動かないか、中途半端なトレードで終わり、来年も最下位争いですね。

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