もう普通には観れないマブス。キューバンが負ける発言しましたが、かといってその分プレータイム回す若手もいないのがマブス。だからベテランつかって負けると選手に伝えたわけだから、もう意味不明。どんな時に勝つのか?
マブスが何をするのかに注目です。直近の対戦では130点とって勝っています。
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◉色メガネなしでは観れないマブス
レイカーズはロペスで押していきます。相手はノビツキーなので勝つためには賢い選択。早々に2ファールでベンチに戻るノビツキー。そして走り出すレイカーズについてこないマブス。
もう戻れていないのか、負け優先だから戻る気力もないのか疑いたくなるので、マブスをまともには見れなくなっています。
ロングレンジにタフショットを外していくバーンズ。これは本気で外しているけど。
KCPがスティールからの速攻を連発し、ランドルがゴール下の強さをみせて、あっという間に15点差をつけるレイカーズ
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タイムアウトでロバート・オーリーが出てきたけど太っていたよ。SFは出来なそうな体。
1Q半分が過ぎたところで、ロンゾとアイザイア・トーマスが出てきます。両者ともに出場出来たのにベンチスタートでした。早速3Pを決めたロンゾ。というか、それ打つんだという早打ち。トーマスと2人でやったら地獄だよ。マブスだから良いのか。
マグダーモッドとファレルは3Pを決めていきます。自分の価値を証明したそうな2人。でも他の選手は全くダメなマブス。もうダメなのかワザとなのか疑いたくなるくらいゴール下を外します。
そんなマブスに対し早打ちして外すレイカーズ。でもランドルが拾って助けます。正直何しているのかよくわからないレイカーズ。
ロンゾから出てくる速攻のパスは素晴らしいけど、ロンゾから離れるとルールがあるのかよくわからなくなります。唯一、ズバッツは後ろから走るので良いレーンを走る形にはなっていました。
ハーフコートではトーマスに渡してからの狙いは何なのか?クズマもイングラムも迷いながらプレーしている感じになります。
スターターで好調な出だしとなったレイカーズでしたが、ベンチメンバーが増えて微妙な感じになり15点リードのまま1Qが終わります。まぁ十分なリードなのですが。
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◉レイカーズが良いわけでもないけど
2Qになりオフェンスのエントリーがトーマスではなく、ロンゾになりレイカーズは修正されます。KCPが出てきた事で意外と冷静にポジションをとり、判断をする事も関係していそうです。KCPはローテーションディフェンスでパスを先読みする事も多く攻守にキーパーソンになっています。
ハイポストのダブルスクリーンからカットプレーを生み出し、アウトサイドでムーブさせてミスマッチにしてズバッツのポストアップと論理的になっていくレイカーズ。
しかし、マブスもマグダーモッドとバレアが3本の3Pで反撃します。そこにノビツキーも続き点差を一桁に戻します。
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お互いに3Pの打ち合いみたいになります。その中でズバッツが頑張れるだけレイカーズの方が優勢ですが、どっちもシュート確率高くないので流れが傾く事はありません。
そんな中でイングラムがドライブを決めて、さらにドライブからハンドオフ気味にランドルに決めさせて再び16点差に戻します。
その点差のまま推移すると残り2分からランドルが速攻をプッシュしハートのレイアップをアシストすると、さらにトーマスの3Pにもアシストし21点差に広げて前半が終わります。
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本当に気力の足りないマブス。レイカーズはスターターは良かったけど、ベンチメンバーはバラバラ。だけど、バラバラでも押し切るだけの圧力はありました。そこにKCPが出てくると周囲を結びつける働きをし、ズバッツが走りについていく事でミスを助けていました。
KCPの働きはかなり重要で、オフェンスではPGではないけど中継点として、行くのか引くのかの判断をしています。ロンゾもトーマスも行くだけなので重要な基準に。
ディフェンスでも味方がヘルプに出て行くと、ローテーションが定まっていないような中で最後にパスが出そうな相手を見つけてカバーしてくれるKCP
ちょっと褒めすぎかな?
まぁ他にそんな事をしてくれそうなのはハートくらいだったので、印象に残りました。そんなイメージの選手ではなかったので、ここまでのシーズンで影のチームリーダーになってきたのかもしれません。
イケイケならば強いレイカーズ。イケイケで勝てるわけがないのをフォローする選手が生まれてくるのは、ミスをしないイグダラみたいな役割なのかな。
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◉ヤル気を出してきたのかマブス
後半になりマシューズが4連続3Pを決めます。この3Pが前半と違うのは動きの中でマシューズがフリーになった瞬間にボールが回ってきている事。そして迷いなく打つマシューズ。動く選手と動かない選手のバランスが取れて3Pでフィニッシュするマブスらしいパターンです。
さらに3Pフェイクからドライブし、コーナーのバーンズ3Pにも繋げます。20点差になってヤル気を取り戻したのか。
そこにKCPが立ちはだかります。連続3Pで勢いを止めると、3Pフェイクからハートへのアシスト。そうなると点差もありご機嫌なレイカーズはロペスの3P、イングラムのミドル、ランドルの強引アタックで反撃します。
マシューズの大当たりも虚しく20点差は変わりません。
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ベンチメンバーが増えたレイカーズは、またもエントリーをロンゾに徹底し、フロアバランスがとれたオフェンスにしていきます。走るメンバーなので、流れの良い時間になるとパッシングで繋いで最後はランドルのアシストからクズマのダンクになります。
強引なアタックを決めながらマークが寄るとパスをするランドル。そんなプレーが常に出来るならば信頼されるのですが、点差が楽だから生み出されている気もします。
ロンゾがルーズなパスを連発するし、味方にスクリーンかけるしでマブスに得点されますが、レイカーズの得点も止まらず、19点差で3Qが終わります。
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◉抵抗しようとするマブス
トラップをかけ、アタックし、リバウンドに食らいつくようになるマブス。トランジションオフェンスでディフェンスをインサイドに引き寄せ、遅れてきたノビツキーの3Pを使い、エクストラパスからファレルのコーナー3Pが決まります。
3P中心だけど、しっかりとオフェンスリバウンドにパウエルが飛び込むのはマブスらしい。
しかし全くインサイドへのアタックを決められません。それもまたマブスらしい。ヤル気とは関係なくダメな部分。
しかし、ミスも目立つマブスに対しクズマがドライブと2本の3Pで点差をキープして4Q半分が終わります。
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ガベージタイムっぽくなってから、安定しているエニスやKCPが出てくるので危なげなく試合は終わりました。
◯FG
マブス 41%
レイカーズ 52%
◯オフェンスリバウンド
マブス 3
レイカーズ 13
レイカーズの方がシュートが決まっているのに、レイカーズの方がオフェンスリバウンドをとっているのだから話にならないのでした。
マブス、レイカーズ共に二桁得点が7人いるバランスアタックとなりました。両チームともに10人がアシストを記録しており、チームオフェンスをしっかりしたスタッツでした。
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◉レイカーズをポジティブにみてみる。
正直、レイカーズはほぼ関係なくマブスが酷すぎるだけでした。ヤル気あるのがファレルとマグダーモッドだけに見えます。ノビツキーもヤル気はあったかな。それは色メガネを通したからかもしれませんが、少なくともディフェンスはユルユルだし、前半は3P打つだけだし、何も集中していません。
◯得失点差
マグダーモッド +1
ノビツキー +8
ファレル △7
ファレルはダメでしたが、大差で負けているのにマグダーモッドかノビツキーが出ている時間はプラスです。
簡単に言えばチーム全体として勝利への渇望が足りないので、まぁそういう事でしょう。
例えばロンゾは3P3本決めましたが、2本は何もないのにフリーになっています。そんなの何を評価すれば良いのか。
言い出すとキリがないので、マブスが酷いことは置いといて、そんな中でレイカーズの内容をポジティブに考えてみます。
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◯スターターの利点
PGイングラム、KCP、ハート、ランドル、ロペスのスターターはサイズがありディフェンス面の優位性がありました。フィジカルに難のあるイングラムですがデニス・スミスとの体格差は大きく、それでいてスピードには対抗出来るので効果的でした。
インサイドの2人は、こんなタイプを2人も使うチームが少ないこともあり強さを発揮し、そこにKCPとハートがフォローしてあげるような体制です。
それでいてオフェンスではロペスが中外使えるのでランドルのジャマをする事はなく、全員がアタックもするし、シュートも打つけど、基本はパスを回す感じでチームオフェンスとしての機能がありました。
褒めすぎのようですが、褒めるスタンスなので悪い部分には目を瞑ります。
当初は懐疑的だったユニットなのですが、ランドルのバランスがとれると意味のあるメンバーです。バランスとれないと独りよがりで崩壊するのでしょうが。キャブスのクラークソンはそんな感じだし。
ロンゾがいるとすぐに3P打つので流れるようなパス回しにならないので、このユニットの方が効果的です。ハートでなくクズマでも良い気はします。
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◯ベンチメンバーの利点
ロンゾとトーマスを組ませたベンチメンバーは走ります。ミスしようか何だろうが走ります。クズマとズバッツはそれについていきます。そこにKCPやハートでフォローしています。
このユニットは非常に荒い。とはいえロンゾとトーマスがいるので現時点で判断するのは可哀想です。
ズバッツが頑張れるならば走るメンバーとしては有効になる可能性は感じました。ただし、ここにクズマがいるのは勿体無いくらいロンゾとトーマスが打ってしまいます。ある意味2人で解決できてしまうのは魅力でもあるので、バランスの取り方次第です。
ミスの多いセカンドユニットですが、長時間にならなければ効果的な気がします。みんなでクラークソンみたいな。
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レイカーズが有無を言わさず素晴らしいという内容ではありませんが、魅力ある構成にはなっているし、熟練すれば勝てる気もします。
特にスターターはランドルがトリプルダブルですが、それに近いバランスで常にプレーしてくれるならば十分に戦えそうです。ロペス→クズマでスモールラインナップ対応が出来そうなのも好印象です。
今季の目標は何なのか?
結局はそこに行き着くレイカーズ。この内容は否定しないけどKCP、ロペス、トーマスは今季で契約が切れます。チームとしてはどちらにしても来季に組み直すでしょうから、戦い方は何でも良いとしても、どんな経験を若手に積ませたいのかな?
イングラムにはディフェンスとゲームコントロール
ロンゾには早い展開で自分中心にプレーメイク
ハートにはプレータイム
クズマには・・・よくわからなかった。
そんな解釈で良ければ、この形で20試合をこなすのは悪くないでしょう。4人の融合方法は未知だけど、まだ全員1年目と2年目だし、FAも見据えるからという事なのかな。
状況がネガティヴに難しいマブスと、状況はポジティブだけど現状の過ごし方は難しそうなレイカーズでした。