◎チームの流れを作る
〇アシスト/ターンオーバー
オンコート 2.07
オフコート 1.84
ミカルがコートにいるとネッツはアシスト/ターンオーバー率が向上しますが、最大の特徴は「チームのターンオーバーが減る」ことです。同じことはサンズでも起きており、個人としての少なさだけでなく、パスコースを作ってミス予防もしてくれます。エースよりもこっちのが本質だろね。
〇被アシスト数 5.1
他方、ネッツにきてからはパスを引き出してシュートを決めるので、被アシスト数が多くなっています。ゴール下フィニッシュが強くないウイングで5本を超えているのは優秀。それもディンウィディからの2.2を除けばチームメイトから満遍なくアシストを受けており、チームオフェンスを円滑にしてくれます。
ちなみにミケル本人のアシストは2.7しかないので、パスの供給役として優れているわけではありません。エクストラパスやキックアウトパスをちゃんと供給してくれますが、コンビプレーで打開するわけじゃないしね。
〇3Pアテンプト
キャッチ&3P 4.9本 37.6%
プルアップ3P 1.8本 37.5%
同様にエースのはずがキャッチ&3Pが多く、良い意味でサンズ時代の特徴も残しています。26点オーバーなのにチームメイトのパスに生かされているのだから、ミケルが決めるほどチームとしても流れが良くなるよね。
〇2Pプルアップ 7.0本 50.8%
10フィート以上離れた2Pなのでミドルってことですが、この本数が3Pよりも多いことが最大の特徴であり、3Pと3Pフェイクからの確率の良いドライブジャンプシュートが被アシストを増やしている理由です。
ミドルが多いとはいえ、シンプルなキャッチ&3Pとドライブジャンパーで構成されているので小気味よく得点を重ねていきました。ただ、このジャンプシュートがフェイダウェイでも横に流れていても前に飛ぶフローターでも決まるのがエグイ。
相手チームからすると止めるべきはドライブからのミドルレンジ。でも、そんなのを止めに行ったら3Pとドライブで切り裂かれるってのが現代バスケ。ミドルの上手い選手がディフェンスを破壊するようになった今日この頃なので、この武器はデュラントがいなくなってからのネッツオフェンスを支えました。っていうか、デュラントがいなかったら、このオフェンスになっていなかっただろうな。
当然、新シーズンは『エースである』ミケルを止めることを優先したディフェンスプランが建てられるはず。それでも問題なく、安定して得点を稼ぐことが出来るのか。稼げるならばオールスターが見えてきます。
ちなみにベン・シモンズとは3試合しか一緒にプレーしておらず、コンビとして機能するのかどうかも1つの注目ポイントです。
ミケルがずっとスーパースター級の活躍を続けられるか、去年は終盤にそれくらいしか見るところがなくて、チームのファンとしては切なかったです。ユウタワタナベも出場できなくなったし。
ミケルは自分もよく動くしチームもよく動かして点を取っているイメージだったので、数字での分析を拝見して納得でした。
今年こそ、ベンシモンズも健康体を取り戻している(予定)し、実はルーキーも悪くなさそうなので、こっそり期待です。
ディンウィディーとキャム・トーマス、どっち使うのがいいですかねえ…。
まだ、ベンシモンズは期待できると思いますか?
どのレベルまで戻せば合格かは表現として難しいかと思います。
けど、戻すのが精一杯でそれ以上の期待は出来ないでしょう。
ビラノバ出身なのでニックスへ来るかも?と思ってましたが
こりゃRJ+フォーニエでは釣り合いが取れませんね
ジュリアスやグライムス IQ
エンピードとの絡み次第では
ロビンソンにも手を付けないと取れそうにないですね
そうなるとチームバランスが大きく変わってしまうので現状では無いかなぁ