エースキラーとしてサンズのディフェンス戦術を支えていたミケル。デュラントとのトレードでネッツへやってくるとエースキラーからスーパーエースへと大変身しました。
〇ネッツでのミケル
得点 26.1
FG 47.5%
3P 37.6%
TS 60.7%
得点効率の高さを維持しながら25点オーバー。ちなみに最終戦は連続試合出場のために試合に出てファールして下がって終わりだったので0点。これを差し引くと27.3点です。
突破力を生かしてプレーメイクするタイプではなく、純粋なウイングフィニッシャーであるミケルは、ハイライトプレーは少ないものの、ディフェンスのギャップを使うのが上手く、なおかつムービングシューターもやれるので、ミドルレンジと3Pの強みを活かしたシューティング+隙をつくドライブで加点していきます。
〇エリア別アテンプト
ゴール下 247
ペイント 313
ミドル 265
コーナー 198
ほか3P 242
TSが60%を超えている選手にしては珍しいバランスです。ゴール下は少なく、かといって3Pに偏っているわけでもありません。これだけミドル+ペイントを打ちながら高確率っていうのはアンチ現代バスケ。ブロンソンも似たような感じだからシューティングチームのビラノバらしさなのか。
このバランスはネッツに来ても似たような感じ(スモールサンプル)なのですが、大きく違ったのはフリースローの増加でした。
〇フリースロー
サンズ 3.1
ネッツ 6.6
ブッカーがシーズン通して6.8本なので、ネッツに来てからのミケルはブッカーのような点の取り方になっています。シュート能力の高さでスコアリングするけれども、3Pシューターってわけではなく、ドライブからのジャンプシュートを武器にすることでフリースローを稼ぐのは新たなスタンダードになってきているので、現代的というよりも最新のスタイルかもね。
サンズではロールプレイヤーであり、必要な時に必要なシュートを打っていました。それはディフェンスが集中しない中での得点でしたが、ネッツにきてエースとしてプレーしていながら成功率を落としませんでした。プレーをクリエイトする能力が高いわけではないものの、ディフェンダーのプレッシャーがあっても落ちないシュート力と、空いているスペースを見つける能力の高さで、今度は「シーズンを通して」エースになれるのか。
ミケルがずっとスーパースター級の活躍を続けられるか、去年は終盤にそれくらいしか見るところがなくて、チームのファンとしては切なかったです。ユウタワタナベも出場できなくなったし。
ミケルは自分もよく動くしチームもよく動かして点を取っているイメージだったので、数字での分析を拝見して納得でした。
今年こそ、ベンシモンズも健康体を取り戻している(予定)し、実はルーキーも悪くなさそうなので、こっそり期待です。
ディンウィディーとキャム・トーマス、どっち使うのがいいですかねえ…。
まだ、ベンシモンズは期待できると思いますか?
どのレベルまで戻せば合格かは表現として難しいかと思います。
けど、戻すのが精一杯でそれ以上の期待は出来ないでしょう。
ビラノバ出身なのでニックスへ来るかも?と思ってましたが
こりゃRJ+フォーニエでは釣り合いが取れませんね
ジュリアスやグライムス IQ
エンピードとの絡み次第では
ロビンソンにも手を付けないと取れそうにないですね
そうなるとチームバランスが大きく変わってしまうので現状では無いかなぁ