◎ホーネッツとラメロ
誉めているのか、貶しているのか。
何が言いたいのか、よくわからない今回。
ラメロは使い勝手の良いスキルセットを持ちながら、使い勝手の悪い性格と判断力をしており、パサーとして輝きそうでいて継続性に欠け、スコアラーとして弱点があるけれど集中力もある。だから、そう、何度も言うけど
ラメロ中心にチームつくりって何が正解なのかわからない
ここが最大の問題です。3年経っているけれど、まだまだ骨格もみえてこない。上手くいきそうでもあるし、噛み合わなそうでもある。アンソニー・エドワーズやハリバートンだって、まだまだ見えてない部分は多いけれど、紆余曲折を経ながらも、それぞれを中心にした戦い方っていうのを試行錯誤してきているのにさ。
そんな試行錯誤にはチームだけでなく、個人としても削る部分や伸ばす部分がみえてきています。
1流のディフェンダーへと成長したアントマン
ドライブからの得点力を伸ばしたハリバートン
では、ラメロは何を伸ばせばいいのだろうか?
チームが低迷する中で手に入れたマックス契約に対して、ラメロは何を示してくれるのか。ファンタスティックなプレーと、大いなる可能性だけでは許されない4年目のシーズン。ラメロ中心のチームとは何なのかを知ることが出来るのでしょうか。
モヤッとした「才能は間違いなくあるんだけど・・・」に対するこれほどまでにない言語化をしていただけるWhynotさん、ありがとうございます。
現地のGM陣なんかより分析しているのでは、と考えさせられます。
と、さておきラメロの判断力やゲームメイクは本当に鬼門ですよね。
個人的にはラメロのバックボーンがその能力を育てなかったんだと思います。
チノヒルズから始まりよくわからんプロリーグ、どっかの外国チーム、そしてNBL。
どこが悪いというつもりはありませんが、いわゆる強豪校で厳格な指導者で育ってはいないことや決まりごとのない中にいたことが、ご記載の改善点に繋がったのではないかなあと勝手に思っております。
特にゲームメイクする1番ポジションは弱小チームで独りよがりしてないことが、大事だと思っていたり。
ビラノバ出身が良い選手揃いなのはそういうことなのかと思っていたり。
とはいえ強豪校で育った育ったジェイレン・サッグスがバストで、無名大出身のリラードが多いので分かりませんね。笑
例えが正しいかわ分かりませんが。
そこでいうとサッグスは自己主張が足りないので、それはそれで、って感じです。
ラメロについては、さすがに自由にやりすぎてきた感じはしますね。
今回はトンプソン兄弟がそんな状況にあり不安視していましたが、サマーリーグではそんな片りんを見せなかったのは面白く、結局は個人の資質なんでしょうね。
ビラノバだからそうなったのか、そういう選手だからビラノバが欲しがったのか。
ラメロの良い点、悪い点がはっきり書かれており大変興味深かったです。これだけのスタッツを残せてまだ伸び代があるラメロはやはりポテンシャルは高い選手だなと思わされます。
オールラウンドな活躍やビハインドで燃えられるメンタルと、プレータイプこそ違いますがウエストブルックのように1人でチームを勝たせるレベルのプレイヤーになって欲しいと思います。
ポテンシャルが高いのはわかったのですが、そこから勝利のために何かを削ったときにポテンシャルが下がるのか
それともなにも削らずとも勝てるのか、ってところですね。1人で勝てるようになるには、まだまだって感じですが、ウエストブルックも時間かかりましたしね
センスや能力はあるのは間違いないですが、PGとして必要な知性が足りない。。
契約延長した時のGMとの会話で、MVPいいね、取りたいねと言ったそうですが、その時の笑いながら軽い返事をしている姿が頭に浮かぶ。
明るく楽観的なのはカリーがNBAに持ち込んだ良さですが、それを周囲に感染させるほどの影響力はないのでね。軽く見えますよね。
シンプルにラメロが目指しているものが優勝ではないのかも知れませんね。
魅せる。目立つ。スター契約をもらう。そーいった個人にフォーカスしているだけでチームとして大きな何かを成し遂げたいとかそーゆーのがあまり感じられない気が。。。
「目指しているものが優勝ではない」は確かに!
もちろん、目指してはいるでしょうが、勝利のためにすべてを犠牲にする選手には見えないです。
個人の良さを生かしたいHCだと、そんなもんかもしれません。黙らせるほどの結果を出せるかどうか。