さようならセルティックス’23

◎来シーズンに向けて

スマートを放出し、ポルジンギスを獲得したのがオフの第一歩ですが、そこで手に入れた指名権を使うことなく、トレードを繰り返したドラフトとなりました。ブラウンとの契約延長に向けて24年以降のサラリーを削減したのは理解できますが、その分だけ来シーズンのサラリーは厳しくなっており、てっきりルーキー補強で済ますのだと思っていたよ。

プリチャードが出ていきたがっているなんて話もあるみたいですが、そんなのは無視して来シーズンも契約があるのは

テイタム
ブラウン
ポルジンギス
ブログドン
ホーフォード
ロバート
ホワイト

プリチャード
コーネット
ハウザー

主力7人+サポート3人は残るので充足しています。グラントがRFAで移籍する可能性がありますが、そこにポルをとっているので問題ありません。問題ないっていうかグラントは出ていく想定にも見えます。

グラントについてはプレーオフでローテ外になりながら、エンビードを止めるディフェンスや3Pで活躍すると、急に主力になってバトラー担当まで上り詰め、そこでボコられて再び信用を失っており、どうも一貫した起用をされておらず、サラリー減額作戦なのか、本当に使いにくいのか。

グラントが残るにしろなんにせよ。人数的に充足しているインサイドと「プリチャードを信じていいのか」というアウトサイドになります。というか、これらも前述のとおりスマートのアシスト力が消えたことが問題で、フィニッシュの部分はカバーできているのだから、プレーメイク担当を加えたいところです。

うーん、どうするんだろうね。どうもしないのかもしれないけどさ。

「大成功」を掴むために何をすべきなのか。プレーオフでの勝利を考えたときに、今シーズンの反省としては
・オフェンスパターンが固定化してしまった
・個人技頼みから修正できなかった
・シーズンでできたことが出来なかった

なんてことが挙げられますが、根本にあるのは同じ問題なので、フィニッシャーであるポルジンギスが答えってことはないはず。またユーロからの隠し玉でもいるのかな。

まずは大きな一手を打ちましたが、続く小さくても大事な手は何なのか。指名権がありながらドラフトでは1人しか指名しておらず、何かしら考えていることがあるはずです。

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