スパーズ@ホーネッツ

2023/2/15

なんだか久しぶりな気もしてくるけど、YouTubeでは両チームを見ているんだよね。共に若手有望株の問題児を失い、ドラフト1位狙いに猛進中。でも、再建し始めたばかりのスパーズと、何年かやってきての今っていうホーネッツでは事情が違うよね。まぁロケッツも同じさ。

◎ブランナム

スパーズといえばソーハン。その成長はじっくりと見ていくとして、誰かさんがいなくなったことで本来のポジションとは違うPG役を任されるようになり、プレータイムに加えてプレーの幅を広げるチャンスを得たわけですが、1カ月ぶりくらいに見たら、かなり落ち着いてきています。

序盤からキャッチ&3Pを連発していき、これは本来の得意技。コリンズのスクリーンから崩し、ケルドンやソーハンなどが仕掛けるためにパスをさばいていくPG仕事も違和感なくやっているので、スパーズ全体がスムーズなオフェンスになってきました。開幕当初のブレット・ブラウンの匂いはどっかに消えているけどさ。

いや、本当に良い感じじゃん。トレが不在でPGが持つ時間が短いこともリズムの良さに繋がっているかも。とはいえ、ケルドンとソーハンで全てを託すことは出来ないから、いろんなポジションの選手が修行する必要あるけどね。

ベンチからは新加入のグラハムが登場し、PGオフェンスを始めます。うーん、グラハムという個の力は大きいのでポジティブですが、スターターの方がバランスがいいのも事実だよね。両方をうまく混ぜて展開していくと変化がついて面白そうです。ただ、ベンチメンバーは誰が誰だかわからないくらい謎のメンバーになっているスパーズは、パス回しにも苦しみ始めました。頑張れグラハム。リーダーシップを求められているぞ。

セカンドユニットはグラハムとマグダーモットがオフボールで動いていくのですが、スクリーンの効きは甘いし、パスのタイミングも少し遅く、打ち切れないシーンが続いてしまいます。コーナーまでスペーシングもしているし、やりたいことは面白いんだけど、やるための能力が足りていないっていうね。ドライブからのパスでゴール下フリーになってもダンクできなかったりしてさ。

ってことで、開始から大きくリードを奪ったものの、セカンドユニットになったらアッサリ逆転されました。そりゃそうか。

わかっちゃいるけどタレント不足。誰がそのタレントとして台頭するのかの勝負です。マラカイ君は当確っぽいですが、他の若手は横一線。このチームでは個人技で目立つ必要はなく、ワンプレーの精度をあげることで生き残れるので、プレータイムがもらえる今こそ、いろんなことを学びましょう。

ところで、そんな若手タレントも不足しているスパーズに対して、カイ・ジョーンズもブックナイトもベンチに座っているホーネッツ。譲ってもらえませんかね。どうせ使わないんでしょ。

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