ドノバン・ミッチェル、ユタに帰る

◎インサイドから

アレンが戻ってこなかったキャブスはルバートとスティーブンスが入りスモールでの戦いになります。

ドライブで抜けてきたガーランドに対してケスラーは高い高いブロックでシュートミスを誘い、マルカネンはゴール下&ワン。モブリーがケスラーへのアリウープパスを防ぐなど奮闘はするものの、インサイドのイニシアチブはジャズに移りました。ただ、ともに個人アタックタイプではないので、あくまでもガード陣との絡みから。ピック&ロールが増えていきます。

そしてケスラーとのハンドオフからビーズリーが3Pを決めると、クラークソンはピック&ロールからのプルアップ3Pをヒット。クラークソンがネト相手の3Pも決め、ゴール下はマルカネンとケスラーがフタをしたので、ジャズのリードは二けたになります。

キャブスは速攻でオスマンがハンドリングミスするわ、ドノバンは3Pエアボールするわ、どうにもこうにもならない時間帯へ突入したのに対し、NAWとクラークソンで加点していくジャズ。はじめはインサイドのアドバンテージだったのに、そこから一気に広がっていきました。

残り3分。今度はガーランド&ラブでキャブスが反撃を始めます。それぞれ外から決めてディフェンスをつり出すと、ドライブからガーランドがファールドロー。スティーブンスのルーズボールもあって流れを引き戻します。

最近のキャブスは、ドノバンとガーランドの分業が形になってきました。ガーランドの方がスピードがあるのでかき回し、ドノバンの方がゆったりとオフェンスを始めるので、共にハンドラーオフェンスなんだけど、ペースが異なります。苦しいときにリズム変わるのは良い感じですが、苦しくなると2人を並べるHCだからねぇ。

さらに残り1分でルバートが4点プレーを決め、一気に4点差になって3Qが終わります。ジャズからすると前後半ともにリードを広げながら、あっさりと追いつかれているのが、ちょっと苦しいし、キャブスはなかなかリードを奪えません。

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