ドノバン・ミッチェル、ユタに帰る

キャブス@ジャズ

71点から1週間、1試合の休養も挟みユタでの試合に臨むことになりました。大歓声で迎え入れられた試合は、コンリーがvsドノバンでドライブを決めて始まり、直後にアレンのハンドオフスクリーンを使って3Pを決めたドノバンでした。エモーショナル。

◎主役とチーム

そんなエモーショナルな形とは異なり、ハーフラインからクラークソンに密着されていたドノバンはプレーに参加せず、また最近は出番が少ないからかモブリーのインサイド中心に組み立てていくキャブス。モブリーは何度も追い込まれるなど、印象が悪いものの、ミスすることなくパスを出していきました。オコロのダンクもアシストしたし。

あまり良いオフェンスにならない中、ボールを持ったドノバンがクラークソンの密着を利用した3Pファールドローをすれば、ボールを運んでそのまま3Pを決めるなど、結局はこっちの方が効率が良いという内容のオフェンスでした。あらら。

ジャズはビーズリーもスターターにいれているので、ディフェンスがかなり怪しい。特にアウトサイドが守れないので、そこを去年のスーパーエースに蹂躙されたぞ。かわりにインサイドは守れています。守れているのか、固めているのか。って思ったらタイムアウトあけにドノバンのパスからモブリーのダンクでした。あらら。

そしてドノバンはプルアップ3Pをヒット。キャブスははじめの20点のうち、12点がドノバンでした。

昨シーズンまでのジャズは、ピック&ロール、ドライブ、キックアウトorアリウープでオフェンスが構築されていました。ハンドラー任せではありませんが、ハンドラー中心の形です。それが今シーズンはオフボールで流動的にポジションを変えていくオフェンスに変化。ボールを止めずに次々とシューター系統がパスをもらっていくので、小気味よいオフェンスです。3Pってのは同じなんだけど、作り方が全く違う。

そして次第にジャズのスピードが上回り始めます。特にアレンがロッカーに下がり、ラブが出てきた頃からビッグマンのトランジションが目立ち始めます。昨シーズンまではゆっくりしていたのに、急にペースアップするんだもん。

ちょっと雑な面がありつつも、バンダービルドの走力と以外にもルディ・ゲイがコーナー3Pだったりオフェンスリバウンドで違いを作っていく1Q後半になりました。もうドノバンのチームじゃないのだよ。そんな走力戦。

そしてドノバンがいなくなったキャブスは得点が止まります。オープンショットを打っても決まらないし、ペイント内も決まらない。最後はプルアップ3Pを打ったガーランドが戻らず、リバウンドからのワンパス速攻でゲイのレイアップで、ジャズが31-24とリードして終わります。ホームの選手にしか優しくないね。

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