2022/11/14
2年前のプレーオフで「ホークスの次の課題はコリンズが単独でヤニスを守れるようになること」だった気がします。ルーキー時代は酷いディフェンダーだったコリンズですが、年々改善してきました。そして今シーズンは点とってないので、せめてディフェンスくらいは頑張れよって感じです。
しかし、ヤニス担当はカペラ。コリンズはブルックです。このマッチアップを考えるとバックスにとってホークスは嫌な相手です。ミスマッチ製造機のブルックがアウトサイドから楽に打つにはヤニスが引き付けるか、マッチアップ相手とのサイズ差が必要ですが、コリンズだと難しい。なかなかツービッグのチームはないわけで、ヤニスもブルックも守れそうなコリンズは便利さ。
しかし、カペラの方がシンプルにヤニスのスピードについていけません。ロケッツ時代よりもペリメーターディフェンスの能力が落ちてるよね。ここが突破され始めると、コリンズはヘルプに奮闘するようになり、次第にバックスは3Pを打てるようになっていきました。
ところがだ。ヤングの見事なプレーメイクからコリンズのフィニッシュをヤニスが止められません。ほぼヤングの上手さですが、それでもヤニスが目の前にいて決めきるのは、それなりにハードな仕事。インサイドのフィニッシュが効くので、アウトサイドにもキックアウトが通っていきます・・・これをマレーが外したので大量リードにはならず。
今日はマレーよりもヤング・ヤングなスタートです。上手いよね。ツーメンゲームからゴール下に侵入してヤニスとジャボンに囲まれても逆サイドにキックアウトするんだもん。でも、その先がハンターやマレーだとオフボールがイマイチね。ここはキングスを変えているハーター不在を感じさせます。
今シーズンのホークスはハーターがマレーになったことで、オフェンスの起点が増え、安定したけど、なんだか爆発力を感じないし「ハンドラーオフェンス」になりました。オフェンスだけを考えるならば、エースムーブしたがるハンターじゃなくてハーターを残すべきだったね。ディフェンスを考えて辞めたわけですが。
ベンチメンバーがはいってきてもポーティスをコリンズが止めていきますが、オフェンスはヤングのフローターが外れたり、ハンターがサイドライン踏んだり。これで追い付かれてしまったホークス。
そんなわけでディフェンスが強化された代わりに、オフェンス力は微妙という今シーズンのホークスらしい1Qになりました。29-24でしっかりとリードしたのだから、何もクレームはないけどね。
その後のセカンドユニットにはAJグリフィンとジェイレン・ジョンソン、そしてオコングなのでザ・若手だな。そこにハンドラーとしてマレーが混じるけど、どうにも連携がないよ。
ホリデーを止めれないのでプレーオフで当たればあっさり負けるかと
ヤング狙われたらどうしようもない
ミドルトン?知らない
接戦になれば、ヤニスアタックが増えるので、どうにか接戦にしましょう。
それよりオフェンスをね。うん、打ち勝つのも大事