サンダー＠マブス

粘着質なサンダーディフェンスに嫌気がさしているようなドンチッチ。やっとドルトを引き離してもアーロン・ウィギンズが密着してくるじゃん。ハーダウェイがドライブしたら誰もヘルプこないからダンクなのに、ドンチッチだけは何があっても密着。

さらにスクリーン呼んだらイリーガルスクリーンをコールされてしまいます。いかんて。

対するサンダーは従来通りにＳＧＡアタック。ただ違ったのは苦しくなった３Ｐをジョーが決めてくれること。これで先手はサンダーに。３Ｑまでローテにはいっていなかったのに、突如として救世主になるジョー。ディフェンスもサンダーっぽくてよい感じだ。

ＳＧＡにはダブルチームを仕掛けろと指示を出すドンチッチ。しかし、ぶち抜かれてレイアップ。さらにドライブしてきたのでハードファールで止めます。痛がって倒れるドンチッチだけど、すれ違いざまにＳＧＡに腹パンチしてるな。

そんなこんなでオーバータイムはＳＧＡの６点と、ジョーの３Ｐ２本を含む８点でサンダーが勝ち切りました。

〇サンダーの３Ｐ
４Ｑ残り１５秒まで　２／２２（９％）
４Ｑ残り１５秒以降　３／３

決めたのは全部アイザイア・ジョーでした。３Ｐ決まらなくても戦えるサンダーが３Ｐ決めだすとこうなるってか。ホルムグレンにやらせる予定だった役割にも見えますが、シクサーズがウェイブしたことで急遽てにいれたシューターの活躍でオーバータイムを制したのでした。

ジョーにとってもシクサーズに残ったところで出番があったとは思えないし、怠惰なエンビードのディフェンスと違って、ハードに動き回るサンダーの方があってそう。ウェイブされてから運が向いてきたのかな。次の試合も出れるだろうから、ローテーションを手に入れたいところです。

〇ＳＧＡ
３８点
ＦＧ１５／２７
９アシスト

３Ｐを１本も決めずに３８点というデローザンなＳＧＡ。９アシストだけど、それってチームメイトが決めてくれなかっただけのような。

とはいえ、やっぱりＳＧＡにペイント内でも蹂躙されたマブスの対応も悪かったよね。ディフェンスのチームだったはずが、迷いを見せたようなキッド。

〇ドンチッチ
３１点
２Ｐ８／１７
３Ｐ０／６
ＦＴ１５／１９

得失点差　△２５

ドンチッチ的には「３Ｐが決まらなかっただけ」ではあるのですが、いくらなんでもってくらいにドンチッチ任せでした。思いっきりブロンソン不在がデカかった試合です。

〇マブスの３Ｐ　８／４０

その上で３Ｐも決まらなければ、そりゃあ負けるよね。ディフェンスも崩壊していましたが、それ以上にオフェンスの悪さが響いた試合でした。

ちなみにドンチッチは１６リバウンド、１０アシストなので、これ以上ドンチッチに求めるのも違うぜ。こちらもチームメイトが決めていればアシストはもっと増えたはず。

まぁこんなもんといえば、こんなもんか。ドンチッチがＭＶＰペースですが、疲労で死んでしまいそうです。途中でケガして離脱したら、タンクしてウェンブヤマを目指すのもいいかもしれません。

ちなみにポルジンギスを手に入れた時に、２３年指名権はニックスへ手放しているとか。一応トップ１０プロテクトって書いてあるけどどうなんでしょ。

マブスはちょっとお腹いっぱい。ただただ補強に失敗しているだけであり、かといってキッドが若手を試さないという悪い癖も出ています。まだ序盤だから、いろいろやったほうがさ。それともプレシーズンの時点で「こりゃダメだ」と見限ったのかな？

サンダーは相変わらず見てしまいと辞められない中毒性があります。ハードワーク好きにはたまらない要素が多く、こんなに３Ｐ外しても気持ちいいもんね。