ヒートvsペイサーズ

2021/3/21

地元のマイアミにやってきたアリーザの2試合目です。1試合目は出場したもののプレータイムが短かったのですが、この試合は19分13秒プレーしたのでチェックしてみましょう。

ついでに昨日はWリーグファイナルを見ていましたが、女性・外国人なし(一応)・国際ルールなんてことも含めていろんな違いがありました。所々に感想を交えながら、NBAの試合を語っていきます。

◎ヒートのPG

シーズン序盤がケガ人だらけで苦しかったヒートは、バトラーの復帰から成績を上げてきましたが、その反動みたいなものもあって、PGがバトラー固定になりはじめました。もちろんドラギッチがコートにいるときは別ですが、本日はお休み。

昨シーズンのヒートはバトラー、アデバヨ、ナンがかわるがわるって感じでしたが、ほぼバトラー任せ。とはいえバトラーはパスが上手いとか、相手の裏をかくとかが上手いタイプではないし、ドラギッチみたいに多彩なオフェンスは作りません。しかも、今はノー3PのPGです。かなり特殊なタイプ。

しかし、最近のハンドラーにとって重要なのは、ドライブしてインサイドで得点をとれること。何故ならオフボールでプレーメイクできるヒートの戦術なら、周囲の動きに合わせてパスを出すか、自分で仕掛けて突破しきれるかが大切だから。この発想って、テイタム&ブラウンのセルツやレナード&PG13のクリッパーズも似ているよね。

その進化系はアデバヨやサボニスのようなインサイドのプレーメイカーだ。特に3P時代ではアデバヨのようにペイント近辺のプレーメイクから3Pを打つ形に繋がるのが効果的。でも、PGアデバヨパターンが減少気味のヒート。ってことで、2月以降のダンカン・ロビンソンは3Pの成功率がちょっと落ちています。もともとワイドオープンでは打っていないのですが、リズムが微妙に違うのか、単にパターンの問題なのかはよくわからんけど。

バトラーのドライブは上手く決まったけど、1Qのダンカンは1/4でヒートお得意の3Pオフェンスは出来ませんでした。そんなこともあってか、ベンチからはビンセントが登場しアリーザは出てこなかった。なお、バトラーが下がるとイグダラがPGしていました。

ここで昨日のWリーグを思い出すと、ドライブ成功率の低さが目立っており、それはハンドラーが小さい選手に限られていることとも関係していました。エネオスの場合は、それでいて3Pもハンドラーが打つんだよね。システマティックな反面で役割分担的には旧来的なポジション概念が強く、プレーの役割分担にはなっていないことにNBA慣れしていると、とても違和感を感じてしまったのでした。

◎サボニス頼み

一方でペイサーズと言えばサボニス&ブログドン頼みが強すぎて苦しいチームです。1Qはアデバヨが出ている時間にサボニスが簡単にはプレーできないのでチームとしてもかなり苦しみました。しかしアチウカと交代したら一気にペイサーズペースに。「サボニスがアデバヨを圧倒できる選手になれば強い」というのは事実ですが、さすがにシーズン後半になってまで、それを期待しすぎているオフェンスってのはどうなんだい?

また、こちらはブログドンがレイアップをポロポロ落とします。1Qは3本すべてミス。この点でバトラーのようなPGっぷりを発揮できません。まぁブログドンはゲームメイカーすべきなんですけどね。なかなか苦しかったのですが、管理人が試合を観るとき恒例なのか、ターナーが3Pを積極的に打ち、さらにインサイドに合わせで飛び込むので、主役2人がイマイチの割には繋ぐことが出来ました。

特によかったのはブログドンのドライブに対して、ヒートディフェンスがキックアウト3Pを警戒したところでターナーがインサイドに飛び込むと、ディフェンスが慌ててマークに行ったので、逆にコーナーが空いてジャスティンの3Pに繋がったシーン。1人がオフボールで動くことで他の選手がフリーになった例示でした。これをやるのがターナーしかいないのも問題か。ウォーレン待ちだ。

そのジャスティンは1Qだけで3P3本を決めましたが、以前にコメントで「ジャスティンはパス貰って3Pしかない。ドライブもあるサムナーの方が良い」と頂きましたが、本当にその通り。3Pを打ち切れなければジャスティンのところで流れがキレがちです。なおディフェンスが仕事なので、仕方ないといえば仕方がない。

しかし、3本決めたうちの2本は連続してパスが繋がってからのコーナー3Pでした。そこにはジャスティンはコーナー待機で良くなったことによる変化でもあり、ルバートが加わったことで3人目のアタッカーがいるからコーナーでフリーになりやすくなった事情もあります。

頻繁にスクリーンに来る上、リングにダイブしてディフェンスを引っ張ってくれるジャレット・アレンとはプレースタイルが違いすぎるせいか、サボニスやターナーとの絡みはイマイチなルバートですが、ドライブでゴール下まで行ける能力を持っているだけに、チーム全体のバランス改善には繋がっています。これであとはコンディションと連携があがってくればね。

そんなわけで主役によるインサイド攻略はイマイチだったけど、全体の動きから3Pを効果的に決めれたペイサーズが6点リードで1Qが終ります。インサイドは攻めこんだけど3Pが決まらなったヒートと対照的な序盤になりましたとさ。

◎アリーザ登場

いよいよアリーザの登場かと思ったら出てこなかった2Qはアデバヨのポストアップに対してダンカンの見事なカッティングが決まって始まります。やっぱりこっちの方が守りにくいよね。さらにヒーローがドライブ&ワン。ビンセントのドライブからアデバヨがゴール下&ワン。オフェンスごとに起点が違い、一気に反撃していくヒート。

そしてアデバヨとダンカンのハンドオフ3Pにディフェンスが3人寄ったところでパスを繋いでビンセントが3Pで逆転します。うーん、こっちの方がヒートっぽい。アデバヨのサーカスフェイダウェイも決まるしさ。

これに対してゾーンにしたペイサーズですが、するとペイサーズのゴール下がアデバヨに引っ張られた瞬間に、イグダラから交代で入ってきたバトラーへのアリウープが通ります。つまりバトラーがインサイド合わせをしたわけで、なんでもやる良さが出てきました。起点にもフィニッシャーにもなるアデバヨとバトラーってのがヒートの怖さだ。

ここまでは良かったけど、いよいよアリーザが登場するのですが、交代がアデバヨなのでオリニクのワンビッグ、いやノービッグになります。これで一変してしまったヒート。ひとつはオフェンスの組み立てが悪い。悪いというかPGバトラーばかりになってしまった。それ以上に酷かったのがアリーザのシューティングで、全く入る気がしない3Pを打っていました。軌道が悪すぎるので、1年間試合に出ていなかった悪影響です。試合だけじゃなくサンダーには合流していないからチームトレーニングすらしていなかったんでしょ。ゲーム勘がなさすぎ。

ベテランのアリーザですが、さすがにノービッグでは何をするのが仕事かわからなかったんだろうね。動き方もめちゃくちゃ。でもタイムアウトを取ると、オールと逆サイドで動くアリーザらしいポジショニングに変更されました。「別にビッグマンやらなくていいよ」っていうだけのアドバイスみたいな。

まぁここは上手いよね。ボールと逆サイドでちょっとずつ動くんだ。パスアングルを保つのと、ディフェンスの死角に動くのと。ダンカンみたいに動き回っては打てないけど、的確なポジショニングってやつだ。

しかもマークしたのはサボニス。オールマイティなディフェンダーらしくハイプレッシャーでサボニスから自由を奪い、それでいてカバーでルバートをブロック。1Qにアチウカで失敗したのをアリーザ起用で修正したスポルストラ。シュートタッチ以外は「さすが!」と思わせるアリーザ。

そしてこの時間帯はナンをPGにしてバトラーにはセンターをやらせました。でも、これが結構な失敗。スイッチしてもアグレッシブに守るターナーのディフェンスに中でも外でもやられるように、シュートが決まらなくなります。ヒートは2Qも3P1/10と散々だ。特にヒーローが点を取ってくれず、ドライブレイアップをターナーに連続で叩き落されました。

2Qは25-21とロースコア。お互いにディフェンスが上回る展開でしたが、アリーザから解放されるとオリニクからファールドローしたサボニスに加えて、ルバートが3P2本決めたことでペイサーズが少し上回った形です。結局前半は3Pの差が大きかったので、ペイサーズが8点リードでした。

〇3P
ペイサーズ 8/22
ヒート 3/18

◎ディフェンスの先を行く

後半もバトラーがサボニスを追い込んでタフショットを打たせれば、アデバヨのゴール下をジャスティンが後ろからブロック。そしてお互いのパスアウトが読まれてしまうディフェンスの戦いで始まります。

そんな中、アデバヨからダンカンのハンドオフプレーにペイサーズがプレッシャーをかけたところで、タイミングをずらすパスでアデバヨのハンマーダンクが生まれます。チャージングだけど、チャレンジの結果はサボニスがノーチャージエリア内だったという判断でした。

ところで、昨日のWリーグでもエネオスの宮崎早織がこういったタイミングをずらすパスを通していたのですが、チームメイトが反応できないことが多かったです。男だとありがちなプレーではあるのですが「ハンドオフ」という1つのプレーからディフェンスの反応を見て、連続したプレーに繋がっていく形。でも、Wリーグだと無理なのか、プレーとプレーの切れ目がハッキリしてしまい、パスを出す宮崎の方が浮いていました。アデバヨの反応力の方が珍しいけどさ。

いずれにしてもディフェンス優勢の中で「次のアクション」によって生まれたアデバヨのハンマーダンクは、試合の中で選手が自主的に行った対応でした。この連続性があるからヒートはプレーオフで強かったわけだ。

そしてアデバヨがフェイダウェイを決めると、パスアウトからナンのドライブも決まり、またもアデバヨ中心でペイサーズオフェンスを切り裂くことに成功したヒートが逆転します。武器が多いチームの強さを感じさせる展開ですが3Pだけは決まっていません。

一方のペイサーズはルバートのピック&ロールに対してブリッツしてダブルチームに来るヒートディフェンスに対して、答えを出せません。パスの受け手がどう動くのか曖昧だから、ルバートは追い込まれるばかり。そんなわけでブログドン&サボニスに戻っていきます。ブログドンの3Pで再逆転。

ここでヒートはアデバヨ→アリーザ。サボニスを止めに行くのですが、サボニス→マグダーモッドで特に意味はなかったです。そしてヒートのオフェンスは窮屈になるのですが、バトラーのファールドローに、パスアウトからアリーザが3Pを決めてなんとか耐えます。

ペイサーズはターナーが超積極的にシュートを打って決めると、そのターナーにディフェンスが寄ってきたらコーナーのマグダーモッドに出して3P。アリーザが余計なファールをしていることもあって、ペイサーズがリードを守っていきます。

ヒートはサボニスがいないならアチウカでもよかった気がしますが、今日はアリーザを観たかったから、まぁいいか。でもコート上ではターナーと交代したビターゼのゴール下の強さに負け続け、シュートを打てないバトラー、落とし続けるオリニク、そしてブロックされたナンと困ってしまいます。

一旦は逆転したヒートだったのに、終盤にターナーとビターゼにやられてしまい、9点ビハインドに戻って3Qが終ります。やっちまったぜスポルストラ。でも、それもスポルストラだ。いろいろやって成功も失敗もする。

◎なんでも上手くはいかないけど

ペイサーズはいつの間にかセカンドユニットが全員ベンチメンバーです。よくわからんな。ビターゼを起用したり、しなかったり。ちなみにペイサーズはラムを売り時な気がするのですが、考えていないのかな。ウエストのチームでベンチスコアに困っているレイカーズとか、キングスとか、クリッパーズとか、ウォリアーズとか。

アデバヨがいるのでビターゼにやられなくなるヒートですが、オフェンスで連係ミスが続くと、マッコネルのパスに振り回され、点差が広がってしまいます。

しかし、タイムアウトからビンセントの3Pが決まると、ディフェンスでもスティールを連発して、あっという間に3点差に縮めます。まぁあれだね。ペイサーズのオフェンス問題だね。サボニスが戻ってきたけど、アデバヨにマークされると苦しみまくっています。アデバヨがスティールに出て失敗したときくらいしかチャンスがなかったような。

常に上手くいくなんてことはないので、気にする必要はないのですが、ビターゼでリードしてサボニスで止まってしまうと、上手く循環していないようにみえてしまうよね。普通の交代策なのにさ。ヒートの方はアデバヨと交代で入ってきたオリニクがすぐに3P決めちゃうから、なおさらね。

でも上手くいったのはルバートの登場。連続でドライブを決めて残り5分半8点差に広げます。ただの1on1ですが、その担当がいなかったペイサーズだけに、力になっている。ただ、あんなに活躍していたターナーが出てきません。ヒートがオリニク→アデバヨとビッグマンを1人しか置かないのに合わせた感じですが、インサイドでサボニスはアデバヨに負けているんだけどな。

そのサボニスがアデバヨ・イグダラとのリバウンド争いで倒れこみます。ファールだとクレームしているけど、プレーオンなので走って戻る。ここでルバートがスティールし、速攻に走ったマッコネルにパスを出すのですが、ちょうどサボニスが倒れていたところで滑ってこけたマッコネル。で、カウンターくらってヒーローのレイアップです。運の悪いペイサーズ。

ルバートのドライブから連続パスでフリーになったマッコネルのジャンプシュートが決まり残り3分6点差。ヒートはバトラーを止められて苦しいのですが、ヒーローがミドルで救うと、ディフェンスでは全く崩されずシュートミスを誘発します。

ところがバトラーのドライブをサボニスが受け止めると3人が走って、最後はサボニスがレイアップ。残り1分半でも6点リードです。今日はファールコールがされない傾向なので、ファールドローに行き過ぎたバトラー。っていうか、最近なんだかファールコールされなくなったよね。

タイムアウトのヒートが選んだのはダンカンの3P。この勝負所で決めきるダンカン。これが怖いところだよね。そしてヒーローのパスからアデバヨがゴール下を決めて残り1分1点差。

ブログドンのドライブはアデバヨがブロックするも、トランジションのヒーローは3Pをミス。ブログドンの3Pが外れ、急ぐヒートは前に走ったバトラーへ。ドライブからブログドンにぶつかりに行ったバトラーが倒れるとファールコールされます。ブログドンはファールではないのだけど、その前にマッコネルが手を出したことでバトラーが倒れちゃったんだよね。

しかしバトラーはフリースローの2本目をミス。同点になって残り12秒でペイサーズのラストオフェンスです。最近、この手のプレーを見る機会が増えていますが、グリズリーズやナゲッツの見事さに対して、ウィザーズは酷いよね。リラードがいるなら個人に任せてもいいけど、ペイサーズにはいないしさ。

選んだのはルバートの個人技。ドライブからジャンプしたまでは良かったけど、空中でバランスを崩してしまい、延長戦です。ちなみに今シーズンのヒートはオーバータイムで全敗らしい。

◎オーバータイム

やっぱりターナーを起用せずマッコネルのペイサーズ。対してアリーザを入れてきたヒート。ルバートで攻めてくることも考えての起用っぽいです。そして開始16秒でアデバヨのアタックにファールしたサボニスが退場し、ターナー登場でした。結果的には重要ではなかったけど、この試合で活躍しまくっているターナーを起用しない判断はよくわからん。

バトラーにダブルスクリーンと見せかけてダイブしたアデバヨのダンク、そしてルバートに完全にチェックされてオフバランスなのに決めるダンカンの3Pでヒートが5点リードで始まります。この試合最大のリード。でも本当はダンカンのは4点プレーだ。

タイムアウトのペイサーズですが、それがターナーからジャスティンのハンドオフミスっていうね。別にHCが悪いわけじゃないけど、本当にうまくいかないね。

しかし、ジャスティンの3Pが決まるとアデバヨのジャンプシュートはターナーがしっかりチェックしてミスに。そして再びジャスティンが3Pで逆転。どうしてもジャスティンまで追いきれないヒート。

ヒートはアデバヨ起点から連続のカッティング、そしてバトラーとのハンドオフと続けますがペイサーズディフェンスはフリーを作らせず。そして最後は飛び込んできたアリーザをターナーがブロック。オフェンスリバウンドを取ったバトラーでアデバヨがダンクに行くも、これもターナーがブロック。

だーかーら、なんでターナーを4Qに起用しなかったんだよ!!!!

ルバートのパスアウトでブログドンが3Pを決め4点リードになるも、ジャスティンがターナーにスクリーンをかけてしまいアデバヨがダンク&ワンで残り1分でも1点差。

次のオフェンスもルバートの1on1をチョイスしたペイサーズ。ここでルバートがジャンプシュートを決めると、ヒートはヒーローがエアボール。サボニスがいないことで逆にルバート中心になり、ターナーのリムプロテクトで勝ち切るという皮肉な結果になったペイサーズでした。

◎アリーザとディフェンス

アリーザを確認するための試合でしたが、長時間プレーした理由は「サボニスを止める」ことを重視したヒートが、1Q3分で得失点差が△10と苦しんでしまったアチウカの代わりにアリーザにしたところ大成功したことでした。1年プレーしていなかったとは思えないディフェンスで貢献したのは、スポルストラにとってもうれしい誤算だったでしょう。

ターナーにブロックされたものの、オーバータイムでカッティングで合わせたシーンといい、オフェンス面でのオフボールの上手さも流石です。ヒートファンとしては期待できる内容だったと思います。ただ、動き方は上手くてもアリーザのFGなんて40%前後なのでオフェンスで期待しすぎてはダメ。ヒートがディフェンスのチームだからこそ意味がある選手です。サボニスまで守れるので使い道はいろいろあるけど、それはディフェンス面だからね。

サボニスは17点11リバウンドとダブルダブルの活躍はしているものの、FG5/13に1アシスト5ターンオーバーと、ほぼほぼヒートの術中にハメられた感じです。同じタイプながら身体能力で負けてしまうアデバヨが相手だったことで、著しくプレーを制限されてしまいました。

〇アデバヨ
29点
FG11/21
10リバウンド
2アシスト
2スティール
3ブロック
4ターンオーバー

得失点差 +22

その一方でアデバヨは素晴らしいプレーぶりで、36分プレーしながら、得失点差が+22になっています。ヒートの最大リードは5点なのに、アデバヨが+22とはなんぞや。ただアシストが少ないのは冒頭の通り、アデバヨ起点が減ったことに関係しています。これだとドラギッチの復帰待ちな空気が強いね。

アデバヨがサボニスを圧倒したような内容にもかかわらず、ペイサーズが勝利したことはペイサーズにとっては大きな変化かもしれません。7人が二桁得点しながら20点オーバーが誰もいなかったのは、ぶ厚い戦力で戦うチームらしさ。

これまで出来なかったのを出来るようになったのはルバートの復帰が大きいですが、そのルバートはFG5/18なので、まだまだ本調子からは程遠い。あとなんか、つまらなそうにプレーしているのは気になりました。

〇ターナー
16点
6リバウンド
5ブロック

そして、この試合はターナー様様。なんだけど、もう少し得点とリバウンド取ってくれればホメやすいのにね。ヒートがアリーザを使えたのは「ディフェンス勝負」になったからですが、そこにはターナーの5ブロックという落とし穴も待っていました。2ブロックのビターゼ含めて

ディフェンスで粘り勝つ

ってのが続かないとペイサーズは浮上しないんだろうね。ホークスはマクミランで守れるようになってきたけど、ペイサーズは守れなくなっているしさ。

教訓:全員バスケとディフェンスで勝つのがペイサーズ

サボニスが苦しかった試合で勝ち切れたのは、マクミラン時代っぽい試合内容になったからでした。なんという皮肉な結果だ。ビョルグレンになった良さを感じさせてもらうには、この先ルバートが周囲との連携を深められるか次第です。

ヒートvsペイサーズ” への4件のフィードバック

  1. 何というか信用されてはいるけど信頼はされてないって感じのターナー
    こういう時こそ出番だろうしそれに応えたのは流石
    あと出番が無いからって不貞腐れないのも偉いと思います

    リバウンド得点がもう少し伸びてくれれば褒めやすいっていうのは同感です

    1. リバウンドが少ないのはサボニスとの関係もあるのですが、あれだけブロックできるなら、もっと取れそうなのですが、そこはあまり献身的ではないっていう難しさを持っていますね。

  2. ターナーでなくマッコネルなのは、オフェンスの手詰まり感を無くしたいからだと思ってました。
    ターナーが試合の締めにでていないことはままあります。HCが選手に高度なIQを求めるなら、ターナーは?となってしまいます。判断、選択の気が利いている選手ではないですねえ。いや、ルーキーからずっと見続けているかぎり、ディフェンスでは試合通して充分的確になってきていて、それでいての天性でのブロック量産です!
    ↑褒めているつもりです。

    1. ターナーが出てこないことがあるのはいいのですが、この試合は3Qまで効いていたのに4Qに起用せず、しかもビターゼは出ているっていうので
      試合内容に応じた選手起用もしていなければ、ローテもよくわかんない感じでした。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA