ECSF⑤ ラプターズvsセルティックス

ラプターズ2-2セルティックスで迎えるゲーム5


試合開始から打っても打っても打っても決まらないラプターズ。打っても打っても決まらないセルティックスという感じです。

セルツは困ったラウリーをスマートにしました。テイタムだとピックアップする前に攻められたけど、そんなことにはならないので、攻め込めないラウリー。ただアヌノビーにはやられた。

ラプターズは相変わらず空けられたガソルが決まらないわ、ブラウンにビビるシアカムはハンドリングミスするわ。

セルツもまたブラウンが決まらない。ケンバも決まらない。テイタムはその前にアヌノビーに止められる。どっちもだったけど、セルツの方がちゃんとやれてはいます。ビビるとかではなさそう。

だから、あんまり決まらなかったセルツがタイムアウトから3Pが決まって9分で18点までいったけど、ラプターズはまだ5点。

お互いのディフェンスが良いのはわかるけど、ゲーム5になっても語ることなんて、あんまりないぞ。ラウリーを止めるために奮闘したセルツと、シアカムが沈黙し続けているラプターズ。それだけ。

1Q終盤にタフショットを連発したテイタムでセルツは25点

シアカムもヴァンブリートも沈黙したラプターズで11点。ひとつのQにおけるチームプレーオフ史上最も少ない得点だったそうです。

2Qになると突如シュートが決まりだす。シアカムのミドルだって決まるぜ。しかもテイタムを追い込んでタフ3Pにしたらヴァンブリートが余計なファールするしで、1Qがウソみたいに得点になってセルツがリードを広げます。

なお、アヌノビーとブラウンはベンチでした。そして2人が登場するとスモールラインナップになり、それぞれドライブが効きます。すぐ解消しちゃったけど。どうも片方だけがセンターを置くのを嫌がってるよね。

ところでシアカムはブラウン相手にビビってるけど、テイタムはアヌノビー相手にビビってはいない。止められるだけで。いくらディフェンスが良くても、カバーも仕事のアヌノビーなのでチームオフェンスの中で空くこともあるテイタムは、そんな時にしっかり決めて行きました。だから20点離れたよ。

ただ1on1になってスティールされると、アヌノビーにファールしてしまい3ファールでベンチに下がったテイタム。

それでも流れは変わることなく、ケンバの突破からスマートが合わせてダンク。ブラウンも強気にアタックしていくセルツは得点が止まることなく続きました。

でもラプターズは手詰まり。本当に手詰まり。ラスト3分はパウエル、ブシェイ、トーマスのセカンドユニットで対抗しにいったけど、やっぱりブシェイのポジショニングとか怪しいし、トーマスが3P決めたくらいでした。

ケンバがブザービーターでフローター決めて72-35なので、ちょうど出かける時間なので終了です。

◉ラウリーを止めろ

セルツの変化はここに尽きる。とにかくラウリー止め切った前半でした。それって当然ガソルが空くんだけど決めきれず、でもイバカになったらイバカにも打たせないで止めました。ローテの良さが目立ちました。

シアカムはもうなんの苦労もなくブラウンが止めちゃう感じで鉄板。あとはヴァンブリートなのだけど、正直ここはそんなに苦労せずヴァンブリートが打っていた気がします。もっと決めてよかったし、ドライブも出来たんじゃないか。

ラウリー対応含めて、インサイドからのパスアウトを防いでました。ゲーム1もそうだった気がするので、全体を守るというよりもペイント内で消しにいったかな。

ゲーム3と4がラウリー劇場だったので、セルツの対応は当然として修正し切れてないラプターズ、、、もといシアカムとヴァンブリートな空気です。アヌノビーももう少し正確に決めて欲しいのもある。

一方のセルツはシュートが決まらないスタートでゲーム4と似た空気だったけど、強気なのは崩さなかった。そこかな。そのなんだろうな。

もうゲーム5なので、戦略だけじゃどうにもならないかも。プレーオフだぜ!全部出し切れや!という部分でセルツが上回った。そんな感じです。

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