第3回はシュートが上手くなっていくこと
3Pシュートが上手い
この言葉を捉えると「3Pの確率が高い」に思えてくるわけですが、誰でもフリーのキャッチ&シュートなら35%は決めるし、コーナー適性があれば40%決めるし、逆にシュート能力があってコーナー担当なら50%を超えるし。
ある程度は3P成功率で測れるシュート能力ですが、イージーなシュートをチョイスしていれば上がってくるのが成功率であり、確率が高くなくても3Pを積極的に狙う現代では、本当にシュート能力が高い選手に求められているのは「難しい3Pを決める」という能力になってきました。
それが出来るとオフェンスの構築手順が大きく変わってくるわけです。ディフェンスに守らせる要素が増えれば増えるほど、オフェンスパターンは豊富になっていきます。ザ・スプッシュブラザーズ。今回からは難しい3Pを決めていくことを念頭に置いて考えましょう。そしてそれは、シューターの定義も変化してくるって事です。
〇ワイドオープンアテンプト
ホークス 22.7
バックス 21.9
マブス 20.4
ジャズ 20.3
ロケッツ 19.4
リーグで最も多くのワイドオープンを打ったのがホークス。弱小チームと思われながら、そのオフェンスがどれだけ上手くフリーを作っているかが伺えます。バックスが2位につけて、打ちまくりのロケッツは5位です。
〇3Pアテンプト
ロケッツ 45.4
バックス 38.2
ホークス 37.0
マブス 36.6
ネッツ 36.2
アテンプト順に並べると1位のロケッツなので、「ワイドオープン以外」が26本とダントツに多くなります。バックス、ホークス、マブスは15本前後なので、なんとなく3Pを効果的に使うには
1試合15本くらいのワイドオープン以外の3Pを打つ
というのが現代オフェンスのキーポイントになります。ちなみに試合時間は違いますが、WCの日本は平均18.8本のアテンプトでした。NBAではフリーじゃなくても打つ数字です。ロケッツファンからすると信じられない数字。NBAの考え方から日本は大きく離れていることがわかります。ただし、最も少なかったリトアニアは16.8本なのに平均85点も取りました。(日本は69点)だからリトアニアのインサイド構築能力の高さが際立っていたし、非常に面白いバスケなのでした。この路線を進みたいならリトアニア+プエルトリコを目指そうぜ。
◉ムービング3P
「面白いバスケ」といえば本ブログでは圧倒的No1に君臨しているのがケニー・アトキンソンのブルックリン・ネッツ。しかし、上記のランキングにおいて、実は3Pアテンプトが多いのにワイドオープンが少ないことがわかります。ネッツのワイドオープンアテンプトはリーグ19位と少な目。一方で非ワイドオープンが20.3本もあります。
ディアンジェロ&ディンウィディーのPGコンビがタイトにマークされていても打つのですが、その確率は30%そこそこ。悪くはないですが上手いってわけでもありません。タイト3Pを引っ張るのは、やはり高級シューターなのです。
〇タイト(2~4フィート)3P
アレン・クラブ 35.1%
ジョー・ハリス 44.1%
ネッツのシューターに求められるのはタイトな状況でも決める事。でもそれじゃあ何が魅力的なチームオフェンスなのか?なんて気もしてきます。
ネッツの場合は複数のスクリナーを用意してシューターが打てる形を作るので、データ上はタイトでも実際にはブロックされるわけがない形で打っていることが多くあります。そこでシューターに求められているのは
オフボールで動き回ってのキャッチ&シュート
という技術。動き回って一瞬のフリーで打ち切るわけです。スピードに乗った状態からシュートリリースするので、打つ瞬間はディフェンスが近くにいるけど、もう間に合わなくなっている形の打ち方。普段は「ムービング3P」という表現で片づけますが、同時に必要なのが
オフボールスクリーンを有効活用できるスキル
ということも見逃せません。現代シューターに求められる要素です。走り回るだけではディフェンスは振り切れないので、スクリナーを活用して一瞬のフリーを生み出します。この能力でリーグトップクラスなのがJJレディックとカイル・コーバー。
〇タイト3P
レディック 35.4%
コーバー 38.9%
タイトでも決めてくるのがよくわかります。あとジョー・ハリス半端ないって。現代の優秀シューター達は、タイトにマークされている中でどうやって決めるのかが求められ、そして決めれば決めるほどにチームオフェンスを助けていくわけです。確率的にはビッグマンがワイドオープンのキャッチ&シュートを決めるのと同じくらい。難易度は全く違う。
コーバーに至っては全シュートの35.9%がタイトな状況で打ったシュートでした。シューターとしての役割を全うしてきた経歴。ちなみに最も多い割合でタイトシュートを打ったのはジャマール・クロフォード。でも確率は28.4%。ブッカー&ジャマクロを揃えるタフショット好きなサンズ。
このタイト3Pの数字はムービング3Pだけでなくプルアップなんかも混じっているので単純比較は出来ないのですが、データを見て面白いのが、最も確率良くタイトな3Pを決めたのがスパーズでした。そこにあったのは
〇スパーズのタイト3P
ベリネリ 65本 40.0%
ミルズ 64本 44.4%
フォーブス 43本 27.9%
バータンズ 36本 30.6%
ほぼこの4人で打っていたスパーズ。そしてWCでも個の力で大活躍していたベリネリとミルズのコンビが持つ驚異的な能力が現れます。
バータンズも含めてスパーズのベンチメンバーは時にスターターよりも良い内容でチームを支えましたが、実はオフェンスシステムとしてスターターよりも素晴らしかったわけではなく、シューティング能力の高さで構築していたことがわかります。
ネッツのコンビはそれぞれが交代しての使われ方ですが、スパーズの場合は同じユニットに3人がいる形であり、「人とボールが動く」ためスクリーンが有効に活用されるわけでもありません。わずかなギャップでシュートをクリエイトできるベリネリとミルズ、バータンズというトリオは新しい形のシューティングトリオだったかもしれません。 クソみたいだったチームUSAに足りなかった要素なのか。
いずれにしてもスパーズもまたムービング系のシューター活用チームです。スポット系のダニー・グリーンとは違うシューターの使い方をしてきました。ここが「ポポビッチがシューターを好み始めた」と表現するポイントだったりします。ワイドオープンを作って決める形が多かったのが、タイトでも決めることでオフェンスになっているのでした。
複数のスクリーンを使ってシューターに打たせるネッツと、人とボールが動く中でタイトでも打ってきたスパーズ。オフェンスの内容は違えど、「個人のシュート能力」によって構築されているのでした。
◉レディックの1ドリブル
トップシューターと認識されながら、タイト3Pの確率がそこまで高くなかったレディック。ひとつにはシクサーズがシモンズのパスアウトを中心にしており、その他もエースクラスを揃えたのでスクリーンを用意してくれないし、かといって全員がオフボールでも動くシステムでもないチーム事情がありました。
チームイメージに反して3Pが上手い選手がレディックだけになっていたので、当然のようにタイトなマークにあっていたレディックは自分だけの力で振り切って打つというのが簡単ではなく、ディフェンスに張り付かれました。それでも負けない能力を発揮し、リーグで圧倒的No1になったのが1ドリブル&3Pです。
〇1ドリブルしてからの3P
レディック 182本 37.4%
ヒールド 97本 42.3%
2位のヒールドの倍近いアテンプト数があったレディック。この1ドリブルはハンドラーも打つ形なので、単純比較はできないのですが、あまりにも圧倒的なレディックがハンドラーではないのですから、異常値だということがわかります。
ディフェンスに張り付かれてボールを貰っても大きなワンステップで振り切れてしまうのがレディックの特徴。正しくはそんなワンステップ後にでも正確にシュートが打てるのが「シュートが上手い選手」としての特徴です。
ボールを貰う前のスクリーンが少なく、もらったところではエンビードを使って振り切ることが多いのがわかります。これが今度からはザイオンで振り切ることになるのか。それともイングラムのパスアウトを期待するのか。
同じく1ドリブル3Pを68本打ち41.2%決めたジョー・イングルスは、これまでのシューター達と違って躍動感を感じさせないタイプのシューターです。ムービングで振り切っての3Pなんてのは得意ではない。だけど、適切な判断力に何を選択してくるのか悟らせないスローな動きで、1ドリブルでかわして3Pを打ってきます。
緩急というよりも「緩」と「もっと緩」を使っているイングルスは3Pを打つためにドリブルを使ってタイミングを外しています。クイックリリースの選手が多かったシューター達の中で異様に遅いタイプのシューターです。
なお、似たような風貌から同じタイプと思われがちなボヤン・ボグダノビッチですが、実はフリーのキャッチ&シュートなら3Pを打つけど、マークがついていたら果敢にドライブで仕掛けるエースムーブするタイプです。
レディックやイングルスのような「3Pを上手く打つ」プレーはあまり持っていなくて、体幹の強さでブレずに打っていくのが持ち味だったりします。
クレイ・トンプソンなんかも当てはまる1ドリブルシューター。若手期待株としてはレディックを受け継いでのクリッパーズに行ったランディ・シャメットが挙げられます。ピュアシューターっぽいけど、ムービングしての3P、もらってワンドリブルでかわしての3Pを持っています。
高確率なシュートという基準ではなく、3Pに持って行くパターンの多彩さと難しい形でも決めきる能力が求められるのがシューターの世界
ビッグマンでも3Pを決めるのが当然になった時代ですが、シューターに求められるものは遥かに高次元なシュート能力です。これを持っていないとシュート能力では生き残れないという事で、3Pを練習するってことは単なるシューティングとは違うってことです。
◉ビッグマンシューター
今回登場しているのはほぼほぼシューターの役割、といいますか動き回る系のシューターの役割だったりします。イングルスは動き回る系ではないけど、代わりにハンドラー系も出来るしね。
じゃあビッグマンは単なるフリーのキャッチ&シュート専門なのか。確率だけで語られるのか、っていうとそうではないよね。そもそもポジションがセンターなのか怪しいヨキッチとかの話ではなくてね。
まず登場するのが長いことお休みしているケビン・ラブ。リバウンド王だったのに、いつの間にやらシュートが上手いビッグマン代表格になりました。
ほれぼれするようなラブの動き。待って良し、動いて良し、ワンドリブルして良し。もはやシューター陣とそん色ない動きで数々の3Pを決めていきます。「3Pの打てるビッグマン」のカテゴリーを大きく抜け出し、「3Pシュータービッグマン」といえる有能さ。
自転車乗っている時とか、食事している時とか、記事のテーマに沿って内容を考えるのですが、今回のテーマではラブしか思いつかないほどの圧倒的なシュータービッグマンとしての位置づけです。
でもさ。ちょっと待ってみよう。そんなに有能だったら、もっともっとブログに登場して良かったんじゃないかっていう。
実際は「レブロンにシューターにされた」と評され、「ポストアップからの多彩なオフェンスは戻ってくるのか」がシーズン前のテーマになっていたくらいです。要するに他に類をみない極めて優秀なシュータービッグマンだけど
ビッグマンである必要性は低い
という評価になるわけです。スポットシューターとしてなら高確率のダニー・グリーンで良いじゃないかっていう。ディフェンス力もあるし。特にラブの場合はシュートフェイクからのドライブという点では前回登場したシアカムやジェレミみたいな怖さがないため、「シュートを打ち切れれば有能だけど、打てなければ次のプレーへ繋がるスキルは高くない」とも思えてしまうのです。
ワイドオープン 48.4%
コーナー3P 14/32
ワイドオープンで驚異的な確率なので+1レベルではない選手ですがコーナーは確率は高いのに、あまり打たないのもマイナス。かといってコーナー待機させても意味がないよね。
間違いなく脅威のラブですが、だからといって「ラブをフリーにするためにスクリーンをかける」というのは違います。3P打ちたいビッグマンにペリメーターを追いかけてくるガードにスイッチさせても意味がないよね。
ということで「スピードのミスマッチを作る」「ペリメーターを追いかけきれない」ようなスイッチを促すならともかく、シューターのビッグマンをフリーにするためのプレー構築が難しくなります。だからシュータービッグマンの意味合いというのは、ストレッチさせるサポートキャストなら意味があっても、エースクラスの選手だとイマイチなんです。
ということでシューター系ビッグマンは、普通のシューターと同じスキルセットでは意外と使えなかったりします。使えないってことはないけど、シュート力の割にはね。では何が大切なのか。
ラブが最も輝いていたのは、コーバーとのコンビプレー。
うーん、あまり良いハイライトではないですが、とにかくコーバーに対してスクリナーになるラブというプレーは、コーバーを離したくないのに、そこを意識してしまうとラブを離してしまう怖さがありました。しかもコーバーはスクリーンを使うのが上手いので、使うと見せかけてのバックドアなんかを連発され非常に厄介。
ラブのスキルで優れているのが、言い方を変えれば、ビッグマンシューターとしてのスキルで優れているのが、「スクリナーとして構えてから3Pラインの外へポップアウト」して打てること。レブロンのパスがかなりギリギリのタイミングを狙ってくる上に早いので、一瞬のフリーでもらって打てるわけですが、普通はこんな確率では決められません。
ほぼバックステップに近い形でリングから遠ざかり、ワンステップ・ツーステップで3Pを打って決める。ラブならではの高いシュートスキルがいかんなく発揮されています。
スクリーンからポップ(ステップアウト)しての3P
ピック&ロールのロールマンとして、初めから3Pラインの外にいるパターンやレブロンのようなパサーがいなくてゆっくりとセットする場合では同じような3Pを決める選手はいますが、ラブの場合はシュータレベルなのでとにかく早い。このプレーが出来るビッグマンを他に思いつかないのでした。
なお、ハイライトはラプターズのディフェンスも結構な問題なんだけどね。3Pについてはラプターズ以外でも止められないけど、ラプターズは3P以外も止められなかったから・・・。
さて、ラブレベルではないにしてもユーロ系のビッグマンには優秀なシューターでもあるビッグマンがいます。
ダリオ・サリッチ
ネマジャ・ビエリッツァ
サリッチはラブレベルになる可能性はあるけど、まだ安定感がなく、ビエリッツァの方はラブ程のムービングが出来ない。両者がウルブズを経由しているのはちょっと面白い視点であり、「シュートの上手いビッグマン」という名目に飛びついたけど、チームオフェンスの中で有効な使い方が出来なかったことが浮かび上がります。要は「最近のビッグマンは3P上手くないとねー」くらいの感覚で選んじゃダメってこと。その個人能力は示しても、そこから先に進めなかった。
一方でフォックス&ヒールドと組んだビエリッツァはその長所がより光ってきた気がするよね。あるいはシモンズ&レディックと組んでいたサリッチも同じかもしれません。
ということで、実は意外と活かし方が難しいのがシューター系ビッグマン(本物)。35%決めさせるだけなら誰でもOKな時代に、差を生み出すだけのシュート力とスキルを持った選手を使いこなすパターンはまだまだ研究中だったりします。
3Pを高確率で決めるメイヤーズ・レナードなんて難しい案件もありますが、ドライブ好きなところから進んでアデバヨすらもストレッチさせ始めたスポルストラがどう活用するのかは気になるところです。致命的に守れないけど。
あるいはオムリ・スペルマンを手に入れたウォリアーズが、ホークスよりも有効活用できるのかも気になるところ。理想はカリー&トンプソン&ラブってのを見てみたいけどね。あのリトルリーグのチームに加入すればシューターになれるのかな。(トンプソンとラブは同じチームで野球をしていた)
そしてラブに続く新たなシューター系ビッグマンの大本命はいろいろと騒がしいポルジンギスを追い越して
〇ラウリ・マルカネン
ワイドオープン 43.2%
この人もまだ安定感が足りませんが、ムービングしての3P、スクリナーからポップしての3Pを使いこなすシュータービッグマンです。
しかし、やっぱり問題はHC。ホイバーグからボイレンになってスクリーンを活用するパターンが減って、もっとハンドラーを中心としたスタイルになってきました。12月にシーズンデビューし1月くらいまでは確率が高かった3Pですが、2月・3月には30%台前半まで落ちてしまいました。
良いHC、悪いHCという意味ではなく、扱い方が難しいので戦術的に合うのかどうかってことです。がっちりした体格でもないのでピック&ロールのロールマンとして、どこまで出来るかも不明なだけに、マルカネンがどんな方向に動くのか難しいシーズンになる可能性もあります。
カーライルとドンチッチによって、ポルジンギスが変化するかもしれないしね。
いつも面白く読ませてもらってます!whynotさんのブログを読んでから、僕もNBAをデータを通して分析したいと思っています。
2つ質問がございます!
1.whynotさんの使ってるデータ元、サイト、ツールがあれば教えてほしいです!
2.分析するときの切り口、意識する部分が知りたいです!
1.NBA公式スタッツのみです。
2.うーん、気になったことを調べるだけです。
次の次の記事で触れてみましょう。
最近のPFはなんか色々いすぎます。スモールと3pの影響ですかね。
その中でもマジックのアーロンゴードンは面白選手じゃないかなと。ダンクコンテストは有名ですが。
彼はこの2シーズンの平均で1試合5本の3PAで34%の確立です。その上で8本弱のリバウンドも。
彼を3番手位で使えるチームに入れれば強いんじゃないの?と思うのです。
もしクズマがもう少し安定性が上がればレイカーズはそんな形も見えてくるのかな?
ゴードンはマジックで主役になるためにヴォ―ゲルが頑張っていたのですが、HC交代でフォーニエ、ブセビッチの次に来る3番手になって成功しています。だから、その通りの状況ですよ。
クズマは3番手というには得点面以外の仕事が足りないんですよね。ゴードンは守れるし強いけど。
ああ、そうなんですね!マジック面白そうなんで今年は何試合か観てみます。
マジックはそれはそれで良いのかって疑問も湧いてきます。ゴードンをエースとして育てたくないのかなーと。
この3P特集わかりやすくて有難いっす。バスケ仲間と動画見ながら『違い』や『上手さ』のお勉強にすごーーーくなります。
プルアップ3Pタイプが起承転結の結として次でラストですかね?それとも3部作??4部作希望
プルアップ3Pタイプってちょーエリート野郎ばっかりだと思いますが、各選手の細かい違いを管理人さんワードで解説されたい。curryちゃんとリラードって同じくロングスリー打つけど、違いあるとかないとか
レブロンとかkdやレナードやP.Gとかのウイング系エリートは、プルアップ3Pってどのぐらいの確率なのかとか
期待の若手組のヒールドやトレ・ヤングのプルアップはどーとかこーとか
ビール ハーデン アービング等の1on1ファイター型だったり…
キリ無いですけどね。あとタウンズ!! スリーもドライブ力もあって、コーナーでも待てるエーススコアラーでありポストアップも出来る 現代的なんでも上手いビックマン(ディフェンスも悪いイメージないなー)
チームがあれなんで、なかなかフューチャーされないタウンズさんですが、今回で登場しないって事は次のスーパーエース組の回で登場なの!?とワクドキっす
たまには名の知れたエース級ばかりの記事ってのもこのブログとしてはレア記事なので、逆に読んでみたいと思った次第です。
はてさて、もうすぐNBAも開幕ですねー 馬場君 期待しちゃうなぁー なんならRUI君より伸び代ありそーなんだよなー 2人とも応援してるぞー(ワタナビーはそれこそスリー決めんかい)
途中まで書いていましたが、エースクラスだと触れ始めるときりがないから、あまり期待に応えられない感じになっています。
タウンズは何回か書いた気がします。
https://basket-count.com/article/detail/8209
そーなんですね。了解です。エース級記事は難しいですよね。理不尽な事を『決めるからエース級』としかね。
タウンズはここで特集されて、更に!!って思っていたので『タウンズ推し記事まだかなー』と思っていました。
タウンズの相方探しとか進まないかなー(ビールも不憫)
テーマから逸れるかもしれないですけど、CHIのインサイドって若くて良い選手が揃ってる気がするんですよね。マルカネン、ウェンデルカーター、ルーキーのガフォード、コーネット。サトランスキーがパス出せば面白いバスケが見れそうな気もするんですけど、ボイレンじゃ無理ですかね?
インサイドの強烈なキャラではなく、バランスの良いメンバーを集めましたよね。全員が複数のポジションが出来るので、その利点を生かさないといけません。サトランスキーも同じタイプ。
ホイバーグがポジションレスとスクリーンの連続を好んだのでメンバーにあってましたが、それを180°転換することを望むようなフロントというのが、ボイレン以上の問題ですね。
あと人数が多い利点を使いたいタイプと、スターターが強力である事を望むタイプがいるのですが、ボイレンは後者に見えています。
高3P%だった若い頃のレディックが6thマンとして出始めた頃なんか微妙だな〜と感じた理由がようやく分かった気がします
当時のマジックはドワイトをセンターにシューターで囲むパターンでしたが少し体勢が崩れると決めきれず驚異はそれほど無かった印象でした
あまり当たっては無かったですがラシャードルイスの方が怖さがあったのはそれでも決めてくるという前提は大きいですね
ラシャード・ルイスのイメージはわかります。確率的にはそこまでじゃないけど、オフェンスに変化がつくシュートが多かったですね。ハワードが合わせが下手ってのもあって、アウトサイドからプレーメイク出来ないと!っていうチームだった気がします。