ブブブブチェヴィッチ
さて、ラストマッチです。NBAのオールスターを抱えながら1勝も出来ていないモンテネグロ。今大会でオールスターがいるのはアメリカ、セルビア、ギリシャなので4チームしかいないけど、それだけでは勝てないって事です。
全然関係ないですが、今大会見なかったチームの中にナイジェリアがあったのですが、アミヌとムトゥがいたことを昨日知りました。見ておけばよかったぜ。タイミングが合わなかった。
さて、日本は安藤誓也がスターター。実力に運も重なって遂に日本のスターターまで駆け上がってきました。田中大貴がスライドし、PFには竹内公輔。こちらも当落線上だったのに、確実に自分の力を発揮して信頼を得ることになりました。ある意味、オリンピックは竹内ツインズの集大成になるかもしれないので、来シーズンまで頑張ってほしいです。
ということでニュージーランド戦で失敗したインサイド不足についてラマスは相当反省した様子。渡邊をアウトサイドで起用しないと守り切れないんだよね。でも八村がいなくなるとインサイドが足りない。
またブチェヴィッチを公輔にマッチアップさせたい事情もありました。ブチェヴィッチが相手だとボコボコにされそうなファジーカスディフェンス。その代わりにファジーカスが守るのはビエリッツァ。本日もアルバルクがオンザコート3です。
◉気持ちが大事星人
しかし、普通にやられていきます。なんだろうね。リアルにやられている感じはブチェヴィッチになすすべがないくらいの話。とはいえ、そんなに個人技推しの選手じゃないから、そこまで苦しくはないのですが、あっちでもこっちでも個人で負ける感じ。
加えてオフェンスではシュートに行くのに、ブロックされまくります。気持ち悪いくらいラドンチッチにブロックされています。なんでだろうか。いつもよりも打ちに行く気持ちがあるからだろうか。
また、渡邊がコーナー3Pを落としまくります。ちょっと3Pを題材に書こうと思っているのですが、渡邊の課題はコーナーシューターに慣れないところなんだよね。
そういえば前の試合の後で渡邊が「準備が出来ていない」みたいな発言をして一部から叩かれていたみたいですが、確かにニュージーランド戦は酷かった。「気持ちが大事」星人が嫌いな管理人が思うくらいに気持ちが足りなかった。それはアメリカ戦によって身も心も削られまくっていたから、移動しての中1日なんだからちょっと致し方ないよねーとも思いますが、気持ちがついていかなかったのは事実。
この試合はニュージーランド戦よりは個々が自分でやる気持ちがあり、そこは少し戻してきたけど、体が追いついていないんだろうね。なんでもないパス1つでディフェンスが追いつかなくなっています。「追いつかない」事を「気持ち」というなら完膚なきまでに気持ちが負けている。やる気に溢れるのはラマスだけ。あるいは盛り立てる篠山不足なのか。
それでも1人だけ積極的に得点を狙う渡邊がドライブフローターだけは繋ぎ、ちょっと取り返したい気持ちがありそうな比江島もミドルを決めて、何とかかんとか離されずについていった1Qに。
◉タフ・タフ・タフ
ブロックを連発しているモンテネグロはファジーカスのゴール下も叩き落しますが、ファールも増えていくと、今度はモンテネグロの方が足が追いつかなくなっていきます。どっちのチームも4連敗で身も心もお疲れ。
そんな中で1人気を吐く渡邊。どう考えても日本の中で最もお疲れの選手なのに、そんな疲労に負けることなく強気にドライブしていきます。つまりだ。
NBAプレイヤーはタフじゃなければいけない
やられてもやられても、次のプレーで当たり前のように同じことをするタフさが必要。それこそレブロンだろうがアンソニー・デイビスだろうが、試合中に勢いよくダンクにいってもジャレット・アレンにブロックされることもあるわけです。だけど、その一発で気落ちしていたら戦えないんだ。すぐに立ち上がってお返ししないと生き残れないリーグ。まぁグリフィンは再びダンクに行ったら、再び叩き落されてビビるようになったけど。
強気に密集に突っ込んだことでスティールされて速攻をだされるも、即座に切り替えてディフェンスにダッシュし、最後にリバウンドを取る。
渡邊がやっている1つのプレーは決してスーパーではないよ。だけど、ミスしても、止められても、タフにやっていくだけだよ。コートで1番タフだった渡邊によって日本は2点差まで追いつきます。ブチェヴィッチ出てこないからね。
ボールを回して回して、全く崩せず。最後は結局タフな渡邊がジャンパー。ラマスも唯一信頼しているかのように渡邊をコートに残し続けます。ファジーカスは出番が欲しそうだけど座らされている。
そういえばブレークの兆しを見せ続けた馬場が、全く輝きません。もう抜けなくなっている馬場。本日はチームプレーを無視して自分でいっても怒られないと思いますが、行くのはまたも渡邊。ちゃんと周人にキックアウトも出すけど、決まらない周人。
誓也の方は海外での苦しい経験があったからか、何とかアピールしようと必死で食らいつき、スティール速攻。
1点差になったので、ブチェヴィッチが出てくると、日本はディフェンスバランスが崩れてしまいオフェンスリバウンドを連発で奪われ、さらにポポビッチにドライブレイアップを強引に決められます。周人はディフェンス力を磨かないとシューターといっても決まらないときに何の役にも立たないよ。
で、また渡邊のミドル。ここまで行くとモンテネグロのディフェンスも問題。
比江島と渡邊のピック&ロールでパスミスの比江島。もちろん必死で戻るさ。渡邊も。でも日本の3人目は戻ってこないで、モンテネグロは2人がフォローに走ってくる。アウトナンバーで決められたけど、人数差があるので渡邊がカウンター気味に行こうとしますが、3人は足を止めたまま。止まってやり直し。
よし、本日は「気持ちが大事」星人なみに語ってみようかな。『NBAを気持ちで語ります』
前半はただただ渡邊のワンマンショー。本当にワンマンショー。酷いくらいにワンマンショー。比江島と誓也は何とかついていこうとしたけど、まぁそれくらい。竹内ツインズとファジーカスは通常営業くらいかな。
モンテネグロの方がちょっとヤル気ない。日本と大して変わらない気持ち。ただ球際というか、自分のプレーの部分については「普通に」プレーしていた感じ。ハードにルーズボールにくらいつくとか、意地のディフェンスとかは皆無。
前半の日本の得点33点のうち21点を奪った渡邊のオフェンスがミドルだらけになったのは、抜かれないように守っているだけのモンテネグロ事情でもあります。本当に気持ちがはいって必死だったら、打たせないように襲い掛かってくると思うのですが、そこまでではない。
どっちのチームも気持ちの乗っていない消化試合になっています。唯一、「このままじゃ帰れない」と思っている渡邊だけが段違いの気持ちで臨んでいる試合。
◉ザ・ワンマンショー
後半開始はベンチにいるブチェヴィッチ。まぁそういうことだ。そしてドフリーの3Pを打っては外すモンテネグロ。こんなに鮮やかにディフェンスを振り回しているのに決まらないとか笑える。
そして渡邊はドライブからのジャンパー&ワンでガッツポーズ。本当に1人気持ちが違うし、「なんでお前、これでガッツポーズしてんの?」とツッコまれそうなくらい浮いてもいる。コーナーの3Pをチェイスするのもディフェンスリバウンドをとっているのも渡邊だぞ。
ということで再び追い上げた日本。するとブチェヴィッチが登場します。もう出てこないのかと思ったら、試合に勝つ気持ちはあるみたいなモンテネグロ。
それでもファジーカスを囮にしてドライブダンクの渡邊。本当に一人でやっている。ザ・ワンマンショーで同点。
ところが交代する気持ちがゼロなのに、ツメのあたりから出血したらしくブチェヴィッチに指摘されてベンチに下がることに。約3分ほどベンチに。その間に馬場と誓也が自分で行ったけど、結局はモンテネグロにリードを奪い返されます。超わかりやすい試合だ。
相変わらずシュートは決まらないモンテネグロなのですがオフェンスリバウンドを少ない人数でも絡んでしまう。渡邊がいないとリバウンドが取れない日本。その渡邊が戻ってきたら豪快にランニングからのディフェンスリバウンド。そして自分でもっていってファールドロー。
ザ・ワンマンショー
しかし、ここにきて連続3Pのモンテネグロで8点差に広げられます。オフェンスは全部渡邊がやっているし、リバウンドも渡邊なんだから、せめて3P打たれないくらいのディフェンスしろよ。そして慌てないぜ、ブチェヴィッチ。
なお、正しいプレーをしているのは渡邊じゃなくてブチェビッチです。渡邊の個人アタックで勝てるならツーウェイ契約じゃないよね。それでもチーム全体の気持ちが薄い日本なら、全部渡邊の方がまし。本当に渡邊と誓也以外は足が全く動いていない。3Qは誓也もフル出場。
61-51。ちょっと渡邊が疲れてきたっぽい。気持ちが切れた時間がもったいなかった。イケイケ渡邊、もっとやれ。3P決まっていないのに得点量産しているの凄いな。
◉ユータ・ゆーた・雄太
田中とファジーカスがピックからの連係ミスでパスがバックコートに行きそうに。反応したのはそこにいた渡邊。でも、やっぱりフォローに来てくれない。気持ちがないぜ日本。
ラマスがタイムアウトで話しているのが「ゆーた、ユータ、雄太」もうラマスも気持ちは同じ。誰かが「ボール回していこう」と言ってたけど、違うだろ。全部、渡邊に託せ。
全然守れない日本。でも個人でスティールして速攻にする渡邊。馬場も速攻に行って、ちょっと反撃の日本。でもさ、ファジーカスにマークされたブチェヴィッチが当然のようにフリーになって3P。賢くイージーなオールスター。
ディフェンスリバウンドを目の前でタップされるファジーカス。そろそろシェーファーくらい起用してあげろよ。ブチェヴィッチとマッチアップできるんだぞ。カメラにも抜かれているぞ。
まとめるまでもないけど、まとめに入りましょう。
気持ちが入っていなかった日本。ところどころスッカスカのディフェンスと打ち切る気持ちのなかったオフェンス。特にひどかったのがディフェンスリバウンド。渡邊が目立ちすぎるくらいに食らいついていました。
ただまぁ誓也を筆頭に食らいつく選手もいたので、全員が気持ちがなかったかといえば、そういうわけではない。「気持ちはあったけどスキルが足りなかった」り、スタミナが足りなかったり。だけど、この大会で最も疲弊しているはずの渡邊が最後まで食らいついていたのだから、もしも「気持ちが足りない」のでなかったならば
スキルとフィジカル(スタミナ)が足りない
ってことになります。単なる実力不足じゃないか。モンテネグロがブロックが上手かったこともあって、殆どシュートに行けなかったし、行っても叩き落され、結局は渡邊へ。その渡邊はタフショットになっても打ち切って、それなりに決めていました。
せめて「気持ちで負けた」と言ってくれ!
そんな試合になりましたとさ。少なくともスキルの差をチーム戦術で埋めることや、運動量で上回るような気持ちはなかったよ。モンテネグロも気持ちなんてはいっていなかったけど、適当にやっておけばOKみたいな。
最後は渡邊がドライブするところに馬場がハンドオフ気味に近づいているプレーコールが何回かあったけど、もらってツッコむような動きになっていなかったから、だったらアイソレーションにしておけばよかったのに、というチーム戦術でした。
総じてこの大会でいえたのは「ボールなんか回すな!自分でシュートに行け!」というシーンの連続でした。残り1分57秒のタイムアウトでラマスは「なんでシュートに行けてないの?」だってさ。
ヤル気無くしそうなラマス。それだけは勘弁してくれ。
そしてタイムアウトからドライブした渡邊。モモ裏を痛めた様子。コンタクトではなく、疲労と限界を超えるプレーによってケガした感じでした。それでも、最後まで3Pをブロックし、速攻に走ってダンクしとザ・ワンマンショーだった渡邊。
〇渡邊雄太
34点
FG12/19
3P0/3
FT12/12
出血がなければ40分プレーしていたであろう渡邊。今大会、日本で最も長くプレーしながら、最後まで気持ちをきらすことなく、日本の65点のうち半分以上を奪ったのでした。タフ・タフ・タフ。NBAプレイヤーが違うのは技術・戦術・身体能力だけじゃなくて気持ちも違うって事でした。
高校時代ですら、こんなワンマンショーはしていなかった気がするよ。今大会の最多得点かな?
この圧倒的スタッツを見て、すげーと思うと同時に悲しくなりました。
渡邊は本来こんなプレーをする選手じゃないです。
それでも必要に迫られエースをし、さらにディフェンスの負担を一人で引き受ける。
周りの選手はなにやってんだ。
オフェンスで貢献できないなら、せめてディフェンスの負担を軽減してやろうとか走ろうとか思わないのか。
やはり国内リーグで日本人相手にチンチラやってても強くなれない。
でもみんながみんな海外に行くのは現実的ではないし、できない。
なら国内リーグで日本人同士死ぬ気でマッチアップするしかない。
今の外国人選手におんぶにだっこなリーグは変えなきゃならない。
NBAファン的には「渡邊は使われる選手」なのですが、Bリーグだとそういう選手って少ないのかなーと思いますね。
使われる選手がいるってことは「使う選手」もいるわけですが、そこら辺の戦術的な部分が足りていない印象です。
まあ気持ちを持てるかは動機の問題ですよね。
もうこれはバスケットボール文化の核心的な話になりますけど、日本でのプロのバスケ選手とアメリカのバスケ選手、彼らのそもそものバスケに対する気持ちの差。勿論、僕が慮るレベルの話ですけども色んなアメリカでの成り上がりストーリーは見てきたし知ってます。気持ちの問題以前にリアルに人生掛かってるんですよね。
しかもそれは一族郎党だったりします。こんなん日本じゃあり得ませんから。
アメリカだけじゃなく他国もそう。ヤニスもそうだし、ボグダノビッチも子供の頃はサッカーのユニフォームでバスケしてたんです。そんな光景日本にはないですね。これは文化の問題。
で、ワタナビーはそれを勿論体感してるしその争いのなかでなんとかNBAの舞台までたどり着いた。
それでもまだスタート地点。
日本の選手が気持ちを抜いてるとは思いません、彼らの中で勿論全身全霊でやってる。でも、それでもそれは他と比べると低いということになってしまう。それは動機が無いからでしょう。
技術は上がるでしょうがこれに関しては社会構造の問題だからどうにもなりませんね。
でも、そういうステレオタイプが一般化されていましたが、今じゃ子供のころからエリートってのが増えてきました。
特に2世がスーパースターになる感じ。
NBAでは最も闘争心が強く、最もワガママで、最も練習するのがコービーでしたからね。
カリーとトンプソンのスプラッシュブラザーズも同じですし、ミッチェルもまぁそこそこ。
エリート家庭出身もいるんですが、やはりスーパーハングリーな連中と競争していくのは違うんだと思います。
まぁ育った環境の競争レベルの問題で気持ちの問題では無いという考えですね。
競争意識の違いはあると思います。ハングリーな出身というよりは、誰もがプレー機会を貰い、だけどアピールできなければ脱落する構造が良く出来ていますね。
部活で「みんな頑張れ」だったり、プレー機会がなくても移籍できなかったり、不平等な平等が日本にはあるなーと思います。
渡邊雄太がこれだけやっても「日本で助っ人外国人より活躍してから個人プレーしろ」とか言われてて笑えるw日本は一生世界に追い付けないね。
ちょっと何言ってるかわかんない。
渡邊がんばってましたね!
FTは全部決めて集中力もあったし。
3ptがもう少し入れば、、、
今季のグリズリーズ再建時期で出場機会どれくらいもらえるのか不明ですが、勝ち取ってほしい。
あの3Pは致命的な弱点なんですよね。どうにかしないと。
PGがキックアウトしてきそうなチームになりそうなので。
渡邊雄太は、ジョーイングルスやジョーハリスには、なれるんじゃないかーと思うんですが、何が一番違うと思いますか?
3ptの確率はあきらかに違うと思うけど、、、
その2人はディフェンスの位置と自分の位置を常にイマジネーション出来て、なおかつドライブからのフィニッシュパターンを多く持ち、ムービングしても体幹がズレずにシュートを打てます。
残念ながら渡邊とはスキルセットが大きく異なっているんですよ。
渡邊が叩かれる理由がマジで分からないですね〜
ごく一部の人の声がデカイだけだと思いますが
国内リーグディスに聞こえたとしたら了見が狭すぎますね
どちらかというと渡邊の発言は叱咤激励だと感じました
ファジーカスは年齢的にも限界が来てるので、今後のプランはどうなるんでしょうね
渡邊に限らず掌返しは気持ち悪いですね。
今回の結果はともかく、内容としては全てわかっているものをそのまま出していました。何をいまさら・・・って感じです。
そしてこの結果をもって「Bリーグは・・・」というのもね。それだってわかり切っているわけだし、アルバルクはBリーグのトレンドとは違う戦い方をして優勝しているわけだし。
負けたから、ってのは気持ち悪いです。
ちょっとワールドカップの日程に自分が追いつかなくてこの試合まだ見てないんですが
ワタナビー ネットで叩かれても気にすんな。シーズンMVP取っても叩かれるのが世の常。
そんな事より、怪我がシーズンに響かないといいなー
コーナースリーはもちの論なんですが、流れからのトップからのスリーも入ってるとこあんま見たことないんですよねー
フローター野郎だなぁーってこのワールドカップの印象です(笑)
あと、日本代表に言える事は、こーなると分かっていた結果&内容なので、とやかく言っても仕方ないっす。守れないファジーカスやアメリカ相手に4点しか取れないRUI君 何故か分からんが叩かれるワタナビーがいなければワールドカップ予選すら全敗でもおかしく無かったのに。
急に勝てだしたとかRUI君がドラフトされたからって、日本代表のバスケスキルは連動して上がないよ。ヤニスですら(1人だけ怪物がいてても)どーにもならんのがバスケットの面白さと難しさ(チームスポーツ全般ですがね)
渡邊はスクリーン→3Pが決まらないんですよね。フローターが決まるのは意外でしたが、それはGリーグ効果なのかも。
ジャ・モーラントの加入とHC交代により、この3Pは大切になりそうなので、磨いてほしいのですが、このWCの結果からはそういう道に進むのは正解とも思えないのがツライでしょうね。
でも代表よりもNBAで頑張ろう!
そうしないと戦術レベルがあがらないでしょうから。ユーロに行くなら応援しますが。
NBA選手って何だろう? って大会を通じて想う。一言で述べよ、答えは「タフ」
フィジカル、スキル、戦術、気持ち、全ての要素で「タフ」ネスっす。
タフじゃないNBA選手って、逆に身体能力とスキルが異常ですからね。
ラリーバードもかつてプレーオフでレイカーズ相手に大敗した時「俺たちは腰抜けなプレーをした」と発破をかけてその年は優勝しましたね…
それはさておき(関係無い話ではありますが)今大会管理人さんが気になっていると仰られているメトゥは中々に良いプレーをしています。
昨シーズンはシュートセレクションの悪さとターンオーバ率が課題に挙げられていましたが今大会ではその辺りがだいぶ改善されていた印象です。
悪いシュートセレクションも、ターンオーバーも両者減りました。そもそもベンチからの起用が多くプレータイムが少ないというのもありますし対アルゼンチンでは4TOではありますが………
また自分のマッチアップ相手をよく見て攻めることも出来ており判断力もよくなっている印象です。
対中国で見せた2人相手のポスタライズは今大会のハイライトです笑
ディフェンスでは良い意味で相手とミスマッチを作ることが出来ています。ガードとウィング相手にはフットワークの良さとサイズで守り、ビッグマン相手には自身の馬力を上手く使ったディフェンスをしています。
問題はこれをスパーズでも継続してやれるか、ですね。カレッジの時からメンタル面への指摘としてプレーの継続性が疑問視されていましたし、今シーズンではサマニッチやライルズといった自分とは違うタイプの若手PFたちと生存競争をしなくてはなりません。
もしよろしければ次書くであろうスパーズの記事でメトゥにまた触れていただければ幸いです、笑
メトゥはただのディフェンダーとして観ているので、その1点のみで期待です。
目指すはマブスのドリアン・フィニー・スミス。
レブロンもADもハーデンも守って、オフェンスは酷い、ってくらいでちょうどよいかも。