こちらも余裕がなくゲーム6を観ていません。そしてゲーム5の状況を考えるとシクサーズがゲーム6で勝利したことは驚きでした。完全に攻略され切っていたようなゲーム5から、どうやってリカバリーしたのか。
だからこそ試合を観ていなくても偉大なるカムバックだったと評価できるのですが、現象自体は全く分からないので想像しながらのゲーム7になります。
◉決まらないシュート
試合はどちらが良いとも言い難い内容でスタートし、ラプターズが速攻で先手を奪います。その多くはシクサーズのパスミスであり、未だに根本的な問題は解決していないことが伺えました。
シクサーズオフェンスの問題はフロアバランスの悪さです。役割が限定的なシモンズがいる中では、上手くフロアバランスをとる必要があるのですが、「スペーシング」には意識があっても「適度な」形にならないことが多いです。
例えばシモンズがトップから仕掛けるときにインサイドに4人が寄ってしまう時もあれば、両コーナー+動き回るレディックの状況によって、ウイングが狭苦しくなってパスを通すスペースがなくなったりします。
「コーナーを使う」のは常識化していますが、それは「コーナーは空きやすい」という理由からでもあり、せっかく空きやすいのに3人もいたら潰されるに決まっています。
そんなわけでパスの逃げ場がないシーンが続き、速攻を食らっていく事に。ただし、シモンズ自身は強引にでもリングに持って行く意識があるので、そこまで悪い出来ではなかったです。
速攻を決めていくラプターズですが、これがまた例によってハーフコートの内容が非常に悪くなります。
「レナードのアイソレーション」に様々な問題があったラプターズですが、逆にアイソじゃなければ高確率で決めてくれるのでゲーム5ではかなり減らしていきました。ここが成功したわけです。
じゃあゲーム7はアイソが多いかというと、そんなことはありません。パスを繋いでレナードに渡し、必要ならドライブして個人技勝負というくらいです。
ただ、あまりにもレナードを優先しすぎます。特にガソル。自分が空いていても隣でマークがいるレナードにパスを出し、そんな感じだからレナードは隣でフリーのガソルにはパスを出しません。
ラウリーがボールを持っている時も、かなり「レナードに出せ」と指示をしているガソル。その結果、ラプターズのオフェンスはレナードが決めているだけで、無意味にボールを回している状態に。
なんとなく気が付いている人もいるでしょうが、管理人は今のガソルが嫌いです。まるで人に押し付けるようなパスが多く、自分が空いていても打たない選択が多い。打って決まるかはアレだけど。
ヨキッチならパスを出した後に動きなおしたり、リターンを貰うのでチームにリズムが生まれますが、ガソルはトップに近い位置でパスを出した後に動かないので、全く効果的ではありません。これがコンリーならばガソルの周囲を動き回るのですが、レナードは違うよね。
そして消えているダニー・グリーンはコーナーで何をしていたのか。こちらもまたオフボールでの動きに乏しいので、2人が動かず、シアカムもとっても怪しいので、ハーフコートになると途端にトーンダウンしています。
ロースコアの1Qになりましたが、その内容は「レナードにパスしすぎ」のラプターズと「パスを出すコースが少なすぎ」のシクサーズでした。
そしてパスを出されすぎているレナードが、そこでも自分で決め、良いシュートになっても外しまくるシクサーズでもありました。内容的にはまだシクサーズの方が良かったような。
◉止められてからシクサーズ
レナードがベンチに下がるとバランスは良くなるラプターズ。これは「レナードが」というよりも、選手構成の問題があってガソルとグリーンがベンチ。イバカの3Pなんて飛び道具も飛び出します。
しかし、アクシデントでラウリーが指を痛めてロッカールームへ走っていきます。ラウリーがいなくなると組み立てが少しずつ怪しくなってさ。そうなるとやっぱりレナードに頼りたくもなるよね。ラウリーは大事には至らず戻ってきます。
一方のシクサーズはエンビードがピリっとせず。ガソルに読み切られているような空気感があります。この2人のマッチアップはスピードのミスマッチがあるようで、次第にそこが目立たなくなってきました。それはエンビードの問題なのか、チームの問題なのか。
しかし、これが次第にボールムーブを促すようになり、シクサーズ側にリズムが生まれていきます。特にパスが3本くらい回った後でトバイアスがボールを持ってドライブすると堅かったラプターズのインサイドが間に合わないように。
どこまでが狙いかわかりませんが、苦しくなったらパスを回す良い部分と豪華なメンバーによりアタックしていくポイントの多さを感じます。ロケッツのダメだったところだし。
これで逆転したシクサーズ。ところが、そこからラウリーとレナードにボールを集めると2人でシュートを決めていき、再度逆転したラプターズ。うーん、オフェンス的には特に。
前半はお互いにFG34%という苦しい内容になり、ラプターズが4点リードで終わります。
ゲーム5から考えると、シクサーズのハーフコートはエンビードのハイポストパターンは殆ど出てこず、堅実性がないものではありましたが、代わりにボールが回るという良い面も。
1Qのシクサーズは良いシュートでも外れていたのでアンラッキーな部分もありました。そこがなければあと10点くらいはとれていた気もします。エンビードがガソルに止められていることを除けば、まぁそこそこ。
ラプターズの方は狙いどころだったピック&ロールからのシクサーズディフェンスのピックアップミスを誘うようなプレーはなく、自分たちのレナードのアイソに頼りすぎない形を思い出したうえで、レナードに頼りすぎです。
グリーンの意味がなかったのは、シクサーズがそこを空けずにレナードに対応したという事。バトラーなんかはギリギリまで粘って対応しているから悪くないのですが、止められた後でも「フェイクすれば何とかなる」と思っていそうなレナード。
まぁどうだろうね。全員でプレーしようとしているけど約束事が足りないシクサーズと、約束事がある割にはレナードに託しすぎているようなラプターズかな。あまりポジティブではない。
シュートが決まらないのは、ナゲッツとブレイザーズで起きた現象と同じです。これはもう仕方ないと思います。速攻さえさせなければシクサーズが上なのだから、「ターンオーバーが」というオールドタイプなイメージはあります。
◉全員で攻めろ
ちょっとガソルが積極的に打ちに行ったことで10点リードしたラプターズ。これを嫌がったこともあって、エンビードのマークをシアカムに変更。「シアカムに打たせろ」は継続中。
しかし、そこからレディック、トバイアス、エンビード、バトラーと全て違う選手のシュートで10連続得点のシクサーズが逆転します。バランスよく攻めたほうが攻略できる流れ。
そして苦しくなるとレナードばかりになるラプターズ。2回に1回はレナード。さすがにそれを許すようなシクサーズではないので、しっかりと止めてリードを奪っていきます。
ラプターズの久しぶりの得点はバトラー相手のイバカのポストアップ。うーん、それが決まるのにさ。ロースコアの展開で全体を使えないのは何縛りなんだ。
今度はここからラプターズの流れに。殆どがレナードに渡すのだけど、しっかりとスクリーンをかけていきます。しつこく2枚のスクリーンで引き離そうとします。そこにラウリーが混ざる。
3Qはラプターズ→シクサーズ→ラプターズとそれぞれが一方的な得点になって、ラプターズがリードを保つことに。
お互いにしっかりと守るので、そう簡単には突破を許してもらえず。メインウエポン以外で得点したチームが流れを掴んでいく印象でした。本当はもう少しシクサーズの方が、このパターンを作りやすい気がするのですが。
◉託せ!託せ!託せ!
レナードを休ませる4Q序盤。ガソルとシアカムが順番に空くエンビードディフェンスから、ガソルが3Pを決めます。シアカムはエアボール。
ラプターズの流れになりそうだったところでバトラーが連続で決めて引き戻すと、エンビードも3P。対して良さげな流れだったのに、レナードが戻ってきたらまたオフェンスが止まったりしてさ。
するとラプターズはラウリーとレナードに、ガソル、イバカ、シアカムを並べるビッグラインナップに。3人はパスするしかないオフェンス。でもスクリナーになって1人剥がせば、あとはレナードが何とかしてくれる。
お互いに「プレーオフだからエースに託す」みたいな戦い方になっていきます。
託す相手としてはレナードに集中してわかりやすいラプターズと、ちょっと分散しているシクサーズ。本当はビッグマンを1人にしてウイングを増やせばレナードはもっとやりやすい気がするけど、選手が足りないんだよね。
しかし、シモンズのポストアップから合わせに動いてきたレディックのミドル&ワンが飛び出て、シクサーズ側の良さになります。シクサーズっていうか、シモンズとレディックのコンビか。他にいないんだよね。
だけども、今度はボールを回しすぎて24秒オーバーにもなって。バランスが難しいシクサーズ。バトラーが自分で行こうとしても時間がかかりすぎて再び24秒。
同点の残り2分。レナードがシアカムとのハンドオフからのピックプレーから3P。本当によく決めるし、小さなハンドオフとかを混ぜればイージーだし、エンビードがとにかくついてこないし。ただし、ラインを踏んでいたので2Pに訂正。
シクサーズはバトラーの1on1みたいな空気からよくわからないボール回しをした挙句、ラウリーがスティールし、シアカムが速攻をレイアップでフィニッシュ。これ&ワンじゃないの。
残り1分14秒で4点ビハインドのシクサーズ。またバトラーは時間を使うと、レフリーが謎のファールコールでボーナススローに。よくわからなかった。バトラーはフリースロー1本外し3点差。
再びシアカムとのハンドオフでレナードが打つも決まらず。それをイバカがリバウンドで救ってやり直しのオフェンス。コートの中にはいってタイムアウトアピールのニック・ナース。
タイムアウト明けもやっぱりレナードとシアカムの交換だけど、スイッチさせられずに苦しいシュートは決まらず。
残り24秒のシクサーズ。バトラーにボールを持たせるも、すぐにレディックへ。打つチャンスももらえず、マークがラウリーになっていたインサイドのエンビードへ。これを守ってしまったラウリーでしたが、横から手を出したイバカがファールコール。フリースローを2本決めたエンビードで1点差。
残りは11秒でファールゲーム。レナードがフリースローラインに向かうも、1本ミス。
リバウンドをとったトバイアスが素早く切り替え、走ったバトラーが貰ってレイアップ。これはかなり謎のシーンで、ラウリーがオフェンスリバウンドに行ってしまったことで、速攻を止める人数が足りませんでした。ラウリーの無駄な積極性あるある。
残り4.2秒で同点。タイムアウトのラプターズは、それでも3ビッグを続けます。
ガソルがスローインで、レナードへ。コーナーへドリブルしていったレナードがエンビードとシモンズ越しに放ったハイアーチのシュートはリングの上を跳ね、ブザーが鳴り終わった後にリングを通過する劇的なブザービーターになったのでした。
◉敗因と敗因
壮絶な守りあいになったシリーズであり、最後までレナードvsシクサーズになり、そしてレナードに止めを刺されたシクサーズでした。
そしてキーになったのはFG37%、17.6点に抑え込まれながら、得失点差が+12もあるエンビードの奇妙なスタッツです。
ゲーム6なんて17点FG36%なのに+40とか意味わかんない。
この数字が物語るのはラプターズのエンビード対策が有効に機能した一方で、「エンビードを有効活用できたか」というシクサーズの命題にぶち当たります。ゲーム4とか非常に上手く使っていたよね。
このゲーム7でもエンビードは見事に止められました。そして有効活用は出来なかった。その有効活用の方法はバトラーによるピック&ロールとハンドオフだったのは、良いのか悪いのか。
一方でこの試合で観られたのはエンビードにディフェンスを寄せといて、素早くボールムーブして逆サイドのトバイアスがドライブする形。3人目のウイングが効果的に決めるし、そこがトバイアスという豪華さは活かされていました。
まぁそれがコビントンとサリッチだったら・・・。シューターのシャメットだったら・・・。となるのも事実です。
総じていうと、シクサーズはスターターの5人にスコット、エニス、あとモンローくらいが主力扱いされていました。この試合はその3人合計で27分しかプレーしていないけどね。
開幕時点で在籍していたのはシモンズ、エンビード、レディックの3人だけです。さすがにこれで勝たれたらナゲッツとブレイザーズの戦いは台無しです。成熟度が段違いだったよね。
この豪華メンバーが機能するかどうかは別にして、やっぱり熟成させる時間があまりにも不足していました。なんて言うか、負けは負けだけど、じゃあ明確に何をすべきかっていうのが難しい負け方です。
多分、このメンバーで1年間戦えば4勝2敗くらいで勝っていたと思います。でも、その時間がなかった上に、もともといたメンバーをベンチから登場すらさせず、機能しているかわからないシモンズとトバイアスに拘り過ぎた気もします。
ラプターズもまたギリギリの勝利でした。こちらも問題点は同じです。レナードへパスしすぎる問題は、主にガソルなので戦い方への迷いがあるのでした。やっぱりバランチューナスがいたときと違いすぎ。
アヌノビーの離脱という事件によってウイングがあまりにも不足してしまい、そして上手くいかないオフェンスと、エンビード、シモンズ、トバイアスが揃っているシクサーズの事情からビッグラインナップを使って凌いだ印象です。
どうせ上手くいかないならレナードに頼りつつ、高さの利を生かしてエンビードを止めやすくしよう
そんなニック・ナースの考え方だったのではないでしょうか。それは皮肉にも昨シーズンまでの謎のスモールラインナップによるオフェンスユニットでの失敗からきた反省なのかもしれません。レブロンにグダグダにされたやつ。
ラプターズもまたこの試合は7人しか起用しませんでした。『元気な方が勝つ』理論なら、どちらも元気じゃなかったから負けです。実際にネガティブな言葉が並んだので、どっちも負けみたいな試合でした。
勝ったのはFG16/39と打ちまくって、それなりに決めたレナードのみ。
ただし、このレナードの決めたシュートは恐ろしいことに、多くのシュートで近くにエンビードがいます。前半は単純にヘルプのシーンが多い中で上手く飛ばせてシュートを決めていきました。
そして後半になるとこのスイッチの甘さを狙って、スクリーンでマークをはがすと早めに打ち切る作戦で成功しています。エンビードが出てこないと踏んでいるわけです。
最後のシーンもシモンズが追いかけきれていないわけじゃないけど、エンビードが邪魔になって追いかけられなかったようなシーンになっています。
普通はエンビードのブロックがあるとシュートを落としてしまうのですが、全く関係なかったレナードの凄さと共に、ここでもディフェンス面の連携不足を狙っていたラプターズでした。
それを他の選手は狙えなかったわけで、エンビードがキーになったシリーズを、エンビードを気にしなかったレナードが制したってことです。
んっ、これってシリーズまとめになっちゃうな。このシリーズってあまりネタがないんだよね。難しいんだ。
とにもかくにもカンファレンスファイナルに進んだラプターズ。それは『ノルマ』を達成したのがラプターズの方だったということ。
『ノルマ』っていうのは、レナードとバトラー&トバイアスが残留するためのノルマって話です。シクサーズはこれで来シーズン再びシモンズ&エンビードで立て直すってなると意味不明だしな。
ちょっとメンバー的に苦しいラプターズが、リーグ3傑の1人のスーパースターっぷりで、4人のスターを並べるシクサーズに競り勝ちました。
あぁデローザン。という感想もまた。。。
KDを獲得すれば、ほとんどのチームの問題点が解決すると書いてあったけど、
レナードも同じ様な気がします。レナードの方が少し能力が下がりそうですが。KD同様疲労蓄積のケガが心配。
能力的には何ならレナードが上回る可能性もありますが、テンポ良くシュートを打ってくれない面があるので、チームシステム自体をいじらないといけないのがレナードなんですよね。
デュラントはどんなチームでも、大体はフィットしそうな怖さがあります。怖さっていうか、便利さ。
バトラーもカイリーも前チームをあんな出ていき方をしてこの結果で…
結局自分たちの価値を下げてしまったような
まあカイリーに比べたらバトラーはまだマシですかね
でも、バトラーはウルブズ時代と違って、割と楽しそうでしたね。シモンズとエンビードみたいなタイプが好きなのかな?
横からですが、エンビは色々ありますがバスケに対する情熱はある部分が好きなのかなと
エンビとシモンズが不良だとするのKATとウィギンズが不登校 みたいな
バトラーはむしろ価値を上げたんじゃないかな?
POでダメダメだったわけでは決してないし
最後、バトラーが迷わずレイアップに行く姿は感動しました。結果4.2秒残り劇的に負けましたが、あの瞬間に点を取りに行けるメンタルは素晴らしいと思います。
その分パッシングには向いてないわけですね。。。
シモンズ中心のトランディジョン重視のチームを改めて期待したい。負けたことでシクサーズが解体して、シモンズ、マッコネルが活きてほしいなぁと雑感。
いずれにしても継続性はカギなんですよね。焦りすぎた気もするし、このチームが続くなら悪くはなかったし。
あとはオフ次第かな。
各プレイ焦点の話をしませんか。レナードのエンビード越しのジャンパーを評価されてますね。しかし、近年類似プレイが増えてきたと思います。カリーのアダムスTT越し、クリス ポールのセンター越し、リラードのポール ジョージ越し、2014ジノビリもアイソレーションステップバックで相当数打ってました。ジノビリってテクニシャンでもなんでもなくシンプルに放ってるだけじゃんという一面を強く感じました。カーメロも平気でAD越すし、古くは、AIのシャック・ブライアント越しも。
管理人さんはスピード・プレイエリアミスマッチだから楽勝と言うかもしれないけど、タフの範疇に入りませんか。よく打つ気になるなと。どう捉えてますか。
プレーオフになってお互いのプレーを読む中で、3Pとゴール下というのは、「読みやすいプレー」であり「対策があるプレー」になります。それも能力がワンランク落ちるロールプレイヤーなら尚更。
それに対して、少し長めのフローターやミドルを決めれるタイプの選手は選択肢が多くて複数のプレーを組み合わせることが出来、対策しにくいです。
マカラムはまさにそんな感じでしたし、カリーのシュートもまた同じく。
レナードのケースはタフショットですが、シーズン中からショートレンジの正確性は図抜けており、その延長線上でした。おそらく50%も決まっていませんが、それでもディフェンスの戦いでは十分な確率かなと?
この対戦はちゃんと見てないんですが、スタッツだけ追っていくとエンビードとバトラーが目立って、シモンズが目立たない試合が複数ありました。前からバトラー&エンビードとシモンズ&ハリスっていう使い分けを指摘されてたと思いますけど、改めてシモンズって今後どう活かすべきなんでしょう?ディフェンスは悪くないと思いますが、プレイオフで株を下げてしまったようである意味、気になっています。やっぱり今後を考えるとブラウンにはイスラエルに行ってもらって戦術を見直した方がいいんでしょうか?
シモンズとブレッド・ブラウンはペアな所があるので、HC交代はちょっと寂しいんですよね。
シモンズはシュートが無いことが課題な訳ですが、その一方でドライブに行く際のハンドリングスキルや、フェイントパターンが乏しい問題もあります。
PG的に振る舞わせるならば、ここのスキルを上げないと使い勝手が悪いのは事実です。
それとスクリナー的な動きも減りましたし、スクリーンかけても意味のない味方も増えました。そんか問題点かと。
ミドルや半端な位置からのシュートの大切さですね。対策がなされてクロージングに入るからミドルが必要。デローザンとアービングの出番です。2人に限らずどんな思いで打ってるんでしょう。まずリングは見えない。間合いとブロックの高さを確認して無の境地に入るのかな。トレーナーと『相手が何㎝でこの間合いなら打てる。』こんなやり取りしてるんでしょうか。
僕らと違うのは身長と打点が異常なのでリングが近く感じることで成功のイメージが持ちやすいかも。でもフローターは体が流れるし、あの打ちながら当人が感じる頼りない感じがどうにも。レナードのショートの安定性はジャンパーメインと接触の強さで論理的で、入るよね、と感じます。
いつも楽しく拝見させて頂いてます!
このシリーズでラプターズは5戦の様なバランスアタックが出来ないと考えての戦術レナードにしていたのか、結果的にレナードに集まってしまった要素が強いのかどちらになりますか。
ラプターズ頑張って欲しいのですが、次のバックスを考えると1年間積み上げてきた物の差でやられてしまう気がしています。
バックスとの展望も含め教えて頂けると嬉しいです!
たしかにバランスアタックが難しいからレナード頼みってのは終盤のビッグラインナップでは傾向として強く出てました。アヌノビーの病気はともかく、ライト、マイルズの放出がいたかった事を示してました。
見所書く時間あるかなぁ。
レナードでしたね。最後の話じゃなくずっと。
まぁバックスにボコボコにされそうなのが容易に予想出来るんですが所詮机上の空論ですから期待はします。
ラウリーとマルクは相当頑張らないと厳しいですが。
正直いって今ならラプターズはなんならブレイザーズより弱いと思ってます。それくらいチームとしての強さを感じませんでした。
そうなんですよね。この対戦がレナードのスーパーっぷりを除けば、クリッパーズと比べてもねぇ。
TORのオフェンスは相変わらず空いてるのに打たないの?ってのが多かったですね。それでもレナードの活躍には興奮しました。イバカも今日はすごくよかった。
しかし次のMILは厳しそうです。単純にオフェンスで力負けしそう…アヌノビーが早く見たい!
PHIはチーム編成がまた変わるでしょうけどエンビード中心になりそうだなって感じがします。シモンズ不要論もちらほら見ますし見切りをつけられてしまうのかどうか。
エンビードだけならシモンズいても機能すると思いますけどね。ストレッチはしてくれるわけですし。昨シーズン序盤にもどってくれないかなぁ。
PHIはボバン・マリヤノヴィッチ無双できそうなゲームなのに、なぜ使わなかったんでしょうね?
シリーズ通してエンビートは、木偶のぼうのガソルの高さにビビった結論でしたね。
インサイドで押し込む細かい技術が足りないから、外に逃げてパスするだけでオフェンスの停滞を招きました。
体調不良もあり、データ上は結果残してるけど実は戦犯だと思ってます。
ここ4年で実質稼働したのが1年半程度しかないので価値のあるうちにトレードすべきと私は考えています。
価値あるならトレードありですが、じゃあシモンズ残してチーム構成どうするのか?
という点に答えがあるフロントならば、そもそも現状はなかったのではないかという。
バトラーはむしろ株上がってない?
試合見てないのかな?
勝たせるために来たのに、勝てなかったって事では。
活躍はしっかりとしたけど、戦術的万能性に欠けることも示してしまいましたし。
まさにその通りで
結果だけを見ると…ってとこですね
ファイナルまで導く事が出来たとかならともかくこのPHIのCSFどまりという結果を考えるとね
少なくとも自分は贔屓のチームに来てほしいかと言われるとちょっと…って感じですね
いつも楽しく読ませていただいてます。
管理人様は、ドウェイン・ケーシーの作った昨年のラプターズと、ニック・ナースの今年のラプターズとでは、率直にどちらのチームの方がお好きですか?
また、昨年と比較すると、素人目にはバンブリートの有効性が低下しているように見えるのですが、もし思い当たる原因などがございましたらご教授いただけると幸いです。