2019プレーオフ ウォーリアーズvsクリッパーズ

驚異の大逆転から勢いに乗るかと思いきや、ホームで連敗したクリッパーズ。ゲーム3についてはデュラントをただただ誉めましょう。ゲーム4についてはお互いの立場で捉え方が違うでしょう。

抑えられていたトンプソンがタッチを取り戻して勝利に導いた。

予定通りカリーを抑えたけど、トンプソンの予定外のシューティングに敗れた。

どちらもトンプソンがキーになるわけですが、ゲーム1、2ではデュラントを止めることに照準を合わせて成功したクリッパーズが、ゲーム4ではカリーに標的を変更し、そこは成功したということです。

まさかべバリーがドレイモンド対応になるとは予想だにしないものであり、実質的にはドレイモンドなんか無視してヘルプにべバリーでした。そこにはスモールラインナップでデュラントにジャマイカルという奇抜な一面もありました。

ただし、ウォーリアーズからしてもルーを完封したといっても過言ではありません。なんだかんだ言っても、オフェンスはそれなりに得点できるわけで、ディフェンスで抑え所に成功すれば勝利も堅いと。

この前提でゲーム5を観ていきましょう。なお、たんに「さようなら」を書き飽きたので、ちょっとゲームレポートも挟みたいだけです。

◉ 質vs量

試合開始からお互いにトランジションで勝負に行きます。特にクリッパーズは「これまで以上に」トランジションを求めているようで、全員の走り出しが非常に速い。「全員の」ってのが重要で、それはチームで用意してきたゲームプランってことです。

そのトランジションには困りながらも、いったんスローダウンさせれば素晴らしきディフェンスで、殆どのプレーを止めているウォーリアーズ。ところが、ディフェンスリバウンドをキープできません。これがまた驚くほどに。

ジャマイカルがアウトサイドから打っていくこともあって、ランニングリバウンドが多い中で2本を奪ったべバリー。チームで1Q5本のオフェンスリバウンドは、そこまで良くなかった内容を助けました。

そしてなんとクリッパーズは1Qだけで8人がアシストを記録します。「質vs量」の戦い。

対してウォーリアーズはデュラント、トンプソン、カリーの3人で1Q30点!!!「質vs量」の戦い。

気になったのはドレイモンド。オフェンス面では素晴らしいパスを通したのに、リバウンドの時に歩いていて参加しなかったりでリバウンド0。なおデュラントも0。この2人をゴール下から追い出した形が上手くいったと言えます。

しかし、オフェンスは快調そのもの。3P8/10というリラードもびっくりの確率で41点まで伸ばします。あっという間に積み重なる得点はプレーオフらしくない。

◉50点ゲーム

2Q3分が経過する時点でウォーリアーズは50点に達します。早すぎるだろ。ところが、その1分後にはクリッパーズが逆転します。

2Qになって感じたのはトランジションを増やそうとしたのはルー&ハレルを目立たせるためのゲームプランじゃないかという事。スターターじゃなくてさ。

ルーを完全に止めていたゲーム4。ならばマッチアップを組まれる前に攻めてしまおう作戦です。どこのウォーリアーズだよ。そして、正確にはルーよりもハレルの特殊性が目立ちます。ボーガットを置き去りにするハレルのフリーランニングへロブパスをだすルー。ちょっと違ったロブシティ。

もう1人止められていたガリナリは鬼じゃなくてデュラントとドレイモンドがいない間に、自分のリズムで攻めていきます。で、戻ってきたら困り始めたけど、トランジションなら関係ないし。

ウォーリアーズはハーフコートでも困りません。3つくらいパスを繋いでフリーのシュートに。なんだけど、これが決まらなくなります。まぁ1Qが決まりすぎ。

試合開始から15分で50点を奪っていたウォーリアーズでしたが、そこからの9分で13点しか取れませんでした。しかもデュラントが1人で9点も取ったのに(FG3/4)。ターンおーばも2つのみだったのに、なんだか不公平なくらい得点できなかったのでした。

その間にクリッパーズはルーが1人で10点を奪いリードを8点にして前半が終わります。これは一体何だったのか。ちょっと理解するのが難しい内容だったのですが、詳しくは後半を観てからまとめましょう。ていうか、前後半で分けることが出来ないスタッツがみたいので。

前半のウォーリアーズはルーニーが3つのオフェンスリバウンドを奪った以外は誰もとれませんでした。クリッパーズは7つ。ともにFG50%を超える高確率でハイスコアゲームになったのですが、ミスショットを拾うのはクリッパーズが上だったのが響いたといえます。

ただしウォーリアーズは3P10/16でした。ロングリバウンドはウォーリアーズの方が少なかったわけで、クリッパーズはロングリバウンドが多かったんだよね。ある意味、運みたいなものも含めてって感じです。

◉デジャブ

後半開始早々、脱げた靴を片手に持っているべバリーに対して、ドレイモンドがどうみてもチャージングなアタックをして、レフリーに猛クレームでテクニカル。さらにボール運びでもファールします。

ウォーリアーズはドレイモンド周辺でいくつか修正をしてきました。ひとつはべバリーに守られているのに、アウトサイドで構えるのを辞めさせること。試合開始直後に3Pを打っており、フリーにされるのを拒んだ雰囲気でしたが、その1本打っただけだったので、だったらインサイドなのかな。

もう1つはディフェンスをSGA担当にしたこと。これはシュート力に疑問のあるSGAを守らせて、リバウンドに参加させる作戦かと思ったのですが、実際にはボール運びからプレッシャーディフェンスをしています。単に他の選手とのかみ合わせかな。

オフェンスは変わらずデュラントが決めていくしファールももらう。押さえてはファールになり(本当にファールだよ)、押さえないとミドルが決まる。ちょっと手に負えなくなってきたクリッパーズ。でもマークをべバリーに変更はしません。不思議なんだカラミアン。

そこでタイムアウトからデュラントPGに切り替えたウォーリアーズ。これでトンプソンとカリーをウイングにした形からシュートが決まります。これをやらせたくないからべバリーだったと思うけど、今はガリナリなので楽勝のデュラント。楽勝過ぎたからSGAになったけど、やっぱりイージー。

そして見事に3Pを連発ヒットするカリー。予定した形で、予定通りにシュートが決まってしまうカリー。「シュート力が大切な時代」になってきたけど、それはシュートが決まるというよりも、こうやって「シュート力があればオフェンスパターンを増やしやすい」ってことだよね。

ところが今度はハーフコートで全く守れないウォーリアーズ。そこまでクリッパーズが良い感じじゃないのに、アタックしてくるポイントを絞れていない感じで、なんとなくやられてしまいます。

ファンも自分たちの流れだから盛り上がっているのだけど、何故か点差は変わりません。うーん、なんだろうね。不思議なんだよね。逆転していて良さそうな内容なのに。

それでも残り3分くらいから少しずつ止め始め、デュラントが&ワン、ボールを運んでいる時にジェロームが足を引っかかってしまいフリースローで3点差にした残り2分。3Q14点でベンチに下がるデュラント。

ここでルー&ハレルでピックを使うと、守っていたのがドレイモンドとルーニーで意思統一が出来ていません。「ショーしろ」というドレイモンドと、その位置でひっかかるなというルーニー。

ちなみに4Qでは、ルーにイグダラ、ハレルにドレイモンドというマッチアップで似たようなシーンが出てくると、ドレイモンドはショーに出ますが、簡単にハレルにパスを通され、インサイドで空いたハレルになっていました。

高確率のハレルということを考えればルーニーの選択が正解の気がします。加えてドレイモンドとルーニーが前に出てしまったら、誰もハレルをカバーできません。ルーニーがファールしてしまったので失点になりましたが、そんなに悪い守り方には見えなかった。

ルーがファールをもらい、ハレルがダンクを決め、ジャマイカルはドレイモンドからファールをもらい、追い上げていたウォーリアーズが残り2分で7点差をつけられ、クリッパーズの10点リードとなりました。

ということで、ゲーム2のデジャブ。ウォーリアーズの流れだったと思うんだ。違うのはデュラントの流れだったことくらいで、そしてしっかりと追い上げて、後は仕留めるだけ。

ところが、何故かまたもリードしていたのはクリッパーズ。終盤のルー&ハレルが成功したことを除けば、何かがそんなに目立ったわけでもない。

あぁでもさ。ひとつ良かったのはフリースローを落とさないことかな。プレーオフでミスしているチームをよく見るので、流れが良くないけどしっかりと最低限の得点を繋いでいる印象はありました。

そしてウォーリアーズは全体的には良かったけど、修正の意味が何だったのかはちょっと気になります。それが効力を発揮することはありませんでした。

◉再びの追い上げ

デュラントの4点プレーで始まった4Q。フローターを外したらボーガットが押し込んでくれた。さらにルーを狙ったトンプソンにダブルチームが来るとタッチパスの連続でボーガットのダンクに。ハレルからテイクチャージしたボーガットで盛り上がる会場。

ところが、ディフェンスで滑ったかコケたところからデュラントがおかしくなります。フリーの3Pも決まらないし、フローターも短い。そしてルーのハンドリングシェイクについていけません。

溜まらずスターターを戻していくスティーブ・カー。ならばとガリナリvsカリーにしたけど、これを見事なディフェンスで守り抜くカリー。これは素晴らしい。

さらにカリーがドライブ&ワンで残り6分で3点差にします。今度こそやってきたウォーリアーズの流れ。さらに再びガリナリを守り切るカリー。これは素晴らしいけど、ボールを下げたガリナリのプレーも悪い。

トンプソンはルーを守り切り、デュラントのミスショットはルーニーがオフェンスリバウンド。でもルーニーのダンクはハレルがブロック。

クリッパーズはルーが勝負に行きますが、マッチアップはイグダラ。見事なスティールをしたのに、レフリーはキックボールコール。やりなおしをまたもハレルが押し込みます。

でもすぐにトンプソンが3P。そしてまたも1人ローテディフェンスで3Pにチェックにいくイグダラでべバリーの3Pは外れ、デュラントが速攻ダンクで残り3分22秒でウォーリアーズが追いつきます。

◉お疲れデュラント

ルーが狙ったのはなんとデュラント。しかし、前述のとおりデュラントはちょっとおかしいのでハンドリングに足がついていけずファールさせられてしまいます。「させられてしまう」としか言いようがないプレー。

ウォーリアーズはトンプソンの3Pが外れるも、イグダラが救いあげてデュラントがドライブダンク。そのハンドリングはダブルドリブルにしか見えないし、騙されないのは無理。

ところがまたもルーにハマるデュラント。しかも4点プレー。非常に珍しく足が限界っぽいデュラント。それでもオフェンスではファールを引き出していき、ジャマイカルはベンチへ。

それでもデュラントに打たせると、外れたのをまたもイグダラ。パスを受けたトンプソンが飛び込むと、べバリーが立ちふさがってチャージング。そしてルーがミドルで残り1分半で7点リードに。

タイムアウトのウォーリアーズはドレイモンドのポストからイグダラのゴール下になりますが、これはハレルが守り抜く。ていうかイグダラvsハレルなのにゴール下?

イグダラはルーを守り抜きます。点差は変わらず残り1分になると、クリッパーズはルーを辞めてテンプルに。もう守り切る作戦。

3Pを打っては外したウォーリアーズは、ここで諦めてクリッパーズが2勝目を手にしたのでした。諦めるの早くね?

◉データ見ながら語ります

45点 FG14/26 3P5/12

文句のつけようがないデュラントですが、終盤は足がついていきませんでした。デュラントにしては珍しいことでしたが、それでも最後まで速攻にも参加していたし、責めることは出来ません。

それよりも7点差で終わった試合なのに面白い数字があります。

〇プレータイムと得失点差
デュラント 41分 +2点
ガリナリ 41分 +12点

つまりウォーリアーズはデュラントがプレーしていた41分間は2点のリードがあり、残りの7分間で△9点です。

ところがクリッパーズもガリナリの41分が+12点で、残りの7分間が△5点です。

お互いに試合の大半をコート内にいたのに、どちらもプラスになっています。そしていなくなると一方的にやられた感じ。

またガリナリは前半が1.5分しか休まず、後半は5分休んでいます。この采配は普通じゃないし、「リバース何やってんだ」と大いに叫びたくなるポイントです。

対してデュラントは前半は5分20秒休んでいるけど、後半は1.5分しか休んでいません。これはプレーオフあるあるだから理解できるけど、なんだけど、ディフェンスでは足がついていかなかった理由がここにあります。

これで勝ったのがクリッパーズなのだから、なんか普通じゃないし、ガリナリを長く起用した意味もわからないし。ちなみにガリナリは26点ながらFG9/22なので、前半にもう少し休ませていれば効率的に得点できた気もします。

カリー24点、トンプソン22点とスプラッシュもしっかりと結果を残しています。カリーは3P4/5だよ。理不尽。(なんか同じ「理不尽」というのが、面白くないのでカリーの代名詞を考えよう)

3人で91点を奪ったウォーリアーズ。しかも、3人合計でFG30/61、3P13/28なので、確率的にも言うことがありません。やっぱり質ではウォーリアーズでした。

それに対して5人が15点以上のクリッパーズ。「量」で圧倒してきました。それでもってルー&ハレルでFG23/33、57点です。ふざけているよね。なんだそれ。(ルー&ハレルは「ルー&ハレル」で良いと思う。語呂も良い)

ベンチメンバーで驚異的に得点したクリッパーズですが、ウォーリアーズもイグダラはディフェンスの良さを見せつけたし、ルーズボールも制していきました。そして得失点差でいえばFG2/8のルーニーが+15も稼いでいます。

ルーニーの何が良かったかといえば、オフェンスリバウンド6でした。1Qから始まったこの流れは試合の中で重要な意味を持っていた気がします。お互いにシュートが決まるのに、クリッパーズばかりがオフェンスリバウンドをゲットしている。

そんな中で6つのルーニーと3つのイグダラは気持ちの良いプレーぶりでした。そして後半にボールムーブ役ではなく、インサイド役になった割にはのドレイモンド。カーの求めたのはオフェンスリバウンドだったのか、ってのは気になるところです。

さて、本題。ウォーリアーズのオフェンスはリバウンドとルーズボールを除けばよかったし、イグダラが追い掛け回したルーズボールで終盤にチャンスを作っていました。やっぱり大切だよね。

ただ128点も取りながらペイント内は38点どまり。つまり優秀なシューティング能力で得点したけど、インサイドのイージーシュートを増やせなかったのが響いた形です。

クリッパーズのディフェンスが成功していたのは、それくらいの話。遂にデュラントも、カリーも、トンプソンも、誰も止めることが出来なくなってしまい、何とかインサイドを固めたって感じになってしまいました。結果論だよ。

その意味で、ゲーム4ではルーを抑え込むディフェンスを構築し、ゲーム5ではオフェンスも解決している雰囲気なので、シリーズ序盤に苦しんだ要素は修正してきています。

ディフェンスの狙いが通用しなくなってきているクリッパーズですが、その代わりにガリナリを長く使ったようにオフェンス面での修正が目立った気がします。

試合序盤に目立ったトランジションは次第に減っていき、だけどハーフコートオフェンスでも得点できていました。

この試合ではピックを使ってのマッチアップ変更を繰り返していたクリッパーズ。ちょっとずつでも変更することで優位点を見出そうとしていました。そして、インサイドには選手がいないので、実質的にはアイソレーションに近い形でアタックすることを狙っています。

ただ、マッチアップ変更とアイソレーションはオフェンスのきっかけ的な使い方でもありました。そこでディフェンスを動かしておくことで、その次のヘルプに選手が配置されにくくなるような形。

それがこのシリーズ最多のペイント内54点に繋がった気がします。同時に「何故かクリッパーズがリードしていた」という状況は、完全に抜いていったわけでもないし、鮮やかな連携、3Pで決めまくったわけでもないけど、ヘルプがズレているから得点しやすかったからかもしれません。

ドレイモンドはディフェンス時のマッチアップで10本の3Pを打たれました。打たれなかった部分でもマッチアップによって特徴的な内容がありました。

〇マッチアップ数とチームの得点
ジャマイカル 12回 22点
シャメット 6回 12点

これは「ドレイモンドがやられた」という数字ではなく、チームメイトがやられた数字になるのですが、アウトサイドから打っていく専門みたいな選手の時に、チームとしてはやられてしまっています。

1Qにクリッパーズのオフェンスリバウンドが多かった理由も含めて、上手くドレイモンドをアウトサイドに誘導したともいえます。そもそもディフェンスリバウンドがあまり強くないドレイモンドなので、インサイドを空けさせてしまえばイージーシュートが増えたうえでリバウンドも取れるという計算でしょう。

なお、現代的には極めて普通の話なんだけどね。

そういえばゲーム1の驚きはカリーの15リバウンドだったので、シリーズ初めからガード陣のカバーが必要な構図はクリッパーズの狙いだったのか。ここの部分にハマってしまった試合だったかもしれません。

総じていえばプレビューの内容にとても近いゲーム5となりました。唯一の違いはガリナリの頑張り。デュラントとドレイモンド相手だと困り果てていたガリナリが、41分もプレーした上に、この2人から21点を奪っています。

非常に面白い試合でしたが、戦略的なやり取りは、多くの手段を講じながらも、明確に有効な手段はなく、お互いに理解が進んで対策出来ている気がします。

そんな中では量のクリッパーズが、少しだけ多くのパターンを持っていたといえるかも。スイッチを促していったのは狙いがあるけど、だからといって「こいつを狙え」という空気もなかったし、狙う相手の論理性も評価しにくいものでした。

ただただ多くの手段で困らせ続けたってのも、手の中にある重要な武器であることに違いはありません。

2019プレーオフ ウォーリアーズvsクリッパーズ” への11件のフィードバック

  1. ビバリー、ルー、ハレル+1巡目指名権獲得=クリスポール放出

    これは素晴らしいトレードだったんですね

    1. あれはハレルを欲しかったのだと思いますが、FA権利を持つ選手に対してロケッツはサービスし過ぎです。

  2. ウェストブルックが理不尽、リラードがunreal、カリーは…ridiculous とかどうです?(全部ほぼ一緒)

  3. いつだかの試合で実況がHe is not human.と言ってたのを思い出します。not humanでいきましょう(言いにくい

  4. クリッパーズが3Qに追いつかせなかったのはウォーリアーズが(さあ行くぞ)とラッシュしてくる時に必ず試合の流れを切ったからだと思ってます。ルーのフリースローや確率の高いハレルとのP&Rで試合を切ることで、流れを作らせないことを徹底していたように思います。逆にウォーリアーズからすれば自分達がラッシュしたい時間帯に試合が止まることのフラストレーションも溜まっていたように思います(特にドレイモンド)
    やや穿ちすぎた見方かも知れませんが、流れを渡さずコントロールするところにクリッパーズの強さが見えたような気がしました。

    1. その通りなんですけど、狙ってやっているようには見えないベンチワークなんですよね。
      ルーを止められたゲーム4からの修正は見事でした。

  5. この負けはカリーのエナジー不足かと思いますね。
    戦術的な理由にせよ潜在的な理由にせよ。カーも試合後競争力を高める必要があると言ってましたし。
    シャメットがフェイスガードしてるといってもビバリーがKDにやるようなベッタリではないのにオフェンスではあまりカリーを走らすセットが無かったしカリー自身も引き離す動きに乏しかった。
    ディフェンスでも1Qからビバリーに簡単に抜かれるのでクリッパーズもオフェンスが止まらない。
    意図的でも潜在的な理由でもカリーはエナジー不足でした。

    優勝までの逆算で戦う王者とその試合に全力なチャレンジャーの差ではありますね。

    それでも勝つなら1番イージーなのはホームのここだったと思うのでカーの手綱さばきに疑問を感じますね。

    1. そしてシリーズが進めば量のメリットが出てきますね。とはいえ、ウォーリアーズのスターの量も特別ですからハイスコアが続くのでしょう。

      1. 量の問題その通りですね。
        エナジーは取り組み方の問題で直ぐに解決しうる。でもSGA、シャメットが大きく成長しグリーンも使えるクリッパーズとスターター依存の度合いの高いウォーリアーズの量の差は直ぐには埋められませんね。
        はやくPOモードに切り替える必要がありますね。
        KDに関してはクールに淡々としていても長さでなんとでもなっていますがカリーの身体能力ではなんともならないですから。

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